『ディア・ペイシェント〜絆のカルテ〜』5話あらすじと感想│春爛漫!あなたに贈る愛の一句。

にこ

今回は、2020年8月14日放送『ディア・ペイシェント~絆のカルテ~第5話【去りゆくものへ】のネタバレあらすじと感想をまとめました。

千晶(貫地谷しほり)と介護士の瀬戸(笠松将)は、売店の煮卵おにぎりを取り合う仲。

 

ある日、瀬戸は担当している認知症患者の西園寺光隆(竜雷太)の暴力と暴言に耐えられず、暴言を吐いてしまう。

 

でもその言葉にはある想いが込められていた…

原作は南杏子さんの小説『ディア・ペイシェント』です。

それではさっそく、5話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

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ディア・ペイシェント~絆のカルテ~』5話【去りゆくものへ】のネタバレあらすじ

春爛漫。桜が満開の頃。

佐々井記念病院の特別室では、認知症で入院中の西園寺光隆(竜雷太)による俳句講座が行われていた。

 

受講者は、千晶(貫地谷しほり)陽子先生(内田有紀)介護士の瀬戸翔太(笠松将)の3人。

 

陽子の俳句は情景が見えるようだと褒められるが、他の2人は『それは俳句じゃない!』と怒鳴られる。

 

その剣幕に、千晶も陽子もびっくりだ。

でも瀬戸にとってはこれが日常茶飯事。

 

西園寺は認知症でもう自分では俳句は詠めないが、添削するのは大好きなので、ときどきこうして瀬戸がつき合ってあげているらしい。

 

家に帰りたがる西園寺

千晶たちが内科に戻ろうとすると、西園寺がまた『タクシーを呼べ!』と騒ぎ出した。

家に帰るというのだ。

 

瀬戸は『もうすぐ夕食なので、それまで僕の俳句を添削してください』と言い、病室に連れ戻した。

 

西園寺は何かといえば『タクシーを呼べ!』と暴れだすのだが、VIPのため事務局も野放しなのだ。

 

『でも瀬戸くんは頑張ってるわ。若い人たちが頑張っているのを見ると、自分も前を向こうって励まされるわ』

そう笑顔で言う陽子を見て、千晶は陽子先生が前の病院で医療訴訟を起こされていることを思い出す。

 

すると千晶の様子がおかしいのに気付いて、『どうしたの?』と陽子が言った。

千晶は咄嗟に、うちの母も痴呆症で施設に入っているという話をした。

すると陽子は明日ラーメン屋に行かないかという。

 

〈もしかしたらそこで陽子先生の訴訟について聞けるかもしれない…〉

千晶は思った。

 

認知症疑いの浅沼さん

一方、前回診察に訪れて以来、座間敦司(田中哲司)は2週間ほど千晶の前に現れていなかった。

それに気づき、千晶はなんだか嫌な予感がした…。

 

そんな中、認知症疑いのある浅沼知恵子(鷲尾真知子)が診察にやってきた。

いつものように息子さんに来てほしいと頼む千晶だが、いつもと同じように断られる。

 

でも千晶が『浅沼さんの認知症はまだ深刻じゃないので、早めに息子さんと連携しておけば進行を抑えられるかと…』と切り出すと、

『そういうものなの?』と、浅沼さん。

 

そこですかさず千晶は、息子さんに電話してもいいか尋ねた。

看護師さんの絶妙な後押しもあり、浅沼さんはご機嫌で電話をかけることを了承してくれた。

 

その後、千晶は介護士の瀬戸が西園寺に暴言を吐いてモメたことを知る。

『瀬戸くんがそんなことをするなんて信じられない!』

千晶も陽子もびっくりするが、それが原因で瀬戸は今日の院内裁判にかけられることになった…。

 

院内裁判にかけられた瀬戸

院内裁判では今日も高峰事務長(升毅)がマイクを片手に瀬戸を追求。

瀬戸が暴言を吐いたという前提で話を進める高峰に、院長の佐々井宗一郎(石黒賢)は、注意を促した。

 

