にこ
今回は、コタロー(川原瑛都)が甘えん坊に!?
さらに綾乃(百田夏菜子)とメイド喫茶にも行っちゃいます!
でもそんなコタローの行動の裏には、コタローの切ない想いが隠されていたのです。。
それではさっそく、7話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。
『コタローは1人暮らし』7話のネタバレあらすじ
時刻はAM2時。。
狩野(横山裕)が漫画を描いていると、ピンポーンと呼び鈴が鳴った。
こんな夜中に誰だ?
そう思いながらドアを開けるも、誰もいない。
けどドアの前には、小石が。。。
・・・誰もいないのに、夜中の小石?
もしかして怪奇現象!?
『ギャ~~~~~~~!!!』
雷鳴がとどろき、狩野は恐怖で震えあがった\(◎o◎)/!
石ころ幽霊!?
実はこの怪奇現象は、田丸(生瀬勝久)の家でも起きていた。
しかもこれで3日連続!
もしかしてこのアパート限定の怪奇現象なのだろうか?
『だとしたら、美月ちゃん(山本舞香)の部屋の前にもあるんじゃ・・・』
田丸はそう言いかけて、もう美月がいないことに気づき、黙り込む。
『美月さん、元気かなぁ~』
狩野はしょんぼりと美月が住んでいた空き部屋を見つめた。。
コタローちゃんに会いたいなぁ
その頃、美月はどこか海の見える喫茶店で働いていた。
そこに綾乃(小林綾乃)から、美月の元カレに警告文を出したので示談になりそうだと電話がかかってきた。
新しい暮らしには慣れたものの、アパートが恋しい美月。
『コタローちゃんに会いたいなぁ』
美月はそう呟いた。
幽霊の正体
その頃、コタローは狩野たちから怪奇現象について話を聞かされていた。
すると、コタローは深いため息をつき、
『それはわらわの仕業ぞ・・・』
とがっくり。。
どうやら施設にいた頃もコタローは同じようなことをしていたようだ。
夜中に寝ながら現れて石を置いたり、よくないことを言ったり。。
『よいか?
その時のわらわは、本当のわらわの姿ではないゆえ、決しては受け入れてはならぬぞ?
弱いわらわは嫌いぞ。。。』
コタローはまるで鶴の恩返しのようなことを言い、去っていった。
『夢遊病ってやつか?最近、美月ちゃんが出ていったりいろいろあったからなぁ~』
コタローの不安定な気持ちを察した田丸は、
『コタローきゅんが来ても、絶対部屋の中には入れるなよ』
と狩野に釘をさす。
それがコタローの望みなのだから。。
甘えん坊なコタロー
その夜。
AM2時を回るころ、また狩野の部屋の呼び鈴が鳴った。
『来たか・・・』
狩野がドアを開けると、眠ったままのコタローがす~っと中に入ってきた。
『ほら、明日も幼稚園あるし、部屋に戻ろう』
狩野はそう声をかけるが、
『う~ん、一緒に寝る~』
とコタローに甘えた声でしがみつかれ、ドキッ!
『え?だ、誰だ、この子。おい!殿様語はどうした?』
狩野はなんとかコタローを部屋に戻そうとするが、
『やだ~。1人はやだ~・・・』
とコタローにかわいい声で甘えられ、理性が崩壊!
もう一緒に寝てしまおうかと思うが、すんでのところで押しとどまる。
だってコタローは『弱い自分は嫌いぞ』と言っていたじゃないか。。
狩野はコタローを部屋へ連れていき、あどけない寝顔を見守った。
『本当のおまえは、あんなふうに甘えるんだな』
花輪先生はお疲れ気味…
そんなある日。
狩野がコタローを迎えに行くと、なんだか花輪先生(西畑大吾)に元気がない。
最近忙しくて、お疲れ気味のようだ。
花輪は思わず狩野に弱音を吐いてしまい、
『すいません!子供たちの前では笑顔でいなきゃいけないのに!』
と窓ガラスに向かって笑顔を作った。
そこにコタローがやってきて、
今日は綾乃と2人で「スペシャルな場所に行く約束」をしているという。
コタローは『ついてくるでない』と言ってどこかへ行ってしまった。
メイド喫茶デビュー
狩野がサングラスをかけて後をつけていくと、着いた場所はなんとメイド喫茶だった!
