『70才、初めて産みます〜セブンティウイザン。〜』2話のネタバレあらすじ|みんな最初は赤ちゃんだった

今回は、2020年4月12日放送『70才、初めて産みます〜セブンティウイザン。〜』(2)タバコやめますか?それともパパやめますか? のネタバレあらすじと感想をまとめました。

ふたりで頑張って赤ちゃんを育てようと決心した朝一(小日向文世)と夕子(竹下景子)。

 

しかし、今年70歳になる夕子の妊娠は行く先々で驚かれます。

 

でも次第に味方も増えてきて、朝一の心にもだんだん変化が…。

 

そんな中、朝一はどうしてもタバコがやめられなくて!?

 

それでは、さっそく2話のネタバレあらすじを紹介したいと思います。

その他のあらすじ

『70才、初めて産みます〜セブンティウイザン。』(2)タバコやめますか?それともパパやめますか? のネタバレあらすじ

妊娠17週6日

朝一(小日向文世)が悪夢を見て飛び起きると、隣に寝ていたはずの夕子(竹下景子)がいなかった。

朝一が台所に行くと、夕子は『お腹がすいちゃって…』と冷蔵庫を漁り、ちくわをモリモリ食べ始めた。

夕子は無事、安定期に入っていた

翌朝、朝一がいつものように近くのコンビニにタバコを吸いにいくと、タケシ(矢本悠馬)がやってきた。

タケシは、家で吸うと子どもが食べてしまうかもしれないので我慢だという。

それを聞き、朝一は偉いな〜と思うのだった。

家に帰ると、朝一は出産までに子どものものを揃えなきゃと考えた。

しかし一体どれぐらい買えばいいのか?全部揃えていたら、お金なんてあっという間になくなってしまう。

そこで朝一は、子ども1人が成人するまでにかかる費用をネットで調べ始めた。

すると幼稚園から大学まですべて私立に入ると、2500万もかかることがわかった。

 

朝一が夕子に『子どもの教育費ってかかるんだな…』と呟くと、夕子は『そうよ。だから節約しないと』と言った。

そして、物置にしてあった部屋の雑誌を指さすと、この部屋は子ども部屋にするので処分してほしいと言った。

朝一がそれに文句をつけていると、夕子が『これ、オードリーのじゃない?』と声をあげた。

見ると、ダンボールの中に、亡くなった愛犬・オードリーのものがたくさん入っていた。

朝一と夕子は、オードリーが好きだった赤いフリースを手に取ると『これ、好きだったよな。ボロボロだよ』『オードリーに、赤ちゃんができたって教えてあげたかったわ』と言い合った。

その夜、夕ご飯を食べながら、夕子は『母子手帳どうしようか?』と朝一に聞いた。

夕子は、この年で子どもができたと届け出るのは、ちょっと敷居が高いという。

でも、夕子にとって『お母さんの証明』である母子手帳をもらうことは憧れだった

 

翌日、朝一はホームセンターに行った。

朝一が商品を選んでいると、キャンキャン犬の鳴き声がして、朝一は引き寄せられるようにペットコーナーに向かった。

そこには、かわいい子犬がたくさんいて、朝一は思わず目尻を下げた。

そして、オードリーのことを思い出した

あれは20年前。

 

オードリーもそう、こんなところで売られていた。

 

オードリーは最初から夕子に懐き、そんなオードリーに夕子は夢中になった。

 

夕子は家に帰ってからも、オードリーのことが気になり、お店に通う日々。

 

するとだんだんオードリーの値段が下がってきて、夕子はこのまま売れないと大変なことになると不安になった。

 

そんなある日、夕子がいつものようにお店に行くと、オードリーがいないオードリーは誰かに飼われてしまったのだ

 

夕子がとぼとぼ家に帰ると、オードリーが家にいた。

 

なんとオードリーを飼ったのは、朝一だったのだ

 

あの頃、朝一は、オードリーを見送ったらもう思い残すことはないと思っていた。

でも今は違う。すべてが変わったのだ。

朝一はそう実感すると、帰宅してすぐ『明日母子手帳をもらいにいこう』と夕子に言うのだった。

 

