『彼女はキレイだった』7話ネタバレと感想│キュン死にの嵐!宗介の猛アプローチと、樋口の3つ目のお願いが切なすぎる…!

にこ

今回は、2021年8月24日放送『彼女はキレイだった(かのきれ)』7話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

梨沙(佐久間由衣)がまだ自分のフリをして宗介(中島健人)に会っていることを知り、ショックをうける愛(小芝風花)…。

 

それ以来、愛は宗介を避けるようになるが、宗介の愛への気持ちは高まるばかり。

 

そんな2人を見て、樋口(赤楚衛二)はある決意をするが…!?

それではさっそく、7話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ
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『彼女はキレイだった』7話のネタバレあらすじ

──今もずっと宗介(中島健人)のことが好き。

自分の気持ちに気づいた愛(小芝風花)は宗介のあとを追いかけるが、そこで目にしたのは梨沙(佐久間由衣)の姿だった。

 

梨沙がまだ愛のフリをして宗介と会っていたことを知った愛はショックをうけ、家に帰る。

 

梨沙は宗介が忘れていったカバンを渡すと、

『宗介に言わなきゃいけないことがある』

と話を切り出す。

でも宗介はそんな気になれず、また今度でいいかな…とマンションへ入っていく。

 

亀裂

──なんで?いつから?

梨沙の「好きな人」は宗介だったの?

 

愛が混乱していると、梨沙が玄関を開けて入ってきた音がして愛の部屋の前に立っているのがわかった。

 

息をひそめて、梨沙が立ち去るのを待つ愛。

いつもなら、梨沙が帰ってきたら『おかえり』と笑って言えるのに。

梨沙がいなくなると、はぁ~っと愛は押し殺していた息を吐きだした。

 

翌朝。

愛が部屋を出ると、梨沙は愛のぶんも朝食を用意してくれていた。

けどどんな顔をしていいのかわからず、愛は急いでるからと逃げるように家を出ていく。

 

するとコーヒーショップの前でバッタリ宗介と鉢合わせしてしまい、愛はドキッ。

 

作り笑いを浮かべてその場をやり過ごそうとするものの、コーヒーをおごると言われてしまい…。

『あのっ、家で飲んできたんで!』

『じゃあ、また飲んで』

とショルダーバッグのストラップをつかまれ、店に連れていかれてしまう。

 

注文している間もしっかりとストラップをつかみ、愛を逃がさない宗介。

ハニーラテのグランデを頼むと、宗介は愛よりも早くカップを持ち、ここで飲んでいこうと席に座る。

 

『昨日は眠れた?』

『え?ああ、まぁ…』

『僕は眠れなかった。君のことを思い出して』

 

宗介の言葉に動揺した愛はコーヒーを吹き出しそうになるが、宗介の目はマジそのもの。

 

そこにちょうど宮城(本多力)がやってきて、愛はここぞとばかりに宮城を呼び、その場を退散!

愛にトンずらされてしまい、宗介はふーっと頬杖をつき、ため息をついた。

 

宗介の猛アプローチ

その後も宗介は愛に資料をまとめるよう頼み、副編集長室に持ってこさせる。

愛が行くと『そこに座って』と確認が終わるまで、部屋にいさせようとする。

 

しかたなく愛が座ると、

『低くない?』

宗介が後ろにやってきて、息がかかりそうなくらい近くでイスを調整してくれて、愛は赤面!

 

『こんなもんか』

『ありがとうございます!』

 

宗介は自分のイスに戻ると、自分を見下ろすほど高くなった愛を見て満足そうに微笑んだ。

 

一方、樋口(赤楚衛二)は雨に打たれて風邪をひいたのか、だるそうだ。

副編集長室で愛と宗介が2人きりでいるのを見て、心が波打つ樋口。

 

そこに宗介から逃げてきた愛が走りこんできて、ランチに行きましょう!と樋口を誘う。

『え?まだ11時だけど?』

『行きましょう!』

『ジャクソ~~ン!?』

 

友達だから

2人は定食屋さんへ。

でも愛は宗介のことが気になるのか、上の空で納豆をかき混ぜている。

それを見て納豆好きの樋口は『違う、もっと細かく。スナップを利かせて』と納豆の混ぜ方をレクチャー。

 

『やっぱ魚がよかったなぁ』と、前に愛とした「3つの願いを聞いてもらう約束」を思い出し、愛のおかずと交換してもらう樋口。

これで愛にお願いを聞いてもらうのは2回目だ。

 

