『イチケイのカラス』6話ネタバレと感想│動き出した12年前の事件!みちおが”正しい裁判”にこだわり続ける理由…!

にこ

今回は、2021年5月10日放送『イチケイのカラス』6話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

出典:『イチケイのカラス』公式ツイッター

今回は、竹野内豊さん主演の『素敵な選TAXI』の脚本を務めたバカリズムさんとの、素敵なコラボ!

 

前科6犯の窃盗犯として、みちおと対峙します!

 

はたしてみちおは、この厄介な相手をどう裁くのか?

 

これをきっかけに、みちおの運命を変えた12年前の事件がまた動き出します…!

それではさっそく、6話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ

『イチケイのカラス』6話のネタバレあらすじ

── 10年前。

みちお(竹野内豊)は裁判官として再スタートを切った。

因縁の相手・日高(草刈民代)から『なぜ裁判官になったのか?』と尋ねられたみちおはこう答える。

 

『 “どうして”を全部やってみようと思って。

たとえば現場検証。

今まで何度申請しても断られた。日高さん、あなたにも』

 

みちおは、弁護士の時に刑事裁判官に対して感じた「どうして?」をすべて実践しようと思ったのだ。

 

『日高さん、ひとつお聞きしたいことが』

みちおはにこやかに微笑むと、

階段の上から見ろしている日高に近づき、尋ねた。

 

『あなたはどうして裁判官を志したんですか?』

 

── そして現在。

草野球の試合を終えたみちおたちは、対戦相手の地検チームと一緒に石倉(新田真剣佑)の実家のそば屋で飲んでいた。

 

そこに、坂間(黒木華)が日高を連れてやってきた。

日高の最高裁長官内定のお祝いをした帰りに、もっと話がしたくてご飯に誘ったのだ。

 

するとみちおが突然、

『日高さん、蝶の羽ばたきが嵐を起こすと思いますか?』

と質問を投げかけた。

 

みちおが言っているのは、バタフライ効果のこと。

甥っ子がみんなに笑顔で接していたら、周りの人にも波紋のようにニコニコが広がったが、

逆にイライラしていたら、ギスギスした空気が広がったという。

 

みちおは日高が最高裁長官になったら法曹界にどんな影響が広がっていくのか、それが言いたかったのだ。

 

『いい影響、悪い影響、どちらだと?』

緊迫した空気の中、日高が問い返すと、みちおは笑って、ある男の名前を口にした。

 

『志摩総一郎。

今度、彼が被害に遭った窃盗事件を担当するんです。

12年前の波紋じゃないといいな・・・』

 

志摩総一郎(羽場裕一)は、弁護士時代のみちおが最後に担当した事件に関係する人物だった。

 

第1回公判

そして注目の第1回公判。

被告人は、前科6犯の窃盗犯・岸田茂(バカリズム)

岸田は、会計事務所所長の志摩総一郎の自宅に忍び込み、金庫から現金113万円を盗んだ。

 

犯行後、盗んだ自転車で逃走を図ったが、その途中で新聞配達員と自転車同士の接触事故を起こした。

そのとき、相手に顔を見られて指名手配されたため、1週間後に自首していた。

 

名門大学を出た岸田だが『エリート人生から転落し、窃盗を繰り返した』という検事の井出(山崎育三郎)の言葉に反発し、泥棒がいかに魅力的な仕事か、力説する。

 

石川五右衛門、アルセーヌ・ルパンなど、有名な泥棒には圧倒的個性がある。

ちなみに、岸田の個性は「どんな金庫でも開けられる耳」

そしてお金が余っている家しか狙わない、人を絶対傷つけないというポリシーがあった。

 

だがみちおが『犯行後に自転車で逃げるつもりだったのなら、どうして事前に用意していなかったのか?』と質問すると、

『そこを突かれると非常に辛い。一時の気の緩み』だと、岸田は曖昧な供述を始める。

 

そこで次回公判でみちおは、新聞配達員から事情を聞くことに。

”正しい裁判”をするために、必要だと思ったからだ。

 

第2回公判

そして第2回公判。

新聞配達員によると、

岸田は重そうなカバンを自転車の前かごに乗せていて、フラフラしながら走ってきたという。

 

カバンの中には泥棒に必要なあらゆる道具が入っていたと岸田はいうが、本当にそうなのだろうか?

