『閻魔堂沙羅の推理奇譚』5話ネタバレと感想│初の地獄行き決定…!?銭ゲバの池谷!

にこ

今回は、2020年11月28日放送『閻魔堂沙羅の推理奇譚』第5話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

今回、沙羅(中条あやみ)のもとにやってくるのは、“ゆすり屋”として暗躍していた池谷修(R-指定)。

 

池谷は1億円貯めたら、相棒の阿賀里(一ノ瀬ワタル)を殺して独り占めするつもりだった。

 

ところがある晩、目を覚ましたら閻魔堂に…。

 

地獄行きを告げられた池谷は、生き返れるよう沙羅に頼みますが!?

それではさっそく、5話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ

『閻魔堂沙羅の推理奇譚』5話のネタバレあらすじ

チャリーン…チャリーン…

 

池谷修(R-指定)が目を覚ますと、頭上から小銭が落ちてきた。

次々と降ってくる小銭を拾い集めていると、

池谷は突然、前に立っていた沙羅(中条あやみ)に蹴り飛ばされ、吹っ飛んだ。

 

ガチャーン!

牢の扉が閉まり、沙羅の冷たい視線が池谷を貫く。

『銭ゲバ』

 

池谷修。

子どものころからずる賢く、

小6の時、犯罪者になりそうな奴ランキング、ぶっちぎりの1位。

そしてその予想は見事に的中。

その若さである意味、自業自得な死を迎えた。

 

『…死? 死を迎えたって誰が?』

 

池谷修、享年30歳。

 

死亡場所は自宅の部屋の中。

沙羅が池谷の額をパチンと指ではじくと、あっという間に池谷の記憶は死ぬ前まで戻った。

 

ゆすり屋の池谷

池谷が相棒の阿賀里(一ノ瀬ワタル)と組んで、ゆすり屋を始めて6年。

池谷は相手の弱みを握り、巧みな話術で相手をそそのかし、大金をだまし取ってきた。

 

でも最初に2人で始めた悪さは、ひったくり。

防犯カメラの位置を調べて逃走ルートを決めるのが池谷で、ひったくるのは阿賀里の役目。

 

4年前、ゆすり屋を始めたばかりの頃は、

ゆする相手やゆすり加減を間違えて、何度も殺されかけた。

 

そのたび、相棒の阿賀里は血まみれになりながら池谷を逃がしてくれた。

『オサムくん、逃げて~~!』と。

 

でもそんな阿賀里に対する池谷の扱いはけっこう酷い。

それでも阿賀里は『生きててよかった』と池谷にすがって泣いた。

 

1億円を貯めたら…

まっとうな生き方とは無縁な社会のゴミ2人で、

危ない橋を渡り続け、目標金額は1億円!

それにも、もうすぐ手が届く…!

 

二重ロックの貸金庫の出入り口の暗証番号は阿賀里しか知らないし、

金庫を開けるパスワードは池谷しか知らない。

裏切りを防ぐために2人で決めたルールだ。

 

昨日の仕事で、たまったお金は9900万。

あと少しで1億円!

そう、あと少し… 邪魔な阿賀里を殺すのは!!!

 

阿賀里からパスワードを聞き出す方法

2人は同じ部屋に住み、料理するのは阿賀里の役目。

阿賀里は山分けした5000万円でハワイに移住するとか言っているが、冗談じゃない。

 

おまけに阿賀里は大きなイグアナ・シロを飼っていて、シロがケージから出てたりするもんだから気に入らない。

それに最近、池谷は食事もろくにとらず、酒ばかり。

眠りも浅く、睡眠薬を使ってウトウトする程度だった。

 

すると阿賀里も最近よく眠れないので、睡眠薬を分けてほしいと言ってきた。

 

その後、池谷は自室に鍵をかけ、薬を酒で流し込み、横になった。

ベッドの上でナイフをいじりながら池谷は考える。

問題は、貸金庫の暗証番号をどうやって阿賀里から聞き出すかだ…。

 

普通にナイフを出して聞き出そうとしても、

体格のいい阿賀里に一発でのされてしまうだろう。

 

睡眠薬を飲ませても気絶させられるわけではないから、反撃される可能性が高いし。

 

トカゲのシロを誘拐して脅すのは、、池谷には無理。

 

