『珈琲いかがでしょう』6話ネタバレと感想│次第に人間らしいこころを取り戻していく青山。たこさんと過ごした、かけがえのない日々!

にこ

今回は、2021年5月10日放送『珈琲いかがでしょう』第6話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

今回は、青山(中村倫也)にコーヒーの極意を教えてくれた師匠・たこさん(光石研)と過ごした日々を描いた「たこ珈琲」をじっくりと。

 

それはまるでたこさんが丁寧に淹れてくれた、コーヒーそのもの…。

 

そしてついに、青山にご執心の3代目「ぼっちゃん」も登場します!

それではさっそく、6話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ

『珈琲いかがでしょう』6話のネタバレあらすじ

  たこ珈琲 

垣根(夏帆)が淹れてくれたコーヒーを飲みながら、

青山(中村倫也)はコーヒーの道に進むきっかけとなったホームレスのたこさん(光石研)との出会いを打ち明けた。

 

『じゃあ、そのおじいさんが青山さんのコーヒーのお師匠さんなんですね』

『だいぶスパルタでしたが』

 

ふふっと笑って答える青山に、垣根は今、たこさんはどうしているのか尋ねた。

すると『これがその手がかりです』と、青山はぺい(磯村勇斗)が残していったメモを見せた。

そこには、静岡のとある住所が書かれていた。

 

『じいさんは野たれ死にしました。土砂降りの雨の中、たった1人で 』

 

青山が移動コーヒー店で各地を巡っているのは、

たこさんが教えてくれたコーヒーをみんなに飲んでもらうためと、情報収集のため。

 

身元不明で引き取り手のなかったたこさんの骨を、たこさんが愛していた奥さんと同じお墓に入れてあげたい。

それがたこさんの望みだったから・・・。

 

このメモはその手がかり。

ぺいは、青山がたこさんの親戚を捜していたことに気づいていたのだ。

 

コーヒーのとりこになった青山

たこさんのコーヒーを飲んでから、青山はコーヒーにとりつかれた。

どこで飲んだ味とも違う、あの深い味と香り。

それだけ、たこさんが淹れたコーヒーは格別だった。

 

ある日、青山はたこさんの家を訪ね、

『じいさんのコーヒーが飲みたい』

と小さな声で言った。

 

『え?』

『コーヒー淹れてくれよ』

だが、たこさんは『え?なんだって?』と聞こえないフリをする。

『コーヒーを淹れてください』

青山がお願いすると、

『あいよ』

たこさんは快く、青山のためにコーヒーをつくってくれた。

 

『すごくうまい・・・』

でも、前と味が違う。

青山は何が違うんだと、たこさんに言った。

すると『は!?』と、たこさんは大げさに耳に手をあてて聞き返す。

 

『何が違うんですか?』

青山がはっきりと敬語で尋ねると、

たこさんは『人にものを尋ねるときは、それなりの言い方ってもんがある』と前置きした上で、使っている豆と焙煎が違うと教えてくれた。

 

コーヒーのことを何も知らない青山に、たこさんはコーヒーの豆の種類から教えてくれた。

今日の豆は、コロンビアとグァテマラをブレンドしたもの。

そのブレンドした豆を深く煎って香ばしくするのだ。

 

豆の種類だけじゃなく、焙煎の方法も段階もいろいろあって、コーヒーはそれらのちょっとした加減で味がずいぶん変わる。

そこが面白い。

 

たこさんがコーヒーに詳しいのは、好きだから。

『それしかないでしょ』と当然のように笑うたこさんに、

『な、じいさん。俺にコーヒーを教えてほしい』

と青山は真剣な顔で頼んだ。

 

この前ここで飲んだコーヒーは、今までどこで飲んだものとも違った。

なんていうか、うまく言葉にならないが、

まるで落とし穴にハマったような。。

深くて、黒くて、でも妙に居心地がいい落とし穴。

あの風味に囲まれてずっとそこにいたくなるような・・・。

青山にとって、とにかく衝撃的だった。

だから。

 

『だから?』

たこさんに促され、青山は言った。

『だから、俺にコーヒーを教えてほしい』

『あ!?』

『教えてください』

『・・・どうしようかな~?』

 

青山は立ち上がると『お願いします』と、たこさんに頭を下げた。

 

修行の日々

そうして、たこさんの修行が始まった。

それはただ、コーヒーを上手に淹れるという単純なものではなく、

”青山に足りないもの”を教えてくれる日々だった。

 

まず、たこさんが行ったのは、川で釣り。

いったいこれがコーヒーと何の関係があるのか?

