『ナイト・ドクター』6話ネタバレと感想│ついに深澤がチキン卒業!?美月がみんなのセリフを取っちゃうところがサイコー笑

にこ

今回は、2021年8月9日放送『ナイト・ドクター』6話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

事故現場での処置中、寝不足でめまいを起こした美月(波瑠)は、資材置き場から落下!

 

はたして美月は無事なのでしょうか?

 

そして責任を感じた深澤(岸優太)は…!?

それではさっそく、6話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ

『ナイト・ドクター』6話のネタバレあらすじ

工事現場で重機の暴走事故が起こり、ドクターカーの出動要請が入った!

 

本郷(沢村一樹)は、美月(波瑠)成瀬(田中圭)に現場に向かうよう指示。

そこに深澤(岸優太)が『自分も行かせてください!』と名乗り出る。

 

現場についたものの、あまりの惨状に深澤はぼう然。

 

『深澤、チキンを卒業するんじゃなかったの?』

美月はすぐに重症患者の鴨田の処置に取りかかる。

 

しかし鴨田は意識もうろうとしながらも、ある1点を指さす。

深澤がその場所へ行ってみると、太ももに鉄パイプが突き刺さった若い男性・が倒れていた。

 

『すぐに助けを呼んできますから!』

自分では無理だと思った深澤はすぐに美月に助けを求めるが、その時、美月は体の不調を感じていた…。

 

現場の状況を見た美月はすぐさま足場をのぼり、のもとへ。

ところがめまいを起こし、高所から落下してしまう!

 

『朝倉!朝倉!』

深澤が呼びかけると美月はすぐに目を覚まし、処置を再開するが、

すべての傷病者の搬送を終えた後、バタンと倒れる!

美月は落下した時に、肋骨を折っていたのだ…!

 

深澤は『俺のせいだ。。俺がもっとちゃんとしていれば、こんなことにはならなかったのに…』と自分を責める。

 

そして成瀬も、美月が疲れているのに気づいていたのに止めなかったことを後悔していた。

 

翌日。

美月が現場で倒れたことは、病院でも問題に。

しかもその原因が、副業による過労だなんて!

もう1つのクリニックの勤務時間と合わせれば、余裕で過労死ラインを超えている。

 

これはすべて本郷先生の監督不行き届きだと、

救命救急センター長の嘉島(梶原善)は言われ、本郷は頭を下げる。

 

『まさにそのとおりです。どんな処分も受けるつもりです。

申し訳ありませんでした』

 

救急医失格

美月は肋骨3本が折れ、気胸を起こしていた。

すぐに成瀬が処置したため無事だったが、

死ぬところだったんだからと幸保(岡崎紗絵)に言われ、ハッとする。

 

『うん。いろいろ見られたね~』

『サイアク~。高岡がやってくれれば、よかったのに』

『しかたないでしょ?私は別の患者さんの処置をしてたんだから』

 

そこに不機嫌そうな顔で成瀬がやってきて、幸保はそそくさと去っていく。

美月は迷惑をかけたことを成瀬に謝った。

 

すると成瀬は『どうしてこんなことをした』とシフト表を見せる。

 

内緒で副業していたことがバレたとわかった美月は、

『救急医は現場で経験を積んでなんぼなのに、

働き方改革で働く時間を制限されて…。

こんなんじゃ、いつまで経っても先輩に追いつけないじゃないですか』

と弁解する。

 

でも美月のしたことは、1歩間違えれば患者の命だって奪いかねない行為だ。

 

『今のおまえは、救急医失格だ』

 

成瀬は厳しい顔でそう言い放ち、去っていく。

 

本郷の変化

ナイトドクター制度を採用してもうすぐ3か月。

その成果を聞きに、院長室には柏桜会会長の桜庭麗子(真矢ミキ)が来ていた。

 

美月が問題を起こしたことを知り、本郷を責める麗子。

この制度は、医師の労働環境を改善するために試験的に採用したもの。

なのに決められた労働時間を守ってくれないと、制度を試すこと自体、意味のないことになる。

 

『すべて私の責任です。

ですが、もう少しだけ時間をいただけないでしょうか?』

 

本郷は麗子に頭を下げ、今後は必ずルールを守って成果を出してみせると誓う。

 

そんな本郷の変化に麗子は驚きを隠せない。

今まで自分の腕を磨くことにしか興味のなかった人間が、美月たちのために頭を下げるなんて…!

