『ディア・ペイシェント〜絆のカルテ〜』6話あらすじと感想│辛いときは立ち止まってみるの…

にこ

今回は、2020年8月21日放送『ディア・ペイシェント~絆のカルテ~第6話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

千晶(貫地谷しほり)の元に、子どものワクチン接種のため、岩見春菜(朝倉あき)が訪れた。

 

彼女はとても不安定な様子で、千晶は育児ノイローゼではないかと気になっていた…。

 

一方、千晶の母親に会いに行った座間敦司(田中哲司)は…?

原作は南杏子さんの小説『ディア・ペイシェント』です。

それではさっそく、6話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじはコチラ

ディア・ペイシェント~絆のカルテ~』6話【新しい風】のネタバレあらすじ

この日、千晶(貫地谷しほり)は小児科の助っ人として予防接種を行っていた。

そこに、岩見春菜(朝倉あき)が生後5ヶ月の赤ちゃんの4種混合の予防接種にやってきた。

春菜は娘の舞が昼夜問わず泣き続けるため、ひどく疲れていた。

 

しかし千晶が小児科の医師ではないと知った春菜は、態度を急変。

千晶が前の患者に打った風疹と麻疹のワクチンの瓶を捨てようとすると、

今、それをうちの子に打とうとしたでしょ!これ、誤接種ですよね?』とすごい剣幕で怒り出した。

 

千晶は必死でそうではないと説明したが、春菜は納得せず、

あなたのことを保健所に訴えます!』と言って帰ってしまった。

 

その後、千晶は陽子先生(内田有紀)と一緒に、院長の佐々井(石黒賢)に相談し、直接春菜の家に訪問することにした。

 

ところがそこに高峰事務長(升毅)がやってきて、千晶だけでは不安なので、事務局主任の沼田晋也(浜野謙太)を同行させたいと言ってくる。

 

千晶は今まで沼田とほとんど話をしたことがなかったが、一緒に行くことに…。

彼はライバル病院の大原中央病院をやめて、佐々井記念病院で働いていた。

 

座間敦司、登場

その後、陽子と別れた千晶は、中庭で座間敦司(田中哲司)に遭遇する。

笑顔で走ってくる座間を見て、千晶はこの前襲われたことを思い出し、身構えた。

 

すると座間は『この前のことを気にしてるんですか?』と笑い出した。

それを見て千晶はムッとする。

 

『この辺の草凄いですね。刈ったほうがいいんじゃないですか?』

『…そうですね』

千晶は適当に返事をすると、足早にその場を去った。

 

座間はその姿を見送りながら、先日千晶の母・佑子(朝加真由美)に会いに行ったことを思い出す。

 

その時、座間は『母の入所を検討してるんですが、やっぱり僕は自分で世話をしたいです』と佑子に伝えた。

『まぁ、親孝行なのね』

『あたりまえですよ。親の介護をしない子どもなんて許されませんよ』

 

佑子は笑顔で頷くと、間をおいてからこう言った。

子どもには 子どもの人生があるわ

 

それを聞き、座間はうつむいた…。

 

何かに追い詰められている春菜

その後、千晶と沼田が春菜の家に行くと、夫の優斗(山口翔悟)もいた。

千晶は“あれは前の患者さんのものを捨てようとしただけで、舞に打とうとしたわけではない”と説明するが、春菜は納得してくれない。

 

そこで沼田が示談金の入った封筒を差し出すと、

優斗は中を見て『まあ、いいんじゃない? ずっと赤ん坊と2人きりだから神経質になってるんですよ』と笑う。

 

すると春菜は『神経質なんかじゃない!私、絶対許しませんから!』と、沼田にお金をつき返した。

その声に驚いた舞が泣き出し、春菜は慌てて舞の元に駆けつけ謝った。

 

翌日、沼田から報告を受けた高峰事務長は、春菜が金額を釣り上げようとしていると考える。

しかし千晶にはそうは思えなかった。

春菜は何かに追い詰められているように思えたのだ。

千晶は沼田に同意を求めるが、はぐらかされる…。

 