『おかえりなさいませ、お坊ちゃま!』
あーりん(佐々木彩夏)らメイドたちにお出迎えされ、
『うむ!頼むぞよ!』
と、コタローはごきげんでお店に入っていった。
狩野がこっそり覗いているとメイドたちに見つかってしまい、
『おかえりなさいませ、ご主人様』
と言われる。
狩野はしかたなく、離れた席に座ってコタローたちを見守った。
コタローたちが頼んだのは、1杯1500円もする「きゅるるん♡ミルク」。
あーりんはこれからこのミルクがもっと美味しくなる魔法をかけると言い、
『美味しくな~れ!萌え萌えきゅるる~ん』
とミルクに向かってハートパワーを送った。
あーりんのアイコンタクトを受け、
綾乃も『萌え萌えきゅるる~ん』。
でもなぜかコタローは冷めた目でミルクを見つめている。
『テンション低っ!!』
と狩野はメニューの陰からそっと見ていたが、
『萌え萌えきゅるる~ん!』
と思いきり言ってしまい、( ゚д゚)ハッ!
コタローたちに見つかってしまう。。
家に帰ったコタローは、狩野に見られたのが嫌だったのかご機嫌ななめ。
狩野はついていったのは悪かったよと謝ると、5歳にはメイド喫茶は早いとコタローを諭した。
でも何を言ってもコタローの機嫌は直らず、
『なんだよ、人が心配してやってんのに・・・』
と、狩野はムカッ。
狩野は、今まで見たこともない甘えん坊な1面を見せられ、心配になったのだ。
でもつい売り言葉に買い言葉で、狩野はコタローにグチグチ小言を言ってしまう。
高級ティッシュを使っているとか、新聞を何誌も取りすぎだとか。
どうせ子供だから断り切れなかったんだろうと。
『夜中にお化けが出ても、トイレにつき合ってやんないからな~』
『こっちのセリフぞ!』
ついに2人は『フンッ!』『フンッ!』と冷戦状態になってしまう。。
突然寝てしまうタクヤ
翌日。
コタローは、仲良しのタクヤと幼稚園の遊具の上で話していた。
最近のタクヤの悩みは、ママが「お兄ちゃんなんだから」と文句ばかり言ってくること。
『わかるぞよ。狩野殿も小言ばかりぞよ』
とコタローは激しくその悩みに共感した。
その直後、滑り台から降りたタクヤはそのまま突っ伏し倒れてしまう。
花輪先生が慌てて駆けつけると、タクヤは寝ていただけだった。
コタローによると、最近タクヤはこういうことがよくあるらしい。
心配になった花輪は、タクヤの母親にそれを伝えた。
でも『私が悪いって言うんですか?』と逆切れされてしまう。。
その日の会議中、花輪は居眠りをして隣の透子先生に小声で起こされる。
『花輪先生、花輪先生・・・』
『はい!お母さん!!!』
みんなの視線を浴び、『あ、、、岡、先生』と花輪はごまかすが、いつまでも新任だと言ってられないと注意されてしまう。
家出してきたタクヤ
日曜日。
コタローの家に突然、タクヤがやってきた。
『家出をして、ママを困らせてやろう』というのだ。
コタローは『家族は大事にしなくては』と諭すが、
『その”大事”に気づいてもらうための家出なんだ♪』
とタクヤに言われ、納得する。
一方、花輪は『やっぱり自分には先生は向いてないのかなぁ』と、河川敷で落ち込んでいた。
そこにコタローとタクヤが歩いてきて、
2人が家出中だと知った花輪は、慌ててタクヤの母親に電話する!
『もうおしまいだ。。
大事に気づいてもらう前に見つかったら、また叱られるだけだ。。。』
ショックをうけたタクヤは倒れて寝てしまう…(>_<)
花輪が先生になった理由
タクヤの母が迎えにくるまで、花輪はタクヤを膝枕で寝かせることに。
落ち込む花輪に、コタローは施設にいたとき、タクヤのように突然寝てしまう者がいたと話し出す。
それを聞いた花輪は『僕もそうだったんだ』と悲しそうな瞳で打ち明ける。
家でストレスがあって、心と体をうまくコントロールできなくなったのだ。
花輪はタクヤも自分と同じなんじゃないかと思い、家の様子を聞いてみた。
タクヤの家は赤ちゃんが生まれたばかりで、母親とうまくいっていないようだった。
けれどもタクヤの母は『幼稚園のほうに問題があるんじゃないですか?』と取り合ってくれない。
『小さいお子さんがいて大変なのはわかります。でもタクヤくんはまだたったの5歳なんです』
と花輪はタクヤの気持ちを代弁しようとした。
でもなかなか理解してもらえず、花輪は昔のことを思い出してしまった。
「どうしてできないの?
あなたのまわりのお友達はできてるのよ?