そこで高峰は防犯カメラの映像を公開。

すると食事中に『タクシーを呼べ!』と暴れ、瀬戸に暴言を吐いたり暴力を働く西園寺の姿が映し出された。

 

何をされても黙っていた瀬戸だが、『なんとか言え!腰抜け!』と西園寺に言われ、瀬戸は振り返った。

『もう、あんたに帰るとこなんてないんだよ』

『…なに?』

『家族はあんたに帰ってこられたら迷惑なんだよ』

『うわぁ〜〜!!!!!!!』

 

VTRはそこで終わった。

 

西園寺は白金台の家で贅沢に暮らしていた。

でも家族は誰も見舞いに来てくれないし、帰れないからここにいる。

そんな西園寺を見ていたら、瀬戸はやりきれない気持ちになったのだ。

 

しかしコンプライアンス的に見ると、その裏にどんな事情があろうと、暴言は暴言。

瀬戸はその場で謝罪した。

 

このままでいいのか悩む瀬戸

千晶が心配になって追いかけると、瀬戸はかなり弱気になっていた。

VTRではカットされていたが、あの後、他にも西園寺は瀬戸に酷いことを言っていたのだ。

 

「まともに就職ができなくてこの仕事をしてるんだろう?どこにも行き場がなくてここにいるんだろう?」と…。

 

それは西園寺の言うとおりだった。

瀬戸は就活に失敗して、この仕事についたのだ。

今は介護の仕事にやりがいを感じているものの、もともと瀬戸はこの仕事につこうなんて考えたこともなかった。

瀬戸はこの先どうしたらいいか不安を感じていた。

 

『介護士失格です』と肩を落とす瀬戸を見て、千晶はいたたまれない気持ちになった。

 

本人も辛いけど周りも辛い

認知症は大切なことを忘れてしまったり、その人の人格を別のものに変えてしまうこともある。

 

千晶と陽子はラーメンを食べながら、瀬戸について話した。

認知症は本人も周りの人も苦しいわね…。千晶先生もそうでしょ?

千晶は問われ、自分は父と妹に任せきりだから大丈夫だと答えた。

 

『でも、苦しいわね』

陽子に言われ、千晶は今の母をポジティブに受け止めるべきなのに、どうしてもしっかりしていた頃の母を求めてしまうことを打ち明けた。

 

『それだけ、お母様が立派だったってことよ。千晶先生も自分を責める必要ない』

陽子は千晶を励ますが、千晶は母の問題から逃げているという負い目を感じていた。

だから母親の介護をしている座間に対して、強く出られないのかもしれない。

 

それにこうして親身になって千晶の悩みを聞いてくれる陽子だが、陽子の方こそ自分を追い詰めているのではないかと、千晶は心配だった。

 

千晶が意を決して、金田先生(浅香航大)から医療訴訟のことを聞いたと打ち明けると、陽子は笑って大丈夫だと言った。

弁護士さんが頑張ってくれて、どうやら和解の方向に進んでいるらしい。

それを聞いて、千晶は安心し、やっといつもの笑顔に戻った。

 

瀬戸を気に掛ける西園寺

翌日、千晶は西園寺の診察に行った。

すると西園寺は、面会にきた家族と楽しそうに過ごしている患者を羨ましそうに見ていた。

 

あいつはどこに行った

開口一番、西園寺は怒りだす。

こんな中途半端なことばかりしているから、いつまでも半人前なんだと。

 

西園寺は何も言わないが、それはどうやら瀬戸のことのようだった。

 

瀬戸は今、介護の担当を外され、備品室の整理をしており、西園寺とは接触禁止になっていた。

 

千晶が、西園寺が瀬戸のことを気にしていたことを伝えると、瀬戸は仕事を辞めると言い出した。

千晶は慌てて話を聞こうとするが、そこに母・佑子(朝加真由美)が施設からいなくなったと連絡が入った。

 

今できること

千晶は瀬戸の運転で、施設に向かった。

その途中で、佑子が無事に発見されたと連絡が入り、千晶は安心する。

佑子は千晶に会いに行こうとして、駅に向かい道に迷ってしまったらしい。

 

