『にじいろカルテ』4話ネタバレと感想│朔の悲しい過去と、太陽の秘密。サングラスの奥に秘めた思いとは!?

にこ

今回は、2021年2月11日放送『にじいろカルテ』4話のネタバレあらすじと感想をまとめました。
 隣村のキャンプ場で土砂崩れが発生!
 真空 (高畑充希) たちは急いで現場に向かうが、患者さんの”ある言葉”を聞き、朔 (井浦新) は取り乱してしまう…!
 4話では、朔と亡き妻・沙織 (佐々木希) の悲しい過去が明らかに。
 そして悲しいかな、みんなに知られたくなかった太陽(北村匠海)の秘密も明らかになってしまいますよ~^m^

それではさっそく、4話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ
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『にじいろカルテ』4話のネタバレあらすじ

昔、朔 (井浦新) は畑仕事にまったく興味がなかった。

畑を耕し、水をやり、収穫するのは妻・沙織 (佐々木希) だけ。

朔はそこにある椅子に座って、ブツブツ言っているだけだった。

 

それが沙織に採れたてのナスでピザを作ってもらい、その美味しさに感動!

 

でもあんなに頑張っても収穫できるのはわずかで、次の収穫は来年なんて…!

じゃあ、今度はもーっと畑を広げよう、二毛作にしようと朔は夢みたいなことを言って、沙織に笑われた。

 

沙織の死

そんなある日、ショッピングモールで爆破事件が起きた。

現場に向かった朔は、怪我人1人1人に声をかけて回り、治療の優先順位を決めるトリアージを行った。

 

するとそこには、妻・沙織の姿が⋯⋯!

たまたま朔の誕生日プレゼントを買いに来て、事件に巻き込まれてしまったのだ。

沙織は爆破の衝撃で飛ばされ、転んだ時に背中を打ち、左足も痛めていた。

でも近くで苦しんでいる男性の声がして、

『大丈夫です。あの人たちを⋯』

沙織は自分よりほかの人を診てほしいと目で訴えた。

 

『ちょっと待っててください』

朔は沙織に「黄色 (処置・手術などが必要であるが、時間の猶予が許される傷病者) 」のタグをつけると、近くにいた救急隊員に後のことを頼んだ。

 

『かっこいい。惚れ直した』

『だろ?』

 

── しかしそれが沙織と話した最後になった。

朔が重傷を負った犯人の処置を行っている間に、沙織の具合は急変し、亡くなってしまったのだ。

 

いつもと様子の違う朔と太陽

── 朝7時。

真空 (高畑充希)は目覚ましの音で起床し、ぼんやりとした頭で体温と血圧を測る。

天井裏の小窓から外を覗くと、朔が畑仕事もせず、うなだれて座っているのが見えた。

 

一方、太陽 (北村匠海) は朝から歩き方がおかしい。

そっと姿見で自分のお尻を確認した太陽は、診療所にある軟膏を無断でいただこうとして、

『犯罪、犯罪。法律違反だよ。お前、看護士だろ』

と泣きそうになりながら棚に薬を戻す。

 

その姿を真空に見られ、床に尻もちをついた太陽は悶絶!

『なにしてるの?』

『⋯い、いや別に。⋯っっ!』

 

でもそれより、真空が気になるのは朔のことだった

いつもと様子の違う朔を見て、真空と太陽はそぉっと近づいた。

Ⓒ日本テレビ『にじいろカルテ』テレビジョンより

すると朔はおもむろに立ち上がり、ナスの入ったザルを天高くつき上げ、

『採ったど~~!!!』

と真空と太陽に向かって雄たけびをあげる。

 

2人が何も言わずに去っていくと、

『おい、待てこら!手伝えよ、おい!』

朔は呼びかけ、天を仰いだ。

 

その憂いに満ちた表情を見て、真空はなんだか気になるのだった⋯。

 

人はいつ会えなくなるかわからないから⋯

今日の朝ごはんは、朔の畑で採れたナスで作ったピザトースト。

『おいしそう~』

『おいしそうじゃなくて、おいしいんだ』

『はいはい』

 

な~んて、軽い感じで始まった朔と真空のやり取りは、だんだんヒートアップして言い合いに!