しかも待てど暮らせど、まったく釣れない。

青山がぼやくと、

『嫌だね~。釣れる釣れないじゃないの』

と、たこさんは前を見つめたまま言った。

 

コーヒーを味わうということは、こうやってのんびりと穏やかなひと時を幸せだなぁと感じることに似ている。

 

でも青山にはこれが幸せなのかどうか、わからなかった。

じゃあ、いつが幸せなの?と訊かれても、何も思い浮かばなかった。

 

『そっか。気の毒な若者よ。いろいろあったんだなぁ』

たこさんはそう呟くと、青山に昨日なにを食べたか尋ねた。

 

でも牛丼かラーメンか、何を食べたかすら青山は覚えていなかった。

 

そんな青山に、たこさんはもっと自分が食べているものに関心を持てという。

何が美味しくて、何がダメだったのか。

料理の味付けや作り方。

ただ食べて空腹を満たすだけじゃなく、味を感じる。

そうやって舌を鍛えていく。

それが美味しいコーヒーを淹れることに繋がってくる。

 

『心に余裕がないと、味は感じられないからね。

そしてそのご飯がとっても美味しいと思えたのなら、1ミリでもいい。

幸せかどうか考えてみな?』

 

たこさんはそれだけ言うと、今日のレッスンは終了!とサッサと帰ってしまった。

 

コーヒーの勉強をする青山

それからというもの、青山は仕事中もぼーっとすることが多くなった。

食べるのもやたら遅いし、ひとつひとつ味わって食べるようになった。

 

家に帰れば、たくさんの豆を用意して、いろいろブレンドして飲み比べてみる。

そのうちの1杯を、青山は一緒に暮らしているぺいに飲ませてみた。

でもコーヒーが苦手なぺいには、苦いだけでどうしても美味しいとは思えなかった。

 

たこさんのコーヒーの味を再現したくて、青山は生まれて初めて真剣に勉強した。

でもコーヒーは追及すればするほど、深みにはまっていく。

なかなか思うようにはいかなかった。

 

ここから抜け出せたら

そんなある日。

急いでお湯を注ごうとする青山に、たこさんは『こいつらの声を聞きながら淹れてみな』とアドバイス。

 

『こいつら?』

『コーヒー豆~!

もう、野暮なこと言わせんじゃないよ』

 

豆が全体に湿っていくのを感じたら、2湯め、3湯めとゆっくり注いでいく。

 

たこさんのアドバイスと青山の努力により、まだまだ味にムラはあるものの、青山のコーヒーはずいぶん美味しくなっていた。

 

たこさんに認められ喜ぶ青山だが、美味しいコーヒーを淹れられるようになったところで、どうなるのだろう。

結局、青山は現状から抜け出すことはできない。

 

気づいたら青山はこの世界にいて、それしかなかった。

だから自分がそこから抜け出したいと思っているのかすらわからなかった。

 

でも、今の仕事は頭を空っぽにして無心にならなければやっていけない。

たこさんが言うような「心の余裕」なんて生まれそうにない。

 

『なあ、もしこの生活を抜け出せたらどうする?』

青山がたこさんに尋ねると、

移動コーヒー屋をやってみたいと、たこさんは答える。

日本中いろんなところを周って、いろんな人に自分のコーヒーを飲んでもらうのだ。

 

それはいいなと、青山は思った。

 

青山の変化

家に帰ると、青山はザルに入れたコーヒー豆を無心で煎った。

ぺいが話しかけても、集中しているのか全然気づいてくれない。

ぺいは寂しさをまぎらわすため、あめをなめた。

 

『ホルモン、ホルモン、ホルモン・・・』

仕事に出かけても、青山はこうして人を殴っていることに疑問を感じるようになった。

 

『なあ、ぺい。

これ、ほんとにホルモンか?』

 

自分がしていることに怯え、不安そうな顔を浮かべる青山に、

『迷うな。迷ったら終わりだって、兄貴が教えてくれたんじゃないか』

と、ぺいは声をかける。

けれども・・・。

 

ある日、とうとう青山は暴力団幹部の花菱(渡辺大)から『今度、中途半端なことをしたらただじゃおかねぇぞ』と殴る蹴るの暴行を受ける。

 

