『リコカツ』4話ネタバレと感想│本当のことを言えず我慢してた2人が、最後にハグ!サイコーやね!。・゚・(*ノД`*)・゚・。

にこ

今回は、2021年5月7日放送『リコカツ』4話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

咲(北川景子)と紘一(永山瑛太)が箱根旅行から帰ると、そこには弁護士の貴也(高橋光臣)の姿が!

 

咲の母・美土里(三石琴乃)が自身の離婚のために呼んだのだ。

 

貴也が咲の元カレだとは知らず、スポーツジムで話していた紘一は大ショック!Σ(゚∀゚ノ)ノキャー

 

そんな中、文芸部に異動になった咲は恋愛小説家の水無月連(白洲迅)の担当になりますが…!?

それではさっそく、4話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ

『リコカツ』4話のネタバレあらすじ

咲(北川景子)紘一(永山瑛太)が仲良く箱根旅行から帰ってくると、そこには咲の元カレ・貴也(髙橋光臣)の姿が!

 

母・美土里(三石琴乃)によると、貴也ではなく別の弁護士に来てもらえるよう頼んだのに本人が来てしまったという。

貴也も、ここはてっきり美土里の友達の家だと思っていたと弁解する。

 

紘一とも偶然、行きつけのジムが一緒だっただけで本当に知らなかったと、謝る貴也。

 

咲はみんなを追い出し、この前貴也とレストランで一緒になったのは偶然だと紘一に説明した。

 

だが・・・、

『言い訳はいい。離婚、するのだから。

ちょうどいいじゃないか、あの元カレに相談するといい』

と紘一に言われ、咲は大ショック!!

 

紘一もまた、貴也が自分と別れてすぐに 彼女が当てつけで結婚したと言っていたことを思い出し、落ち込む。

 

こうして近づいたと思った2人の距離は、前よりも遠く遠く離れてしまったのだった!

 

小説家・水無月連

翌日、咲は異動先の文芸部に初出勤し、小説家の水無月連(白洲迅)の担当を命じられた。

 

若者に絶大な人気があり、”恋愛のカリスマ”と言われる連だが、その言動は身勝手で、わがまま放題!

しかも咲を担当に指名した理由は「顔」だという。

異動早々、咲はやっていけるか不安になった。

 

元カレの存在

そんな中、美土里が自分の誕生日パーティーを咲たちの新居ですることを勝手に決め、内緒で招待状を送っていたことが判明!

 

理由は、家でやると父・武史(平田満)がいるから!

咲に追い出されて家に戻ったものの、美土里は武史と口もきかず、家庭内別居状態だという。

 

美土里は、貴也のこともパーティーに招待していて、

紘一の前で『5年もつき合ったんだし』と、また話を蒸し返す。

怒った咲は、紘一を連れて家を飛び出した。

 

でも貴也のことが気になった紘一は、

『携帯を忘れた』と嘘をついて水口家に逆戻り。

美土里から、貴也と咲がお似合いで、どうして結婚しなかったのか不思議だったと聞かされ、さらに凹む。

 

そんな中、咲は少しでも水無月連のことを知ろうと、遅くまで本を読んでいてそのまま眠ってしまう。

紘一は咲にブランケットをかけ、何かじっと考えているようだった。。

 

モヤモヤの正体

翌日、咲は連に言われたとおり、ワインと甘くないジェリービーンズ、この季節には出回っていないヒガンバナを入手し、持って行った。

 

すると連は、咲が顔だけじゃなく仕事もできる女だと認めてくれ、次の小説の構想について話し始めた。

それは結婚したばかりの夫婦の家に元カレが現れるという、まさに今、咲が直面している設定だった。

 

咲が『友達の話なんですけど・・・』と、

元カレが現れても旦那が平然としていてモヤモヤすることを明かすと、

『好きだからだろ?』と連は言う。

 

好きだからモヤモヤする。

誤解されたくないと思う。

嫉妬してほしいと思う。

 

『ふ~ん、旦那さんのこと、そんなに好きなの?』

『いやっ、そういうわけでは!』

慌てて咲が否定すると、

『そのお友達』

と、連はニヤリと微笑んだ。

 

まだ間に合う?

