『イチケイのカラス』10話ネタバレと感想│板尾創路さん演じる名無しの権兵衛さんがすごいよかった!みちおの過去も明らかに!

にこ

今回は、2021年6月7日放送『イチケイのカラス』10話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

出典:『イチケイのカラス』公式ツイッター

今回の被告人は、板尾創路さん演じる、名前も素性もすべて不詳の名無しの権兵衛!

 

彼は当時17歳の少年に暴行した疑いで起訴されたのだが、その背景には、少年たちによる路上生活者への投石事件があった!

 

弁護人として、みちお(竹野内豊)の弁護士時代の同僚・青山瑞希(板谷由夏)が再登場!

 

みちおがなぜ中卒で法律家を目指したのか?その理由が明らかに!

それではさっそく、10話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ

『イチケイのカラス』10話のネタバレあらすじ

みちお(竹野内豊)は、弁護士時代の同僚・青山瑞希(板谷由夏)と、彼女の母・多恵(銀粉蝶)の家へ。

なんと愛犬みちこにきょうだいが生まれたのだ!

 

お祝いに特上寿司をとろうと多恵が言い出し、『いいんですか〜?』とみちおが言うと…

『どーんと だいてやる』

と言われ、みちおはびっくり(@_@;)

「だいてやる」とは富山弁で、おごってやるという意味なのだ。

 

その帰り道。

瑞希は独立して事務所を立ち上げるにあたり、得意の企業法務に加え、国選弁護もしていくつもりだとみちおに伝える。

レアケースな国選弁護を引き受けたので、またイチケイに通うというのだが?

 

そんな2人の後をつける怪しいカメラマンがいた。。。!

 

被告人は名無しの権兵衛!?

瑞希の提案で、みちこのきょうだいの名前は、みちおがつけることになった。

坂間(黒木華)から『名は体を表す』と言われたみちおは、こりゃ責任重大だと名前辞典を買って張り切ります^m^

 

そんな中、イチケイにレアケースの案件が入り、合議制で審理することに。

どこがレアケースなのかというと、

被告人が「名無しの権兵衛」なのだ!

それは瑞希が弁護を引き受けた案件だった。

 

嘘は嫌い

第1回公判。

どこか飄々とした雰囲気を持つ被告人(板尾創路)は、名前はもちろん、自らの素性を明かすことを拒む。

 

被告人はただひとつ、みんなから「カンちゃん」と呼ばれていることをみちおに教えてくれた。

麻雀でカンすると、かなりの確率でドラがのるからだ。

坂間は冷静に『被告人でいきましょう』と、みちおに言った。

 

事件は、当時17歳だった被害者の朝倉純(小野寺晃良)の胸部をスパナで殴打し、ケガをさせたというもの。

 

この事件の背景には、路上生活者に対する少年たちの投石事件があった。

河川敷で路上生活者仲間とバーベキューをしていた被告人は、被害者の純を含む5人の少年たちから石を投げつけられた。

 

被告人は逃げる少年たちを追いかけ、純を捕まえ注意した。

それに腹を立てた少年たちは2度目の投石事件を起こし、路上生活者のひとりにケガを負わせた。

 

その後、純を見つけた被告人はもみ合いになり、彼が持っていたスパナで胸を殴りつけた。

純は肋骨が折れるほどの大ケガを負った。

 

だが、みちおから『起訴事実について間違いはないか』と問われた被告人は

『間違っている、嘘だ』と答える。

そして『自分は嘘が嫌いだ』と言い放つ。

 

それに「路上生活者」というのもニュアンスが違うという。

被告人曰く、ポジティブホームレス。

河川敷で野菜を育てて食べ、生活費のメインは川で採れるシジミ。

「カンちゃんのシジミ」といえば、個人だけじゃなく、飲食店も買いに来る地元の人気商品なのだ。

 

話は戻り、2度目の投石を受けた後。。

被告人が純を見つけた時、すでに純は倒れて苦しんでいたという。

だが純は『被告人に殴られた』と言っていた。

 

それを知った被告人は、純を法廷に呼べないかと言い出す。

嘘というのは、放っておくと心をむしばむものだから。。

 