妊娠18週1日

朝一と夕子は、市役所の子育て支援課に行った。

すると高齢な2人を見て、最初に対応した職員は動揺。彼に代わり、ベテランの黄桜豊子(伊藤歩)が現れた。

黄桜は母子手帳を渡す前に、2人にいくつか質問をした。

黄桜は、朝一がタバコを吸っていると知ると、赤ちゃんのために早くやめたほうがいいと言った。

そして黄桜はなぜか、夕子の体調だけでなく朝一の体調も尋ねてきた。

朝一は血圧も高いし、コレステロールも高い。その上、2人には頼れる親戚も友人もいなかった

それを聞き、黄桜は『出産の前も?』と驚いた顔で言った。

するとそれまで怒りを抑えていた朝一は『あなた何なんですか?僕たちが高齢者だから問題があるっていうんですか?』とブチ切れた。

しかしこれは『ゆりかご相談』というもので、妊娠した人全員に聞いているのだという。

黄桜は夕子に、母子健康手帳と妊婦検診の助成チケットを渡すと、『前に高齢者も担当していたので、その癖が出たのかもしれません』と朝一に謝った。

その上で、『しかし、ご主人が健康でなければ奥さんの出産、子育てを支えられません。今度、ママパパ教室をするので、ご主人も参加されてみてはどうですか?』と言うのだった。

 

その帰り道、夕子は黄桜のことを『いい人。味方がいたような気分』というが、朝一は『そうか?』と不満顔。

『ママパパ教室なんて行かなくても、パパになるんだし』と朝一はブツブツ文句を言った。

すると後ろから、黄桜が笑顔で走ってきた。

黄桜が『これを渡すのを忘れてました』と夕子にマタニティマークを渡すと、夕子は『これこれ』と大喜びするのだった。

 

その夜、朝一はなかなか眠れなかった。

最近、朝一は頻繁に胸の痛みを感じるようになっていた

 

妊娠18週2日

夕子は妊婦検診に出かける前に、マタニティマークをつけていくか悩んでいた

朝一は『やめたほうがいいんじゃない?なんて思われるかわからないし。オレがいるから大丈夫だよ』と夕子に言った。

すると夕子は安心して、病院へ向かった。

 

産婦人科につくと、待合室には若い夫婦がたくさんいた。

朝一は『先にコーヒーを飲んできていい?』と夕子に断ると、外にタバコを吸いにいった

すると不機嫌そうな顔をした掃除のおじさんがやってきた。

朝一はその顔を見て驚いた。なんと彼は、朝一の元上司・鰯田だったのだ。

朝一が『鰯田部長!』と声をかけると、鰯田もびっくり。

2人は少し離れた場所に腰かけると、ひさしぶりの再会に花を咲かせた。

鰯田に『どっか具合が悪いの?』と心配され、朝一は『僕じゃなくて妻が…』と答えた。

すると鰯田は『それはいけねぇな〜』と言った後、『なんでこんな仕事してんだって思ったろ?』と朝一に言った。

鰯田は退職後、再就職しようと思ったが、ブルーカラーの仕事しかなく、それでもいいやと掃除の仕事を始めたという。

しかし始めてみたらこれが案外いい。

鰯田は『肉体労働だから飯がうまい』と言うと清々しい顔で笑った。

それを聞き、朝一も『実は、妻が妊娠しまして』と本当のことを言った。

すると鰯田は『奥さん、たしか君と年、大して変わらなかったよな』と驚いた。

しかしすぐに『いいな!』と言うと『いや〜これから子育てかよ。羨ましいよ、青春だ!』と笑った。

鰯田は『ちょうどいい機会だタバコをやめるんだな』と朝一に忠告すると、

『さっき見たろ?寝間着姿でタバコ吸ってた人。あの人、ガンの手術してるんだ。おまえはあんなふうになるなよ』と言った。

朝一はその話を神妙に受け止めると、産婦人科に慌てて駆け戻った。

 

 