なんであなたはできないの!」
大人になっても子供のころのことを思い出すなんて情けないけど、せめて自分のような子を出さないように。。
そう思って花輪は教師になった。
みんなの心が元気になる姿を見れたらと思ったのだ。
そんなことを話しているうち、花輪は急激な眠気に襲われる。
それでも『タクヤくんのお母さんも少しでも変わってくれたら・・・』と他人の心配ばかりしている花輪を見て、コタローは花輪の頭に小さな手をのせた。
『安心するがよい。起きるまでそばにいるぞよ』
コタローに頭をなでられ、花輪は安心して眠りについた。
高級ティッシュと新聞
その頃、狩野はコタローがいないのに気づき、探し回っていた。
もしかしたら綾乃と一緒にいるのかもと弁護士事務所に行くと、ある事実が判明する。
コタローは『おかえり』と言ってほしくて、メイド喫茶に行ったのだ。
コタローはそのことを日記に書いていた。
そしてコタローが高級ティッシュを使っている理由も、所長(光石研)が教えてくれた。
高級ティッシュは普通のものより甘いのだ。
もしかしたらコタローは飢えをしのぐため、ティッシュを食べたことがあるのかもしれない。。
新聞を何誌も取っているのも、自分になにかあった時にすぐ気づいてもらうため。
それを知り、狩野は絶句する。
コタローはたしかに大人びているところがある。
でもそれに慣れちゃいけない。
本当のコタローは『ひとりはいやだ~』と狩野に甘えてしがみつく、5歳の男の子なんだから。。
おかえり
一方、河原では。。
タクヤの母親が走ってきて、コタローは花輪を起こす。
タクヤの母親から『いつも息子のことをよく見てくださってありがとうございます』と感謝され、首をふる花輪。
タクヤが目をさまし、母親と抱き合う姿を、コタローは複雑な想いで見つめていた。
『でもタクヤくんも考えたね。
お母さんを心配させて自分の大事さを気付かせようなんて』
花輪に送られてアパートに帰ったコタローは、1人暮らしの自分には誰も心配してくれる人なんていないと落ち込む。
そこに狩野が息を切らして帰ってきた。
コタローをさがして、銭湯まで3往復して商店街と公園まで行ってきたのだ。
それを知ったコタローは
『狩野殿、すまぬ。心配をかけてすまぬ』
と謝る。
『なんだ、やけに素直だな。。まあ、わかればいいよ』
狩野は照れくさそうにブツブツ言うと、
『おかえり』
とコタローを見て言った。
『ただいまである』
コタローは目を輝かせ、狩野を見つめる。
『風呂でも行くか』
『そうであるな。それにしてもおぬし、汗だくだな』
『誰のせいだと思ってるんだ』
『お2人、仲がいいですね』
花輪に笑われ、
2人はまた『フンッ』『フンッ』とそっぽを向くのでした(*´ω`)
~8話につづく!~
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『コタローは1人暮らし』7話の感想
コタローの行動にはいつもちゃんと理由があって、驚かされます。
メイド喫茶に行ったのは『おかえり』と誰かに言ってほしかったから。
高級ティッシュを使っているのは、その方が甘いから。。
新聞をたくさん取っているのは、自分の生存確認のためでした。
こんなの5歳の子が考えることじゃありません。。。
でも本当のコタローは殿様語で自分を武装することなく、狩野にひとりは嫌だと甘えます。
いつもの声と全然違って、私も狩野と同じ気持ちになりました。
ありゃ、メロメロになっちゃうわ〜。
そして間違いなく、花輪先生もコタローに頭をなでられ、内心キュンキュンしていたことでしょう。
いつも力が入りすぎの花輪先生にそんな過去があったとは、
というか、現在進行系で花輪先生はタクヤくんと同じ症状を抱えてるわけですよね。
こちらもかなり深刻だなぁと思いました。
でもコタローや狩野と幼稚園の外でもつき合うようになれば、花輪先生にも心の拠り所ができて気持ちも楽になるかもしれないな。
アパートまで来た花輪先生を見て、そう思いました。
そして5歳で確固たる理由をもって家出をするタクヤくんも、すごいと思う。
ママに自分の大事さを気づかせるためなんて。
うちの子がいなくなったらと思っただけで冷や汗ものです。。
しかしなんで大人になると、子供の気持ちがわかんなくなっちゃうんでしょうね。。
時間とかいろんなものを気にして、一緒の目線で過ごせなくなる。
狩野みたいに時間を気にせず、好きという想いでそばにいてあげられたらいいんですけど。
つい、ガミガミ言っちゃうんですよね〜。
あー。
次回も楽しみです♪
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/
またの〜。