お尻に大問題を抱えた太陽は、2人の間に挟まれ、押されどつかれ、大悶絶!

それでも朔は真空に「気持ちはめんどくさがらずにちゃんと伝えることが大事なんだよ!」と訴えつづけた。

 

その時、チーン!

ピザトーストが焼きあがり、2人はオーブントースターの中を仲良く覗き、『おいしそ~』と口をそろえる。

 

朔の話は食卓についてからも続いた。

『人はいつ会えなくなってしまうかわからないからな。

だって何が起きるかわからないだろ?

突然、太陽がワニに食べられて死んでしまうかもしれないし、

いきなり毒虫に刺されるかもしれない』

 

ピザトーストを食べながら、朔と真空は大笑い。

『ははっ、ははははっ⋯』

太陽が無理して笑おうとしたとき、

『ごめんね、朝早くから~。アハハハハ!』

笑いながら氷月 (西田尚美) 霧ヶ谷 (光石研) 夫妻が入ってきた。

 

虫刺されが結ぶ愛

実はこの前、青年団で清掃活動をしたとき、太陽以外は全員ブヨに刺されてしまったのだ。

 

霧ヶ谷は背中に発疹が出てしまい、届かないので氷月に塗ってもらったとご満悦。

薬がなくなったので、おかわりをもらいにきたというのだが、のろけ話ばかりで要領を得ない話の連続に、太陽はイライラしてしまう。

 

すると今度は太陽のお尻を押しのけるようにして、日向 (中野翠咲) &嵐 (水野美紀) 親子が入ってきた。

嵐も背中がかゆくてたまらなくて、日向に薬を塗ってもらい、感動したという。

 

『だから薬がなくなったんで、おかわり大盛りで!』

嵐が笑って言うと、

『おかわりってなんだよ!もっと薬を大切にしなさいよ!なくなったらどうするのよ』

いきなり太陽がキレて、みんなはびっくり。

 

青年団の活動に参加したときから、太陽はお尻が痛かったのだ。

そのため、嵐がくれた写真には変なポーズで太陽が写っていた。

 

初々しい夫婦

── でもそういえば、青年団にはもう1人誰かいたような⋯⋯?

 

みんなが首を傾げていると、

『⋯それ、うちの”旦那”、です 』

いつの間に来ていたのか、カーテンの陰から照れくさそうに雪乃 (安達祐実) が出てきた。

 

たしかに言われてみれば、

『にじっこにっこり虹ノ村~♪』

と集合写真を撮ってくれたのは、雪乃の夫・晴信 (眞島秀俊) だった。

 

晴信もブヨに背中を刺されて、雪乃に薬を塗りぬりしてもらったことで、夫婦円満になった様子。

『そのヌリヌリっていうの、やめてもらえますか?』

太陽がいちゃもんをつけても、お構いなしに話は続く。

 

だってこの前、雪乃は記憶をなくし、晴信が本当に夫かどうか、半信半疑になっていたのだから⋯⋯。

 

すると『別に、ヌリヌリのおかげじゃないんだけど~』と、雪乃は顔をほころばせ、嬉しそうに報告する。

 

『一緒にいてあの人、すごく優しいし、

あたし愛されてるんだなぁって思うし、

ここまで愛されてるから好みじゃないけど結婚したんだなぁと思って』

 

それを聞き、『いつまでも初々しい夫婦でいられるって素敵だよ』と朔は拍手した。

 

『それでひとつ、真空先生に頼みがあるんだけど⋯』

そう言うと、雪乃は”晴信が定期的に雪乃にしている記憶チェック”を、真空にしてほしいと頼んだ。

 

晴信にその役をやらせるのは酷な気がするし、

真空は友達だけど、雪乃の”主治医”でもあるのだから。

 

『⋯主治医?私が?やだ、どうしよ~!』

初めて主治医と呼ばれた真空は、感激して雪乃たちに抱きついた。

 

土砂崩れ発生!

そんな中、隣村のキャンプ場で土砂崩れが発生!

