『ディア・ペイシェント〜絆のカルテ〜』9話ネタバレと感想│座間さんの抱える問題が浮き彫りに…

にこ

今回は、2020年9月11日放送『ディア・ペイシェント~絆のカルテ~第9話【それぞれの矜持】のネタバレあらすじと感想をまとめました。

9話では、カネゴン(浅香航大)がモンスターペイシェントに襲われ、大変なことに。

 

さらに、座間(田中哲司)の家を訪れた千晶(貫地谷しほり)が見たものとは…!?

原作は南杏子さんの小説『ディア・ペイシェント』です。

それではさっそく、9話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

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ディア・ペイシェント~絆のカルテ~』9話【それぞれの矜持】のネタバレあらすじ

ある朝のこと。

病院のロビーで、認知症疑いの浅沼知恵子(鷲尾真知子)がキョロキョロしている。

 

座間(田中哲司)が声をかけると、とうとう内科の場所もわからなくなってしまったようだ。

座間は知恵子と一緒に内科に行くことにする。

 

千晶(貫地谷しほり)が診察すると、知恵子はどうも薬を飲むのも忘れているようだ。

知恵子の症状はどんどん進んでいた。

 

一方、カネゴンこと金田(浅香航大)は、糖尿病の香田綾乃(小林きな子)を診察中。

タオルで汗を拭きながら、至近距離でカネゴンの話を聴く綾乃に、

カネゴンは、肥満を解消しないと病気が治らないことを伝える。

 

患者様対応マニュアルの書き込み

そしていよいよ診察は座間の番に。

千晶は診察の前に『座間さんがブログにアップした、お客様対応マニュアルは当直室から持ち出したものではないですか?』と質問した。

すると『そうです』とあっさり認める座間。

 

『座間さん、これは窃盗行為です』

『あなたに僕が責められますか!?あんなこと書いて、お客様を侮辱して!』

『あれは私が書いたわけじゃありません』

『だとしても、書いたのはこの病院の医師だ!』

 

座間は激昂すると、辺りに聴こえるような大声で誹謗中傷を始めた。

千晶は必死に座間をなだめようとするが、座間はおさまらない。

座間は自分がしたことは善意だと言い張ると、出ていった。

 

その後、患者様対応マニュアルの落書きは、カネゴンの仕業だと判明!

 

『なんで黙ってたのよ!』と千晶は怒るが、『千晶ちゃんは運が悪いんだよ』と、カネゴン。

全く悪びれた様子のないカネゴンに、千晶は呆れてしまうのだった。

 

母の介護をする座間

その頃、座間は家に訪問医を呼び、母のことを診てもらっていた。

すると『こんな強い便秘薬を使っちゃだめでしょ〜』と怒られる座間。

 

『でも、前の医師は…』

『それは強い便秘薬のほうが1回で便が出て、介護する人が楽だからでしょ。けど、お母さんにはキツイよ』

 

それを聞き、座間は強いショックを受ける。

 

『便が一気に出るから強い薬を使ったんじゃない…。前の医者が言ったから使ったのに。

バカにしやがって…。バカにしやがって…』

 

座間は荒れ果てた暗い部屋の中で体育座りをして、呟く。

 

すると、母が訴えるようにベッドの手すりを棒で叩き始めた。

座間は水を飲みたいのだと気づき、水差しで母に水を飲ませる。

 

こぼれた水をタオルで拭いてあげると、母は『ありがとう』と口を動かした。

 

それを見て、涙が止まらなくなる座間。

車を借りて、ドライブ行こうか。母ちゃんの好きなマグロの刺し身を食べよう』

 

嬉しそうに笑う母を見て、座間は涙で濡れた目を優しく細めるのだった。

 

刺されるカネゴン

一方、千晶はシステマへ。

今日は、相手に刃物で襲われたときの対処法。

 

講師の吉良(永井大)曰く、攻撃するときは必ず姿勢が崩れる。

その時、軽く押しただけで人はバランスを崩し、倒れてしまう。

 

翌朝、千晶が診察していると、『ふざけんな!』と隣の診察室から怒鳴り声が。

 

千晶が慌てて駆けつけると、糖尿病患者の香田綾乃が包丁を手に立っていて、カネゴンの腹部を刺してしまう!

