『この恋あたためますか』7話ネタバレと感想│どうして大切なことは後になってから気付くんだろう?

にこ

今回は、2020年12月1日放送『この恋あたためますか』第7話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

この前、樹木(森七菜)が勢いで伝えた『好きなの!』という言葉は、浅羽(中村倫也)の耳にしっかり届いていた!

 

『君に伝えなきゃいけないことがある』と浅羽に言われ、緊張する樹木だが…!?

 

ぐるりと回ってたどり着く想い。

 

ラストシーンが切ないです。

それではさっそく、7話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ

『この恋あたためますか』7話のネタバレあらすじ

『君に伝えなきゃいけないことがある。言ったよな?あの日、好きだって。

君の気持には 応えられない。ごめん…』

 

浅羽(中村倫也)が頭を下げた瞬間、『ごめんなさい!』と樹木(森七菜)

 

『あれは冗談です!

もう会えないと思ったから、勢いで言っちゃったっていうか、…だから冗談です。

すいませんでした』

 

樹木がもう1度深々と頭を下げると、『返してくれ』と浅羽。

少なからず、樹木になんて返事をしたらいいか頭を悩ませた時間を返せというのだ。

 

『いやいや、聞こえてると思ってなかったから!ほんとすいませんでした!』

樹木は慌てて走り去った。

 

…社長の答えなんて最初からわかってた。

 

でも、面と向かって言われると辛い。

 

それに欲しかったスノードームを、くれるなんて。

帰宅した樹木はスノードームを見つめ、テーブルの上に突っ伏した。

 

でも、”今度こそ忘れる”。

樹木は自分の気持ちとともに、スノードームを箱にしまった。

 

仲のいい里保と浅羽

一方、浅羽は家で里保(石橋静河)と会っていた。

 

『珍しい。拓実がみんなで旅行に行くなんて』

里保に言われ、浅羽は”職場の連中”、と言おうとして樹木の言葉を思い出す。

『職場の”仲間”に強引に連れていかれてね』

 

里保へのお土産は2つ。

『どっちがいい?選んで?』

浅羽が出した白い包みの中を見ると、1つにはちょいブサイクなりんごのキーホルダー。

それは樹木が選んだもので、少し里保はぴくっとする。

 

でも浅羽から『スイーツ発売おめでとう。夢が1つ叶ったね』ともう1つのプレゼントを渡され、里保は嬉しくてたまらない。

 

中身は、きれいなネックレス。

里保は浅羽につけてもらうと、

『どう?』

『…うん』

『うん?』とソファに笑顔で押し倒す。

『ハハハ、わかったわかった、似合ってる』

ようやく浅羽が認めると、『ありがと』と里保は変声で浅羽の胸に顔をぐりぐりした。

 

動揺しない男

翌朝、浅羽は新谷(仲野大賀)にも、樹木が選んだキーホルダーをお土産に渡した。

 

新谷は、浅羽が里保に言わずに温泉旅行に行っていたことをとがめると、自分も里保に実家のケーキ屋を手伝ってもらい、2人きりでいたことを明かす。

 

でも浅羽は新谷のことを信用していて、まったく嫉妬しなかった。

 

移動式コンビニ、スタート!

そんな中、ココエブリィ上目黒店では、研修旅行中に浅羽が思いついた移動式コンビニがスタート!

ある人の協力でさっそくワゴンも調達し、あとは商品を乗せていくだけだ。

 

その出資者とは、ココエブリィの筆頭株主・清水香織(笹本玲奈)

今はスマホでコンビニを呼ぶ時代、コンビニの方からお客さんのところに行く時代だという浅羽の言葉に、可能性を感じたという香織。

東京なんてコンビニは山のようにあるし、需要なんてあるわけないと専務の神子(山本耕史)は思うのだが…。

 

里保と一緒に、実際に工事現場や進学塾の前などを訪れた浅羽は、移動式コンビニの手ごたえを感じていた。

 

スイーツ改革の復活?