『何かあった?』

樋口に聞かれて、愛は宗介と梨沙が会っているところを見てしまったことを打ち明ける。

 

愛は自分からは何も聞けず、梨沙のほうから話してくれるのを待つしかないと思っていた。

 

本当は昨日、宗介に自分が愛だと言おうと思った。

でも梨沙のことを考えたら、どうしたらいいのか…。

泣きそうな顔で話す愛を見て、

『そっか、難しいな』

と樋口は愛の気持ちに寄り添う。

 

『まっ、俺はジャクソンが幸せになってくれたらそれでいいんだけどさ』

 

会社に戻った2人はエレベーターに乗り込む。

『ここんとこ寝不足なんだよね~』とだるそうに手すりに寄りかかる樋口を見て、

『無理しないでくださいね』と愛は樋口に近寄り、心配そうに顔をのぞき込む。

 

『ほら、そういうとこ、な。その気がないなら、無駄にドキドキさせんなよ』

 

エレベーターが到着し、樋口はむにっと笑って、先にエレベーターを降りて前を歩き出す。

 

『でも俺、決めたからさ。

ジャクソンにとって最高の友達を目指す』

 

そう言って、樋口は屈託なく笑う。

愛が混乱しながらも編集部に戻ると、絵本作家の夏川ちかげから返事がきていた。

明日会ってくれるということで、愛は大喜び!

 

『そうか、しっかりしろよ』

『はいっ!』

思わずその場のノリで宗介に明るく返事を返してしまい、愛はしまったぁ…(゚∀゚ ;)タラー

 

愛に目をそらされ、宗介がムッとして去っていくのを見て、

愛のためにこんがらがった糸を元に戻してあげたいと思った樋口はある行動に出る…。

 

けじめ

一方、この前、宗介に告白してフラれた梨沙は、少し吹っ切れたような気持ちでいた。

そこに宗介から昨日は話を聞けなくてごめんと電話がかかってきて、梨沙は金曜日に会う約束をする。

 

家に帰ると、樋口から電話があった。

樋口はゲホゲホ咳をしていて、おでこに冷えピタを貼っている。

 

『佐藤愛が、君と副編集長が会っていることに気付いた。

君が話してくれるのを待っているよ』

 

それを聞き、梨沙は『ちょうどけじめをつけようと思っていたところ』と答える。

 

自分の気持ちをコントロールできなくて、少しでも宗介と一緒にいたくて、愛のフリを続けようとしていた。

そんなことしたって、自分を見てもらえるわけじゃないのに。

 

でももう、おしまい。

今度こそ宗介に本当のことを打ち明け、愛にも謝る。

許してもらえないかもしれないけど、自分を見失っていた自分が悪いんだから、しょうがない。

 

そう言って笑う梨沙に、

『見失うのが恋愛だから』

と樋口は実感を込めて言う。

 

『じゃあ、おせっかいはこれが最後ってことで』

電話を切ると樋口は辛そうにソファに倒れこんだ。

 

梨沙は台所にいた愛に近づくと、

『愛、ありがとね。必ず話すから。金曜日まで待っててくれる?』

と声をかける。

 

『うん、わかった』

愛は振り返って、梨沙の目を見る。

梨沙は部屋に戻ると、宗介にあてて手紙を書き始めた。

 

夏川ちかげを訪ねて

翌日。

愛は夏川ちかげ(日髙のり子)を訪ね、山奥の村へ。

10年前に絵本作家を引退した夏川ちかげは、今は農業をしながら古民家で暮らしていた。

 

ちかげが絵本を書かなくなったのは、売れなくなったから。

だから出版業界の人が来てくれるなんて思いもしなかった。私はもう過去の人だからと、笑って言うちかげを見て、

『そんなことありません!』

と愛の心にスイッチが入る。

 

愛はいかに自分がちかげの絵本が好きで、今まで励まされてきたか思いの丈をぶつけ、自分と同じような読者がたくさんいるはずだと訴える。

 

そんな愛を見て、ちかげもにっこり。

コラムの件も検討してもらえることになり、たくさんの野菜をもらって愛は編集部に帰った。

 

文講グループ会長の息子は誰?

すると里中(髙橋優斗)編集長(LiLiCo)から預かったワインを持ってやってきた。

 

里中が編集長室に行ったことを知った絵里花(宇垣美里)は、里中が編集長の甥っ子なのでは?と怪しむ。

玉の輿を狙う絵里花は、MOST編集部にいるという文講グループ会長の息子を狙っているのだ!