勝手に草むしりをする座間

その後、千晶が中庭を歩いていると、座間が草むしりをしていた。

座間は、昨日 千晶に頼まれたのでやっているというが、千晶はそんなことを頼んだ覚えはない。

 

慌てて千晶が止めさせようとすると、座間はまた『僕の親切を無にするんですか?』と怒り出した。

 

千晶が『そんなことは…』とたじろぐと、

『わかってます。僕が勝手に千晶先生のお気持ちを忖度しただけですから…』と、座間はまた枝を切り落とし始めた。

 

僕も介護するのをやめて、母を地方の施設に入居させようかな。。山梨辺りの

 

それを聞き、不安になった千晶は山梨の実家に電話した。

でも何も変わったことはないようだ。

千晶は次の日曜に家に帰ることを約束して電話を切った。

 

春菜からの呼び出し

数日後、勤務中の千晶のもとに、春菜から電話がかかってきた。

舞の体調が悪いから来てほしいというのだ。

千晶が戸惑っていると、春菜は『来てくれないなら舞と一緒に死にます』と言い出す。

千晶は慌てて病院を飛び出すと、春菜の家に向かった。

 

すると舞は大丈夫だったが、春菜のほうが具合が悪そうだった。

心配になった千晶は、病院でやっている子育て相談のチラシを置き、『何かあったらいつでも受診しにきてくださいね』と言った。

 

その後、千晶は春菜に病院まで送ってもらうことになった。

でも着いた場所は、ファミレスだった。

 

驚いて帰ろうとする千晶に、春菜は『お願い、帰らないで』と頼む。

その表情を見て、千晶は一緒に店内に入ることにした。

 

夫の不倫

春菜はある店員を呼ぶと、ドリンクバーを頼んだ。

そして、その女性が夫の不倫相手だという。

 

私、ここにときどき来るんです。あの女を殴ってやろうと思って。

1度も殴ったことはないんですけどね。

だから真野先生、代わりに殴ってください

笑顔でとんでもないことを言い出す春菜を見て、千晶は驚く。

 

だが例えそれでワクチンのことをもう言わないと言われても、千晶には無理というものだ。

千晶が断ると、春菜は舞を千晶に預けてツカツカと彼女の元に歩いていった。

 

春菜が拳を握りしめ、彼女に殴りかかろうと息を吸い込んだときだ。

舞が春菜を止めるように泣き出した。

 

春菜はすんでのところで思いとどまると、笑顔を作り戻っていった。

 

ワンオペ育児の辛さ

店を出ると、千晶と春菜はベビーカーに舞を乗せ、河川敷を散歩した。

春菜は夫の優斗のスマホを見て、不倫に気付いたという。

 

優斗は春菜に育児を任せっきりで、自分は20歳の専門学校生と合コンで知り合って浮気…。

春菜の心はもう限界だった。

 

それに春菜は舞が生まれてすぐに、死なせそうになったことがあった。

春菜が疲れてウトウトしてしまい、舞がミルクを吐き戻して喉を詰まらせているのに気づけなかったのだ。

 

それ以来、春菜は自分が気を抜いたら舞が死んでしまうと思い、夜も眠れなくなり、舞の様子が少しでも違うと不安になった。

 

でも舞がなんで泣いているのかわからなくてイライラしたり、こんな自分が子育てなんてできるのだろうかと、苦しくなった。

 

小さい頃から子どもが好きで、早くお母さんになりたいと思ってました。

でもお母さんになるのがこんなに苦しいなんて 知らなかった…』

 

泣きじゃくる春菜の背中を、千晶は黙ってさすり続けた。

 

新しい風

日曜日。

千晶は、母・佑子の一時帰宅に合わせて実家に帰った。

家に戻った佑子は、せっせとボタン付け。

その様子を見て、千晶はやっぱり上手だなぁと思う。

 

料理上手で、家事も完璧にこなす佑子だが、実は結婚前は苦手だったという。

それに千晶や妹の万里(高梨臨)が生まれた頃、父・徹(伊武雅刀)は東京の大学病院に勤めていたから、いわゆるワンオペ育児で苦労したらしい。

 

でも『そう?よく覚えてないわ』と、佑子は 大して気にも留めていないようだ。

 

