『姉ちゃんの恋人』6話ネタバレと感想│桃子と真人、2人を囲む優しい人たち。ツイスターも懐かしい…

にこ

今回は、2020年12月1日放送『姉ちゃんの恋人』第6話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

真人(林遣都)の過去を知り、何も言わず真人を抱きしめる桃子(有村架純)。

 

でも真人の反応は…?

 

そんな中、偶然、真人と和輝(髙橋海人)たち3人兄弟が河川敷で遭遇!

 

初めて言葉を交わしますが…!?

それではさっそく、6話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ

『姉ちゃんの恋人』6話のネタバレあらすじ

真人(林遣都)から過去に起こした事件について聞かされ、桃子(有村架純)は涙を流しながら、真人を強く抱きしめた。

 

このまま桃子に寄りかかってしまいたい。

そんな気持ちを必死で抑え、桃子から離れようとする真人。

 

『私、嫌です。嫌だよ、こんなの。だってせっかく、やっと好きな人に会ったんだから。

だからこれで終わりとか、もう会わないとか、絶対嫌。嫌だ。』

桃子は真人の腕をつかみ、呟いた。

 

けれども『…ごめん』

真人は桃子の手を離し、仕事に戻っていった。

 

辞めるなよ

そんな2人の様子を偶然見てしまった悟志(藤木直人)は、仕事中の真人に膝カックン。

真人を和ませようとするが、もっと普通のことをしてくださいと突っぱねられる。

 

そこで悟志は、近くの非常ベルの上の埃を真人のフォークリフトになすりつけた。

真人が慌てて拭くと、『辞めるなよ、仕事』と悟志。

 

たとえ真人と桃子がうまくいかなかったとしても、悟志はこの仕事を辞めてほしくなかった。

真人が大好きだと言っていたこの仕事を。

それに真人が辞めたら、自分は泣いちゃうほど淋しいから。

 

『わかりましたから。もう汚すのやめてください』

そう答えながらも、真人が気にかけているのは桃子のこと。

真人は半月を見上げ、『…大丈夫かな』と呟いた。

心配だから

その頃、桃子は真人と同じように半月を見上げていた。

桃子が気合いを入れて家に入ろうとすると、家の前で川上菊雄(光石研)が待っていた。

 

川上が桃子だけに話したいというので、桃子たちはいつものコンビニ前へ。

そこで川上は、自分が真人の保護司をしていることを打ち明けた。

 

真人は、川上から見ても犯罪を犯して服役していたとは思えないくらい、すごいいい奴だ。

でも相手が桃子だと知って、川上はどうして桃子が…?という想いを拭い去れなかった。

 

川上が正直な気持ちを話すと、桃子は心配かけてごめんねと謝った。

そして『私が自分で決めるから、おじさんは私のことを応援して』と頼んだ。

 

両親を事故で亡くした時、桃子が弟3人を養っていくと決めた、あのときのように…。

 

その後、帰宅した桃子は和輝(髙橋海人)たちに気づかれないよう明るく振る舞う。

でも泣いていたことはバレバレで、和輝たちは桃子に合わせ、気付かないふりをした。

 

3兄弟と真人の偶然の出会い

翌朝、真人の母・貴子(和久井映見)は、真人が桃子に話をしたんじゃないかと、なんとなく気付く。

 

でも心配なのは、真人が自分のせいで誰かに悲しい想いや辛い想いをさせてしまったと思い悩むこと。

そういうところが真人にはあるから…。

 

その頃、真人は以前、桃子と話した川べりに来て、『なんでここに来たんだ。思い出すに決まってるじゃないか』とたそがれていた。

そこに、野球ボールが飛んできて真人の背中にヒット!

 

真人がボールを拾い上げると、やってきたのは和輝たち3兄弟だった!

 

なんで真人が桃子の弟たちだとわかったかというと、

この前、ホームセンターに様子を見に来ていた時もだけど、

3男・朝輝(南出凌嘉)が着ていた服が、桃子がダブルデートの時に着てきた服と同じだったから。

 

和輝が、桃子と何かあったのか尋ねると、『何もないよ』と真人は笑ってみせた。

 

一方、桃子も想い出の場所を見て『ここは思い出しちゃうじゃん』と呟く。

そして目に入ったのは3兄弟と…、キャッチボールしてる真人!!!

