『君と世界が終わる日に』最終回ネタバレと感想│ついに首藤との因縁対決に決着が!Season2の予告が気になる終わり方・・・

にこ

今回は、2021年3月21日放送『君と世界が終わる日に』最終回のネタバレあらすじと感想をまとめました。

やっと再会できたのに、響(竹内涼真)に銃口を向ける来美(中条あやみ)・・・!

 

首藤(滝藤賢一)のもとに逃げ帰る来美を見て、響は目を疑う。

 

そんな中、御前崎(宇野祥平)は「希望の家」という緊急シェルターの存在に気づく。

 

シェルターの船が港に着くのは、翌日だというが!?

 

その頃、首藤(滝藤賢一)は響に復讐するため、駐屯地に残酷な舞台を用意していた・・・。

 

はたして響たちは、この狂った世界に終わりを告げることができるのでしょうか?

それではさっそく、最終回のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ
1話 2話 3話 4話 5話 6話 7話 8話 9話 最終話

『世界と君が終わる日に』最終回のネタバレあらすじ

『一緒に帰ろう』

響(竹内涼真)が差し出した手を取ろうとして、来美(中条あやみ)は地面に落ちていた銃を拾い上げ、響に向けた。

『・・・さよなら』

バーン!!!

弾は響の頬をかすめ、信じられないという顔で響は来美を見た。

 

『私は、首藤教授のおかげで目が覚めたの!

私にはもう、あなたは必要ない・・・!』

震えながら、来美はそう言い放つ。

 

そのとき、その場にいた自衛官や駐屯地の人々が次々とゴーレムに!

引き止めようとする響の手を振り切り、来美は沢(堀家一希)と共に逃げ帰った。

 

ショックを受けた響は、ミンジュンのお墓のそばで呆然と座り込む・・・。

来美は首藤(滝藤賢一)に洗脳されてしまったのだろうか?

 

響が薬を持ち帰ったおかげで、紹子(安藤玉恵)の容体は回復。

元気になった紹子たちのもとに、御前崎(宇野祥平)が新たな情報を持ってきた。

紹子の元夫の手帳に、「緊急シェルター 73.4」と書かれているのを発見したのだ。

 

ラジオのチャンネルを合わせてみると、

「希望の家」というシェルターが 生存者たちに港に集まるよう呼びかけていた。

 

呼びかけの時間は翌日。

みんなは来美のことを諦めきれない響を説得し、一緒に港を目指すことにした。

 

一方、駐屯地に戻った来美は、『話が違いますね。間宮響を殺すはずだったのでは?』と首藤に迫られていた。

 

『次こそは殺しなさい』

首藤の命令に、来美は『わかっています』と頷いた。

 

いなくなった響

その夜、みんなが寝静まったのを見計らって響はそっと部屋を出た。

すると等々力(笠松将)が待っていた。

『俺に万が一のことがあったら・・・』と来美のことを頼む響。

等々力はお前に言われなくても、自分は自分で来美を助けるという。

 

『こんな世界でも・・・、またお前に会えてよかったわ』

響は笑って、出ていった。

 

翌朝、響がいないことに気づいた佳奈恵のショックは大きかった。

それでも佳奈恵はみんなと一緒に行くという。

『間宮さんのことはどうでもいいです』

涙をふくと、佳奈恵は武器を持って港を目指した。

 

港には真っ白な大きな客船が汽笛を鳴らしながらとまっていた。

坪井(小久保寿人)たちが偵察にきているのを見つけた等々力は、自分を仲間にしてくれと頼む・・・。

 

船が安全であることを見届けると、桑田(浅香航大)はトランシーバーで響にそのことを伝えた。

『響くん?今、どこにいるの?』

結月(横溝菜帆)がトランシーバーを受け取ると、

響はみんなにお別れを言うと気持ちが揺らぎそうで、黙って駐屯地に向かったことを告げた。

 

『結月ちゃんが眠れないとき、もっと話をすればよかった。いつまでも、友達だよ』

 

『紹子さん、あなたはとても強いお母さんだ。あなたなら結月ちゃんを守っていける』

 

甲本(マキタスポーツ)さん、これからもみんなのことをよろしくお願いします』

 

『佳奈恵ちゃん、聞いてる?

佳奈恵ちゃんがひとりで泣いてること、俺、気づいてたよ。

でも佳奈恵ちゃんが強くなろうとしてたから、見守ることにした。

けど大丈夫。君は強くなってる。だから自分を信じて』

 

響の言葉を聞き、佳奈恵は泣きじゃくりそうになるのを必死にこらえた。

 

みんなに会えて本当によかった。家族です。ミンジュンが言ってくれたように、みんなに会えてよかった。ありがとう

響はトランシーバーを切ると、気持ちを入れ替え、駐屯地に向かった。

 

『待って!間宮さんっ!』

佳奈恵の声が、波しぶきの音と共に虚しく響いた。

 

冷凍保存装置の中に入っていたもの!