一方、神子はココエブリィの業績不振に頭を悩ませていた。

スイーツの売り上げもよくない中、そろそろクリスマスケーキの企画も決めなければならない。

 

樹木の作ったシュークリームを境に、

ココエブリィの客層は30~40代男性から新しい客層を掴みつつあった。

 

ねぇ、復活させてみない?浅羽さんのスイーツ改革

一岡(市川実日子)はそう神子に提案してみるが、答えはなく。

 

代わりに神子は、今年はホールでクリスマスケーキを買うという。

そんなもの、神子と、娘の茉由だけで食べきれるわけがない。

一岡が指摘すると、神子は黙って一岡の顔を見つめた。

 

『…マジで?』

2人はその後、同時に麺をすすり始めた。

 

前に進もう

そんな中、樹木は里保が開発したパンプディングを“キキかじり”で紹介する。

それを見て里保は大喜び。

隣で浅羽も見ていたのだが、樹木は途中でパンプディングを落としてしまい、ハプニングショーと化していた。

 

一方、新谷はこのままじゃいけないと、苦手なオリジナルスイーツを作り始める。

逃げずに自分の道を見つけたい。

新谷は樹木のことを思いながら、オリジナルスイーツを完成させた。

 

食べる人の顔を思い浮かべて

翌日からスイーツ課では、クリスマスケーキについて検討が始まった。

 

里保の企画書を見た一岡は『流行りも押さえてるし話題になりそうね』という。

キャッチコピーもセールスポイントも、確かにいろんなヒット商品のツボを押さえている。

でも里保がどうしてもこれを作りたいという想いは見えなかったという一岡。

 

『売れるのは大事。

けど、”これを誰かに食べてもらいたい”

そう思う気持ちのほうがもっと大事なんじゃない?』

 

特別になりたい

そんな中、新谷は樹木を中庭に連れて行き、初めて自分で考えて作ったスイーツを食べうことに。

 

真っ赤なケーキを見て、まずは写真を撮る樹木。

ひと口頬張った樹木は、ん~と顔をほころばせ、

マコっちゃん、うまい!』と言ってくれた。

 

『よかった~!樹木ちゃん、俺が前に言ったこと覚えてる?

今すぐじゃなくていい、樹木ちゃんの特別になりたいって言ったこと』

『うん…』

 

『でも、無理だった。そのいつかは来ないとわかったから。

つき合ってほしい。俺と。

樹木ちゃんのクリスマスまでの期間を俺にください』

 

だって、クリスマスは本当に特別な人と過ごすもの。

その日までに、新谷は樹木の”とくべつ”になるというのだ。

 

クリスマスを一緒に過ごそう』

『・・・・・・・・』

恋のきっかけは今!?

返事は今度でいいと言われた樹木は、スー(古川琴音)に相談した。

すると『悩んでいても始まらないなら、とりあえず始めてみたら?』と、スー。

 

だって恋のはじまりはいつだって、

いつの間にか目で追っていたり、その人のことを考えていたりするものだから。

 

でも最初はわからないんだよね。

何かのきっかけがあって、ああ、私、この人のことが好き!って気づくまで。

新谷との恋のきっかけは今かもしれないよ?』

 

スーに言われ、そうかもしれない…と心動かされる樹木。

箱にしまったスノードームがまだ樹木の心に引っかかっているけれど。。

 

浅羽に会いにいく樹木

そこで翌日、樹木は浅羽が働いているココエブリィに向かった。

店の前にコンビニカーが停まっているのを見て、笑顔になる樹木。

 

樹木はバックヤードで浅羽に会うと、スノードームを返そうとした。

ところがその時、急に停電が起こり、2人はぶつかり暗闇の中で見つめ合う。

 

でもすぐに電気がつき、『停電か!びっくりした~』と店長(飯塚悟志)たちが入ってきて樹木は仰天!

 

テレビをつけると、軽井沢地方を中心におよそ4万4000世帯が停電しているとニュースで報じられていた。

そこはこの前、樹木たちが研修旅行で行った場所だった。

 

今の時期、エアコンも暖房も、冷蔵庫も何も使えないのはきつい。。

そこで樹木が思いついたのは、コンビニカー!

あれに温かいものとか食べ物をのせていけば、みんな喜んでくれるはず!