ふだんは優しい阿賀里だが、本性はサイコパス。

下手をすれば、池谷が殺されてしまう。

 

そんなある日、阿賀里がすごいハイテンションで出かけていくのを見て、池谷は後をつけた。

すると阿賀里は、芽衣という女子大生とつき合っていた。

 

中岡芽衣(川上千尋)、21歳。

心理学を専攻する大学生で、老人ホームでボランティアをしている。

阿賀里とは不釣り合いないい女だ。

 

そこで池谷は、芽衣を拉致してどこかに監禁。

それから阿賀里に脅迫メールを送信して、1億円の身代金を用意させるという計画を立てた。

 

死へのカウントダウン

家に帰ると、阿賀里が部屋のドアに防音マットをつけていた。

池谷が、阿賀里のいびきがうるさくて眠れないと言ったからだ。

そして阿賀里はまた睡眠薬を分けてほしいという。

 

そんな2人を、イグアナのシロがじ~っと見つめていた。

 

その夜、池谷はいつものように酒ばかり飲んだ。

その様子をじっと見つめる阿賀里。

 

『…なんだよ』

『いや、酒ばっかり飲んでるから』

『食欲ないんだよ』

 

その後、池谷は自室に戻り、睡眠薬を飲んで眠りについた。

 

地獄行きを宣告される池谷

そこで池谷は我に返り、自分が寝たまま死んだことに気づき、ショックを受ける。

でもそれより気になるのは、貯めた1億円の行方。

 

そんな池谷に、沙羅は自分が閻魔大王の娘であること、

ここは魂が天国行きか地獄行きかを決める場所であることを告げる。

『閻魔堂へようこそ』

 

もちろん池谷のような小悪党は、ストレートで地獄行き。

それでも池谷はまだ1億円にこだわり続ける。今まで苦労はなんだったのかと…。

 

そんな池谷を見て、沙羅は『生き返る方法はなくはない』と語気を強める。

 

すると池谷は突然、床の上にひっくり返り、

『わたくしは地獄に堕ちて当然の人間のクズです!』と泣きわめいた。

 

『そのとおり!』チーン

出典:NHK『閻魔堂沙羅の推理奇譚』 Real Soundより

『しかし私がこんな人間になってしまったのは、正しく導いてくれる人がいなかったからです。

確かにゆすりは犯罪行為です。でも私のゆすり相手はみな悪人ばかり!』

 

それを聞き、沙羅は池谷の話に耳を傾け始めた。

池谷はそのチャンスを見逃さず、

悪人から奪った金で動物愛護団体を立ち上げようと思っていたと大ウソをついた。

 

『なるほど。…で?あなたは私に何を望んでるんです?』

 

《きたきた!絶対生き返ったる~!アハハハハ~》

『閻魔大王様のご令嬢、偉大にしてお美しい沙羅様のそのお力で、わたくしを生き返らせてはいただけないでしょうか?』

 

お美しい?

まんざらでもなさそうな沙羅を見て、

池谷は《ちょろい!こいつちょろい!》と思いながら、褒め続ける。

 

そして『どうか現世に戻って罪を償わせてください!』と土下座して頼んだ。

ゲームする?

出典:NHK『閻魔堂沙羅の推理奇譚』Real Soundより

すると『ゲームする?』と沙羅。

 

クリア条件は1つ。

自分がなぜ死んだのか、その死因を推理して言い当てること。

頭の中にある情報だけで、推理することが可能だ。

 

そこで池谷はゲームに挑戦することにした。

 

『OK!じゃあ制限時間ですが…』

そう言うと沙羅は大きな鯛を持ってきて、まな板の上に置いた。

 

『私がここで料理を終えるまでに推理を終えてください』

 

それを聞き、料理なんてできなそうな顔しとるくせに…と思う池谷。

『あの~、お料理と申しますと、どのような献立で?』

 

だが沙羅は問答無用でゲームをスタート!

鯛のお頭を切り離した。

 

犯人は誰だ!?

『あの夜、俺は睡眠薬を飲んで寝落ちして…』

 

池谷が記憶をたどりながらベッドに寝転ぶと、

その周りを取り囲むように今まで騙してきた被害者たちが!