駐屯地には、ゴーレム化した自衛官や人々がうろうろしていた。

── カン、・・・カン

と金属音がして、警戒しながらも響は音が鳴る部屋のドアを開けた。

 

その時、背後から沢に銃を向けられ、響はジアン(玄理)と同じ牢に入れられた。

響はミンジュンがみんなに囲まれ、今みたいな夕暮れにゴーレム化して最後は自分が手にかけたことを伝えた。

『・・・ありがとう』

ジアンは涙を流して言った。

 

一方、沢は自分も感染しているのではないかと怯えていた。

そんな沢を、

『大丈夫、ワクチンがあれば必ず生き延びられる』と首藤は優しく抱きしめた。

 

でもそれはあくまで沢の心を操り、利用するため。

首藤の頭には、響に復讐することしかなかった。

 

ジアンからみても、首藤は天才だった。

違法な臨床実験を始めても、何百万人の命を救えるのなら多少の犠牲はしかたないと思った。

でもワクチンはなかった。

冷凍保存装置の中には、首藤の奥さんが変わり果てた姿で入っていたのだ!

 

首藤がゴーレムウイルスを開発したのは、血液の病にかかった奥さんを助けるためだった。

来美の抵抗遺伝子をウイルスベクターにのせて、ゴーレムウイルスと一緒に投与すれば、奥さんは完璧な姿で甦るはずだった。

それを響がめちゃくちゃにした。

響に対する首藤の憎しみは、想像を絶するものだった・・・。

 

響はこれは罠だとわかっていながら、駐屯地にやってきた。

来美がなぜこんなことをしたのか、響はその理由を知りたかった。

来美の気持ちを理解してあげたかった。

そのためなら、殺されてもかまわない・・・。

 

それに響には来美にどうしても伝えたいことがあった。

あの日、世界が終わってしまったあの日。

響は来美にプロポーズしようと思っていたから・・・。

 

首藤が用意した復讐の舞台

そのとき、沢が響を呼びに来た。

沢は顔色も悪く、はあはあと荒い呼吸をしながら、響を首藤のもとへと連れていった。

 

『君は、ゴーレムと人間の違いがわかりますか?』

首藤は響に急にそんな話を始める。

 

実はゴーレムと人間は、遺伝子レベルではそんなに変わりはない。

たとえ人間でも、自分の意志がなければゴーレムと同じ。

ワクチンときいて、すぐに飛びついた駐屯地の人々もそれと同じ。

 

そう言うと、いとも簡単に首藤は沢を撃った。

 

でも響にしてみれば、奥さんを生き返らせることしか頭にない首藤のほうこそゴーレムだ。

 

『黙れ!』

首藤はイライラして、床にナイフを投げ捨てた。

『拾いなさい、彼女に会いたいんだろ?』

響はため息をついて、ナイフを拾った。

 

『選択肢は2つ。

彼女に殺されるか、彼女を殺すか。

さあ、殺し合いなさい!』

 

ドアから出てきた来美を見て、響は言った。

『来美。さっき、捕まっている人たちを見たよ』

実は、先ほど金属音を立てていたのは、首藤に拘束され、牢に閉じ込められた人々だった。

響を殺さなければ、その人たちを殺す。

来美はそう、首藤に脅されていたのだ!

 

それを知った響は『よかった』と言う。

来美は、来美のままだった。何も変わっていなかった。

涙をためたまま、黙って響を見つめている来美に、響は伝えようとした。

あの日、伝えられなかった言葉を。

 

でも、もういいよ。好きにして

響は来美の前にひざまずき、うつむいた。

『小笠原!早くしろ!』

首藤に焚きつけられ、来美は泣きながらナイフを振り上げた。

そのとき、来美が首にさげていた指輪つきのネックレスがしゃらりと胸元に現れた。

 

『ありがとう』

涙を浮かべた目で響が言うと、来美はナイフを落とし、響は来美を抱きしめた。

 

『小笠原!またおまえのせいで、何人もの人間がゴーレムになるぞ!』

来美は震えて首を振った。

 

『来美、約束は守れ・・・』

響は来美の持ったナイフを自分の腹に突き刺した。

『愛してる・・・、前よりずっと。やっと言えた』

響と来美は抱き合った。

 

『違う。こんなんじゃない。なんで苦しまない!?もっと、もっと!』

首藤が銃を放つと、天井から血の雨が降り注ぎ、その匂いを嗅ぎつけ、一斉にゴーレムたちが押し寄せてきた。

 

