『リコカツ』6話ネタバレと感想│切なすぎるラスト!みんな離婚してリコカツじゃなくなっちゃったよ(´;ω;`)

にこ

今回は、2021年5月25日放送『リコカツ』6話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

互いに惹かれ合いながらもすれ違い、「離婚届」に判を捺した咲(北川景子)と紘一(永山瑛太)。

 

2人で過ごす最後の夜はごちそうを用意すると張りきる咲だったが、そこに小説家の水無月連(白洲迅)が乗り込んできて…!?

 

咲たちはこのまま本当に離婚してしまうのでしょうか!?

それではさっそく、6話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ

『リコカツ』6話のネタバレあらすじ

互いに想いあいながらもすれ違い、ついに離婚届に判を捺した咲(北川景子)紘一(永山瑛太)。。

 

翌朝、咲が目を覚ますと、1人で家訓を読み上げる紘一の姿が。

紘一はこれからは妻と夫としてではなく、他人として同居生活を送ることにしようという。

朝起きる時間も自由、食事も洗濯も自分でし、相手に合わせる必要はない。

 

『・・・そうだよね、私たち離婚するんだもんね』

咲が言うと、紘一はランニングに出かけていった。

 

その後、咲が2度寝しているとトントントン…と台所から包丁の音が。

さっき食事は自分でと言っていたのに、咲のぶんもちゃんと用意されている。

『いらないなら下の猫ちゃんにやる』という紘一。

ありがたく咲は一緒にいただくことにした。

 

しかし前々から思っていたけど、紘一は料理がうまい。

それなら最初から自分ですればよかったのだが、料理は妻がするものという先入観があった。

 

『気づくの遅ーい』

咲がツッコむと、

『ずっと気になってたんだが、君は魚の食べ方が汚いな』

と、紘一はあっという間に焼き魚の骨を抜いてみせた。

 

── 他人と思うと気が楽なのはなんでだろう…?

 

そんな中、咲と紘一が住んでいる部屋を内見したいというカップルがやってきた。

古い、センス悪いなど失礼なことばかり言う2人にムカッとする咲。

 

しかし意外にも家を買ってくれることになり、2週間後には家を明け渡すことに。

 

紘一は契約の前日の夜にはここを出て実家に戻るという。

咲は複雑な想いを抱えながらも、2人で過ごす最後の晩餐にごちそうを作ることにした。

 

上官として

自衛隊にて。

紘一は一ノ瀬純(田辺桃子)に1人で実家に戻ることを伝えた。

『それに妻のところにも来てくださったみたいで』

 

一ノ瀬は慌てて出過ぎた真似をしたと謝るが、紘一は上官として心配してくれたんですよねと、一ノ瀬の気持ちにはまるで気づいていないようだった。

 

新しい小説の案

一方、小説家の水無月連(白洲迅)は、電話の途中で咲に寝られた上、紘一に怒鳴りつけられたとカンカンだった。

 

咲が謝ると、水無月は新しい小説の画期的な案を求めた。

何も考えていなかった咲だが、「家族の話はどうでしょう」と提案。

 

もともと他人同士だった2人が出会って結婚して家族になって、でもずっと一緒にいられるとは限らなくて。

咲は両親を見てそう思ったのだ。

 

『家族がいない人だっているだろ?』

そう言いつつも、水無月は何か思いついたようだ。

 

たとえば親に捨てられて施設で育った子供が、大人になって実業家として成功する。

愛を知らない男が愛を求め、愛を売り、愛を知る話。

誰かと家族になるかどうかはわからないが・・・。

 

『すごく、すごくいいと思います!』

咲はパアっと目を輝かせた。

 

ありのまま

その夜、咲は元カレの貴也(高橋光臣)に呼び出された。

紘一から、離婚に関して咲の相談に乗ってあげてほしいと頼まれたのだ。

 

でも、しっかりとした家庭で育った紘一だからこそ、妻としての務めをちゃんと果たさなきゃと無理をしていたのでは?

咲はありのままでいいと言う貴也。

 

その言葉に揺れる咲…。

 

美土里の複雑な想い

家に戻ると、紘一は家を売る前に家具をどうするか考えていた。

咲が持っていくにしても実家には入りきらないし、業者に引き取ってもらうことにしようとメモ帳を取り出す紘一。

 

すると「りなっち」と書かれているのを見つけ、

『りなっちって誰!?まさか浮気!?』

と2人は口論に。

 

『いや、違う!これは君のお父さんのっ』

と紘一は口を滑らせてしまい、すべて白状する羽目に。

 

咲は水口家に家族を集め、もう1度話し合いの場を設けた。

だがもう話すことなんてないと美土里(三石琴乃)の意志は固かった。

 