── 好きなの?私。

まだ、間に合うのかな?私たち・・・。

 

もし、もう1度やり直したいと言ったら、

もし、そう言ったら・・・。

 

咲はそんな期待を抱き、

『ただいま!』と家に駆けこんだ。

 

だが紘一は、離婚するなら売ることも考えなければとマンションの査定を頼んでいた。

さらに離婚届にサインまでしていた。

 

急な展開に驚く咲に、

『離婚・・・、するんだろ?』

と、紘一は淡々と尋ねる。

 

『そう、だけど』

『じゃあ準備を進めておかないと』

 

紘一はぶるぶると震える手で、咲に離婚届の入った封筒を渡した。

その目は必死で涙をこらえているようだった。

でも咲はうつむいていて気付かなかった。

 

『なあ、いろいろ考えたんだけど、

この家でお母さんの誕生日を祝ってあげないか?』

 

『どうして?』

咲が首を傾げると、

自分が家族として誕生日を祝えるのは、最初で最後だからだと紘一は言う。

 

『それにお父さんとお母さんが本当に離婚するなら、

なおさら最後にみんなで集まってお祝いしてあげたい。

毎年、ホームパーティーしてたんだろ?』

 

咲の家はいつも自分が都合のいいときに夕飯を食べるような家だったけど、

美土里の誕生日だけは家族そろってお祝いするのが決まりだった。

 

その日だけは武史も花束とケーキを買って、早く帰ってくる。

その花束というのが、

たくさんの赤いバラの中に白いバラの花を結婚の年数入れるという、とてもバブルを感じさせるものなのだ。

 

咲が思い出してクスッと笑うと、

『いい思い出だな』

と紘一は笑った。

『そう?』

『ああ、うちにはそんな習慣はない』

 

こうして笑って話していると、すべて夢みたいなのに・・・。

 

『紘一さん、私たち・・・』

そこまで言って、咲は手にした離婚届の入った封筒をぎゅっと握りしめ、思いとどまった。

 

『紘一さん、私たち 家族のことまで考えてくれてありがとう』

『・・・いや』

『パーティーやるなら、いろいろ準備しないとね』

『そうだな』

 

というわけで、紘一はこの前買ったカーテンを窓につけようとした。

でも『だめ!』と咲に取り返される。

『あははは、ダメか』

そのとき、紘一の鼻がふがっと鳴り、咲は笑顔に。

 

和やかな空気の中、

誕生日のパーティーの後、言える人には自分たちの離婚のことを言おうと、咲は紘一に告げるのだった。

 

本気にしてくれない武史

その後、咲は実家に行き、武史をパーティーに誘った。

 

でも武史は、美土里が離婚すると言っていることも、

『どうせいつもの気まぐれだろう、大丈夫だって』

と笑い飛ばす。

 

そんな武史を見て、咲は言った。

『大丈夫、まだ間に合うと思っても戻れないこともあるんだよ。

そうなってからじゃ遅いんだから』

 

でも結局、武史は相手にしてくれなかった。

 

好きなのに

その後、咲と紘一はパーティーの準備をした。

掃除をして飾りつけをし、時にはヘリウムガスで声を変えて爆笑したり。

 

咲が一生懸命本を見ながらポテトサラダを作っているのを見て、紘一はにっこり微笑み、飾りつけに戻る。

すると今度は、そんな紘一を咲がにっこりと見つめる。

 

2人はそのままソファで眠ってしまい、

先に目を覚ました紘一は咲の寝顔に見とれてしまう。

すると咲が目を覚まし、慌てて目をそらす紘一。

 

『紘一さん、ねえ見て!』

2人は窓の向こうに見える朝日を、一緒に眺めた。

 

『きれい』

『ああ、きれいだ。カーテンがないのも時にはいい』

『そうだね』

 

誕生パーティー

パーティーには家族だけじゃなく、自衛隊のメンバーも呼ばれていた。

その中には紘一に想いを寄せる一ノ瀬純(田辺桃子)の姿もあり、筑前煮とおでんを作ってきていた。

 

咲は純から『奥さんはちゃんと緒原1曹のために尽くしてくれてるんでしょうか?』と言われ、戸惑う・・・。

 

一方、貴也は『当てつけ婚だなんて言ってすみませんでした』と紘一に謝る。

『あ、あ、あ、当てつけ婚??』

紘一が動揺すると、

『でも来るべきじゃなかった。幸せそうな咲さんの姿を見るのは、正直辛い・・・』

と、貴也はつぶやく。

 

『それはまだ、咲さんのことを?』

紘一が尋ねると、貴也は慌ててごまかし、行ってしまった。

 

咲は『何話してたの?』と紘一に尋ねるが、

『・・・別に』としか紘一は言わない。

目も合わせてくれない紘一を見て、咲は傷つく。

 

離婚宣言

その後、紘一の入念な安全確認の後、ろうそくに火がついた誕生日ケーキが運ばれてきて、美土里は大喜び!