そこで千晶は、子育ての大先輩の佑子に春菜のことを相談してみた。

すると佑子は『人生は辛いことがたくさんあるけどそんなに長く続かないのよ』と言った。

歳を取ると、だんだんそういうことがわかってくるらしい。

 

だから悩んだときは、焦らず立ち止まる。立ち止まってると、ほんとの自分の気持ちが見えてくる。

そしたらいつの間にか 新しい風が吹くのよ

 

 

その夜、千晶は万里から、座間が佑子の施設に見学に来ていたことを聞き、驚きのあまり息を呑む。

 

座間 vs 陽子

翌朝、千晶が医局で座間のブログを覗いてみると、座間はこの前の草むしりの件について書いていた。

どんどんエスカレートしていく座間の行動に怯える千晶…。

陽子はそんな千晶を心配する。

 

ちょうどその日の診察に、座間がやってきた。

座間はこの前の草むしりで腰を痛めたので湿布がほしいという。

千晶はそこで、山梨に行ったのか訊いてみた。

すると座間は『いや〜いい施設ですね。千晶先生のお母さんがいるなんて驚きました〜』と大声で言うと、ボソリと呟いた。

 

『…まぁ、僕は自分の母親を施設に入れるような鬼畜な真似はしませんがね

 

座間は千晶に近づくと、また至近距離で顔を覗き込んでくる。

千晶が顔を反らすと、陽子先生が入ってきた。

 

陽子は座間のブログを読んでいることを伝えると、“応召義務”について話しだした。

座間はこれを、医者は受診を希望する患者を拒んではいけないと解釈していたが、陽子は『正当な理由があれば拒んでいい』という。

 

暴言、暴力、ストーカー的な行為、座間が千晶に対して行ったことは、どれも正当な理由になる。

陽子は、座間が行動を改めてくれないのなら、今後 診療を拒否することを宣言した。

 

すると座間は『この病院は患者様ファーストじゃないのか!』と、大激怒。

それでも陽子は怯むことなく、『患者様ファーストだからこそ、病院を荒らす存在には厳しくご注意申し上げる義務がある』と毅然な態度を取る。

 

『あんたのこともブログに書いてやる!』

『どうぞご自由に。あなたの方こそ、名誉毀損で訴えられないようにお気をつけて』

『…浜口陽子!名前を覚えたからな!』

座間は捨て台詞を吐いて出ていった。

 

陽子は大丈夫だというが、千晶は 座間が陽子にまで何かしてくるのではないかと心配でたまらなくなる…。

 

責任を感じる新人警備員

そんな中、千晶は警備主任の蓮見(平田満)に呼び止められる。

先日、座間に襲われた時に警備をしていた新人警備員が、千晶を守れなかったことに責任を感じて辞めようとしているらしい。

 

千晶は彼のせいじゃないと言うと、座間はなぜか院内事情に詳しく、こちらが反論できないやり方で攻撃してくることを伝えた。

 

すると蓮見は千晶に、この病院に来るまで 座間と面識がなかったか尋ねた。

でも千晶には覚えがなく、蓮見は座間について調査することにした。

 

佑子の言葉を伝える千晶

それから数日後、春菜が診察にやってきた。

この前のことを謝る春菜に、『その後、大丈夫ですか?』と千晶は尋ねた。

『大丈夫…というか、何もしていないんで…』

『それでいいんだと思います』

『え…?』

 

悩んだときは、焦らずただ立ち止まる。すると本当の自分が見えてくる。

そしたらいつの間にか 新しい風が吹く』

千晶は実家に帰ったとき、母・佑子から聞いた言葉を春菜に伝えた。

 

焦らず、少し休んで心が落ち着いたら 自分の心に問いかけてみてください。

自分がどうしたいのか…』

 

春菜の風

その夜、春菜はひさしぶりにぐっすりと眠った。

すると夜遅くに、優斗が帰ってきた。

 

家に帰るなり、最近の若いやつはほんとわからないと言い出す優斗…。

『誰のこと?』

『いや、なんでもないんだけどさ』

……立ち止まったらなんかわかってきた。

離婚しよう』

春菜はそこで初めて優斗を見た。

 