 

その理由を、バーで2人で飲みながら本郷は語ってくれた。

 

『生きた証がほしかったのかもなぁ。

このまま俺が死んだら、今まで積み上げてきた経験も技術も、すべて灰になって消えるだけだ。

それなら少しでも使えそうな連中に残したほうがマシだろ?』

 

『え?あんた、、死ぬの?』

麗子が驚いて尋ねると、

『いつかは死ぬだろ?俺も、おまえも』

と本郷は言い、麗子はホッとする。

 

それにこのままだと、救命医は消えてしまう。

24時間診療なんて、夢のまた夢だ。

 

でも夜に働ける1流の医者が育てば、そこにはまた1流の人材が集まってくる。

まあ、理想にはまだ程遠いが。。

 

それが本郷のひと筋の希望だった。

 

成瀬が美月に冷たかった理由

一方、深澤が寮で鍵を開けようとして、財布を落とし、それを拾おうとして、バラバラとカバンの中身を落とすのを見かけた成瀬は、深澤を屋上へ連れていく。

 

『深澤、おまえだけのせいじゃない。俺のほうがもっとたちが悪い』

 

成瀬が救急医になったばかりの頃、美月にそっくりな後輩がいた。

負けず嫌いで向上心が高く、患者のためなら飯も食わずにつきっきりで治療するようなやつだった。

 

しかし彼女は27歳の若さで、夜勤明けの帰り道に心臓発作を起こして亡くなった

原因は過労だった。

 

成瀬は、彼女が働きすぎだということに気づいていた。

でも何もしようとしなかった。

そうやって働くのが当たり前だと思ってしまっていた。

 

美月を見るたび、彼女のことを思い出す。

だから成瀬は、美月が救急医を続けるのに否定的で、冷たくも思える態度をとっていたのだ。

 

でも結局、今回も止められなかった。

 

救急医だって、人間だ。

無理をすれば必ずガタがくる。

なんでそんな簡単なことがわからないんだろう…。

 

成瀬は美月のことを本当は心から気にかけていた…。

 

美月の退院

そんなある日。

深澤が勉強していると、美月がやってきた。

バストバンドをつけていればいいということで、退院できたらしい。

 

『でもあんたって案外冷たいのね~。

あんただけだよ、お見舞いにきてくれなかったの』

 

美月の言葉に、深澤は複雑な気持ちになった。

 

美月の復帰

そして2週間後、美月はナイトドクターに復帰した。

まだ肋骨が痛むものの、ただでさえ夜の病院は人手不足なんだから、自分だけ休んでるわけにいかない。

 

まず美月が向かったのは、工事現場で事故にあった鴨田のところ。

 

自分が重機を暴走させたため、あんなことになったと責任を感じた鴨田は、病室でも従業員の労災の手続きやらをしていた。

 

その後も次々に運ばれてくる患者に対応する美月を見て、

飛ばしすぎでしょ、まだ骨もくっついてないのに…と幸保たちは心配する。

 

そんな中、ガス配管工事現場で事故が起こり、ドクターカーの要請が入る。

 

美月は自分も行くというが、成瀬は拒否。

それでも『問題ありません。私も行かせてください』と本郷に掛けあう美月を見て、深澤の堪忍袋の緒が切れる。

 

『いいかげんにしろよ!

患者、患者って、どうしてもっと自分のことを考えられないんだよ。

朝倉が患者を大切に思うように、

俺たちだって朝倉のことを大切に思ってんだよ!

心配してんだよ!』

 

本郷先生だって、朝倉のせいで責任をとれと責められて、みんなの前で頭を下げて…。

どれだけ周りに迷惑をかければ、済むのかと。

 

『ケンカしてる場合じゃないだろ。早く行け』

本郷と成瀬に急かされ、深澤は現場へ向かう。

 

美月は本郷に謝るが、早く仕事に戻れと一蹴されてしまう。

 

あとはやるだけ

現場に到着した深澤は、重症の患者を見て後ずさりする。

そんな深澤に『おまえが診ろ』と成瀬は命じる。

『無理です!こんな…!』

また逃げようとする深澤に、成瀬は『いいから診ろ』と強い口調で促す。

 

恐る恐る深澤は患者に触れ、容体を確認した。

患者は胸部を圧迫されていて、アスフィキシアになる可能性があった。

 

『じゃあ、何をする?』

成瀬に聞かれ、深澤は何をすべきか答える。

 

『完璧だ。あとは、やるだけだ』

それでもためらう深澤に、

『何を迷う必要がある!』

と成瀬は発破をかける。

 

そのとき、深澤の脳裏に浮かんだのは、美月だった。

患者のためなら、自分の危険もかえりみずに挑む美月の姿が。。

 

『ルートを取ります』

 

深澤が覚悟を決めて処置を始めると、

また重症患者が救出され、運ばれてきた。

 

『こっちはいいから、おまえが診ろ』

成瀬の指示で、深澤はまた重症患者と向かい合う。

 