 

そのワインは明日の打ち合わせで使うワインで、編集長は今日中に宗介に渡してほしいという。

でも宗介は今日はもう編集部には戻らない。

そこでなんと家を知っている愛が届けることに…!

 

逃げられない

愛は受付でワインを渡して帰ろうとするが、ちょうど帰ってきた宗介とバッタリ会ってしまい、超気まずい!

 

すると『部屋まで持ってきて』と宗介は、愛が逃げないようにワインを持たせ、せっかく来たんだからコーヒーでも飲んでいけと言う。

 

愛が困って断ると、宗介は足で床をドンッと踏みつけ、

『なんで避けんの?』

と振り返る。

 

『避けてませんよ』

『なら、コーヒー飲んでけ』

有無を言わせない宗介の雰囲気に押され、愛はしかたなく部屋にあがることに。。。

 

宗介がコーヒーを淹れてくれている間、愛は緊張でそわそわ。

テーブルの上に、楠瀬凛の新刊があるのに気づく。

宗介は最初の一文でぐっと心をつかまれ、最後まで一気に読んだという。

 

宗介がコーヒーを持ってきて愛の隣に密着して座り、ズザザッと横に逃げる愛。

 

『無事でよかった』

宗介は愛を見つめ、話し出す。

『火事だと聞いた時は血の気がひいた。君になにかあったらって思うと、いてもたってもいられなくなった』

 

それを聞き、動揺した愛は

『副編集長は上司として、編集部の仲間として心配してきてくれたんですよね?』

と自分の気持ちをごまかす。

けど『違う』と宗介は目をそらさずに言う。

『たしかに仲間だけど、それよりももっと…』

 

『わ~!このカップ、すてき!どこのカップですか?』

愛は慌てて話題を変えようとするが、宗介はそれを許さない。

コーヒーカップを持ち上げる手に、手を重ねられ、愛は無言でカップをおろすしかなかった。

 

『君は特別な存在だ。

正直、最初は君が目障りだった。

でもそれは君のことを誤解してただけで、いつの間にか君といるのが楽しくなった』

 

愛が顔を上げて宗介の目を見つめ返し、宗介はその目をのぞきこむように話を続ける。

 

『あのとき、確信した。俺は…』

 

そのとき、愛はコーヒーを飲もうとしてこぼしてしまい、着替えることに。

宗介に借りたパーカーはぶかぶかで、袖が長い。

 

宗介は袖をめくりながら『困らせてごめん。でも聞いて』と話し始める。

 

宗介は自分でも不思議なことに、愛を昔からの友達のように感じていた。

愛の前では、素のままの自分でいられる。

子どもの頃みたいに、まっさらな気持ちでいられる。

 

『気が付くと、君のことばかり考えてる。

そばにいたいんだ。

君が好きだ』

 

宗介のまっすぐな告白に、愛は涙がこぼれる。

『なんで泣くの?』

宗介は愛の頬に手を触れ、自分の方へ顔を引き寄せる。

 

そのとき、愛の頭に浮かんだのは、梨沙の顔だった。

急に罪悪感に襲われた愛はハッと我に返り、家を飛び出していく。

 

自分のせいで…

翌日。

夏川ちかげからOKの返事がきて、愛は大喜び!

愛の純粋な想いが、夏川の心を動かしたのだ。

 

今日は宗介は打ち合わせ先に直行。

樋口が熱でふらついて階段から足を滑らせ、頭を打って病院へ行っていることを知り、愛は驚く。

 

ホテル火災のとき、樋口は愛のことを迎えにいっていたのだ。

ずぶ濡れで帰ってきた樋口はくしゃみをしていたという。。

 

その後、エレベーターに乗り込む樋口を見かけ、愛は後を追いかける!

樋口は検査の結果、どこにも異常はなく、熱も下がったという。

 

でも樋口が風邪をひいたのは、自分のせいだ。

泣きそうな顔で謝る愛を見て、『ちょっとつき合って』と樋口はどこかへ連れていく。

 

ついにバレた!