青山に足りないもの

傷だらけの青山の顔を見たたこさんは『どうした、若者!』と驚いて起き上がるものの、それ以上何も聞かずにレッスンを始めた。

 

ゴリゴリと豆をひき、クルクルとお湯を回し入れ、豆がふくらむのをじっと待つ青山。

その様子を見て、静かにたこさんは頷いた。

 

そして青山が淹れたコーヒーを飲んだたこさんはにっこり微笑み、

『上出来だ』と言った。

でも足りない。

 

『何が?』

『大丈夫。それはいずれ必ず見つけられるさ』

青山にも大切なひとができたら、

きっととびきりのコーヒーが淹れられるはずだ。

 

たこさんには、心から思い続けている大切な女性がいた。

死んだらその人と一緒のお墓に入る。

それが夢だった。

 

きっといつか、青山にもそんなふうに思える人ができる。

だから、少しでも今いる世界に疑問を感じているのなら、足を洗ったらどうだと、たこさんは勧める。

 

できっこないと思っているうちは、そりゃ無理だ。

でも、ちょっとの加減で変わることもあるはずだ。

コーヒーも、・・・人間も。

 

『嘘だ』

『嘘じゃない』

たこさんは首を横に振る。

 

そんなふうに青山のことを真剣に思って何かを言ってくれる人なんて、今まで1人もいなかった。

だから青山は、たこさんの気持ちにまともに向き合うことができなかった。

 

『僕がちゃんと向き合っていれば、じいさんは死なずに済んだのかもしれない』

 

青山は今もそう、思っていた。

 

大切な人

雨が降ると、青山は頭が痛くて憂鬱になる。

ふと、たこさんのことが気になって家を訪ねると、たこさんはベッドで寝込んでいた。

体調よりも、雨が降ると気持ちが塞いでしまうのだという。

 

『俺も雨は苦手だ』と頭をおさえる青山に、たこさんはコーヒーを淹れてくれた。

 

それを飲んで青山は、やっぱ美味いな~と思った。

自分のとは全然違う。

飲んだら頭まで軽くなり、『じいさんのコーヒーに救われた』と本気で思った。

 

『いつか俺も、じいさんが淹れたコーヒーのように美味しいコーヒーを誰かに淹れてあげられたら・・・』

 

青山がつぶやくと、

『あんたに教えることはもう何もない。あとは自分で極めるしかない』

と、たこさんは言い出す。

 

『あんたに必要なのは自分を大切にすることだ。

自分を大切にできなければ、他の人も大切にできない』

 

たこさんはこんな暮らしをしているけど、自分も大事だし、仲間も大事。ずっと大事に想っている女性もいる。

大切な人に淹れるコーヒーは格別だ。

 

『誰のことも大切に想えない人間には、美味しいコーヒーは淹れられないってことか?』

青山は身を乗り出すと、すがるような顔でたこさんを見た。

 

『俺は今まで、さんざん人を傷つけてきた』

『でもそれは、あんたが今まで誰からも大切にされなかったからだ。

今、俺はあんたのことを大切に想ってるよ』

たこさんは優しいまなざしで青山を見つめた。

 

外でザーザー激しく雨が降っている音がする。

長い沈黙が流れ、たこさんが言った。

 

『・・・どうした?怖いのかい?』

『何が。何も怖くねえよ』

青山は目に涙をためて強がってみせた。

 

『誰かに大切に想われてるってことは、素晴らしいことだよ』

『だから何も怖くねえって言ってんだろ!

なんだよ、大事なもんとか、仲間とか。

そんなもん、いらねえんだよ!くそジジイ!』

 

それ以来、青山はコーヒーをつくるのをやめてしまった。

それを聞き、ぺいは青山が元に戻ったと安心した。

 

たこさんの死

土砂降りの雨の日。

青山は気になって、たこさんの家を訪ねた。

返事がないので中に入ると、たこさんは床の上で冷たくなっていた。

 

青山は『組を辞めたい』と花菱に言い、ボコボコにされた。

花菱から『おまえもやれ』と強要されたぺいは、

『なんでだよ・・・』と泣きながら青山を殴った。

 

その問いに青山は

『俺はただ、美味しいコーヒーを淹れたい。それだけです』

と答えた。

 

青山はたこさんと釣りに行った川に行き、小さな白い骨になったたこさんを見つめた。

 

好きなんです!