深澤がお見舞いに行けなかった理由

その頃、美月は幸保から、深澤が自分を責めて大変だったことを聞かされていた。

 

朝倉(美月)が疲れているのに、あの日の患者の処置をすべて任せきりにした。

もっと自分がちゃんとしていれば、無理せずにすんだかもしれないのにと…。

 

だから深澤は美月に合わせる顔がないと、お見舞いにも行けなかったのだ。

 

『頑張るってさ、それで気持ちが満たされてる部分があるのかもしれないけど、

見てる側からすると、心配で心をすり減らすことだってあるんだよ』

 

わかっていたのに…

その後。

美月は院内で、工事現場で助けた浦谷とバッタリ会う。

浦谷は太ももに鉄パイプが刺さり重症だったが、成瀬が新しい方法で治療してくれたらしく、順調に回復していた。

 

カルテを見ると「健側動脈バイパス法」と美月の知らない方法が書いてあった。

 

それに浦谷は、鴨田が重機を誤作動させてしまったのは「心臓に持病」があるからじゃないかと思っていた。

 

でも人手が足りないし、鴨田さんがいないと現場が回らないから。

疲れてしんどそうにしてても見て見ぬふりで、頼りっぱなし…。

いつかこうなるんじゃないかとわかっていたのに…と浦谷は語る。

 

それはこの前、美月が倒れたときと同じ状況だった。

 

自分に必要なもの

一方、無事に処置が終わり、ホッとしていた深澤は『時間をかけ過ぎだ』と成瀬に注意される。

 

『でもおまえのおかげだ。患者が助かったのは。

おまえには患者を救えるだけの知識も技術もあったってことだ。

足りなかったのは、それを使う”度胸”だけだ』

 

成瀬に認められ、深澤は涙ぐむ。

深澤は最後までこの患者を担当することになった。

 

深澤と患者を乗せた救急車が戻ってきた。

モニターでその様子を見ていた美月に、本郷は尋ねる。

 

『朝倉。おまえはここでどうなりたい?』

 

『…どんな患者でも受け入れる医者です』

『じゃあ、そのために何が必要だ?』

 

現場から戻ってきた深澤はみんなに指示を出し、率先して処置を行う。

その姿は、前よりずっと、たくましく見えた。

 

それぞれのやり方で

翌朝。

深澤は朝食を作りながら、成瀬に褒められたことを思い出し、ご満悦だった。

 

『めでタイ♡』

お皿にはケチャップでお魚模様が描かれた黄色いオムレツが。

 

そのとき、美月が話があると訪ねてきた。

こんな時間に改まってなんだろう…。

深澤は緊張して、この前、言いすぎてしまったことだったらごめん…と先回りして謝った。

 

すると『ごめん。深澤に嫌な思いをさせて』と美月が謝り、深澤は驚く。

 

『でもあの日私が倒れたのは、私のせいだから。

深澤が責任を感じる必要はないから』

 

『わざわざそれを伝えに?

嫌われてなくてよかったぁ~』

 

美月は咳き込み、わき腹を抑える。

そのとき、床に散らばった海外の医学雑誌を見つけ、美月はびっくり!

 

深澤はビジネススクールと両立している桜庭(北村匠海)から借りて読んでいるという。

桜庭はナイトドクターとして入れないぶん、せめて知識だけでもと海外の論文を読み漁っていた。

 

さらに深澤は、幸保からオペの映像資料を1枚500円で借りていた。

幸保は残業が減って現場へ行く機会が減ったぶん、知り合いをたどってオペの映像資料を集め、酒のつまみに見ているのだ。

 

自分の知らないところでみんながこんなことをしていたなんて…。

驚く美月を、深澤は朝飯に誘う。

妹の心美(原菜乃華)のぶんも作ってしまったと。

 

美月と一緒に朝食を食べられることになり、ウキウキと卵をかき混ぜる深澤。

深澤が見ていた本には、ふせんがたくさん貼られ、重要なところにいっぱいラインが引かれていた。

 

自分の部屋に戻った美月は、急いで成瀬が試した新しい方法を検索する。

それは外傷における最新人工呼吸器セミナーで得た技術のようだった。

 

美月は、自分の理想とする医師になるにはどうすべきか考えた。

 

進むべき道

そんな中、鴨田はあちこち謝罪するため、病室を抜け出し電話をしていた。

そのとき、鴨田が心筋梗塞を起こして倒れ、美月が対応することに。

 

ところが鴨田は目を覚ましてすぐに、またクライアントに謝罪しに行こうとする。

あのクライアントを逃したら、うちの工場はつぶれてしまう。従業員を路頭に迷わすわけにはいかないと。

 

『もっと自分の体のことを考えてください!』

美月は鴨田を必死に止め、語りかける。

 

『鴨田さんが従業員のみなさんを大事に思うように、

従業員の皆さんだって鴨田さんのことを大事に思ってるんです!