池谷は慌てて部屋を飛び出した。

 

すると阿賀里がイグアナを愛でていた。

まさか、阿賀里が自分を殺そうとしたのだろうか?

 

でも『僕がオサム君殺しちゃったら、金庫から金出せないじゃん』と阿賀里。

それもそうだ…。

 

そこで池谷は1度推理をやめ、料理中の沙羅にヒントを求めた。

睡眠薬2粒を飲んでも、殺されたり心臓発作を起こしたら目が覚めるはず。

でも池谷はまったく目が覚めずに閻魔堂に来た。

 

すると沙羅は料理の手を止め、

あなたの死因は病死でもあり、事故死でもあり、他殺でもあります

と言った。

 

『でもこれ以上話しかけるならゲームオーバーにします』と言われ、

池谷は《チッ、クソ。ドS女が》と心の中で悪態をつく。

 

しかたなく、池谷はまた推理を始めた。

睡眠薬の説明書には、アルコールと一緒に服用するのは避けろと注意書きがあった。

 

他殺なら絶対阿賀里だと思った池谷は、テーブルの上のデジカメを見て思い出す。

阿賀里とつき合っていた、あの女。中岡芽衣!

 

『タイムオーバー!』

 

池谷の答え

『料理が完成したので、推理をどうぞ』

沙羅は見事な刺身の盛り合わせを完成させると、花を飾った。

 

それを見て、池谷は高笑いする。

『俺を殺したのは、相棒の阿賀里 勉だ』

 

動機は、1億円を独り占めするため。

そのためには、池谷を監禁して拷問にかけ、貸金庫のパスワードを聞き出す必要があった。

阿賀里が最近やたら睡眠薬をねだってきたのは、池谷に飲ませて昏睡させるためだったのだ。

 

ドアに防音マットを貼り付けたのも、拷問にかけた時に声が外に漏れないようにするため。

 

そしてあの夜、阿賀里は池谷の酒に睡眠薬を混ぜ、

池谷はそれを飲んだ上にさらに部屋でも睡眠薬を飲んだ。

 

れは体調の悪い池谷にとって、命取りな行為。

たしかに病死でもあり、事故死でもあり、他殺でもある。

 

『いかがですか?』

池谷がじっと沙羅の顔を見つめると、

『いいでしょう、正解です』と沙羅。

 

しかし阿賀里にこんな計画が立てられるわけがない。

指示を出したのは、中岡芽衣。

 

沙羅曰く、彼女は正真正銘の“悪女”だという。

表向きは真面目な女子大生を演じているが、

老人ホームでボランティアをしているのは、老人たちから金を巻き上げるため。

そしてあの若さで既に5人の命を奪っている殺人犯。

 

そんな芽衣との出会いのきっかけは、阿賀里のナンパ。

芽衣は即座に阿賀里の人間性を見抜き、

女の武器を駆使して、飼い主の座を池谷から奪い取った。

 

それを聞き、池谷は怒り心頭!

《殺す!2人ともぶち殺す!》と心の中で叫んだ。

 

『沙羅さま、これで約束どおり生き返らせてくれるんですよね?』

池谷が笑顔で沙羅のご機嫌をうかがうと、

『生き返ったら2人に復讐しますか?』と沙羅。

 

池谷は笑顔の裏で《殺す殺すぶっ殺す!》と思いながら、復讐なんて絶対しないと嘘をついた。

だって阿賀里はだまされただけだし、芽衣のことは警察に突き出すと。

 

すると沙羅は、池谷の魂を死の直前に戻す前に、

人間界には生き方を戒める言葉が数多くあると語り始めた。

 

自業自得、因果応報。

いい人生を送れば、いい死に方ができ、

悪い人生を送れば、ろくな死に方をしない。

 

《フフフ、そんなんでたらめやけどな》

池谷が思った瞬間、

『もちろんそんなのはでたらめです』と沙羅。

 

『ただし、死後の裁きは常に公正です。ごまかしは通用しません。

なぜなら、閻魔に見抜けない嘘はないからです!』

 

沙羅の目が赤く光り、『はあ?』と池谷は首をかしげる。

 

『確かに私はドS女ですし、それほどちょろい女でもありません。

ちゃんと料理もできますしね。

生き返ったら望みどおり、あの2人を殺せるといいですね』

 