 

でも浅羽は『行かないよ。どうせ無駄足になるに決まってる』と、ビジネスにならないことはしないと冷たい反応。

それなら1人で行くと樹木は言い、車に商品を載せ始めた。

 

すると『これも持っていくぞ』と浅羽。

2人は商品を積めるだけ積んで、軽井沢へ向かった。

 

実は怖がりな浅羽

その途中、樹木はトイレを借りるため、道の駅に立ち寄った。

なんかお化けでも出てきそうな雰囲気だが、ドアを開けて中に入る樹木。

停電しているため、中はもちろん真っ暗!

 

『すいませーん!』と声をかけても、ちゅー!とネズミが鳴くばかり。

 

樹木がトイレを探していると、

いつの間にか浅羽が後ろにいて『社長~!』と驚く樹木。

『なんでついてきたんですか?』と樹木は言うが、浅羽も外に1人でいるのが怖くなったらしい。

 

2人は階段を上り、2階へ。

『もしかして社長、ビビってます?』

『いや、ビビってない。全然ビビってない』

 

すると突然、懐中電灯で下から顔を照らしたおじさんが現れ、樹木は絶叫!浅羽はひゅ~バタンと倒れる。

 

樹木たちは無事にトイレを借り、おじさんに避難場所を聞いてその場を後にした。

 

みんなの笑顔

避難場所の小学校についた頃には、辺りは真っ暗になっていた。

コンビニカーの電気を点灯すると、みんながこちらを見ていた。

 

樹木が呼び込みをすると、恐る恐る住民が寄ってきた。

1人の女性が『何か温かいものあります?』と言い、コーヒーを出したのがきっかけで、次々にお客さんがやってきた。

 

商品は飛ぶように売れ、お客さんの顔に笑顔が浮かんだ。

その噂はネットで広まり、神子専務や一岡、都築営業本部長(利重剛)の目にも入った。

 

偶然、ココエブリィ上目黒店にいた本部長は、レジにいた店長を見つめ、お互いに『似てる?』と言って笑い合う。

 

そうこうしているうちにコーヒーが売り切れ。

樹木はお客さんに謝った。

 

すると先ほどトイレを貸してくれたおじさんが『よかったらこのコーヒー豆使って』と持ってきてくれた。

 

浅羽はココエブリィで契約してるものじゃないとだめだと断ろうとするが

『ありがとうございます!』と樹木。

 

『皆さん~!道の駅りんどうさんからコーヒー豆いただきました~!

今夜はお代はいただかないのでじゃんじゃん飲みましょう~!』

 

それを聞き、お客さんは大喜び。

浅羽も樹木の姿を見て、笑顔になるのだった。

 

その後も、お客さん1人1人に笑顔でコーヒーを配る樹木。

人々が温かいコーヒーを飲んで笑顔で話している姿を見て、浅羽の気持ちも変わっていく。

 

だがもうお菓子はなくなってしまい、残念がる子ども。

するとそこに、噂を聞きつけて新谷が商品を追加で持ってきてくれた。

里保も一緒だ。

しかも2人は、浅羽の車で来たらしい。

浅羽が見ると、里保は茶目っ気たっぷりの顔で笑っていた。

 

そんな中、里保は初めてお客さんに自分が考えたパンプディングを売る。

さっき、お菓子がなくて去っていった子供たちだ。

300円ぎりぎりで、1個のパンプディングを買う2人。

『美味しい!』と2人で分け合いっこする姿を目にして、里保は一岡が言っていた言葉を思い出す。

 

”これを誰かに食べてもらいたい”

そう思う気持ちのほうがずっと大事という、あの言葉を。

 

子どもたちは里保に駆け寄り、

『美味しかった!ありがとう』と笑顔で言ってくれた。

 

一方、樹木は重い荷物を代わりに持ってくれたり、

おばあちゃんが灯油を運ぼうとしていたら手伝いにいく新谷を見て、笑顔になる。

 

なんでそんなことするの

そんな中、樹木は頭上に広がる満天の星空に気づく。

すると浅羽がやってきた。

 

『停電なんて不便なだけだと思っていたが、君が正しかったな。

コンビニはただ、モノを売るだけの場所だと思ってた。

でも、あんなふうに誰かの居場所にもなれる』

 