 

千晶は冷静に綾乃の姿を観察すると、昨日システマで習ったことを思い出す。

 

千晶が綾乃に声をかけると、綾乃は逆上!今度は千晶に向かって包丁を振りかざした。

 

千晶は相手の弱点を見極めると、そこを攻撃。

見事に包丁を落とさせるも、綾乃に馬乗りになられ首を絞められる。

 

そこに、警備主任の蓮見(平田満)が参上!

綾乃は蓮見により、確保された。

 

対立を深める院長と事務長

カネゴンはすぐに手術室に運ばれ、千晶はカネゴンのぶんの患者も診ることに。

結局、最後の患者さんが終わったのは18:30だった。

 

その後、千晶は、カネゴンの傷は肝臓まで達していたが、命に別状がないことを知り、ホッとする。

 

千晶が院長の佐々井(石黒賢)と病棟の回診に行こうとすると、高峰事務長(升毅)沼田主任(浜野謙太)がやってきた。

 

そろそろ医師会の会合に行かないと、間に合わないというのだ。

しかし院長にとっては、会合より回診のほうが大事だ。

院長がキャンセルしようとすると、こんな時だからこそ出席して、こちらに非がなかったことを説明してほしいという高峰。

 

院長は渋々それに従うことにした。

だが、高峰が陽子先生(内田有紀)とカネゴンのことを、“戦力外になってしまった”と言ったことから、院長は激怒!

今後の病院経営と、高峰の処遇について、理事会で議論する必要がある』と言い放つ。

 

確かに高峰の言うとおり、理想で病院は守れないかもしれない。

でも理想がなければ、医者は人の命を預かれない。

 

『医師とは、常に患者と共にあるべきものだと、私はそう思います』

院長は訴えると、回診に行ってしまった。

 

お父さんは悪い人?

翌朝、千晶がカネゴンの病室に顔を出すと、さすがのカネゴンも弱った様子だった。

 

刺された原因は、肥満を改善しないと病気がよく治らないため、『痩せろ』と言ったことではないかという。

 

でもどうやら綾乃は、『太ってるのも悪くないけど、健康によくないよ』とカネゴンに優しく言われて、恋愛感情を抱いてしまったらしい。

 

『おかしいだろ?俺たちって24時間医者じゃないといけないのかな?

医者は使命感を持って自分を犠牲にするのが当たり前。それじゃ、みんな潰れちまうよ』

 

そこにカネゴンの娘(幼稚園くらい)と妻がやってきた。

『すいません。この人、口が悪いので、言葉づかいには気をつけてって言ってるんですけど…』

 

黙って妻の言葉を聞いているカネゴンの顔を見て、千晶はムフフ。

 

ねぇ、なんでパパは刺されたの?パパは悪者だからやっつけられたの?

『・・・・・』

違うよ。パパは正義の味方なんだよ。みんなを守って、悪者と戦って怪我したんだよ。

パパは、大勢の人の病気を治して幸せにしている、強くてカッコいい正義の味方なんだよ

 

笑顔で言い切る千晶を見て、『パパ、すご〜い!』と、娘のすみれはカネゴンに抱きつくのだった。

 

談笑する沼田と座間

その後、千晶は駐車場で親しそうに談笑する沼田と座間の姿を目撃する。

座間は千晶を見つけると、走って逃げる。

 

千晶が事情をきくと、『座間さまに注意しようと声をかけたら逃げられてしまって…』と答える沼田。

 

千晶が座間に声をかけてくれたことを感謝すると、沼田は今後もサポートしていくことを約束する。

けれども千晶を見送る目は、何か事情を抱えているようだった…

 

母と心中しようとする座間

一方、座間は母を連れてドライブに出かける。

海の見える食堂で、母に海鮮丼を食べさせる座間。

その姿は仲がいい親子にしか見えない。

 

その後、座間は母をのせた車椅子を押し、海岸へ。

『美味しかったね、海鮮丼。母ちゃん、好きだもんな、マグロの刺し身』

座間は涙を流しながら、母に話しかける。

 

母は黙って、海鳥の鳴き声や波の音、潮風を感じている。

 

座間は引き返そうか一瞬迷うが、ゆっくりと崖に近づいていく。

涙が止まらない座間。

 

座間が車椅子が落ちるギリギリまで行ったところで、『アアア〜』と声を発する母。

それを聞き、座間は急いで車椅子を引き戻すと、泣きながら母をギュッと抱きしめた。

 