千晶が病室に行くと、佑子は目を覚ました。

『ごめんね、お母さん』

『…何が? おかえり、千晶ちゃん』

佑子は優しく千晶の手を握りしめた。

 

その後、父・徹(伊武雅刀)と妹・万里(高梨臨)と千晶で話をした。

 

千晶も万里も、今回のことは自分がお母さんに淋しい想いをさせたからだと落ち込んでいた。

でも徹は『お母さんのことは私が考えるべきことだ。責任は父さんにある』と言う。

 

けれども千晶は自分が家に戻って診療所を継げば、徹も佑子にずっとついてあげられると思った。

 

『千晶。医者として患者と向き合う方法はいろんな形がある。

医者の仕事は一生だ。

自分がどういう現場で、どう向き合っていくか。

それを考えるためにも、今の病院で学ぶことはまだたくさんあるんじゃないのか?

 

徹の言葉に千晶は涙を溜め、頷いた。

 

日々の中で

別れ際、徹は瀬戸にお礼を言った。

すると瀬戸は、離院は大変なことだし、千晶への恩返しの気持ちもあったという。

瀬戸は、千晶が介護士の自分にも分け隔てなく接してくれることをありがたく思っていたのだ。

 

千晶とお昼に売店で、煮卵おにぎりの争奪戦をしたり、

千晶にとってはなんでもないことでも、瀬戸はそういうところに救われていたのだ。

 

千晶はお礼にご飯を瀬戸におごった。

そしてやっぱり介護の仕事を続けてほしいと頼んだ。

瀬戸には介護の仕事が向いていると思ったのだ。

 

でも瀬戸の意志は固く、いろいろ試してみてそれでまた介護の仕事がしたくなったら、またイチから始めるという。

 

笑顔でカツカレーを頬張る瀬戸を見て、千晶はただ頷いた。

 

ひさしぶりの座間登場

そして千晶が当直の夜のこと。

 

『こんばんは、千晶先生』

暗がりで呼び止められ、千晶は驚く。

ひさしぶりに座間が現れたのだ。

 

でも頼りになる警備の蓮見主任(平田満)は出張中でいない。

千晶は緊張した面持ちで身構えた。

 

すると座間は千晶が今日当直なのを知っていて来たという。

『今度は母も診てください』と言われ、千晶は困る。

座間の母親は3年前に脳梗塞で倒れ、寝たきりになっているのだ。

 

千晶が『専門じゃないので…』と断ると、座間は『冷たいな、千晶先生〜』と後ろからついてくる。

だってそうじゃないですか〜!人がせっかくご馳走したのに、お金を返そうとするし。人の厚意を無にしやがって!

僕は千晶先生のためを思って、有意義な意見をアップしてるのに!!!』

 

座間はだんだんヒートアップすると、しまいには千晶の胸ぐらを掴み、振り回した。

床に倒れた千晶を、座間は見下ろす。

 

『…俺をバカにしてんだろ』

どうして?どうして私ばかり攻撃するんですか?…私が親の面倒をみてないからですか?

 

涙でぐしゃぐしゃになった千晶の顔を、座間は覗き込む。

 

するとそこに、新人警備員が走ってきた。

千晶は『助けてください!』と走り寄った。

 

警備員は警察を呼ぼうとするが、座間は個人的な金銭トラブルだと嘘をつく。

さらにはどこでそんな情報を得たのか、警備主任がいない間に新人が警察を呼んだらクビになると言い出した。

 

『なんでそんなことを…』

千晶が驚くと、座間は急に穏やかな顔つきに戻った。

『母が目を覚ましてるかもしれないので帰ります』

座間は何ごともなかったかのように帰っていった。

 

気持ちの切り替え

翌朝、千晶は陽子先生に、座間のことを相談した。

すると陽子は、それは院内暴力だから、蓮見主任が研修から戻ったら言ったほうがいいという。

 