浅羽は笑うと、配ってばかりで何も飲んでいない樹木にコーヒーを渡した。

その時触れた樹木の手が冷たくて、浅羽は『冷たい』と言って樹木の手を温めた。

『よく頑張った』

樹木は慌てて浅羽の手を離すと、スノードームを返した。

 

『どうして?君にあげたものだ。いらないなら捨てればいい』

捨てるなんて無理。でも持っておくのも無理。

失礼なのはわかってます。でも…』

 

その時、街の灯りが復旧し、人々の歓声が上がった。

 

『あ~よかった~』

そう言うと、樹木は戻っていった。

 

その後、残された浅羽がスノードームを見つめている姿を、里保が目撃する…。

 

樹木が出した答え

一方、避難所に戻った樹木は、新谷から『よく頑張ったね』と褒められる。

 

振り返れば、樹木が落ち込んでるとき、悔しがってるとき、嬉しかった時、いつもそばにいてくれたのは新谷=マコっちゃんだった。

マコっちゃんがいると、ほっとする。

マコっちゃんと一緒にいると、めちゃくちゃ楽しい。

だから…

よろしくお願いします

『ホントに?』

ホントに

『マジで?』

マジで

 

新谷は樹木を抱きしめると『世界で一番嬉しい!』と喜んだ。

『樹木ちゃん、俺頑張るから。絶対、樹木ちゃんの特別になるから』

 

新谷は樹木を抱き上げると、ぐるぐる回った。

 

いつの間にか…

その後、浅羽と2人になった新谷は、樹木とつき合うことを伝えた。

それを聞き、チラリと遠くではしゃいでいる樹木のほうを見る浅羽。

 

浅羽は笑って『これで送ってやれ』と車のキーを差し出した。

新谷はありがたくそれを受け取り、樹木を助手席に乗せる。

 

『じゃあ、お疲れ様』

樹木は里保と浅羽に声をかけるが、浅羽はうつむいて何も言わない。

 

『バイバイ』

樹木が言うと、浅羽は無言で手を振った。

 

去っていく車を、浅羽は切ない顔で見送り、無言で車に乗り込む。

ダッシュボードの上に置いてあるスノードームを見て、思わず浅羽の顔を見る里保。

 

車が走り出すと、振動でクリスマスドームの雪がキラキラと舞い上がった。

 

 

~8話につづく~

 

『この恋あたためますますか』7話の感想

樹木にスノードームを返され、まこっちゃんとつき合い始めたことを知り、やっと自分の本当の気持ちに気づいたのか、浅羽さん〜(ノД`)

 

そう、いつ好きになるかなんてわからないよね。

気付けば目で追っていて、笑ってくれていたら嬉しくて、

まさにスーが言ったとおりのことが軽井沢で繰り広げられ、胸がキューッとなりましたわ。

 

そんな中、里保は自分のスイーツを食べてくれる人の存在に気付かされたり、

樹木は新谷の優しさを改めて感じたり、いろんなことに気付かされていくんですよね。

 

満天の星空の下、社長が樹木の手を温めだしたときには、何してんだゴォら!と叫びそうに。

あれは樹木じゃなくても、みんな手を離して逃げ出すわな。

彼女がいるのに!って。

 

しかもそれを見ていた里保。

いつから見てたんだ〜???

 

しかも帰りの車の中、ずっとスノードームが前にあるなんて辛すぎる…。

私だったら『これ、どうしたの?』って絶対訊くけど、はぐらかされるよな。

 

それに何がツボって、

樹木に『バイバイ』と言われたときに、無言で手をちょちょいと振る、浅羽 中村倫也さんよ。

あのスネた感じ!

まさに子供より子供。

 

でも新谷は樹木と付き合えて、本当に幸せそうだったなぁ。

樹木と出会って、自分の苦手なこととも向き合い始めた新谷。

いつかお父さんの店を継ぐのかな?

 

あ〜あ、伏線の張り方と役者さんの演技に見事ハマってため息しか出ないよ。

次回も楽しみです!

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの〜。

 

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