更迭される事務長

翌朝、千晶が医局に行くと、みんなの様子がおかしい。

なんと佐々井記念病院が週刊誌に載っているというのだ。

 

タイトルは“呆れたブラック病院”。

そこには座間ブログに載せられた千晶の画像や、カネゴンのことまで書かれていた。

 

それを知った高峰事務長は、激怒。

これは内部の人間が情報を売ったとしか考えられない』と、院長に話す。

 

高峰はすぐに犯人を探し出し、カネゴンにも病院を辞めてもらうというが、

院長は、高峰を事務長の座から外すという。

高峰が考えを変えてくれなければ、この病院は変えられないというのだ。

 

それを聞き、高峰は退職を決意する…。

 

精神不安定になる座間

だが、それはハッタリだというカネゴン。

なんだかカネゴンはアクティブになっていて、車椅子を乗りこなし、病院内の情報収集を行っていた。

 

そこに、妹の万里(高梨臨)から電話が。

母・佑子(朝加真由美)が朝ごはんを喉に詰まらせて病院に運ばれたというのだ。

 

すぐにでも飛んでいきたい千晶だが、陽子もカネゴンもいない状態でいなくなるわけにはいかない。

 

千晶が診察を進めていると、座間がやってきた。

座間は千晶にお土産を渡そうとするが、規則でもらえないことになっていると千晶は断る。

 

すると座間は『アンタみたいな人間に、俺の気持ちなんかわからないだろ…』と泣き出し、診察も受けずに帰ってしまう。

 

座間が落としていったレシートを見ると、練炭にロープ、粘着テープなど、自殺を思わせるようなものばかり

 

千晶は慌てて座間を追いかけようとするが、看護師に『放っておきましょう』と言われて立ち止まる。

千晶を待っている人は他にも大勢いるのだ。

 

母の元に駆けつける千晶

その後、千晶は急いで、佑子が運ばれた病院へ。

幸い、佑子は処置が早かったため無事だった。

 

父・徹(伊武雅刀)は施設の職員に対し、『誤嚥はいくら気をつけていても起こることだから、しかたない』というが、

『しかたなくなんかない!お母さん、死ぬところだったんだよ!?』と、取り乱す万里。

 

千晶もその場はなんとか万里をなだめたものの、万里と同じように職員を責める言葉が思い浮かんだという。

千晶も、医者に文句を言う患者たちと同じなのだ…。

 

すると徹は『お母さんのおかげで、医者として大切なことを学べたんじゃないかな』と言い出す。

 

患者の立場になって考える。

それが患者と同じ山を登るための第一歩だ。

相手の立場になって考えることは、医者だけじゃなく、人間が生きるために必要なことなのだ。

 

でも長年医師をしている父でも、今回は気が動転してしまったという。

『覚悟しているつもりだったんだが…』

 

そう呟く徹を見て、千晶は病院を辞めて、父の診療所を継ぐ決意をする。

 

千晶が戻れば、佑子を在宅で介護することができるし、徹も一緒にいられる。

千晶はもう、佑子のことで後悔をしたくないのだ。

 

『わかった…千晶の思うとおりにしなさい』

徹の言葉を聞き、千晶は頷いた。

 

…陽子先生の意志を受け継ぎたい。

でも千晶には娘として果たすべきことがあった。

その狭間で千晶は揺れるのだった…。

 

高峰との別れ

その後、千晶は溜まった仕事を片付けるため、休日出勤。

カネゴンの車椅子を押して、コンビニに行くことに。

その途中で、2人は高峰事務長とばったり会う。

高峰は引き継ぎも済み、ここに来るのは今日が最後だという。

 

カネゴンはそんな高峰に、ここを辞めたくなったことはないのか、と尋ねた。

 

すると高峰は、ここに来たばかりの時は毎日辞めたくなったと話す。

病院なんてすぐに潰れる。

今月は保った。来月は大丈夫だろうか?その繰り返し。

高峰なりに、この病院を守ろうと必死で今までやってきたのだ。

 

高峰事務長の本心を知り、千晶とカネゴンは頭を下げる。

 

『病院経営というのは、あなた方が考えているほど甘くないということをお忘れなく』

高峰は微笑むと、溢れそうになるものを堪えて出ていった。

 

蓮見に相談する千晶

その後、千晶は、警備室で蓮見と話す。

そこで千晶は、母の介護のために山梨に帰ることを決めたと打ち明ける。

 