朔たちにトリアージをしてほしいと要請が入った。

 

『わかった、行こう』

すぐに現場に向かおうとする朔を見て、

『大丈夫? 朔ちゃん』

霧ヶ谷が心配そうに声をかける。

 

『大丈夫』

朔はにっこり笑ってうなずくと、真空と太陽と共に現場に急いだ。

 

命の順番

トリアージとは、大きな災害や事故が起こったとき、治療の優先順位を決めること。

それは大変なことだ。

”命に順番をつける”のだから⋯。

でも決めなければならない。

とてもキツい仕事だ。

 

初めて朔がこの村にやってきて診療所にきたとき、窓の外に荒れ放題の畑があるのを見て、

『畑だ~!』

と朔は叫び、泣きながら膝をついた。

『広いなぁ!あぁ~~⋯⋯』

 

その時、診療所を案内した霧ヶ谷は、朔になにがあったのか知らなかった。

でも今は知っている。

その秘密は、男と男の約束だから、朔が自分の口から言うまでは誰にも言えない。

 

大丈夫という言葉

キャンプ場には多数の負傷者がいた。

『いいか、”大丈夫”という言葉に惑わされるな。先入観で人を見るな』

現場に入る前に、朔は真空にそう告げた。

そして太陽には、不安だからそばにいてほしいと。

気づいたらなんでもいいから言ってくれと頼んだ。

 

次々に怪我人を見ていく朔。

でも脳裏に浮かぶのは、あの日の光景。

 

沙織の手首に「黒 (死亡、助けられない) 」のタグがついているのを見た朔は、ほかの医師が止めるのも聞かず、心臓マッサージをしようとした。

『なに諦めてんだよ!⋯放せよ!沙織!沙織⋯!』

 

朔は呼吸困難を起こした幼い娘を心配する母親を見つけ、

『あなたも事故にあわれたんですよね?どこか痛いところとか痺れてるところはないですか?』

と話しかけた。

『私は大丈夫ですから。あの子を⋯』

『それはあなたが決めることじゃない!』

Ⓒ日本テレビ『にじいろカルテ』テレビジョンより

朔は血相を変えて叫ぶと、女性を連れていき話を聞いた。

 

すると女性は頭をぶつけて出血していて、さっき吐いてしまったという。

朔は脳内血腫があるかもしれないと、慌てて担架で女性を運ばせた。

 

いい奴ら

『── おまえら、いい奴だな 』

帰りの車の中でうたた寝をしていた真空は、朔の言葉で目を覚ます。

『聞かないんだな、何があったか⋯』

 

『言いたかったら、こっちが聞かなくてもいう性格だし』

真空がひょうひょうと答えると、横で黙って太陽がうんうんと頷いた。

 

『患者さんとかは、自分で大丈夫って決めちゃだめだと思うけど、

でも心の中のことはその本人にしか決められないんじゃないかな?

⋯違うか 』

 

その時、元教師の桃井佐和子 (水野久美) から真空に電話があった。

佐和子は真空は出ないと思って、歌う準備をしていた。

それを聞き、3人は佐和子の家に寄っていくことにした。

 

サングラスの奥で

佐和子は急な来訪にもかかわらず、3人にナスのキッシュをご馳走してくれた。

それを食べた朔は『うまい!これ、ナスなの?ナスなの?』と感動。

『今日は酒を飲まないとやっていられない』と管をまく。

 

『ザクロのお酒があるわよ』

佐和子は笑って、家の中に入っていった。

山奥に住んでいる佐和子の家には、素敵なウッドデッキがあり、そこで優雅にお茶を楽しんだりできるのだ。

 

そうして佐和子が持ってきてくれたのは、瓶に入った真っ赤なザクロ酒。

お玉ですくってグラスに注いでいると、

”キャンプ場で被災した人の中に、命にかかわるような人はいなかった”と感謝の電話があった。

 

朔が怒鳴ってしまった女性は、やはりどこかをぶつけていたようで精密検査を受けるという。

本人から朔によろしくお伝えくださいと伝言があり、朔はサングラスをしたまま、拍手した。

 