『被告人は嘘はついていないんですね?』

みちおが確認すると、

『何度も言いますが、私は嘘が嫌いなんです』

と被告人はみちおの目を見つめ返した。

 

瑞希の謎

これにはさすがのみちおもお手上げのようだ。

いったいこの謎だらけの事件にどう向かっていけばいいのやら。。

 

しかし謎といえば、瑞希がこんな謎だらけの、しかもお金にならない案件を受けたのが坂間は謎だった。

すると『刑事事件をやればイチケイに絡めるし、みちおに会えるしね』と瑞希。

 

『やっぱりお2人ってそういう関係なんですか?』

書記官の浜谷(桜井ユキ)が尋ねると、

『1杯やらないと語れません』と瑞希は意味深発言。

『今度、一緒に飲まない?』と坂間を誘う。

議題はもちろん、入間みちおについて!

Σ(゚∀゚ノ)ノキャー

 

被告人のアリバイ

実は瑞希には、被告人を無罪にする勝算があった。

被告人のアリバイを証明できれば、無実を証明できる。

 

純が119番通報したのが、午後5時頃。

その直前、被告人はある人物と会っていた。

実家が料亭でシジミをよく買いに来てくれる、鷹羽建設 人事部長の原口秀夫、45歳。

 

そのとき、原口は2人の男性と一緒にいた。

彼らは『まだ5時ですよ。付近にいい店があるので予約しましょうか?』と話していた。

それを被告人は聞いていた。

 

もしこの2人の身元を特定して証言が取れれば、被告人のアリバイを立証できるかもしれない。

そのとき店に予約した時間の記録が店に残っていたならば。。

 

第2回公判

第2回公判。

瑞希は原口秀夫に会いに行ったが、一緒にいた2人の素性を教えてもらえなかった。

 

次に証言台に呼ばれたのは、投石事件を起こした少年たち。

彼らはサッカーの試合で負けた腹いせでやってしまったと、素直に被告人に謝った。

 

そして2度目の投石事件の後、彼らは純が被告人に殴られたことを後で知ったという。。

 

そして最後に、純が呼ばれた。

被告人に胸をスパナで殴られ、死の恐怖を感じたという純。

 

被告人はそんな純を悲しそうな瞳で見つめ、

『嘘はだめだ!それともずっと嘘をつき通す覚悟があるのか?』

と立ち上がって純に近寄ろうとした。

 

刑務官が止めようとすると、被告人は合気道で刑務官を投げ飛ばす!

『ごめんなさい!体が反応してしまって!』

 

そのまま純は去っていき、被告人は切ない顔でそれを見送った。

 

嘘の種類

被告人は冗談だとごまかしていたが、どうやら借金取りに追われていた過去があるようだ。

それで我流で武術を覚えたのだ。

 

少年に嘘がダメだと言うのなら、あなた自身も嘘をつかないでほしい。

そう言ってみちおは、被告人に『何者なのか本当のことを話してほしい』と頼んだ。

しかし被告人には、どうしても素性を知られたくない理由があるようだ。

 

すると坂間は『以前、妹に言われたんです』と、みちおのお株を奪うトークをし始めた。

 

『嘘にはいろんな嘘がある。いい嘘も、悪い嘘も。いったい何種類あるのかと』

 

坂間は、9種類以上あると考えていた。

悪事を隠す嘘。目的のための便宜上の手段である方便。

相手のことを思いやる優しい嘘。

言い訳や言い逃れ。自己保身に経歴詐称。

自分を良く見せようとする嘘。

冗談。

守れない約束を交わし、結果嘘になってしまったり、悪意のない嘘もある。

 

そのさまざまな嘘が、時として法廷では飛びかう。

そして「誰がどういう理由で、どのような嘘をついているのか?」

裁判官は見極めなければいけない。

いかなる理由があろうと、真実を持って正しい裁判を行うために。。

 

『被告人と被害者のどちらが嘘をついているのか?

あるいはどちらも嘘をついているのか?

それとも予想外の人間が嘘をついているのか?

そしてそれはどういう嘘か知る必要がありますね』

 

駒沢部長(小日向文世)がフォローを入れると、

坂間は『裁判長』と真ん中に座っているみちおを見つめ、あの言葉を促した。

 

そこでみちおは、職権を発動!