 

沙羅がそう言うと、池谷の魂は記憶を消された状態で死の直前に戻った。

 

1万回繰り返される地獄

池谷が酒を飲もうとすると、イグアナの目が赤く光り、グラスが落ちた。

それを見て『あ~素直に飲んでくれりゃいいのに…』と本性を現す阿賀里。

 

『なんだてめぇ~!』

池谷はナイフを取り出すが、安賀里に殴られ、1発で気を失った。

 

『オサムくん』

阿賀里に呼ばれて目を覚ますと、そこは自分の部屋。

すると、

『さっそくですけど、金庫のパスワードを教えてください』と、芽衣がタバコを吸いながら近寄ってきた。

 

『阿賀里!おまえ、この女にだまされんな!』

池谷は叫ぶが、阿賀里に殴られる。

『芽衣ちゃんを悪く言うな!僕のこと、殺そうとしてたんでしょ?』

 

でも芽衣は『拷問っていうのはいきなり殴ったりせず、少しず~つきつくしていくものなの』と持っていたタバコを池谷に押し当てる…。

 

そして翌朝、池谷はようやく観念し、

パスワードを教えるからもう殺してくれ…』と懇願した。

『KANETOONNA』で金と女。

 

すると阿賀里が冥途の土産に、自分の暗証番号を教えてくれた。

『0639』でオサム君。池谷の名前だ。

 

2人が部屋を出ていくと、沙羅が現れた。

『おはよう』

 

沙羅が消した記憶を戻すと、池谷は沙羅に助けを求めた。

でも『助けるも何ももう、あなたは死んでいます』と沙羅。

 

これは池谷が生きていたら遭遇したであろう出来事の追体験。

つまり、池谷は地獄に堕ちたのである!

 

『地獄…?…ここが?』

 

もうすぐ2人が戻ってきて、池谷は殺されるだろう。

でもそれで終わりではない。

時間が巻き戻り、池谷はこの苦痛をこの先1万回繰り返し受け続けるのだ。

 

『お気の毒さま。では、来世に期待しなさい』

 

そこに、阿賀里たちが戻ってきて池谷に札束を見せ、ばらまいた。

『オサム君、僕たちこんなに頑張ったんだね!お疲れさま。なるべく楽に殺してあげるからね』

 

 

こうして、池谷修は地獄行き…。

沙羅はできあがった刺身をしょうゆにつけて食べた。

 

~6話につづく~

 

『閻魔堂沙羅の推理奇譚』5話の感想

ゲームして、犯人も当てたのにまさかの地獄行き!

さすがにあれだけの人を騙して、さらに沙羅まで騙そうとした池谷を天国に行かすわけないか…。

 

それで思ったのは、天国と地獄しか選択肢がないのってある意味すごいなって。

地獄に堕ちた人間はその苦痛は人それぞれだけど、1万回同じ苦痛を味わうというわけか。

でも1万回繰り返したら、来世に行けるの?

私ならそこまでして生まれ変わりたいとは思わない(>_<)

血の池地獄とかそういうのとどっちが楽なんだろと考えてる時点で、アウトですな、私…。

だって天国に行けそうにない。

普通に生きた人は、天国に行けるのかな?

でもそこにもゴールド、シルバー、ブロンズ、普通の人とランクがあって、どこまでいっても人は比べられ、振り分けられてしまうのだろうか?

そう考えると、なんだか悲しくなりました。

 

でもきっと、池谷にわざわざ犯人捜しをさせてここが地獄だと教えたことには意味があるはず。

芽衣が死ぬとき、沙羅が担当することになったら、その時はどんな言葉をかけるのでしょうか?

 

けど沙羅の包丁さばきにはびっくりしましたね!

写真はイメージなので、沙羅が作ったやつのほうがずっとすごかったです。

 

それに、池谷に心の中で悪口を言われて、あとで逆襲する沙羅が女の子で可愛かったですね(*´ω`*)

R-指定さんの演技も見ごたえがありました。

 

清楚なのに殺人鬼の芽衣も怖かったけど、

あんなニコニコ笑顔の阿賀里が、敵に回すと容赦ないのが怖すぎる…。

 

スピード感があり、30分があっという間でした。面白かったです。

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの~。

 

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