『姉ちゃんの恋人』8話ネタバレと感想│まさかまた同じ目に遭うとは…!真人は過去を乗り越えることができるのか?

にこ

今回は、2020年12月15日放送『姉ちゃんの恋人』第8話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

桃子(有村架純)とのデート中に、元恋人の香里(小林涼子)と再会した真人(林遣都)。

 

桃子も付き添い、2人はひさしぶりに話をするが…!?

 

さらに、桃子から悟志(藤木直人)のある情報を聞いた日南子(小池栄子)はショックを受ける…。

それではさっそく、8話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ

『姉ちゃんの恋人』8話のネタバレあらすじ

桃子(有村架純)とのデート中に、香里(小林涼子)と偶然、再会した真人(林遣都)

 

2人のただごとではない雰囲気を見て、桃子はすぐに彼女が真人の元恋人だと気付く。

 

一方、真人が桃子とつき合っているのだと気付いた香里も、『真人』と呼ぼうとして『吉岡さん』と言い直す。

 

『あの、少しだけいいですか?』

香里に呼び止められ、戸惑う真人。

でも桃子に笑顔で頷かれ、真人は近くのカフェで話をすることにした。

 

桃子は帰ろうとするが、『頼む、そばにいて。乗り越えたいんだ』という真人。

『わかった』

桃子がうなずくと、真人は少し安堵したような表情を浮かべた。

 

幸せ

真人は香里に、桃子とのことを『恋人、大切なひと、全部知ってるから』と紹介。

香里は現在、パーティーの料理などのコーディネーターとして働いていた。

 

そんな中、真人の右手は事件のことを思い出しているのか、震えていた。

 

『今、幸せ?』

真人が尋ねると、謝ろうとする香里。

 

でも真人は香里に謝ってほしくなかった。

それよりも香里が幸せかどうか、そちらのほうが真人にとっては重要だった。

 

結婚してるとか、そういうことじゃなくて、

幸せなのかなって、幸せでいてくれなきゃって思うんだ

 

『…どうして?許せないでしょ?私のこと』

 

涙ぐむ香里を前に、

真人は、香里が幸せでいてくれないと自分が耐えたことが無駄になってしまうと語り続ける。

 

だって真人はあの夜、約束したから。

『必ず君を守る』と。

 

だから真人は、香里を守れたと思いたかった。

勝手かもしれないけど、そうじゃないと意味がなくなってしまうから。

 

『頼むから、謝ったりしないで幸せでいてくれ。

うまくいかないことがあっても、幸せになることから逃げないでくれ。

そうすれば俺は、君を守れたことになるから』

 

真人はいつか香里に偶然会うことがあったら伝えたいと、ずっと考えてきた。

でもいざ目の前にすると、勝手な気がして、うまく伝えられなかった。

 

香里はうなだれて涙を流すと、何度も『ありがとう』と頭を下げた。

『…幸せに、なろうと思います』

 

『幸せ、幸せって重いよね。でも君は謝ったりする必要ないから。君は悪くないから』

 

桃子が見ると、いつの間にか真人の手の震えは止まっていた。

それに真人は今、幸せだった。

 

『別に君を楽にするためとかじゃなくて、なんか世界中に言いたいぐらい幸せなんだ。

すべては彼女に出会うためだったって思える。そのぐらい幸せなんだ』

 

真人は隣にいる桃子と目を合わせると、

『競争だね、どっちが幸せに生きれるか』と笑顔で香里に向かって言った。

 

仲睦まじい2人を見て、香里はようやく笑顔で頷く。

でもふと見ると、香里の車が違反切符を切られそうになっているではないか!

香里は慌てて店の外に出ていった。

 

『よかったね、偶然会って』

『そうだね』

2人は微笑み合うと、映画の時間を思い出し、外へ。

 

でも『綺麗なひとだったな』と、やきもちを妬いた桃子は真人をつねる。

『ちょっ、痛いんだけど』

『つねってるんで。なに、その顔~!』

そう言うと、桃子は真人の右手を握り、駆け出した。

 

社長の話

一方、悟志(藤木直人)に抱きしめられた日南子(小池栄子)は浮かれまくり。

でも、あれはなんだったんだ?

そんなことを思いながら歩いているうち、日南子は自分の売り場とは関係ないところまで歩いていってしまう。

 

そんな中、ニューイヤープロジェクトで、地球儀に2021と書いて、その中にいろんな国の言葉でおめでとうと小さな文字で書くという真人の案が採用されることになった。

 

でもこんなふうに社長がみんなの声を取り入れてくれるようになったのは3年くらい前から。

日南子は以前から社長に意見を送り、やり取りしていた。

 

真人は社長の顔をホームページで見せてもらい、『へ~』。

社長は口ひげを生やしたダンディな感じのおじさんだった。

 

いなくなってしまう悟志

その後、仕事に行った真人は、悟志からくすぐり攻撃をうける。

そんな2人を見て、『小学生か…』と笑い合う日南子と桃子。

 