裁判所主導で改めて捜査を行い、被告人が何者なのか調べることにした。

 

瑞希の嘘

公判終了後。

『君は被告人の素性を詳しく知っているんじゃないか?』

と、みちおは瑞希に尋ねた。

 

瑞希はごまかそうとするが、もし2人に接点があるなら遅かれ早かれたどり着く。

 

しかしそれでも瑞希は『私は私のやり方で、依頼人を守る』と徹底して話そうとしない。

そこにこの事件の根底にかかわることが隠されていると、みちおは思うのだが。。

 

事件に絡む黒い影

ところが原口が消息を絶ち、アリバイの立証は難しくなった。

 

そのとき、城島(升毅)が現れた。

城島は特捜部に呼ばれ、なにか捜査をしているようなのだが。。

 

瑞希は城島に情報交換を提案し、被告人が原口秀夫と男性2人に会っていたことを伝えた。

1人は細身で話し方に特徴のある50代男性、もう1人は長身の60歳前後の男性だ。

 

もし2人が、原口との関係を知られたくないのだとしたら。。

そこで城島は2人の当日の足取りを調べることにした。

 

ところが城島は一方的に話を聞いて去っていく。

それはないんじゃない?と瑞希は腹を立てた。

 

でも駒沢部長は気づいていた。

原口が勤める鷹和建設は「巨額脱税に絡む大企業数社のうちの1社」!

しかも最も脱税額が大きかった会社だ。

 

『その件で来たんでしょ?』

駒沢が尋ねると、城島はわかりやすい反応をしてピンポーン!

こうして特捜が動いているということは、原口秀夫と一緒にいた2人の中に“政治がらみの人間”がいるということか。。

 

すると城島は、2人のうちの1人が鷹和建設の社長、的場直道の可能性があると教えてくれた。

 

被告人は元医者??

一方、みちおたちはホームレス仲間に聞き込みに。

被告人はいつも仲間の体調を気にかけ、病院に行けと言っていたという。

その的確な診断から、被告人は元医師の可能性があった。

 

それにみんなで飼っていた犬がお手が出来るようになった時、

「かたい、かたい」と言っていたらしい。

本人に聞いたらそれは「お利口」という意味の方言だと言われたが、どこの方言か教えてくれなかったという。

 

それを聞き、みちおは「富山弁」だと思った。

どうやら みちおは心当たりがあるようだ!

 

その頃、瑞希たちは現場から逃げ去った被告人を見たという救急隊員から話を聞いていた。

 

少年は肋骨が折れて、気胸になっていた。

でもその割には安定していて、胸腔にたまった空気を何かで抜き出したような痕が残っていた。

もしかして被告人が処置したのだろうか?

やはり被告人は「元医者」なのか?

 

その話を瑞希は参ったという顔で聞いていた。。

 

被告人の正体

その頃、みちおと坂間は富山県の川冨村にいた。

ここは瑞希の母の地元だ。

 

中学の頃に両親が離婚し、瑞希はお父さんと一緒に東京に残り、お母さんは地元に戻った。

名無しの権兵衛と関係があったのは、お母さんの方だったのだ!

でもなぜ瑞希はそれを隠そうとしているのか??

 

みちおは瑞希を呼び出し、川冨村のお土産を渡した。

瑞希はみちおたちが名無しの権兵衛の素性を知ったことに気づき、ため息をつく。

 

被告人は、人口1,000人、7割がお年寄りの村で長い間、医師をしていた。

17年前、災害で道が遮断され、緊急で帝王切開をしないと助からない妊婦がいた。

まだ17歳だった妊婦の篠塚弥生さん。

肺塞栓症で母子ともに助からない可能性が高かった。

幸い、子供は無事に産まれたが、母親は亡くなってしまった。

その後、被告人は失踪した。

 

そしてそんな被告人を、失踪するまでずっと支えていた看護師がいた。

それが瑞希のお母さんだった。

 

すると観念して、瑞希は話し始めた。

 

瑞希はお母さんに会いに富山に行ったとき、被告人に会ったことがあった。

その時、お母さんが被告人を愛していることに瑞希は気づいた。。

 

今回の弁護は、本当は新しい事務所の若い弁護士が引き受けたものだった。

だから写真を見て驚いた。

まさかお母さんが捜していた人がこんな形で見つかるなんて!