『ゴーレムに食われて朽ち果てろ!』

首藤は叫ぶと、その場から逃げ出した。

 

『ごめんね、来美。助けられなくて』

来美は首を振って、響に抱きついた。

檻を破って、ゴーレムが突入してきた。

そのとき、等々力や坪井、桑田たちが銃をぶっ放し、助けてくれた。

 

『等々力・・・』

『おまえのためじゃない、小笠原のためだ』

相変わらず、等々力は素直じゃない。

 

『最後にあんなこと言われて置いていけますか?』

と佳奈恵と甲本も現れ、響は胸がいっぱいになった。

 

首藤の最期

その頃、首藤は奥さんの遺体を抱え、駐屯地から脱出しようとしていた。

それをゴーレム化した沢が襲い、足に噛みつく!

首藤は沢を撃ち、足を引きずりながら外に向かった。

目の前に半分開いたシャッターが見える。

もう少し、あと少し。

 

そこに響が、来美と等々力に支えられてやってきた。

閉じ込められた人々を救うため、響が『鍵を渡せ』と言うと、首藤は発砲!

等々力は響をかばって、床に倒れこんだ。

 

・・・カチッ、カチッ

銃の弾がなくなり、首藤は床を這って奥さんの遺体に近づいた。

『終わりにしてやる・・・』

響は首藤に馬乗りになり、首を絞めた。

 

だが『響!』という来美の声を聞き、響はハッと我に返り、手を離す。

首藤は布にくるまれた奥さんの顔をなでながら言った。

愛してたんだ…。私のすべてだった。間宮、君にはわかるだろ?愛してる人を失ったら、正気を保てるか?

その問いに響は答えられなかった。

代わりに来美が、血まみれの顔で叫んだ。

響はあなたとは違う!私が悲しむようなことは絶対にしない!』

 

首藤は涙を流し、奥さんに寄り添い、意識を失った。

その時、来美は首藤が噛まれていることに気づき、とどめを刺そうとした。

でも首藤の変化が始まり、響は自分がやると目で訴え、来美から銃を取り、構えた。

 

バーン!

首藤は脳天を撃ち抜かれ、動かなくなった・・・。

 

その後

そして島に穏やかな夕暮れが訪れた。

甲本は島にやってきたジアンに、ミンジュンのスマホを渡した。

そこにはミンジュンが撮りためた綺麗な夕日と、ミンジュンの笑顔が。

紹子がお墓にまいた花の種はすくすくと育ち、白い花を咲かせていた。

 

佳奈恵はジアンに教わり、等々力の傷の手当てをした。

紹子と結月は一足早く、「希望の家」に向かった。

そこは白くて大きなホテルの跡地のようだった。

 

今日もどこかで、「希望の家」の船の汽笛が鳴っている。

響と来美は手をつないで、海を眺めた。

その音は希望なのか、新たな物語の始まりなのか。

 

その頃、来美の遺伝子情報を見た御前崎は、じっと画面に見入るのだった・・・。

 

~Season2につづく~

 

 

『世界と君が終わる日に』最終回の感想

ついに首藤との宿命の対決に決着が!

今までのモヤモヤが晴れるスピーディーな展開でよかったです。

 

来美が響に銃を向けたときは、え〜!何があったの〜?と思ったけど、避難民を人質にされていたからだったんですね。

来美の気持ちが変わってなくて、ほんとよかったです。

 

今回、かわいそうだったのは自衛官の沢くん。

沢くんはやっぱり死んでしまうのか。

みんな、ゴーレムになると今まで耐えてきたぶん活躍するぞ〜!って感じで、はっちゃけるのが見てて面白いです。

公式で載せてくれた写真を見ると、首藤さんも沢くんも仲良しで癒されますね~。

ジアンにもやっと、ミンジュンが送ろうと思っていた空の写真を見せることができてよかったです。

 

でもSeason2の予告で、気になることが~!

ブラックになったミンジュンが再登場!?

お墓にさした木を引っこ抜いてるし、何が起こったんじゃ~!?

 

そして、佳奈恵と等々力が恋人に!?

これまた衝撃~!

先に「希望の家」に行った紹子と結月のことも気になりますね。

 

最終回よりも続きのほうが気になるって・・・、もはや最終回じゃないね(;^ω^)

しかも続きはHuluでしか見られないとは、悲しいもんです。

 

それでは最後まで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの~。

 

にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村

よかったらポチッとよろしくお願いいたします♪

その他のあらすじ
1話 2話 3話 4話 5話 6話 7話 8話 9話 最終話