武史(平田満)は美土里にあげたブランドもののバッグやジュエリーを持っていけばというが、美土里は拒否。

今まで武史が何人もの女性に貢いでいたことを知っているからだ。

 

『これが最後のプレゼントになっちゃったな』

と武史が離婚届を差し出すと、美土里はサッサと出ていってしまった。

 

『いいの?』

美土里を追いかけようともしない武史に、咲は尋ねる。

 

『しかたないだろ? 1度決めたら変えようとしないんだから』

 

『そんなのわかんないじゃない。心の中では迷ってるかもしれないじゃない。

やっぱりやめようって言ってくれるの待ってるかもしれないじゃない!』

 

咲は他人事とは思えず、美土里を追いかけた。

 

区役所の前で引き止めると、『離婚って悪いことじゃないと思う』と美土里は言う。

 

『だって離婚は前に進むためにするものでしょ?想いがあるからすることもあるわけだし。

・・・なんてね』

 

明るく前に進み出す美土里の前に現れたのは、編集者の立川(中山麻聖)だった。

仕事のパートナーとしてだけじゃなく、プライベートでも美土里のことを支えたいという立川。

 

『嬉しい〜!』と喜び、立川と腕を組んで歩き出す美土里を、咲は複雑な思いで見送った。

 

その一方で、美土里はふと乳がん検診の結果を思い出し、表情を曇らせるのだった。

 

是非に及ばず…

紘一が実家に帰ると、引越し業者が来ていた。

正(酒向芳)が離婚届にサインしてくれたので箱根に戻るという薫(宮崎美子)

 

『これからは1人の人間として歩いていけます。

お父さん・・・じゃありませんよね。

緒原さん、長い間お世話になりました』

 

薫は床に手をついて深々と頭を下げると、去っていった。

 

『父さん、まだ母さんのことを想っていらっしゃるのなら・・・』

 

紘一は涙を浮かべた目でなんとか言葉を絞り出すが、

『是非に及ばず』

正はもう覚悟を決めたのか、ゆっくりタバコをふかし始めた。

 

そばにいるだけで

雨の中、咲が落ち込んで家に戻ると、後ろからやってきた紘一が咲の肩に上着をかけた。

 

そのまま雨宿りしながら、咲は両親が離婚したことを報告。

紘一も両親が離婚したことを報告した。

『先を越されちゃったね』

 

でもこういうときなんて声をかけたらいいのか、紘一は思い浮かばなかった。

 

『いいの、そばにいてくれるだけで』

咲がそっと紘一の肩にもたれかかると、紘一も頭をコテン。

すると咲の頭にゴチンと当たり、

『あ、痛っ』

と頭を押さえる咲。

『すまん』

 

2人は恥ずかしそうに笑い、階段をのほりだした。

ふと見るといつの間に雨があがったのだろう。

虹が2本架かっていた。

『こんなの初めて見た!なんか、いいことありそう』

 

すると紘一が虹について語りだした。

 

『虹というのは、太陽光が空気中の水分に屈折、反射して起こる現象だ。

内側の虹は主虹といい、外側の虹は副虹という。

水滴に出入りする光の入射角が違うのだ。

副虹は、主虹が強く輝かなければ存在しない。

つまり咲さんは自分にとって内側の光で、

・・・つまり、

 

『え?』

『なんでもない』

紘一は笑ってごまかし、咲は笑って

『ほら、こうして見ると結婚指輪みたいじゃない?』

と紘一の手と自分の手を重ね、虹と照らし合わせた。

 

そうしているうちに咲は元気になって、紘一がいてくれてよかったと思った。

紘一も、咲がいてくれてよかったと思った。

 

咲の手を握り、

『き、きれいだな』

と雨上がりの空を見上げる紘一。

 

この上ない幸せを感じて、このまま時が止まればいいのに・・・と咲は思った。

 

水無月の来襲

明日は紘一と過ごす最後の日だ。

咲は『いい日にしようね』と紘一に告げた。

 

本当にこれでいいのかな?

このまま別れていいのかな?と思いながら・・・。

 

翌日、咲は苦手な料理に取り組み、ごちそうを作った。

でもなかなか紘一は帰ってこなくて、咲は宅配便を受け取った。

 

すると『こういうところに住んでるんだ』と水無月が現れ、咲はびっくり!

 

『1人じゃ書けないんだよ、行き詰まっちゃって』

水無月は勝手に家に上がり込み、咲が作った料理に手をつけ、味はイマイチと評する。

ガーン!