 

桃子は思わず看板の後ろに隠れて、4人の様子をのぞき見た。

 

すると話は、3兄弟の進路の話題に。

和輝は食品会社、高2の優輝(日向亘)は建築とか住宅デザイン。

 

それは桃子が子供のころから大切なのは衣食住だと教えてきたから。

というわけで、残る朝輝は「衣」しか残ってないというわけだ。

 

でもある人に言わせれば、『安達家は未来がある感じらしいです』と和輝。

和輝の機能性食品の研究もそうだし、

優輝の住宅だって、テレワークが増えることで変わっていくかもしれないし、スーツだっていらなくなるかもしれない。

 

それはすべて、みゆき(奈緒)の受け売りだった。

和輝が『それなら結婚しても安心できるね』というと、

『そういうことは軽々と口にするもんじゃありません。戦争が起こるよ、戦争が』と、みゆき。

 

『それなのに、なんで私は旅行業界なんでしょうか?』

みゆきは神様に向かって嘆いた。

 

その時のことを思い出し、和輝はデレデレ。

そんな和輝を3人はからかった。

 

すると優輝が『姉ちゃんのどこが1番好きですか?』と真人に質問した。

 

気になった桃子はそばに寄ろうとして、河川敷の傾斜を滑り落ち、真人に向かって一直線!

真人に抱き止められると、桃子は『すいません…』と慌てて離れた。

 

でもさっきの続きを聞こうとすると、『仕事の時間だ…』と逃げる真人。

けど真人が笑っているのを見て、桃子は嬉しい。

『いってらっしゃい』

みんなに見送られ、真人は走っていった。

 

今はその時じゃない

その夜、真人は悟志に、桃子の弟たちに会ったことを話した。

すると悟志は8人兄弟で、そのうち2人には会ったこともないという。

 

『…しんどいな。

可愛かったり、楽しかったり好きだったり。どんどんしんどくなるな。

あると思うんだよ、人間にはさ、逃げていい時がさ。

でも真人にとって、それは今じゃない。

乗り越えるんだ、わかるな…?』

 

悟志の言葉に、真人はうなずいた。

 

だから私は反対する

一方、桃子はコンビニ前でみゆきと会っていた。

 

桃子の話を聞き終わったみゆきは、

『きっとタバコを吸う人はこういうときに火をつけるんだろうね~』と夜空に向かって息を吐く。

 

『なんか怒ってる?』

『うん。あんたにじゃないよ。

なんであんたみたいないい子が、そんな辛い恋をしなきゃなんないの?そういう世界に私は怒ってるの』

 

桃子が本当に真人のことを好きで、好きで好きでどうしようもないことを知ったみゆきは、桃子の恋に反対する。

 

こういうとき、親だったら絶対反対する。

嫌われても悪役になっても、子どものことを思って反対する。

川上にそれができないなら、みゆきがするしかない。

でもそういう人が必要だと、みゆきは言った。

 

それに、そういう人を納得させるには幸せになるしかない。

だから、私は反対する。悔しかったら私に「だから言っただろ?」って言われないようにしな

 

桃子はうなずくと『ちゅ~する?するか?』と言った。

でもしないし、この流れで和輝とつき合っているなんて言えるはずもない。

 

『頑張れ。…いや、違うわ。反対だ』

『…みゆき』

桃子は、涙ぐむみゆきを抱きしめた。

 

桃子を励ます人々

翌日、桃子は仕事に集中しようとするができずにいた。

そんな桃子を心配した日南子(小池栄子)は、同僚の沙織(紺野まひる)を誘って、安達家へ。

 

そこで日南子が話したのは、人には2種類の人間が必要だということ。

1人は、なんでも打ち明けられる人。

もう1人は、何も聞かずにばかをやって一緒に笑ってくれる人。

 

桃子にはなんでも打ち明けられる人はいるから、日南子たちはバカ担当!

すると沙織がじ~っと1点を見つめていた。

その視線の先には、ツイスターゲームが。

子どもの頃、太っていてゲームに入れてもらえなかった沙織は『やるよ!』とやる気満々。

 

その後、3人はツイスターゲームで盛り上がった。

 

1度壊れても幸せになれる?

その頃、帰宅途中の貴子は、ゴミ捨て場に捨てられたイスに座って写真を撮影している臼井(スミマサノリ)に遭遇する。

臼井の写真を見た貴子は、壊れたボロボロのイスを持って帰り、真人に修理してもらうことに。

 

直せるよね?あんたなら。前より幸せなイスにして

『…腕が鳴るね』

 

真人がそれを引き受けると、桃子からメールがきた。

 

「会いたいです、お話したいです。桃子」

 

桃子はメールを送ると、晴れ晴れとした表情で自転車をこぎだした。

 

最後のお願い

数日後、桃子と真人は観覧車に乗って話をした。

 