春菜の中を新しい風が吹き抜けた。

 

 

1年の間に

数日後、春菜が子育て相談会にやってきた。

千晶が春菜に会いに行くと、春菜は『真野先生〜!』と明るい笑顔で立ち上がった。

立ち止まってみたら、新しい風が吹いたというのだ。

 

『夫と離婚することにしたんです』

『え?離婚するんですか?』

『はい、1年後に』

驚く千晶に、春菜は茶目っ気たっぷりな笑顔で言った。

 

春菜が離婚を切り出すと、優斗はファミレスの女とは別れるので考え直してくれと土下座した。

『絶対変わるから見てて!』という優斗だが、そんな簡単に人は変われるものではない。

 

でも『1年後の俺を見てくれ!』と必死で頼む優斗を見て、春菜は1年様子をみることにした。

その間に、自分1人で舞を育てていけるか、真剣に考えるために…。

 

もちろん仕事復帰や経済面など、いろいろ不安なことはあるが、そう決意したらやる気がでてきたという春菜。

 

『今なら言えます、舞は私が守るって』

 

その顔はピカピカと輝いていた。

 

『辛くなったらSOSを出してください。私もここにいます』

『ありがとうございます』

春菜は心から千晶に感謝の言葉を伝えた。

 

心の中に降り積もるもの

その後、優斗は急に育児に協力的になったらしい。

そんなことを陽子と話していると、『私も出口が見えてきた』と陽子が言った。

それを聞き、千晶は陽子が抱えている訴訟ももうそろそろ決着がつくのかもしれないと思った。

 

そんな中、座間は暗い部屋の中で、腹に自己注射を打っていた。

部屋の片隅には、病院からもらった大量の薬…。

そしてあちこちに散乱したままのゴミ。

 

母親がけたたましくベッドを叩き、座間は『わかってるよ!』と叫びながらベッドに向かう。

 

 

塵のように人々の心に降り積もった苛立ちや苦しみや悲しみは、やがて拭いきれないほどの重さになって、人の心を押しつぶしていく…。

 

人の心が耐えられる苦しみには限界がある。

そのことを千晶はまだわかっていなかった…

 

 

その夜遅く、深刻そうな表情でパソコンを見ている陽子の姿があった。

 

〜 7話につづく 〜

 

ディア・ペイシェント~絆のカルテ~』6の感想

一体、陽子先生に何が〜!?

裁判のほうはうまくいってるんじゃないのかな?

 

それとも座間さんが、陽子の素性を調べて、訴訟内容を暴露しちゃったとか?

 

陽子が座間さんにハッキリと言ってくれたのはすごくカッコ良かったけど、やはり危険な行為だったのでは…。

今後の展開が心配です…(;_;)

 

それに座間さん自身も、他の病院で薬をもらってるみたいですね。

自己注射していたということは、糖尿病か何かでしょうか…。

 

千晶の、人が耐えられることには限界があるというモノローグと共に、座間さんと陽子の姿が映し出されるから、

不安感増し増しな終わり方でした。

怖いよ〜。

 

その一方で、春菜は前を向いて歩き出せてよかった〜。

ずっと泣いてばかりいた舞ちゃんも、お母さん役の朝倉あきさんがニコニコしていたら、とても穏やかそうな顔で安心していました。

やっぱり演技とはいえ、イライラや不満、怒りなどの感情がダイレクトに伝わっているんだなと思いました。

 

でもこれ追い詰めたのは、ワンオペ育児というより、浮気してた優斗が全面的に悪いような(^_^;)

優斗の頑張りははたしていつまで続くのか?

1年経っても続けられていたら、そのときは本当に離婚はなしになるかもしれませんね。

 

とにかく人はドツボにはまったら、方向性が決まるまでが辛いんだなと思いました。

たとえどん底だとしても、こうしよう!と思えたら急に希望の光が見えてくるんですよね。

そうなったら人は強い!

 

春菜の明るい笑顔がとても印象的でした。

新しい風、私にも吹いてほしい〜!

 

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの〜。

 

その他のあらすじはコチラ