朝一が診察室に飛び込むと、ちょうど夕子が鬼子母院長(中村梅雀)に診てもらっているところだった。

朝一は、夕子がもう胎動も感じていると知り、『なんで教えてくれないの?俺にも教えてよ』と言った。

それから2人は赤ちゃんの心臓の音を聞き、4Dエコーで赤ちゃんの姿を見た。

赤ちゃんはもう顔立ちもはっきりして、指も1本1本わかるくらい大きくなっていた。

それを見て、朝一は『なんて可愛いんだ』と感動するのだった。

 

その夜、朝一は夕子のお腹に耳をつけてみたが、赤ちゃんは動いてくれなかった

朝一は『おーいおーい、ちょっとだけ起きてよ〜』と呼びかけると、急に洗面所に行き水を飲んだ。

朝一は胸を押さえ、荒い息をしていたが、少しすると治まった。

夕子には『しゃっくりが出た』とごまかす朝一だったが、心臓病ではないかと不安になるのだった。

 

妊娠19週4日

朝一と夕子は、ママパパ教室に行った

席に座ろうとすると、周りの視線が痛い。

しかし朝一は『この人たち全員初産なんだな』などと話せるくらい余裕が出てきていた。

すると黄桜たち子育て支援課の職員が入ってきて、夕子は笑顔で黄桜に手をふった。

まずはグループに分かれ、自己紹介から。

夕子が『出産するときは70才になる』と笑顔で挨拶すると、参加者たちは戸惑った。

すると黄桜がすぐに『江月さんは超高齢出産だけど、皆さんと同じ妊娠初心者ですからね』とフォロー。

夕子が『不安なことばかりで』というと、『私も怖くてしかたない』と玉川今日子(臼田あさ美)が言った。

今日子はもう8ヶ月。もっと早くママパパ教室に来たかったが、旦那の亘が来たがらなくて今に至るという。

『うちもそうなのよ。恥ずかしがって』と夕子が言うと、みんなは年齢関係なく笑い合うのだった。

 

ママパパ教室はパパのおむつ替え体験→妊婦体験→沐浴実習と続いた

朝一は『これは子育ての自覚を男に叩き込む矯正プログラムですね』と隣にいた玉川亘に話しかけた。

朝一は妊婦体験で、下にあるペンを拾おうとして拾えなかったり、仰向けに寝ようとしてひっくり返ってしまったり。7キロはあるという重みを存分に感じた。

沐浴実習は、中腰が辛い。

あげくに朝一は、赤ちゃん(人形)をバス桶に入れようとして、お湯の中に落っことしてしまった。

夕子も手伝ってくれ、2人で赤ちゃんを洗ってあげると、その手の小ささに感動する朝一。

朝一は、この小さな手を守ることができるのだろうか?と思うのだった。

 

ママパパ教室が終わると、朝一は夕子のバッグにマタニティマークをつけた

そして、子どものためにもちゃんと病院で診てもらおうと決意した

 

妊娠19週5日

朝一は1人で病院に行った。

朝一は今朝も胸が苦しく、目眩も感じていた

朝一は検査を受けながらひたすら考えた。

怖いな、心臓かな肺かな癌かな…。

 

このまま入院したらどうしよう。

 

もし高額医療費がかかるようなら、治療せずに死んだほうがいいのかな。

 

いやダメだ!子どもの顔を見なくちゃ

 

それから先も、もっともっと。

 

小学校中学校…

 

どうか神さま助けて!!!!!!!

 

すると検査の結果は、『逆流性食道炎』だった。

胃酸が上がってきて胸が苦しかったのだ。

朝一は医師から、長年の喫煙も要因の1つだから禁煙するよう言われ、外に出た。

放心状態で待合室に座っている朝一に、掃除中の鰯田が声をかけた。

鰯田は朝一がなんでもなかったことを聞くと、『ここに君を連れてきたかったんだ』と新生児室に連れて行った

そこには産まれたばかりの赤ちゃんがたくさんいて、みな笑顔で赤ちゃんを抱っこしたり、話しかけたりしていた。

鰯田は『ここにあるのは未来だよな。俺たちみたいに先がねぇんじゃなくてさ』と言うと

『君は違うか。君は違うよな。

長生きしてくれよ』と言い直した。

 