桃子は、真人と恋人にはなれないことを了承した上で、最後のお願いをした。

それは事件について、本当のことを話してほしいということ。

 

この前、聞いたことも本当のことかもしれない。

でもあれでは真人ばかりが悪くて、真人がどんなことを思ったり感じたのかがわからない。

 

『観覧車に乗っている間だけは、弱い気持ちも吐き出せる人になってください。

ここには真人さんと私しかいない。お願いします』

 

それを聞き、真人は意を決して事件のことを話し始めた。

 

真人は警察に連れていかれた時、酒は飲んでいたけど、そんなに酔っ払っていたわけではなく、恋人を守っただけだと思っていた。

 

いきなり男たちに殴られて、恋人が路地裏みたいなところに連れていかれて真人は怖かった。

それまで真人は一度もケンカをしたことがなかった。

 

でも真人は恋人を守ろうとして、怒りの気持ちで無我夢中で殴った。

でないと男たちに恋人が襲われてしまいそうだったから。

 

でも彼女は男たちに襲われてなんかいないと証言していると刑事に言われ、真人は自分の頭がおかしくなったのかと思った。

 

何もしてないのに、自分はあいつらを殴ったのかと思ったし、

自分ってそういう奴なのかとも思ったし、

これで自分の人生終わっちゃうのかと思った。

だって彼女が嘘を言うなんて思わなかったから。

 

でも彼女は自分の評判を落としたくなくて嘘をついたんだろうと貴子に言われ、真人は少し嬉しかった。

自分の頭がおかしいわけじゃないんだと。

それを自分が飲み込むことで、彼女を守れたことになるんだと思って。

だから真人は、否定しなかった。

 

でもそれで自分の人生が終わってしまうのは怖かったし、刑務所に行くのも怖かった。

後悔もたくさんした。

自分はそうじゃない!って言いたかったけど、諦めた。

言ってもどうしようもないって。

でも親に申し訳ないと思って、本当に真人はそう思って、涙でうまく話せなくなった。

 

えっと、…撤回します。さっき言ったこと撤回します。

恋人になれないのわかりましたって言ったけど、撤回します。

もっと、もっと、もっと好きになっちゃいました。

ごめんなさい、…なっちゃいました』

 

桃子が泣きながら笑うと、真人は耐えきれず、ボロボロと涙を流した。

桃子は優しく真人の涙をぬぐうと、真人の手を取った。

 

『一緒に泣こう。一緒に笑おう。…ね?

私の、恋人になってください 』

 

 

…桃子は、生きるためには衣食住が大切だと、弟たちに教えてきた。

 

でも、こうも言っていた。

 

生きるだけじゃなく、強く生きるために必要なのは、誰かを大切に思うこと。

 

誰かを大切に思えば、きっと相手も思ってくれる。

 

 

そういう人がこの世界にいれば、強くなれる。

 

その人のために、生きようって思えるから…。

 

 

その時、観覧車がもうすぐ下に着く音がして、

『もう1周しようか』と真人は言った。

 

桃子は笑ってうなずくと、真人と手をつないだ。

 

 

そんな2人の幸せを象徴するように、

真人の部屋には、綺麗に復元され、地球マークが描かれたイスがちょこんと置かれていた。

 

~7話につづく~

 

『姉ちゃんの恋人』6話の感想

桃子の前で、素直にすべてを吐き出せた真人。

涙を流しながら、横で黙って聞いている桃子が綺麗だったな~。

 

桃子の『前よりもっと好きになっちゃいました』という言葉を聞いて、堪え切れず涙する真人の涙をぬぐうシーンに、グッときました。

 

涙なんてさ、人生の中で1度くらいしか拭ってもらった覚えがないけど、

なんかその時、自分の心を拾ってもらえたような、そんな不思議な気持ちになったんですよね~。

だから私は、手をつなぐよりなにより、あの瞬間、すべてを受け止めてもらえたような気がして、心が洗われました。

 

壊れて汚れていたイスを、貴子さんが拾って綺麗にしてあげて

『もっと幸せなイスにしてあげて』と真人に頼んで、

それがまさか最後に出てくると思わなくてびっくりしました。

 

1度壊れても、何度でも直せばいい。

幸せになることを諦めなければ、幸せになれるってことかな。

桃子みたいにただ純粋に相手の幸せを願えるような、そんな人間になれたらいいのですが、

私の心は真っ黒でいかん!(≧◇≦)

 

でも桃子と真人がつき合うまでもっと時間がかかると思っていたので、2人の幸せな笑顔が見れてよかったです♪

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの~。

 

にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村

よかったらポチッとよろしくお願いいたします♪

その他のあらすじ