でもまだ迷いもあって…と不安を口にする千晶に蓮見は自分も父が倒れた時に警察を辞めようと思ったことがあると話す。

 

だが、蓮見は結局辞めなかった。

すると父は死ぬ前に『あいつに仕事を捨てさせなくてよかった』と言っていたという。

 

本当は父も息子と一緒にいたかったはず。

でも親は子どもの幸せを望むもの。

 

蓮見は千晶に『真野先生が行きたい道を選べばいいと思いますよ』と言うのだった。

 

座間の家を訪ねる千晶

千晶が医局に戻ると、昨日練炭で心中を図った親子がいたことを知る。

でもそれは座間ではなかった。

 

なんだか悪い予感がした千晶は、土砂降りの雨の中、座間の家へ。

すると中から、母親が叫ぶ声が聞こえてきた。

 

千晶が中に入ると、座間の母親がベッドの柵を叩いて暴れている。

千晶は水が欲しいのだと気付き、水をあげた。

 

ゴミだらけの部屋を進み、台所で水を汲む千晶。

でも部屋の中で千晶は、練炭と着火剤、ロープを発見してしまう。

 

そこに座間が現れ、『なんでここにいるんだ!帰ってくれ』という。

でも座間の実情を知った千晶は放っておくことができない。

 

母の介護のために仕事を辞めた座間の気持ちが、今なら少しわかる気がしたのだ。

 

千晶は自分に何かできることがあったら力になりたいと申し出るが、

『貧乏人にだって、誇りがあるんだ!高いところにいる奴にはわからないだろ?

そういう同情や憐れみで傷つく人間がいるってことが!』と叫ぶ座間。

 

泣き出す座間の手を、母が握る。

 

『もう…、帰ってくれ…』

 

 

千晶は、座間の抱えている問題がどんなに過酷か思い知るのだった…

 

〜次回・最終回につづく〜

 

ディア・ペイシェント~絆のカルテ~』9の感想

今回は座間さんの苦しい想いが伝わってきて、辛かったですね。

すすり泣く座間さんの目は攻撃色が消えて、まるで子犬のようで、千晶が助けてあげたいって思う気持ちがわかる気がしました。

 

それに今まで暗い部屋でベッドに寝てるだけだったからわからなかったけど、お母さん役の方が色が白くて、とても綺麗な方で…。

座間さんと一緒に海に行って、穏やかな顔で風に吹かれている姿が、とても印象的でした。

 

きっと病気で寝たきりになる前はとても綺麗で、座間さんにとって自慢の母親だったんでしょうね。

だから座間さんは、お母さんが若い頃の写真らしきものを持ち歩いているのかな。

 

座間さんが泣いていると、お母さんが優しく手を握ってあげている姿を見て、泣けてしまいました。

切っても切れない絆が、そこにあるような気がしました。

 

一方、千晶もお母さんが誤嚥してしまって大変なことに。

憔悴する父と妹を見て、実家に帰る決意をしますが、まだ迷っている様子…。

 

陽子先生が亡くなって、カネゴンまで刺されてしまいましたからね。

千晶がいなくなったら内科はおしまいだ〜。

 

でもカネゴンが刺されたとき、初めてシステマが役に立ち、おぉ〜!と思いました。

綾乃から刃物を落とす千晶がかっこよかったです!

 

そして、院長と事務長の対立!

突然の事務長の退職!

しかも高峰なりに、病院を潰さないよう頑張ってくれていたことがわかり、ジーン…。

 

高峰も度が過ぎていただけで、悪い人じゃなかったんですね。

 

ということはやっぱり、黒幕は座間さんと仲良く談笑していた沼田さんですかね?

あんなに楽しそうに座間さんと話しているのを見たのに、沼田の嘘を信じる千晶…。

さらにそんな千晶を複雑そうな面持ちで見送る沼田。

絶対なにか事情を抱えている気がします(ΦωΦ)

 

はたして院長は犯人を突き止め、病院を改革することができるのでしょうか?

 

そして最終回は、認知症疑いの知恵子さんがとんでもないことをやらかします(>_<)

知恵子の症状がどんどん進んでいて、心配ですね。

 

さらに、座間さんがなぜここまで千晶にこだわるのかも明らかに。

うわ、めっちゃ気になる〜〜(>ω<)

 

最後は全ての伏線が回収されて、クリアに終わってくれることを期待しています。

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの〜。

 

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