 

『助けてあげて、瑞希。お願い』

お母さんに頼まれ、瑞希は弁護を引き受けた。

 

みちおは被告人の素性をはっきりさせるべきだというが、瑞希は嫌がる。

『そんなことをしたら村の人たちから母が非難を浴びることになる。私は、みちおみたいに強くない』

 

『だからって嘘をつくの? 法に』

 

みちおに言われ、瑞希は黙り込む。。

坂間には2人が何の話をしているのかわからなかった。。。

 

第3回公判

第3回公判。

傍聴席に多恵が現れ、被告人は驚く。

瑞希は、母に頼まれて弁護を引き受けたことを被告人に伝えた。

 

静かにうなずく多恵を見て、被告人の顔が変わる。

それを見て、瑞希は言った。

『私は、あなたが素性を明かしたくない理由を知っていてこの弁護を引き受けました。

ですが私は弁護士倫理に反することはできません。

これからの質問に嘘偽りなく答えてください』

 

すると被告人は、正直に名前を名乗った。

名前は、御手洗新一

富山県川冨村で長年医師を務めたが、17年前に姿を消した。

 

その理由は、17歳で子供を身ごもり堕胎を考えていた篠塚弥生さんを助けられなかったから。。

彼女は御手洗に命の大切さを訴えられ、産むことを決めたのだ。

しかし出産直前、母子ともに危険な状態になり、御手洗が手術した。

 

子供の命が助かっただけでも奇跡的な手術だった。

だが、

『手術したのが私じゃなければ、母体も助けられた』

と御手洗は主張する。

 

それは、御手洗が医師免許を持っていなかったからだった。

 

御手洗の父は、たった1人で過疎地で診療所を開いていた。

御手洗は医者にはなれず、お父さんを手伝いながら、ときどき医療行為を行っていた。

 

そんなある日。。

御手洗は友人に騙され、診療所を借金の抵当に入れられた。

お父さんはそのショックで亡くなり、御手洗は逃げるように各地を転々とした。

そしてたどり着いたのが富山県川冨村。

そこは無医村だった。

 

御手洗が医者になりすましたのは、最初はお金が目的だった。

無医村では医者に高額な報酬が与えられる。

御手洗は診療だけじゃなく、簡単な手術もしていた。

 

でもみんなから頼られて本物の医者になろうと思った。

できるかぎり医療の知識を独学で学んだ。

 

村の人たちは今も、そのことを知らない。

でもただ1人、それを知っていて御手洗に加担した人物がいた。

それが看護師をしていた、瑞希のお母さんだ。

 

無医村の村には御手洗が必要だった。

瑞希はこの話を受けた時、初めて母から話を聞いた。

 

医師免許を持っていないのに医療行為を行った罪は、すでに時効だ。

だから瑞希はそれを明らかにせず、御手洗を弁護しようと決めた。

 

でも御手洗はまた罪を犯した。

純が胸を殴られ気胸を起こしているのに気づいた御手洗は、ボールペンを使って胸に突き刺し、処置を行ったのだ。

 

御手洗は罪を犯しててでも純を助けたいと思った。

それは彼が17年前亡くなった母親の子供だから。

御手洗は純が住んでいることを知り、この場所に移り住んだのだ。。

 

何度か見かけたが話したのは、投石事件の時が初めてだった。

『あんな出会い方をするなんて、今までさんざん嘘をついてきた罰でしょう』

 

そのとき、傍聴席の純に向かってみちおは何か言うことがあるかと尋ねた。

純は、黙って証言台に立っている御手洗の横顔を見つめ、証言台に立った。

 

みちおは法壇から降り、純の前に立った。

 

『被告人は嘘偽りなく、本当のことを話したと言っています。

改めて証言したいことはありますか?』

 

すると純は、あの日のことを話し始めた。

1回目に石を投げた時、純はみんなでやろうと言われて断りきれずにやった。

でも御手洗に止められてすごく後悔した。

それなのにもう1度やろうと言われ、

『できない』と純は拒否。

 

しかし少年たちは2度目の事件を起こし、

『なんでお前はやらないんだよ!』『お前もやってこい』と言われ、拒否したらスパナで殴られてしまったのだ。

 