でも日南子は、悟志が今年で配送部からいなくなることを桃子から聞かされ、ショックを受ける。

 

日南子は前にも、つき合っていた人が転職することを知らなくて、他の人から聞かされてショックをうけたことがあった。

 

その人が話してくれるまで待とうと思ったけど、できなくて聞いたら、彼は『あとで話すから』と言ってそのまま連絡が途絶え、結婚してしまったという。

だから、日南子はちょっとトラウマになっているのだ。

 

一方、悟志はここにいられるのは24日までだと真人に打ち明ける。

 

真人がどこに行くのか尋ねると、『今は聞くな。そのうちわかる』と、首を振る悟志。

 

思えば真人がここで働き始めた時、

『よろしくな!真人!』と温かく迎え入れてくれたのは悟志だった。

 

真人に仕事を教えてくれたのも、

フォークリフトに興味があることに気づいて免許を取るよう勧めてくれたのも、悟志だった。

 

『あの、高田さん』

『…誰だっけ?高田さん。高田さ~ん!?』

『あの、悟志さん。俺が前にどこにいたか』

『知ってる。心配するなって。俺がちゃんと守る』

 

『どうして?』

『一目見て、信用できるって思ったからな。当たるんだ、俺の勘は』

 

その言葉に、どんなに真人が救われたことか。

それから真人はフォークリフトの免許を取り、仕事にやりがいが持てるようになった。

 

その悟志がいなくなってしまうなんて…。

真人が横を見ると、悟志は大あくび。

 

みんなの仕事ぶりを見つめる悟志の横顔を見て、真人はなんだか遠くに感じるのだった。

 

これで恋人に見える?

そんな中、就活中のみゆき(奈緒)和輝(髙橋海人)と会っていた。

 

今年は桃子の家で開かれるクリスマスパーティーに、みゆきと真人も行くことになっている。

でもプレゼント交換とは別に、みゆきは和輝になにかプレゼントをあげたかった。

 

『プレゼント、何がほしい?大学生がほしいもの、わからなくて』

みゆきが尋ねると、

『うーん、みゆきさんかな?』と和輝。

 

みゆきは和輝に顔面チョップすると大笑い。

 

『…どんなふうに見えてるのかな?私たち。姉弟かな?』

『またそんなこと言って』

『こうしたら恋人に見えるでしょ?』

『…うん』

 

2人はそのままベンチに座って話をした。

 

のろける みゆき

その夜、桃子とみゆきは、いつものコンビニ前でお酒を飲みながら近況報告をした。

 

就活をしていると、自分なんて誰にも求められていないんだなと実感してしまう。

でもこんな時に和輝が現れてよかった。私にとっては天使だよ』と、のろけるみゆき。

 

それを聞いて、桃子は大笑い。

 

一方、桃子は明日、真人の母・貴子(和久井映見)に会うので緊張していた。

 

貴子と2人きりで会う桃子

翌日、真人が仕事に出かけていくのを、貴子と桃子は2人で見送った。

『なんで俺がいないときに?』

真人は複雑な表情だ。

 

真人がいなくなると、貴子は真人が小さい頃のアルバムを見せてくれた。

小さい頃の真人は、女の子に間違えられるほどかわいかった。

 

『起きてしまったことは、なかったことにしたりとか、聞かない方がいいだろうとか、そういうんじゃないふうになれたら嬉しいな。

あなたには負担になるかもしれないけど…』

 

『大丈夫です。知りたいです、ちゃんと』

桃子がそう答えると、貴子は真人の父について話し始めた。

 

真人の父は、真人が服役中に自殺した。

 

貴子と真人の父は高校教師で、父は教頭をしていた。

でも真人の事件で、一部の父兄から手紙が届くようになり、2人は学校を辞めた。

 

みんなはそれが原因で自殺したんだろうと言うが、貴子はそうじゃないという。

 

自分のせいで学校を辞めたことを真人が知ったら、真人は辛い思いをするだろう。謝るだろう。

そう思って、そこから逃げたくなって、楽になりたくて、

ふっと亡くなってしまったのだと、貴子は思っていた。

 

『だから全然怒ってないし、恨んでない。

でもちょっとバカだなって思ってる。

 

あの頃は全然考えられなかったけど、

生きていたら、さっきみたいに幸せで困ってる真人の顔が見れたのにって。

こんなかわいい彼女とケーキが食べられる日がきたのにって。

 

…ありがとう、桃子さん』

 

桃子が首を振ると、

『今頃、気になって気になってしょうがないわね』と、貴子はぼろぼろ涙を零しながら笑って言った。

 

それから2人は、いろんな話をした。

弟たちの話や仕事の話、好きな食べ物の話、チーズが苦手なことまで。

 

そんなたわいない時間に、幸せを感じる貴子。

 

貴子から報告を受けた川上(光石研)は、弁当屋の藤吉(やついいちろう)を連れ出し、

『好きなんだろ?貴子さんのこと。幸せにしてやれよ』と店の中に押し込んだ。

 