そこで話は、さっき佐和子が歌おうとしていた曲の話に。

それは「かえるのうた」だった。

ゲロゲロゲロゲロ クワックワックワックワッと輪唱していると、なんだかおかしくなって元気が湧いてくるという佐和子。

 

『じゃあ、やってみる?』

佐和子の提案で、4人は「かえるのうた」を大合唱。

 

朔が歌いながらサングラスの奥で涙を流しているのを見て、真空と太陽は気づかないふりをした。

 

太陽の秘密

その後、首筋をおさえながら重たい足取りで診療所へ向かう真空を、朔はおんぶしてくれた。

 

『あの、朔さんが何かあるけど言わない、聞かないみたいなのは置いておくとして、

何か隠してるよね?ちっちゃいこと、こう、ちまちまーっと』

『ちまちまとって』

太陽がツッコむと、

『そうだよ、男のく⋯』

真空は言いかけて口をつぐんだ。

 

すると『おっかしいなぁ、こんなところに』

太陽は外出先にまで「くせにポイント表」を折りたたんで持ってきていた。

それを見て真空は笑ってしまう。

 

『え?なになに?男のく⋯?』

『男のく⋯そやろう』

『そんなにひどくないだろ!ふざけんなよ!』

太陽がキレて追いかけてくるので、真空は朔の背中からおりて笑いながら逃げた。

 

そこに、まじょりか宅急便の雨尾結城 (池田良) 抗生剤軟膏と抗炎症剤軟膏、デリケートゾーンのお手入れを届けにきた。

 

実は太陽はブヨに刺されていないと言ったものの、お尻を刺されていて言い出せなかったのだ。

 

気まずそうにごにょごにょ言っている太陽を見て、朔は『ここか~!』と太陽のお尻を叩く。

 

真空にも叩かれ、すごい痛いんだから!と3人は笑いながら診療所に帰るのだった。

 

~5話につづく~

 

 

https://twitter.com/nijiirokarte/status/1359848717218504709?s=20

『にじいろカルテ』4話の感想

実は太陽もブヨに刺されてたから、言えなかったのか~。

私は痔になったのかとばかり思ってました。。

だからみんなと同じ薬がほしかったんですね~(>_<)

 

雪乃も、晴信のことを大好きになってくれてよかったです。

ブヨに刺されると大変だけど、こんなふうに手当てすることで愛を確認しあえるという意外な恩恵もあったりして。

今回は前回とは違い、のろけ話の連続でしたね~♪

 

朔の奥さんも出てきて、佐々木希さん、相変わらずかわいいな~。

沙織の「大丈夫」という言葉を信じて、その場を離れてしまったことを今も後悔し続ける朔の涙が辛い。

朔が畑仕事に没頭するようになったのには、そういう背景があったんですね。

 

朔もまた、大病院ではやっていけず、でも医者をやめることもできず、たどり着いた場所が虹ノ村だったのかな?

診療所の窓から荒れ果てた畑を見て、『畑だ~!』って叫ぶ朔を見て、胸が苦しくなりました。

 

毎回、要所要所で出てくる佐和子先生の存在と、おうちも素敵。

ほんと山奥にあるから、かえるのうたは、”自然”がお客さんみたいになっていましたね。

サングラスの奥で泣きながら歌う朔に、気づかないふりをする真空と太陽。

3人の関係が素敵だなぁと思いました。

 

はぁ、でも佐和子先生のキッシュとザクロ酒、おいしそうだったな~。

お酒飲めないけど、瓶につけた果実酒とか、瓶につけたものが並んでるだけで魅惑的だと思うのは私だけ?

昔、天然酵母にはまってたときがあって、干しぶどうを漬けたりしてたな~。

 

大地に触れたり、なにかを育むことで、朔のこころが少しでも元気になったらいいな。

土砂崩れにあった人たちもみんな無事でよかったです。

今回はちゃんと「大丈夫」と言われても対応できたから、朔の心も救われたんじゃないかな。

 

次回は、とってもキレやすい太陽くんの本音に迫るようで楽しみです。

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの~。

 

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