朝一は家に帰ると、大事にしていた雑誌を片付け始めた。

使っていたライターも、残ったタバコも全部捨てた

夕子はそれを見て、『急にやめて大丈夫?最後の1本吸ったら?』と驚いて言った。

しかし朝一はすっきりとした顔でいう。

いや、やめとく。その1本分、長く生きなきゃ

 

すると夕子は、赤ちゃんが動いたから急いで家に戻ってきたのだという。

朝一が慌てて夕子のお腹に手をあてると、赤ちゃんはもにょもにょと動いた。

朝一は大喜びすると『ほらオードリー、わかる?ここに子どもがいるんだよ』と写真の中のオードリーに向かって話しかけた。

 

その後、朝一はコンビニでアイスを3個買った。

外に出ると喫煙コーナーにタケシがいて、タバコを朝一にすすめてきた。

朝一が『やめたんだ』と笑うと、タケシは『ういッシュ』とタバコを引っ込めた。

帰り道、朝一は散歩中の園児たちとすれ違った

前は複雑な面持ちで見ていた、その光景。

でも、今の朝一は笑って子どもたちに手を振れる。

バイバイ〜』朝一はにこやかに手をふると、『まぁいっか』とソフトクリームを食べながら家に帰った。

〜3話につづく〜

 

みんな最初は赤ちゃんだった。

みんな最初はひとりじゃ生きていけない存在だった。

みんな泣いてこの世に生まれてきたんだ。

『70才、初めて産みます〜セブンティウイザン。〜』2話の感想

 

エンディングにかかる『いのちのうた』。

子どもたちの合唱で、赤ちゃんたちの写真がスライド形式で流れるのですが、時代はさまざま。

白黒写真もあればカラー写真もある。デジカメの写真もあれば、スマホ写真もある(たぶん)。

なんかそれだけで涙腺崩壊するのでございます。

ドラマ見終わったあとに、流れた涙が妙に温かくてびっくりしました。

今回は素直に朝一さんの気持ちに共感することができました。

それはオードリーのおかげかな

朝一と夕子が子どものように可愛がっていたオードリー。

うちも犬を飼っているので、ペットショップで出会ったときのことを思い出しました。

 

そして黄桜さんとの出会い。

最初は根掘り葉掘り聞いてきて嫌な人かと思ったけど、そうじゃなくてよかった〜。

ゆりかご相談っていうのがあるんですね。

ママパパ教室でも、最初は何この人たちって目で見る人もいたけど、黄桜さんのフォローもあり、年齢関係なく同じ初めてパパママになる者として笑い合えるようになってよかったです!

 

それから

朝一、重篤な病気じゃなくてよかったですね!(逆流性食道炎もめっちゃ辛そうですが…)

毎日胸が苦しくて、不安で、もし重い病だったらどうしよう。でもまだ俺は生きていたい。子どもの顔を見たい。その後もずっとずっと見ていたい!と神さまに祈る朝一のきもちが、すんごく伝わってきました。

そこでさらに、鰯田部長が新生児室に連れて行ってくれる

たくさんの赤ちゃん。生命の輝き。

子育ては苦手だけど、それは私にもよくわかる。入院してたとき、新生児の赤ちゃんを見にいくのが、唯一の楽しみでした。

この子たちには未来しかない。朝一くんもだ。長生きしてくれよ。

と部長が言うところは、ジーンとしてしまいました。ぶ、部長〜!(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

 

そこからの朝一の禁煙宣言!なんてスムーズな説得力ある流れ!

おまけに胎動も感じちゃうし。今まで複雑な目で見てた園児たちにも、笑顔でバイバイと言えるし。その変化に、感動してしまいました

禁煙ってそんな簡単なものじゃないと思うけど、頑張ってほしい(>.<)

 

3話は、

夕子がまだ妊娠する前に、昔の初恋相手(宇崎竜童)と再会していたことを知り、朝一大ショックの巻のようです。

そんな、これから前向きに頑張ろうってときに、そんな話やめてくれよ〜((((;゚Д゚))))

次回も、いろいろあってもハッピーエンドだといいなと思います。

 

ではでは、ここまで読んでくださりありがとうございました。

またの~。

 

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