 

みちおは普段は理路整然とまくし立てる岸田が、逃走経路のことになるとあやふやな点や、今回初めて自首してきたことが気になった。

 

12年前の事件

公判後、みちおが1人で法廷に座っていると、坂間が入ってきた。

いつもどおりにやろうとしているように見えて、いつもどおりじゃないみちおが気になり、12年前の事件について知りたいと思ったのだ。

 

被害者は、大手電機メーカー東丸電機の経営戦略部長・布施元治、45歳。

被告人は、研究部主任の仁科壮介(窪塚俊介)、37歳。

 

工場の生産部門に異動させられたのが原因で精神が不安定になった仁科は、被害者と何度もトラブルを起こしていた。

そして事件当日。

被害者と口論になった仁科は、工具で相手を殴りつけ、殺害。

逮捕されて罪を認めるも、公判では一転して無罪を主張した。

 

それが坂間が読んだ公判記録の内容だ。

しかし、みちおが仁科から聞いた話では、

現場に来た時、被害者の布施はすでに亡くなっていたという。

そして仁科は、現場から走り去る男の姿を目撃していた。

 

仁科は無実を主張したものの、連日厳しい取り調べを受け、『やった』と認めてしまった。

 

みちおは現場から立ち去った可能性の高い「志摩総一郎」の証人尋問を要請したが、日高に却下された。

 

日高は坂間に『判決は間違っていない』と明言していたが、

みちおにはたくさんの”どうして?”が残った。

 

どうして証人尋問を拒否したのか?

どうして現場検証をさせてくれなかったのか?

 

日高が仁科に下した判決は、無期懲役。

その後、仁科は「私は無実です」というメモを残し、自らの命を絶った。

 

どうして仁科を救えなかったのか。

みちおは今も自分に問い続けている。

 

別の事件発生!

当時、国税庁の官僚だった志摩総一郎は、オメガ会計事務所に入り、所長になった。

その事務所が、東丸電機の税理顧問を請け負っている。

 

今回みちおが担当している窃盗事件の被害者が、その志摩総一郎。

だからと言って、12年前の事件とは別物だと、みちおだってわかっている。

わかっているけど心が乱れ、集中できない。

 

すると岸田の窃盗事件を調べていた新聞記者の真鍋が、

数日前に誰かに突き飛ばされ、頭を強く打って脳死状態になっていることがわかった。

やはりこれはただの窃盗事件ではないのか?

 

みちおは裁判を合議制に切り替えると、職権を発動。

裁判所主導で改めて捜査を行うことにした。

 

岸田が盗んだもの

防犯カメラを見ると、

岸田は盗みに入る前、軽そうなカバンを持って家に侵入している。

それが出てきたときには重そうなカバンを抱えている。

それで急きょ自転車を盗み、逃走したのだ。

ということは入っていたのは、盗みに使う道具ではない。

 

被害届は現金113万円しか出ていないが、

岸田は何か別のものを盗み出したのだ。

 

その後、実際に自転車にカバンを乗せて何度も実験を繰り返した結果、岸田が盗み出したものの重さは20㎏だと判明。

それがすべて現金だとしたら、2億円。

それなのに被害届が出ていないのはおかしい。

新聞記者の真鍋はそれについて調べていたのかもしれない。

 

真鍋が調べていたこと

真鍋はもともと、国税庁の天下りについて調べていた。

志摩総一郎の天下りのコーディネーターのような役割を担っていたようだ。

それがなぜ窃盗事件について調べようと思ったのか・・・。

 

真鍋の奥さんはもうすぐ出産を控えていて、真鍋はもう名前も決めていたという。

だがその名前を聞く前に、真鍋は脳死状態になってしまったのだ。

 

一方、今回の窃盗事件を急いで送検するよう要請した人物がいたことがわかった。

それは取り調べを担当した小宮山検事

 

さっそく城島(升毅)と井出が問い詰めるも、小宮山は『不見当』だとしか答えない。

そればかりか、次長検事の中森(矢島健一)に『地裁の捜査協力を禁止する』と圧力をかけられてしまう!