でも貴子は『幸せで、もうなんにもいらない』と呟く。

『なんにもいらないって』

『ね~』

タイミングを失った男2人は、笑顔でその場を取り繕った。

 

あの時の再来

そして安達家のクリスマスパーティーの日。

桃子と真人はプレゼントを買って帰るところだった。

ところがその途中で、桃子が道端に座っていた男性の足に引っかかってしまう。

 

『…どこ見て歩いてんだよ』

立ち上がり、怒りを露にする男を見て、あの日と同じだと思い出す真人。

 

『すいませんでした。ごめんなさい』

真人は2人組の男に謝ると、桃子を連れてその場を去ろうとした。

 

でも男たちは真人たちを人気のないところに連れて行き、暴力を振るった。

 

桃子に危害が及びそうになり、

『やめてください!お願いします!大切な人なんです』と必死に間に入る真人。

 

真人は殴られ、蹴られ、それでも必死に桃子をかばい、守り続けた。

 

 

…この世界は、愛だけで成り立っているわけじゃないし、いい人ばかりじゃない。

 

一歩、道を曲がれば、そこには得体の知れない悪意や暴力があって、

 

それはきっとなくなることはなくて。

 

 

誰かにしっかりつかまって、

 

誰かとしっかり手をつないで守るしかない。

 

 

でないと、不幸への落とし穴はそこら中にある。

 

でも、大切な人、守るべき人が1人増えれば、そのぶん世界はいい方向に向かう。

 

 

『おい、行くぞ!』

男たちがいなくなった後、

真人は桃子の無事を確認し、桃子をぎゅっと抱きしめ、泣きじゃくった。

 

そのぬくもり、温かさ。

真人は手を出すことなく、桃子を守り抜くことができたのだ。

 

幸せなんだ

その帰り道、桃子は真人の頬の傷を隠すため、ファンデーションを塗った。

 

『大丈夫?化粧してるように見えない?』

『大丈夫だって』

思い切り桃子が腕を叩くと、痛がる真人。

 

『…ごめん。痛かったよね』

なんでだかそんなこともおかしくて愛しくて笑ってしまう2人。

 

真人は自分の右手を見つめると、その手で桃子と手をつないだ。

 

2人なら、乗り越えていける。この先もきっと…。

 

悟志の正体

一方、日南子は配送部に行き、そっと悟志の姿を伺っていた。

なんだか辛そうに、目頭を押さえる悟志。

そこにフォークリフトがバックしてきた。

 

『〇〇~!!!』

警備員さんが叫んだおかげで、危機一髪、悟志は飛びのけて無事だった。

 

だが、それを聞いた日南子はぼう然として、その場を去っていくのだった…。

 

~最終回につづく!~

 

 

『姉ちゃんの恋人』8話の感想

ほんとなんでまた同じ目にあわなきゃならんのだ~!(>_<)

途中からテレビつけて、え!?と目を疑ってしまいました。

真人がまた手をあげてしまうんじゃないかと少しドキドキしましたが、最後まで桃子を守り抜く真人。

その後、桃子を抱きしめて、今までため込んでいたものをすべて流すような涙が印象的でした。

 

香里さんと会って話すことができて、右手の震えも止まり、そして暴力に負けず、桃子を守ることができた真人。

自分からそっと桃子と手をつなぐところは感動でした!

 

香里さんもいい人でよかった!

あんなことがあって、精神的にも普通じゃない状態になっていたのかもしれないし、他の人に言われるまま嘘をついてしまったのかもしれない。

事情はわからないけど、香里にも真人と同じようにずっと自分を責め続けた時間があったんだなと思って、なんかとにかく、香里がいい人でよかったと心から思いました。

 

でも、幸せでいてほしいという言葉は、

真人の心は軽くなったかもしれないけど、香里を苦しめてしまうかもしれない。

 

どうかその言葉が、香里の呪縛になってしまわないようにと祈るばかりです(>_<)

 

一方、悟志ですが、めっちゃ疲れてて心配です。

『〇〇~!』って警備員さんが叫んだのは、危ない!じゃなくて名称だったのか。

 

最初、なんで日南子がショックを受けているのかわからなくて、すごい考えてしまいました。

ツイッターを見て、なるほどなぁと。

私はもしかして目の病気か何かだと思って、ハラハラしてしまいました。

 

もしあの叫びが『社長~!』だとして、そんなにショックを受けるかなぁ?

びっくりはするけど、あんなぼう然とした顔はしないような。

しかもホームページに別のおじさんの写真まで掲載されていて、もしそうなら謎が深まるわ!

悟志はみんなに正体を知られず、普通の人として生きていたかったのかもしれませんね。

 

真人のことを気にかけてくれてたのも、自分が採用したからだとすれば辻褄が合うし、

なんか真人と悟志の回想シーンが1番胸アツだと思ったのは私だけでしょうか?

 

次回はハッピーエンドの嵐かな?

カムバック、日南子さんの笑顔!

 

というわけでここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの~。

 

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