『姉ちゃんの恋人』1話ネタバレと感想│日常のひとコマひとコマが温かい!勢いと愛のある世界

にこ

今回は、2020年10月27日放送『姉ちゃんの恋人』第1話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

女手1つで弟3人を養う肝っ玉姉ちゃん・安達桃子(有村架純)が恋をした!

 

そのお相手は心に傷のある吉岡真人(林遣都)。

 

2人の恋を中心に、個性豊かな登場人物たちが恋に仕事に生き生きと動き回る。

 

多彩なラブ&ホームコメディ!

 

脚本は、有村さんが主演を務めた連続テレビ小説「ひよっこ」などを手掛けた岡田惠和さんです。

それではさっそく、1話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ

『姉ちゃんの恋人』1話のネタバレあらすじ

安達桃子(有村架純)・27歳は、高校3年の時に両親を交通事故で亡くし、

以来9年間、弟の和輝(高橋海人)優輝(日向亘)朝輝(南出凌嘉)を養うため、ホームセンターに勤めている。

 

家では朝から、食べざかりの弟たちと賑やかな食卓が。

てんこ盛りのロールパンや食パンを見て、桃子は『いつも思うけど…、ここは合宿所か!』とツッコむ。

 

職場の人間関係もすこぶる良好で、

桃子が所属するホームファッション売り場では、チーフの市原日南子(小池栄子)を中心にとても仲良くやっていた。

 

でも今年はコロナの影響もあり、ハロウィンも今ひとつ盛り上がらないまま終わってしまいそうだ。

 

そんなムードを盛り上げようと、桃子が『クリスマスはドカンとやりたいですね』と言ったところ、なんとクリスマス企画のリーダーを任されることに!

さっそく、各フロアの責任者が集まってミーティングが開かれることになった。

 

そんな中、桃子は壊れていた地球儀のストラップが直っていることに気付く。

いったい誰が直してくれたのだろうか?

 

真人との出会い

桃子は初めての大役に緊張しつつも、クリスマスのレイアウトをどうするか、夢を膨らませていた。

 

そして18時。

1回目のミーティングが開催された。

 

そこには配送部の吉岡真人(よしおか・まなと/林遣都)の姿もあった。

真人は人と関わるのが苦手で、こういう場はできれば避けたかった。

だがいつも世話になっている上司の高田悟志(藤木直人)の頼みを断りきれず、参加したのだ。

 

そんな真人は、弁当屋で働く母・貴子(和久井映見)と2人暮らし。

貴子はある理由から、とても真人のことを気にかけていた。

それは、真人が帰ってくる時間になると外に見に行き、姿を確認すると気付かれないように戻るというくらいの心配ぶり…。

 

貴子は、真人が少しずつ人と関わる場が増えていくようにと、今回のミーティングのことも応援してくれていた。

 

ミーティングでは、クリスマスらしいキラキラした装飾や着ぐるみなど、賑やかな案が多く上がっていた。

 

そんな中、桃子は『吉岡さんはどうですか?』と真人に意見を求める。

 

すると真人は、ひとりだったり淋しかったり辛い想いを抱えている人も、ちょっと触れてみたいな…、見に行ってみたいなと思えるようなクリスマスだったらいいなと答える。

それに、本物の大きなもみの木があったらいいなと。

 

笑顔で話す真人の姿に桃子は釘付け。

なぜなら桃子が考えていたことと全く同じだったからだ。

 

それを聞いた日南子は『これで方向性は決まりだね』と。

こうして真人と桃子が考えたクリスマス案は、満場一致の拍手で迎えられた。

 

いいクリスマスになりますね♪

その後、桃子は配送部の真人のところに行き、

『ありがとうございます!よろしくお願いします。助けてくださいね』と頭を下げた。

 

『…いや、そんなわけじゃ…。こちらこそよろしくお願いします』

真人が頭を下げると、

い〜いクリスマスになりますね♪

桃子は陽気に笑うと、笑顔で去っていった。

 

真人は仕事に戻ると、そんな桃子の姿を見送った。

 