 

第3回公判

第3回公判で、岸田にカバンの中身を聞いたところ、有名な彫刻家の木彫りを盗んだが、レプリカだったので捨てたという。

 

すると傍聴席に、小宮山検事が入ってきた。

それを見たみちおは

『供述の内容に信憑性が認められない限り、審理はいつまでも続きますよ』

と岸田に告げた。

 

すると岸田は

『さっさと決めてください。私の刑なら2年6か月、実刑でしょ?』

と言い出した。

でも盗んだのが2億円なら話は違う。

懲役は8年ぐらいになるだろう。

 

『法律に詳しいんですね』

みちおが感心して尋ねると、

『どうせあんたも東大卒の頭でっかちで、人のこと見下してるんでしょ』

と、岸田は言う。

 

みちおはちらりと東大卒の坂間を見ると、自分は高校中退で、最終学歴は中卒だと明かし、

『裁判官なら大卒だというのはあなたが言う紋切り型の発想ですよ』

と答えた。

みちおのポリシー

その後、証人として入ってきた志摩総一郎を見て、みちおの顔に緊張が走る。

志摩は、木彫りを盗まれたのは事実だが、言われるまで盗まれたことにも気づいていなかったと証言した。

 

みちおが何か思い出したら教えてくださいというと、

『あなたのことは覚えていますよ。あなたはかつて弁護士だった』と、志摩は言い放つ。

 

志摩は12年前、みちおが証人として志摩を呼び出そうとしたことを知っていた。

しかも、まるで容疑者のような扱いで。

 

最高裁に抗議文を送るという志摩に、

『意見があるなら、遠慮なくどうぞ』と、みちおは受けて立つ。

”正しい裁判”を行うために、ほんの少しの疑念も残したくないから。

 

それに今の事件と、12年前の事件は関係がない。

この窃盗事件の真実を明らかにする。

そうでないと、岸田を正しく裁けないからだ。

 

それにみちおは、岸田が会社を辞めたのは移動パン屋をしようと思ったからだということも知っていた。

でも失敗し、それから窃盗を繰り返すようになったのだ。

 

『・・・なんでそこまで調べてんだよ』

岸田がボソッとつぶやくと、

『真実をもって被告人と向き合いたい。それだけです』

と、みちおは答えた。

 

真実を明らかにするために

一方、検察に頼んでいた小宮山検事への取り調べの録音・録画はできず、

不本意ながらも城島は『不見当です・・・』と答える。

 

『不見当』という言葉が大嫌いな駒沢部長(小日向文世)は、

公判終了後、城島をじっと見て『誰からの圧力?』とポツリ。

 

すると城島の心を読んだみちおが、

ズバリ12年前の事件の公判を担当した中森検事の圧力だと言い当てる!

 

次長検事といえば、検察のナンバー3。

中森は城島の後輩にあたるのだが、

家のローンも残っているし、ムカつくけど逆らえない。

おそらく小宮山は、特捜時代から育ててくれた中森の命令で動いているのだろう。

 

そのとき、新聞記者の真鍋が亡くなったと連絡が入り、みんなの間に衝撃が走る。

みちおたちは、真鍋が誰かに突き落とされる前に、自分の船で釣りをしていたことを突き止めるがそれ以上のことはわからなかった。

 

するとそこに城島と井出が現れ、

『小宮山検事の担当事務官から話を聞きだしましたよ』

と、大声で世間話を始めた。

 

あまりにもわかりやすい小芝居だが、

城島と井出は危険を覚悟で捜査に協力してくれたらしい。

たとえ上から圧力をかけられようとも、

譲れないポリシーが城島と井出にもあるのだ。

 

みちおたちが黙ってそれにつき合っていると、

小宮山検事は岸田の潜伏先を突き止め、何か取引をしていたかもしれないことがわかった。

 

『今の小芝居の件、こちらで調べてみましょう』と駒沢が言うと、

『真実を明らかにしろよ』と、城島が言う。

 

『もちろん』

駒沢はみんなを代表して力強く答えた。

 

無力

それから真鍋の釣り仲間がくるまで、みちおと坂間と石倉は釣りをしながら待つことに。

 

坂間は12年前の事件で気になっていたことがあった。

それは遺族が再審請求したときの代理人が、みちおじゃなかったこと。

 