でも千晶は、新人警備員がクビにさせられるんじゃないかと心配だった。

そこで2人は次に座間が何かしてきたら、今度こそ警察に相談することにした。

 

すると千晶は『よっしゃ!』と気合いを入れると、ロッカーでトレーニングウェアに着換え、公園まで歩いていった。

気分転換にはこれが1番いいと思ったのだ。

 

公園につくと、システマ講師の吉良(永井大)が朝のトレーニングをしていた。

吉良は今までいろんな武術に触れてきたが、システマが1番面白いという。

 

吉良と一緒にスクワットをしているうちに、千晶は元気になった。

 

瀬戸との別れ

しかしその後、瀬戸が今週いっぱいで病院を辞めることを知り、千晶はショックを受ける。

『おにぎり争奪戦、楽しかったです』

『私も』

 

桜が舞う中、瀬戸は『西園寺さんに会ったら渡してほしい』と千晶に短冊を渡した。

瀬戸は下手くそながらも一生懸命俳句を考えてきたのだ。

 

認知症の人は孤独で淋しい。

だからこそ心のもっと深い部分から強く家族を求めてしまう。

西園寺が家に帰りたいというのも、他の患者さんのところに家族がお見舞いにきているのが羨ましかったからなのだ。

 

『あの人、文句も言うし殴るけど面白くて…』

 

瀬戸は西園寺と桜並木の下を散歩した日のことを思い出す。

あの時、西園寺は車椅子にも関わらず、『おい、走れ』と瀬戸に命令した。

 

瀬戸が危ないと言っても、西園寺は『いいから走れ』と前のめりになった。

 

瀬戸が走り出すと、

『うぉー!!!いいぞぉいいぞぉ!』

と西園寺は手を突き上げ、子供のように笑った。

 

瀬戸もいつの間にか笑っていた。

 

花びらが舞い散り、木の合間から青空が見えた。

瀬戸はもし自分のおじいちゃんが生きていたら、こんな感じなのかなと思った。

 

だから帰りたいなんて言うなよと思って。家族に見放されてるのに必死にすがろうとする。そんな姿を見ていられなくて…。

介護士は家族の代わりにはなれません。

真野先生、お母さんを大切にしてあげてくださいね

 

瀬戸は頭を下げると去っていった。

 

でも千晶はもしかしたら瀬戸が横からおにぎりを取ろうとしてくるのではないかと思って、売店で待ってしまう。

もう瀬戸はこの病院にはいないのだ。

 

会いたいよ

その後、千晶は西園寺のところに向かった。

すると西園寺が病室から出てきた。

 

いつまで経っても帰ってこんのだ。あの若いやつが帰ってこんのだよ

西園寺は泣きそうな声で千晶に訴える。

西園寺は瀬戸を探しているのだ。

 

『瀬戸くんは他の仕事を見つけて頑張っていると思います』

千晶が答えると、西園寺は『ん〜〜けしからん!』と声を上げ、そこら中のドアを開けて瀬戸を探し始めた。

 

西園寺にとって、瀬戸は息子みたいなものだった。

あいつがいなければここにいる意味なんてない。あいつはまだ子供だから面倒を見てやらんと。私が厳しく育ててやらんと』

 

西園寺は次々にドアを開けると、桜吹雪の舞う食堂にたどり着いた。

いつも西園寺が座っている席。そこに瀬戸の姿はない。

ただ桜の花びらが落ちているだけだ。

 

千晶はがっくりと佇む西園寺に、瀬戸が西園寺のために作った俳句を渡した。

 

ありがとう 怒鳴り声にも 見える愛

瀬戸翔太

 

『バカもん、俳句に季語を入れろって言っただろ…』

西園寺は憎まれ口を叩きながら、涙する。

 

『会いたい。会いたいよ…』

膝をつき、短冊を抱きしめて泣く西園寺の背中を、千晶はそっと撫でた。

 

『彼に手紙を書きましょう。私もお手伝いします』

『うん、うん、…うん』

西園寺は消え入りそうな声で何度も頷いた。

 