心配してるんです!』

 

それは深澤が美月に言った言葉だった。

 

『なんでもかんでもしょい込んで、それで自分は満たされるところがあるかもしれません。

でも周りからすれば、心配で心をすり減らすことだってあるんです』

 

それは幸保が美月にかけた言葉だった。

 

美月も働き方改革で働く時間を制限され、そのぶん学べる機会も減って、納得できない部分もたくさんあった。

 

けどよく考えたら、働き方改革は働く時間を減らすだけじゃない。

仕事で毎日同じことを繰り返すよりも、

休みの日に自分の知りたい分野の論文を読んだり、

学びたい手術の映像を見たり、

最新の技術を身につけるためにセミナーに参加したり。

 

そうやって休んでる時間にも学べることはたくさんあって、労働時間が減ったぶん、いかに効率よく作業できるか工夫したり、

より良い環境を作り出すことが、働き方改革なのだ。

 

『きっと鴨田さんにも見つかるはずです。

1人でしょい込むんじゃなくて、もっと職場にいる1人1人が工夫することで、より快適に働ける環境が…』

 

すると後ろでずっと話を聞いていた成瀬たちから拍手が起こり、美月はこれはすべて同僚の受け売りだと弁解しようとする。

けど『感動しました。自分がやることが見えてきたような気がします。さすが先生、いや師匠!』

と鴨田に言われ、美月は、え?

 

後ろを振り返ると、みんながニヤニヤして美月を見ていた。

 

底なし沼の美月

勤務終了後、美月は『よっ!師匠!』とみんなにからかわれる。

人に説教までしたからには、美月がこれからなんでも1人でしょい込んで無理することはないだろう。

 

とみんなが安心して帰ろうとした瞬間、

美月は自分にも海外の医療雑誌を貸してと桜庭に頼む。

幸保には、オペの映像資料のレンタルを。

成瀬には、今度セミナーに行くときには私にも声をかけてくださいと頼む。

 

美月の向上心は、底なし。まるでブラックホールのようだ!

 

 

──ただ、ひたすらに走り続けてきた。

どんな患者も受け入れるために。

同じ道をただ、ひたすらに。

 

でもふと立ち止まり、回り道したその先に、新しい何かが待っているのかもしれない。

 

チキン卒業!?

勤務前に、深澤は心美の病室を訪れた。

 

美月のことをデートにも誘えない兄を見て、

『あーあ。ほんとチキンなんだから』

と心美はぼやく。

 

『ん?今、なんて言った?

今、チキンって言った?朝倉から聞いたんだな?』

 

そのとき、美月が心美に頼まれていた雑誌を持ってきて、

『おまえ、心美の前でも俺のことをチキンと呼んでるな!』

と怒りまくる深澤。

 

『いいじゃんね~、そのくらい。もう卒業したんだから』

 

美月の言葉に、深澤はびっくり!

 

『卒業したんでしょ?

だってこの前、現場で1人で処置できたみたいだし』

 

『すごいじゃん!』

心美にほめられ、

『そうか!俺もチキン卒業か』

と深澤は鼻高々。

『よっしゃ~~~!!!』

深澤はガッツポーズをして喜んだ。

 

 

~7話につづく!~

 

 

『ナイト・ドクター』6話の感想

ついに深澤先生、チキン卒業!おめでとうございます♪

何より美月と成瀬に認められたのが嬉しかったでしょうね〜。

深澤が作った「めで鯛オムレツ」、とっても可愛かった〜。

偶然昨日オムライスを作ったのですが、あんなに綺麗に描けなかったなぁ(;´д`)

 

そして美月は副業して倒れるというムチャをしてしまったけど、

他のみんなは、それぞれ現場に行けなくなったぶんを違う形で有効活用してたんですね!

1人だけ焦っているような気がしていた美月がそれを知って驚くシーンが印象的でした。

 

美月が無理して倒れた鴨田さんを説得するシーンは、みんなが言ってたことそのままじゃん!と吹き出してしまいました。

そんな美月を見守るみんなの表情もよくて、なかなかいいチームになってきたんじゃないでしょうか(=^・^=)

 

でも次回は、そんな5人の足並みに不安な雲行きが〜。

そりゃ考え方も価値観も違う人間だもの。

ズレが生じることはありますよね〜。

 

次回はどうなることやら。楽しみです!

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました(*´ω`*)

またの〜。

 

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