みちおは、仁科に弁護士を解任されていたのだ。

笑いながら話すみちおを見て、

『入間さんは悪くないです。仁科さんは入間さんのことを信じきっていましたから』

と、仁科の裁判を傍聴していた石倉は当時を振り返る。

 

誰も仁科の言うことを信じてくれなかった。

でも、みちおだけは仁科のことを信じてくれた。

現場から立ち去った男が志摩だと突き止め、必ず無実を証明すると約束してくれた。

だから仁科は希望を抱いてしまったのだろう。

 

それなのに結果は、有罪判決。

仁科は裏切られた気持ちになったに違いない。

 

『いずれにせよ、弁護人として僕は無力だった』

 

みちおの言葉を、複雑な思いで坂間は受け止めた。

 

その後、真鍋が船に何かを隠していたことがわかり、みちおは急いで船を調べた。

そこには、手帳が隠されていた!

 

第4回公判

そして迎えた第4回公判。

駒沢は、岸田が自首する前に潜伏先で接触していた人物がいたと、小宮山検事にある映像を見せた。

 

そこには小宮山と親しい後輩弁護士・畠山が岸田と会っている姿が映っていた。

畠山は小宮山に言われて、岸田に会いにいったのではないか?

 

しかし小宮山は、話なら畠山くんに聞いてくれと自分の関与を認めようとしない。

そして畠山と話そうにも、すでに姿を消してしまった後だった。

 

正しい裁判

そこでみちおは、被告人の岸田から話を聞くことに。

 

みちおは法壇を降りると、

『あなたが盗んだのは本当は2億円じゃないですか?

パン屋。それがあなたの本当にやりたいことじゃないですか?』

と岸田に問いかけた。

 

『そんな簡単に言わないでください』

『いや、決意の問題です』

 

みちおは弁護士を辞めて裁判官になったとき、

「必ず正しい裁判を行う」と決意した。

そしてそれを全うしようとしている。

 

今回の窃盗事件には、いくつかの事件が繋がっている可能性がある。

みちおは『自分には関係ない』と言い張る岸田に、後ろを向かせた。

 

そこには、真鍋記者の奥さんが座っていた。

 

真鍋は岸田の事件を調べていて、何者かに襲われ亡くなった。

誰も傷つけないという、岸田のポリシー。

だが巡り巡って、岸田の犯行が1人の記者の命を奪ったのだ。

 

ひとは1人じゃない。

1人じゃ生きていけない。

だからこそ、自分の行動が知らないうちに周りに影響を及ぼす。

いいことも、悪いことも。

 

自分が変わらないと何も変わらない。

だからみちおは法廷で、真実をもって被告人と向き合う。

それが被告人が少しでも変わるきっかけになるんじゃないかと、信じているから。

 

『それがあなたのポリシーですか?青臭いですね』

『青臭いです。でも”正しい裁判”を行うために譲れません

 

すると『計13回』と、岸田は言った。

岸田は、みちおがこの審議の間に”正しい裁判”と言った回数を数えていたのだ。

そして本当のことがわかるまで審議を続けるという、みちおが最初に言った言葉が本気だとわかった。

 

『入間みちお、名前を覚えちゃいました。

入間裁判長は、私が自ら真実を語るかどうか、ちゃんと向き合ってくれるんでしょ?』

 

『それが1番いい、あなたに関わることですから』

 

そして岸田が分析しつくした結果、導き出した結論は・・・、

『あなたは、しつこい。とびきり、しつこい。

あなたには勝てない』

 

そう言うと、岸田は自分が盗んだお金は113万円ではなく2億円だと認めた。

 

金庫の中を見た瞬間、岸田はピンときた。

これは表にできない金。

盗んでも被害届を出せない金だと。

 

だが1週間後、潜伏先に畠山がやってきて、岸田は1000万円で買収された。

『それが真実です』

 

岸田は傍聴席に座っている真鍋記者の奥さんのほうを振り返り、深々と頭を下げた。

 

『すいませんでした。

こんなことになるなんて思いもしませんでした』

 

2億円はすでに返還済。

素直に供述したことで、岸田の実刑は4年6か月になりそうだ。

被告人のためにみちおは、被告人自ら罪と向き合わせたのだ。

 