その先の未来へ

その日、瀬戸はスーツを着て颯爽とどこかに向かっていた。

その途中、道端で赤い小さな花を見つけた瀬戸は足を止める。

瀬戸はメモ用紙を取り出すと、俳句を書き留めた。

 

“人知れず 微笑む野花 紅の色”

 

『よし!』

瀬戸はまた前に向かって歩き出す。

そして西園寺も、千晶に見守られながら瀬戸に手紙を書いた。

 

『いや〜達筆ですな〜』

いつも家族が見舞いに来ている男性が呟く。

 

西園寺は肩をすくめると、千晶におどけてみせた。

 

 

そんな中、施設にいる千晶の母・佑子の肩を叩く者があった。

それは…、

 

 

 

 

 

 

冷たい目をした座間敦司だった…

 

〜 6話につづく 〜

 

https://twitter.com/FranzCampanella/status/1294440424090636288?s=20

https://twitter.com/3bvTK5Zv1detBfT/status/1285775980171112448?s=20

ディア・ペイシェント~絆のカルテ~』5の感想

しょえ〜〜!怖ぇ〜!怖い〜怖いよ〜。

座間さんの魔の手が、佑子さんに…!?

淋しい佑子さんに魔の囁きをするのはやめてください。

あぁ、見るのが辛くなってきてしまったよ…(>_<)

 

でも座間さんパート以外はすごいよかった〜。

涙ダラダラ流しましたもん。

でも座間さんで涙引っ込む。

なんでやねん!

 

そんなわけで、癒やしの瀬戸くんが病院を去ってしまいました(;O;)

千晶と瀬戸くんの煮卵争奪戦、大好きだったのに、もう見れないなんて悲しい。

瀬戸がいなくなった後に、千晶が1人で煮卵まるごとおにぎりを持って立ってる姿が切なかったですね〜。

 

そこに瀬戸くん、愛はなかったのかい!?

 

たぶん恋というより、一緒に頑張っている同志だったんだろうな。

 

西園寺さんは3話くらいからずっとタクシーを呼んだり、その存在感を増してましたが、ここでこうくるとは思いませんでした。

 

監視カメラの映像で見たら、どう見ても西園寺さんの暴力と暴言はひどすぎますもん。

いくら病気で、家族に見放されてるとしても、あの八つ当たりぶりはないんじゃないかと思いました。

 

でも問題視されるのはその後に放った瀬戸の言葉。

それも確かに西園寺の心をえぐる言葉だったけど、

2人はじいちゃんと孫(西園寺にとっては息子)のような心のつながりを感じていたんですね。

他の患者さんとは違う特別なものを…。

 

中でも、桜並木を車椅子を押して走るシーン。

ガタガタと臨場感があってとてもよかった〜。

西園寺さんが車椅子から振り落とされそうで、瀬戸くんもそれを気にしながら走ってて、

でも最後には『いいぞいいぞ〜』と子供のようにはしゃぐ姿が、本当に楽しそうでした。

 

だから瀬戸が介護士以外の道も試してみるってなったとき、

西園寺さんは応援したい気持ちもあったと思うけど、淋しさのほうが強かったんだろうな。

あいつがいなかったら、ここにいる意味はないって。

あいつはまだ子供だから厳しく育てないとって。

あちこちのドアを開けて瀬戸くんを探し回る姿が切なくてたまらなかったです。

 

そんな西園寺さんの心を包むように、瀬戸くんの作った俳句はまぁるい字で優しくって、

うまい下手じゃなくて、すべてを包み込む愛を感じました。

 

瀬戸くんは俳句。

西園寺さんは手紙。

これからも2人は繋がりつづける。

 

でもやっぱり淋しいよね。家に帰りたいよね。

 

初回から出てるモンスターペイシェントの浅沼知恵子さんもだけど、

西園寺さんのこれからも気になるので、最終回まで出てくれるといいなぁ。

浅沼さんの息子さんも、病院に来てくれるといいなぁ。

 

愛情の形にはいろんな形があるし、愛情を伝えるのってほんと難しい。

今回もいろんなことを考えさせられる回でした。

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの〜。

 

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