幼馴染みのみゆき

その帰り、桃子はひさしぶりに幼馴染みの浜野みゆき(奈緒)と会った。

コンビニ前でアイスを食べていると、2人組の男が声をかけてきた。

 

すると桃子は

『君たちがとっても素敵な男の子なのはわかるよ?でもね、今ね、私たち親友がひさしぶりにおしゃべりするのね。とってもとっても大切な時間なのよ。だから何も言わずに消えてくれないかな?』

と凄む。

 

それを聞き、男たちは退散。

桃子とみゆきは去っていく男たちに手を振った。

 

それから2人は、職場でもらった給付金についてとか、国からもらった10万円について話した。

 

恋はしとらんの?

『それ、何弁?』

2人は笑うと、恋の対象になるような相手は『いないねぇ』と言い合った。

 

なんかさ、心が通じる人がいいな。

心の根っこっていうかさ、わかり合えるっていうか、同じっていうか、

いたらいいなぁ、そういう人…

 

桃子はそう言うと、真人のことを思い出した。

 

真人の傷

そんなある日、真人の留守中に、家に保護司の川上菊雄(光石研)がやってきた。

どうやら真人は何か罪を犯して、服役していたらしい。

 

川上はもうじゅうぶん真人は罪を償ったし、大丈夫だと思っていた。

それより心配なのは、誰かのせいでとか、そういうことで真人が傷つくことだった。

 

『私があの子を守ります。命にかえても私が守ります』

貴子は川上の前でそう誓うのだった。

 

血の気の多い桃子

その頃、散歩中の真人は河川敷で少年たちがサッカーの試合をしているのに気付く。

 

真人が吸い寄せられるように近づいていくと、気になる選手が。

それはなんと、桃子の末の弟・朝輝(ともき)だった。

 

桃子と和輝、優輝が応援する中、朝輝はゴールに向かって突き進んでいく。

しかしその途中で朝輝は、敵のスライディングアタックを受けて転んでしまう。

 

すると怒った桃子は『ちょっと!何今のは!何してくれるわけ?』と朝輝のところへ。

 

審判にホイッスルを鳴らされても、桃子の勢いは止まらない。

桃子はすごい剣幕で審判を押し倒し、レッドカードを食らってしまった。

 

『ふざけんなよ、もう〜』

桃子がブチ切れながら帰ろうとすると、真人と鉢合わせ

 

『あ…えっと、なんで?』

『え、なんでって…』

『…こ、こんなことほんと初めてでぇ、こんなことあるんですねぇ、自分でも驚いちゃって』

 

桃子は焦って言い繕うが、真人はなんて言ったらいいかわからない。

 

『あ、説得力ないって思ってます?そういう人だと思ってます?』

『…まあ。。』

 

真人が笑うと、桃子もつられて笑ってしまう。

2人は川べりを歩きながら、話をした。

 

桃子の過去

桃子がちょうど大学受験の日に、両親が事故で亡くなった。

それで桃子は進学を諦め、おじさん=川上菊雄の紹介でホームセンターの面接を受けた。

 

桃子は『弟たちが大人になるまで絶対やめませんから!』と頭を下げた。

 

その時面接してくれたのが、ホームファッション売り場のチーフ・市原日南子だった。

 

そうして9年間、親代わりを務めてきた桃子は、体が弱かった朝輝が元気に走ってるのを見るだけで涙が出るし、

さっきみたいな現場に出くわすとお父さんみたいになってしまう。

 

桃子は『あいつらの結婚式の時には間違いなく泣きますね』と断言した。

『その時、私がどうなっているんだろう…っていうのはわかんないんですけどね。

でもいいんです!あいつら幸せにするって決めたんで』

 

そこまで話すと、桃子は真人の家族について尋ねた。

 

真人は3年前に父が亡くなり、母と2人暮らし。

母・貴子のことが大好きで、尊敬していた。

 

『母を守りたい。幸せにしたい』

『ふーん』

笑顔で聞いている桃子を見て、真人はなんだか照れくさくなった。

 

愛は地球を救う

その時、真人は桃子がバッグにつけている地球儀のストラップに気付く。

その視線に気付いた桃子は、

もしかしてこれ、直してくれました?