その頃、宗介は編集長とともに、レストランチェーンの役員と会食をしていた。

その席で渡された広報誌を見ていた宗介は、あるページを見て顔色を変える…。

 

梨沙が仕事を終えてレストランを出ると、怖い顔で宗介が立っていた。

 

『君は誰なの?』

そう言って宗介が取りだしたのは、あの広報誌。

そこには「リストランテ代官山 マネージャー 桐山梨沙」と大きく写真入りで、梨沙のインタビューが載っていた。

 

『どうして佐藤愛のフリをしたんだ。

君はいったい誰なんだ、答えてくれ』

 

厳しい表情で尋ねる宗介に、梨沙は「愛の友達」だと答える。

 

『じゃあ、本物の佐藤愛は?』

『あなたのそばにいる人』

 

それを聞いた宗介は、梨沙が謝るのも聞かず、走り去る。

 

3つ目のお願い

一方、愛は樋口と歩道橋の上を歩いていた。

 

罪悪感でいっぱいの愛を見て、

『いいね~。もっと俺のこと、どんどん気にかけてよ。

いっつも思ってたからさ。なんかの勘違いで、ジャクソンこっち向いてくれないかな~って。

ほんと振り回されっぱなしだよ~。ほんと悪いよ、ジャクソンは』

と樋口は手すりに腕をのせ、茶化すように言う。

 

愛が謝ると、

『バカ。そういうときは謝っちゃだめなんだよ』

と樋口。

愛と向き合うと、

『ジャクソン。3つ目のお願い聞いて。

今からすること、許せ』

と樋口は愛を抱きしめる。

 

『やっぱ友達なんて無理だ。俺にもチャンスくれないか?俺たちなら絶対楽しい』

 

しかし樋口の想いを引き裂くように、愛の携帯が鳴る。

それは、宗介からの電話だった。

 

『おい、どういうつもりだ?佐藤愛。

ほんとなんにもわかってないな』

 

いきなり怒り出す宗介に、愛は面食らう。

 

『この16年間、君にどれだけ会いたかったか。

今までごめん…。どこにいるの?』

 

目の前にいる樋口が『行くな』と愛を引き止め、愛は樋口の顔を見上げる。

 

でも次の瞬間、電話口から『会いたい』という宗介の声が聞こえ、愛の心は激しく揺れる。

 

『行くなよ』

もう1度、樋口は言った。

 

でも…

『ごめんなさい』

 

愛は消え入りそうに小さな声で謝り、涙を浮かべて走っていく。

 

やっと見つけた

再会した時は、なんてサイアクなやつだろうと思った。

でも一緒に過ごせば過ごすほど、宗介は愛が大好きな、不器用で優しい宗介のままだとわかった。

 

その頃、宗介もまた、ずっとそばにいてくれた愛のことを思い出しながら走っていた。

きょろきょろと宗介を探している愛の姿を見つけ、

『やっと見つけた…』

と宗介はつぶやく。

 

 

後ろから愛の腕をつかんで振り向かせると、宗介は愛にキスをした。

 

~8話につづく~

 

 

『彼女はキレイだった』7話の感想

ぐわー!樋口~~!

『3つ目のお願い。今から俺がすることを許せ』

って抱きしめるのがまず神過ぎるし、

その後、宗介から電話がかかってきて、

宗介と樋口、両方から迫られ、目の前の樋口を置いて宗介の元に走る展開が苦しすぎる、切なすぎる。

 

樋口だってそうなるってわかってて、もしかしたらって思ってる。

想いが叶わないならせめて1番の友達になろうとしたけど、やっぱできなくて。

でも今度こそ、想いはちゃんと伝わったよね。ちゃんと受け止めてもらえたよね。

もう~、出てくる人みんないい人すぎて、みんな応援したくなってしまうんだ。

愛と宗介の仲は誰にも引き裂けない特別なもので結ばれてるってわかっててもさ(´;ω;`)ウゥゥ

 

そして宗介のことを避けても避けても、宗介が愛を追う展開にもドキドキしてしまいました。

あれは逃げられないし、あんなに見つめられたら心臓がもたない。

ぶかぶかのパーカー着た愛がかわいすぎて、袖をまくってあげながら告白するというのがもうドキドキものでした。

 

でもほんと、愛もだけど、梨沙だって何度も何度も本当のことを言おうとしてたのに。

嘘がバレてあんなふうにさげすんだ目で宗介に見られて、置いてかれて。

樋口も辛いけど、梨沙の気持ちを考えると辛すぎる。。

宗介は梨沙を信じてたぶん、だまされてたというショックがデカかったんだろうなぁ。。

 

にしても、辛い。

そしてみんな、いい家に住んでるなぁ。

樋口の家も豪邸で、ただの編集部員とは思えない。

 

熱で浮かされた樋口が、ソファに置かれたクッションに顔からツッコむシーンが『犬か!』とツッコむくらい、かわいかったです。

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました(๑>◡<๑)

またの~。

 

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