病院に行った後、嘘をつかないとひどいいじめに遭うと脅され、純は嘘をついた。

どうせホームレスだからと、思ってしまった。

間違っているとわかっていて嘘をついた。

 

純は御手洗に何度も謝り、

法廷からすべての嘘がなくなった。

 

御手洗は、傍聴席の多恵を見て微笑み、多恵も微笑んでうなずき返す。

それを見て瑞希は、ふぅ~と息を吐いた。

 

17年の時を超えて

その後、多恵は御手洗に面会に行った。

『老けたなぁ』

『そっちこそ』

『いや変わらんな』

『嘘』

『もう逃げんでいい。勝手に逃げんといて』

 

『許してくれるけ?』

『誰が許すかいね。

アホ〜。だら〜。ろくでなし』

 

そう言いながら、多恵の言葉には深い愛が詰まっている。

御手洗はそれを感じ、深々と頭を下げた。

 

みちおが法律家を目指した理由

その夜。

瑞希と坂間は、蕎麦屋いしくらで一緒に酒を飲んだ。

 

『うちのお母さんもろくでもない男に惚れたもんだ』と瑞希は言うが、

きっとお母さんは嘘の中の本当の姿に触れてしまったのだと、坂間は思った。

 

そこから議題は「入間みちお」の話に。

 

なぜ、みちおが高校を中退し、中卒で法律家を目指したのか?

瑞希はその理由を語りだした。

 

みちおの家は旅館で、経営不振から”東南アジアのエビを伊勢エビだと偽って出した”。

それでみちおは、ふるさと納税で届いた伊勢エビを見て苦手だと言っていたのだ。。

 

従業員がそれを告発し、裁判ざたになった。

その時、みちおは法廷で”産地偽装は真実だ”と証言した。

みちおは両親を嘘から解放してあげたのだ。

 

それからみちおは高校を中退し、働きながら法律家を目指した。

みちおは決して嘘をつかない。

みちおを見ていると、法律家として正しい選択をしなきゃといつも思わされる。。

瑞希は今回もみちおにそれを気付かされたのだった。

 

それから瑞希は、みちおがみちこの弟妹につけた名前も教えてくれた。

駒沢の「よしお」と、坂間の「ちづる」。

これで、イチケイのカラスだと、みちおは言っていたそうだ。

 

しかし、みちおが裁判官になってもうすぐ10年。

地裁の裁判官の任期は10年だ。

任期満了後、ほとんどの裁判官は再任される。

問題のある裁判官を除いては・・・。

 

 

はたしてみちおは裁判官を続けることができるのでしょうか?

 

 

~最終回につづく!~

 

 

https://twitter.com/ichikei_cx/status/1399206238127230978?s=20

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『イチケイのカラス』10話の感想

いや~、名無しの権兵衛さん役の板尾創路さんの演技がよかったです!

最初の人を食ったような飄々とした演技も、

『嘘をついたらずっと苦しむことになる』と純を見つめる悲しそうな瞳も、

瑞希のお母さんと微笑み合うところも、なんねすごいよかったな。

 

なんであんなに力の抜けたナチュラルな演技ができるんだろう。。

富山弁はぜんぜん知らないのですが、あんなに柔らかい話し方なんでしょうか?

お母さんが御手洗さんを好きすぎて、17年もずっと探しててやっと見つけて、こんな再会のしかただったのに、責めるよりなにより大好きが溢れていて、見ているこちらが照れてしまいました。

 

そういえば今回は、判決が出なかったな。

人の命を助けても、無資格だから罰される。

なんか切ない結末でした。

 

そしてみちおが法律家を目指した理由も明かされ、、そちらも切なかった。

何が正しいかはわからないけど、いろんな嘘がありますね。。

この世の中で、嘘をつかずに生きていくのはなかなか難しい。

そしてこんなに人を助けているみちおが問題視され、裁判官をやめさせられてしまうかもしれないなんて。

このピンチに、坂間たちイチケイメンバーがどう立ち向かうのか、楽しみですね!

 

まさか御手洗さんのシジミを買った人物が、政界の黒幕とつながっているとは思いませんでしたが。。

カンちゃんのシジミ恐るべし!

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの~。

 

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