あ、そっか!夜(配送にくるから)。

そうでしょ?』

 

『…いや』

『あ、いやでした?私、ガサツっていうか、そういうの嫌いっていうか、嫌でした?』

『ああ、いや!そういうんじゃないから。…謝ることじゃないから』

『ほんとに?』

 

桃子は安心すると『吉岡さんは、あ!とか、え?とか、いや…とか多いですね』とリアクションつきで言った。

『え?あ、いや』

『あ!今、3つ言ったし!』

 

桃子に指摘されて、真人も大笑い。

桃子が『恋人とかは?』と訊くと、真人は『そういうのはあれで…』と焦って答えた。

 

すると桃子は、真人みたいな人はバキバキした人とつき合ったらいいと言い出した。

『例えば、私みたいな』

『…え?』

『あ!いや!例えばの話ですよ!例えば!』

 

桃子は焦って否定すると、黙り込んだ。

 

そこに朝輝たちから、逆転勝利したと電話がかかってきた。

これから桃子は焼き肉食べ放題に行き、ひたすら肉を食べるという(弟たちが)。

 

『じゃ、また職場で』

『あっ、はい また』

 

桃子は去りかけて振り返ると、バッグについた地球儀のストラップを見せた。

 

『これ、ありがとうございました。

壊れかけてたけど、ほら。地球、復活しました

 

桃子は弟たちに走って追いつくと、仲良く並んで歩いていく。

 

その一方で、真人は小刻みに震える右手を、辛そうな表情で見つめ、握りしめた。

 

川の音がやたら大きく響いていた…。

 

〜2話につづく〜

 

『姉ちゃんの恋人』1話の感想

姉ちゃん、思ってたよりずっとサバサバ、ズバズバ系で、それを演じる有村架純さんが楽しそうでした!

 

それに対し、何か罪を犯してしまったらしい真人が気になりますね。

3年前に亡くなったお父さんと関係があるのかしら??

 

母親の貴子さんが、真人のことをちょっと異常なほどに気にかけてるのを見ると、よほどの事情があるのかな?

 

実は真人の保護司の川上さんが、桃子たちの親戚だという点も、ひそかに気になりました。

それで桃子は、真人の過去を知ることになるのでしょうか…?

 

でも、真人が『あ!え?いや…』が多いことを指摘してしまう桃子!

それを笑いに変えられる桃子!

すごいなぁ…。

 

真人を見ていて、

私も学生時代によく『いや…』と言ってしまい、『嫌なの?』と言われてたことを思い出しました。

そういう意味の『いや…』じゃないんですけどね…(>_<)

 

そんなわけで、真人にとって桃子は太陽のように眩しい存在というか、自分とは違う人種に見えたかもしれない。

だけど桃子はちゃんと、ひとりの人や淋しい人の気持ちにも気付いているんですよね~。

 

一見、まるで違う2人が考えたクリスマスが一緒だったのは、ちょっと意外な感じがしたけど、

今の桃子からは想像もつかない苦労や淋しさを味わってきたのかもしれない。

それは今でも、テレビで交通事故のニュースを見ると消してしまうくらいの…。

 

でも2人とも、人に恵まれていて羨ましいな~。

特に桃子の同僚たちが個性豊かで面白ったです。

 

捨てられた椅子が気になって、座って写真を撮ることにしている存在感の薄い臼井さん(スミマサノリさん)。

 

いつも幸薄そうだけど、本当は楽しいと思っているし、心優しい岸本沙織さん(紺野まひるさん)。

 

そしてなんと言っても、チーフの日南子さんの存在がデカい!

すでに桃子が太陽なのに、その上をいく太陽。

それってなんだ??

 

桃子の幼馴染み役の奈緒さんもいい味出してたし、

初回で自己紹介が終わったので、次回からは同時多発ラブが展開されるようです!

忙しい!!!

 

そんなわけで個性的な登場人物ばかりの『姉ちゃんの恋人』、次回がとっても楽しみです♪

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの〜。

 

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