それが青山が組から足を洗い、移動コーヒー屋を始めた経緯だった。

 

『大切な話を聞かせてくれてありがとうございます』

話を聞き終わった垣根は、早くお墓に入れてあげられるといいですねと微笑んだ。

 

『微力だと思いますが、私にもできることがあったら言ってください』

『垣根さん、お気持ちだけで十分です』

青山は自分みたいなのと関わっていたらこの先どうなるかわからないと断った。

 

でもそれでも青山の力になりたいと垣根は食い下がる。

『なぜそこまで・・・』

『好きだからです!』

『・・・気持ちは嬉しいのですが、俺には成すべきことがありまして』

青山が困ってもにょもにょ呟くと、

『大好きなんです!』

と、垣根は叫ぶ。

『青山さんのコーヒーが!』

 

『ん?』

『え?』

青山は自分が勘違いしていたことに気づいて笑うと、

『長いドライブになってしまいましたね』

と垣根を家まで送っていった。

 

3代目、ぼっちゃん登場!

その頃、ぺいは、まだ17歳の3代目暴力団組長、通称ぼっちゃん(宮世琉弥)

『それ、ほんとにあいつに刺されたの?

ぺいちゃん、あいつのこと好きだからさ~、僕心配してたんだよ。

寝返るようなことするんじゃないかな~って』

と話しかけられていた。

 

『ねえ、ぺえちゃん。

自分が能ある鷹だと思ってるなら、その爪は全力で隠してね。

でなきゃ、爪をはがされるどころじゃなく、指を落とすよ?』

 

ぼっちゃんは意識もうろうとして倒れているぺいの髪をつかみ、冷酷な顔でにっこりと微笑んだ。

 

一方、垣根を送り届けた青山は、ぺいから渡されたメモを頼りに静岡のとある家へ。

 

『やっと、・・・ゴール』

青山が呼び鈴を鳴らそうとしたそのとき、

『ゴール! 1歩進んで、振り出しに戻る!』

と背後からぼっちゃんが現れ、その手をつかむ。

 

『やっと見つけたよ。僕だけのと~らモン』

ぼっちゃんは後ろから青山を抱きしめた。

 

~7話につづく!~

 

 

『珈琲いかがでしょう』6話の感想

いつも思うけど、たこさん役の光石研さんの笑顔って、なぜあんなにパアッと明るくて人を和ませるパワーがあるのかしら。

あの笑顔にいつも惹きつけられてしまうわ〜。

それにさらにじっくりと深いコーヒーを淹れるようなセリフが加わるのだから、最強じゃないかと思ってしまう。

 

そんなたこさんだけど、大切な女性と別れ、家を失い、ホームレスとして暮らさなければならない事情があったわけで。

『大丈夫だよ、あんたいつか足りないものを見つけられるから』というたこさんは、

青山の中に昔の自分自身を見ているのかなぁなんて思いながら見ていました。

 

でも青山ってけっこう綺麗な部屋で、ぺいといい暮らしをしてたんだな。

お金もあるから、買おうと思えば、豆も道具もすぐに手に入る。

けど毎日ご飯が食べられることも、雨風しのげる家があることも、ちょっと視点を変えてみれば新しい世界に踏み出せるということも、

青山は気づいていなかった。

自分のすぐそばにある幸せに気づいていなかった。

それに、たこさんは気づかせてくれた。

そして何より、青山のことを大切に思ってくれた、初めての大人だった。

 

誰かに大切にされたことなんてなかった青山は、初めて感じる愛情にどうしていいかわからず、ひどいことを言って家を飛び出す。

そしてそのまま、たこさんは亡くなってしまった。

 

青山は垣根に笑顔でその話を語っていたけど、そこまでくるまで何杯のコーヒーを淹れてきたのだろう。

移動コーヒー屋さんになって、たこさんが叶えられなかった夢を叶え、

たこさんが大切に想っていた女性のお墓に一緒にいれてあげたいとずっと探していた。

 

青山はたこさんがしてくれたようにコーヒーを淹れることで誰かを救いながら、自分自身も救われてきたのだろう。

 

それなのに3代目のぼっちゃんの怖いこと〜!

見つかったらやっぱり移動コーヒー屋も辞めさせられちゃうのかな?

とりあえずぼっちゃんもコーヒー飲んでくれないかな?

 

垣根ちゃんの『好きです』攻撃にたじろぐ青山さんもかわいかった。笑

垣根ちゃんにはちょっと高めの優しい声で話す青山さんが好きだわ~。

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの~。

 

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