 

紘一が急いで帰ってきたときにはすっかり水無月はごちそうを食べながら寛いでいた。

 

『おかえり』

『誰だ!』

『どうも、間男です』

『何言ってるんですか!』

 

咲が今担当している小説家の先生だと紹介すると、

『夜中に失礼な電話をしている水無月連です』

と水無月は嫌味を言う。

 

紘一はハッとして

『電話だけじゃなく家に押しかけてくるなんて相当失礼な方なようだ』

と返した。

 

でも水無月の機嫌を損ねれば、咲はクビになってしまう。

紘一はすっかり水無月のペースにのせられ、「武士野郎」というあだ名までつけられてしまう。

 

水無月のせいで、2人きりで過ごす予定はすべてパー。

咲が作ったごちそうは水無月にほとんど食べ尽くされてしまい、紘一は『やめろ、紘一…』と1人芝居をしながら水無月に飛びかかりたい気持ちをぐっとこらえた。

 

2人の家

そして執筆もだいぶ進み、ごきげんになった水無月は

『2人はどこで出会ったの?』

と、咲と紘一の馴れ初めを尋ねる。

 

『それは』

『国家機密だ!』

『・・・・・・・』

『国家機密といったろ?』

 

紘一が雪山で遭難した咲を救助したことを明かすと

『そんなことある?』

と水無月は大笑い。

さらに

『なんでここにしたの?このマンション古くない?』

と部屋をバカにし始めた。

 

すると、いくら先生でも言っていいことと悪いことがあると紘一は激怒。

 

『ここは自分たちが気に入って決めた家だ。咲さんがリノベーションしてさらにいい家になった。

自分はここが気に入っています』

 

この家に対する紘一の熱い想いを知り、驚く咲。

 

『また怒られた』と出ていく水無月を追いかけ、咲は謝った。

すると紘一が追いかけてきて、言い過ぎたと謝り、咲のことをよろしくお願いしますと頭を下げる。

 

水無月は先のことはわからないと言いながらも、

『彼女は希望だ。彼女がいるかぎり、書き続けるよ』

と約束。

武士野郎の真似をして熱く語ってみたと茶化し、さっき食べた鳥の骨を差し出した。

紘一は猛獣のようにそれを奪い、バリバリアウアウ言いながら家に戻った。

 

最後の晩餐

そうこうしているうちに今日ももう終わりだ。

『自分も咲さんの手料理を食べたかった』と紘一は言った。

 

そこで咲は紘一のリクエストに答え、魚を焼くことに。

『最後なのに本当にこれでよかったの?』

と咲が尋ねると、

『自分はこれがよかった。毎回焼き具合が違っていて、食べる前は緊張する』

と紘一は言う。

 

今まで紘一は実家の味しか知らなった。

でもいつの間にかこの味が、

咲が一生懸命焼いてくれたのが伝わってくるこの味が、

うちの味になっていたのだ。

 

それを聞き、咲は

『やっぱり離婚するのやめる?なんか離婚する理由がないような気がしてきた』

と思い切って言ってみた。

 

だが紘一は、離婚する理由なら100個くらい余裕であると断言する。

それにムッとした咲も便乗し、離婚する理由をお互いに上げることにした。

 

離婚する理由その①

実は咲は、朝ごはんはパン派たけど我慢していた。

 

離婚する理由その②

咲の料理の腕前は、最低レベル。

 

離婚する理由その③

服装の趣味が合わない。いつも紘一はダサいシャツ。

 

離婚する理由その④

咲がインテリアにうるさすぎて、息がつまる。

ここで『さっきは気に入ってるって言ってなかった?』と咲がツッコみ、そうだなと撤回。

 

離婚する理由④アゲイン

行きつけの店が大盛りすぎる。

咲はそんなに食べられない。

半ライス。

 

離婚する理由⑤

紘一の声が大きくてうるさい。

ついでに顔もうるさい。

 

『どういうことだ?』

と紘一が顔をしかめると、

『ほら〜また顔がうるさくなってる!』

と咲。

 

紘一は納得して『顔』とメモ。

 

離婚する理由その⑥。

考えても2人とも思い浮かばず、紘一は100個考えつくまでに一生かかりそうたという。

一生かけて100個、離婚する理由を探し続けるなんて。。

そこまで話して2人は思わず笑ってしまった。

まさか離婚する理由が5つしかなかったとは。

 

でも1度決めたことだから、残りの95個は追加でLINEで送るという紘一。

 

『楽しみに待ってる。次はちゃんと支え合える人を選びなよ』

と咲に言われ、

『ああ、君もな』

と紘一は答えた。

 

特別な想い

その後、紘一は大きな荷物が届いていることに気づく。

中を見るとそれは海外に発注していたカーテンだった。

 

でも今さらカーテンが届いても・・・。

これをつけて部屋が完成するところを見たかったという咲。

 