真鍋の手帳

真鍋記者の手帳には、あるデータが隠されていた。

それは志摩総一郎の会計事務所が担当する大手企業数社の裏帳簿だった。

 

国税庁のOBが担当する企業は、国税調査が入りにくいと言われている。

いうならば、国税庁が黙認した脱税の可能性もある。

志摩の家にあった2億円が企業からの見返りだったかどうかは、これからの調査でわかるだろう。

 

傍聴席にいた志摩が慌てて立ち去ろうとしたとき、刑事が現れ、志摩はそのまま逮捕された。

 

その後、坂間とみちおは、真鍋記者の奥さんに手帳を返した。

最後のページには、真鍋さんと奥さんが仲良く映った写真が挟まれていて、奥さんは思わず涙ぐむ。

その下には子供の名前がたくさん書かれていて、「直輝」という名前が〇で囲まれていた。

 

『真っすぐ輝く、いい名前ですね』

 

日高に会いに行くみちお

その後、みちおは日高に、真鍋が入手した裏帳簿のおかげで、

12年前、東丸電機が脱税していたことがわかったと伝えた。

 

これで当時はわからなかったことが見えてきた。

 

被害者の布施さんのパソコンに残された売り上げ予測。

そしてそこに記された意味不明の数字。

これが裏帳簿の数字と奇妙に一致しているのだ。

 

いろいろやっているのに、なぜ予測した売り上げにならないのか?

それは脱税していたからだと、布施さんは気づいた。

 

当時、布施さんと志摩総一郎にはまったく接点がないという理由で、日高は証人尋問を却下した。

しかしここにきて、接点が見つかった。

脱税を裏で取り仕切る志摩総一郎と、それに気づいた被害者。

 

10年前、みちおが日高に『なぜ、裁判官を目指したのか?』と聞いたとき、

日高は『裁判官は、社会の医者だから』と答えた。

 

そんな日高に憧れて裁判官になった坂間が、今、無実を訴えた仁科壮介の妹・由貴(臼田あさ美)に会いに行っている。

 

『開かずの扉が開いたとき、すべての真実が明らかになるかもしれませんね』

 

みちおたちは真実を明らかにするため、再審請求をしようとしているのだ。

 

そんな中、陰から坂間の様子をうかがっているものがいた。

それはみちおの昔の弁護士仲間・青山(板谷由夏)だった・・・!

 

~7話につづく~

 

 

『イチケイのカラス』6話の感想

お~、12年前の事件が一気に動き出し、

みちおの顔にも明るさが戻っていい感じ!と思ったら、なんだか怪しいぞ、青山弁護士~!

みちおの味方じゃないのか~?

 

今回は、譲れないポリシーとバタフライ効果がテーマでしたね。

 

泥棒という職業に誇りを持ち、強いポリシーをもつ岸田に、

みちおは「正しい裁判を行いたい」という強い信念で臨む。

その姿勢は誰に対しても、どんな権力に対しても崩れることはない。

たとえ昔の事件の重要人物であろうと、動揺しながらもポリシーを貫くみちお。

その姿に少しずつ心を打たれていくバカリズム岸田さん。

最初はみちおのやり方を認めていなかった坂間も井出も、それがみちおのやり方だと理解し、

みちおがいつものようにふるまおうとして、できていないことにまで気づいてしまう。

 

相手を知ろうとすることは、相手に近づきたいと思うこと。

12年前の事件について、坂間が知りたいと思うのは、ただの野次馬根性からではないだろう。

 

6話でだいぶ事件の概要がわかってきましたが、犯人は依然としてわからないまま。

やっぱり現場から立ち去った志摩総一郎が犯人なんでしょうか?

 

今回のように上から圧力をかけられ、真実が隠されているのだとしたら、真実に辿りつくのは相当困難だろうなぁ。

 

でも今回の1件で、検察の城島と井出との連係も増し、すごいいいチームになってきたんじゃないかな?

みちおの真実を突き止め、正しい判決を下したいという思いが、波紋のようにみんなに広がっているように思う。

まさにバタフライ効果!

 

けど駒沢部長が裁判官バッジを外して、難しい顔で見てたのが気になるな…。

まさかみちおの代わりに辞めようとか、思ってないよね??(>_<)

わー、続きが気になる~。

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの〜。

 

 

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