そこで紘一はカーテンをつけてみることに。

そしてわかった。

この部屋には、咲が選んだカーテンが1番似合う。

 

『これが君のイメージした部屋の完成形か。

インテリアに疎い自分にもわかる。

とても落ち着く。素敵だ。素敵な家だ』

 

『参ったか』

『参った。全面降伏だ』

 

それを聞き、咲は嬉しそうに笑った。

 

そんな咲を見て、紘一はこの家を売るのはやめようと言い出す

自分は住めないが、咲はここに住むべきだ。

ここなら職場にも水無月の家にも近いし、ローンは紘一も払い続ける。

 

初めてこの家に入ったとき、紘一は感動したのだ。

だから、ここがなくなってしまうのは寂しい。

とても寂しい。

自分たちは別れるけど、咲が住み続けてくれたら嬉しい。

 

『なんで今さらそんなこと言うの?』

 

紘一はそう尋ねる咲の肩をつかんで自分のほうに向かせて言った。

 

『君にプロポーズして、結婚式で君を幸せにすると誓った。

でもできなかった。

すまない。すみません。ごめんなさい。

そんな自分の、せめてもの気持ちだ。

君に新しい相手ができるまで』

 

『そんなこと・・・』

咲は紘一の手を振り払って言った。

 

『自分は、想いを、言語化するのに、時間が、かかる。すまん・・』

 

『遅い、遅い、遅い!』

咲が泣いて悔やむ中、

『最後にこのカーテンをつけることができてよかった』

と紘一はカーテンを掴む。

 

『自分がいなくなっても、君のことを守れるように・・・』

 

紘一は家訓を外し、これから責任をもって離婚届を出すという。

『今までお世話になりました』

『お世話になりました』

 

やっぱり…

紘一が出ていった後、咲は紘一からもらったライト付きボールペンを手に取った。

 

カチ、カチ…とライトをつけたり消したりしながら、今まで紘一と過ごした日々を思い返す咲。

 

結婚式で幸せにすると誓ったのは、紘一たけじゃない。

咲も『紘一さんを幸せにします!』と誓ったのに。

それを思い出した咲は家を飛び出し、紘一を追いかけた。

 

2人で虹を見たこと。

紘一の顔を見るだけで、

そばにいるだけで幸せを感じられたこと。

 

『紘一さんっ!私、私やっぱり・・・』

 

区役所の前で紘一に追いついた咲は言った。

 

でも一足遅かったようだ。

紘一はちょうど離婚届を出したところだった。

 

『もう、君の夫ではない。今まで、ありがとう』

 

紘一が差し出した手を咲は握り返した。

その指にはまだ結婚指輪が光っている。

ぎゅっと握りしめ、離すことができない2人。

でも紘一は咲の手を離し、

『幸せになってくれ』

と去っていった。

 

咲は何も言えず、

ただただ、泣き崩れた。

 

〜7話につづく〜

 

 

『リコカツ』6話の感想

は〜、とにかく辛い。

なんでここまで想い合っていながら別れるんだ〜。

咲も頑張って今回は言えたのに。

離婚する必要ないんじゃないって言えたのに。

離婚する理由だって5つしか見つけられなかったのに、1度言い出したことだからと紘一はやめない。

 

インテリアにうるさいという部分は『さっき気に入ってるって言ったじゃない』って咲に言われてすぐに撤回したのに、なんで離婚は撤回してくれないんだ〜(TOT)

 

紘一も離婚届出すの早すぎるよ。どんだけ早足で歩いていったんだ〜!

 

出会ってから結婚するまでより、離婚を決めてから思い出を増やし、想いを深めてきた2人。

ダブルレインボーを見て、幸せを感じる姿は幸せそのものだったのに、ほんとに辛すぎる…(;O;)

 

カーテンがなかなか届かなかったのは、このときのためだったのかと思うとそれも辛い。

 

さらに水無月先生は、咲のこと光だって言ってて、マジで好きになりそうで怖いですね。

親がいなくて施設で育って大人になって成功した、というのは、水無月自身の境遇なのかなと思いました。

 

実は甘えん坊で、自分の立場を利用して咲にベッタリな水無月。

紘一があの家にいなくなったらずっと家にいそう。。

 

あ、でも紘一が、咲が作ってくれる不安定な焼き具合の魚がいつの間にかうちの味になってたって語るところがよかったなぁ。

それってほんと、家族ってことじゃない。

あ、また堂々巡りになっちゃった。

絶対、咲と紘一は一緒にいたほうがいいと思いますわ。

 

これからまた2人が元さやに戻るのか?

意地っ張りな紘一と咲が素直になれるのか?

最後まで目が離せませんね〜!

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの〜。

 

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