そこに『美土里!』と、武史が花束を持って現れた。

 

『今年で白いバラは35本になったよ。

結婚して35年。俺の1番は変わらず美土里だから。

これからもずっと祝わせてくれ』

 

武史は『お誕生日おめでとう』と花束を渡そうとするが、美土里は受け取らない。

半ば強引に武史が美土里に花束を渡すと、拍手が沸き起こった。

 

『よかった』

『ああ』

パパとママが仲直りしたら、この後私たちは・・・。

そう思いながら咲は、笑顔の紘一をそっと伺った。

 

するとじっと花束を見つめていた美土里が、意を決して武史に花束を突き返した。

 

『みなさん、今日は集まってくれて本当にありがとう。

みなさんがお祝いしてくれて、今までで1番嬉しい誕生日でした』

 

そう言うと、

美土里は『私たち離婚しまーす!』と隣にいた武史と腕を組んで高らかに宣言した。

『ねっ、あなた?』

『え、え~!?』

 

咲も紘一も、美土里に先手を打たれ、言葉を失った。

 

35年ぶんの重み

みんなが帰った後、武史は『おまえが勘違いするようなことは何もないんだ』と美土里に言った。

でも『あなた、認めたじゃない。浮気の決定的な瞬間を撮られちゃったな~って』と美土里の怒りはおさまらない。

 

今まで武史は、バレバレの浮気をしても認めたことはなかった。

それが2人の最低限のルールだと、美土里は思っていた。

なのに武史はそれを破った。

 

それに美土里は前々から考えていたのだ。

自分名義の貯金が2000万貯まったら離婚しようと。

だから武史の浮気を認める発言がいいきっかけになった。

 

美土里は花束を見て『この花、本当に嬉しかった。でも気持ちだけ受け取っておくわ』と、武史に別れを告げる。

それを聞き、武史は花束を持って無言で出ていった。

 

35年も一緒にいると、このぐらいしないと別れるのも辛いのだ。。

 

『なんてことだ・・・、なんてことだ』

武史は泣きながら歩き、近くの階段に腰を下ろした。

 

『パパ』

咲が追いかけていくと、

『カッコ悪いところを見られな。ほんと大丈夫だから』

と、笑って武史は去っていった。

 

ひとりぼっち

家に帰ると、『結婚ってなんなんだろうね?』と咲は紘一に言った。

離婚するなら、初めからしなければいいのにと。

 

『って、私たちもか。

離婚って個人の問題かと思ってたけど、家族全員を傷つける』

 

するとずっと黙って話を聞いていた紘一が口を開いた。

 

『君は大丈夫か? 君も傷ついたんじゃないか?』

 

それを聞き、咲は急にこらえていたものが噴き出した。

 

『うちの家族はバラバラだし、別れるならご自由にって思ってた。

思ってたのに、なんだろうね?

戻れる家がなくなるって寂しいね。

・・・ほんとに、独りぼっちになっちゃった』

 

『もういい』

泣き出す咲を、紘一は優しく抱きしめた。

『離婚はやめよう』

『な、なに言ってるの!?』

 

『君が傷つく姿をもう見たくない』

 

紘一は咲の涙をぬぐうと、言った。

『君を 1人にはしない』

 

それを聞いて、咲は初めて声を上げて泣いた。

紘一の胸にしがみついて、わんわん泣いた。

紘一は黙ってそれを受け止めた。

 

その頃、紘一の実家には、母・薫(宮崎美子)が帰ってきていた。

 

美土里もまた、乳がん検診の結果が要精検だったことに不安を抱えながら孤独と闘っていた。

 

そして偶然、緒原家から誤って封筒を持ち帰ってしまった貴也は中身を見て驚く。

『・・・離婚届!?』

 

 

そんなこととは知らず、咲は紘一の胸の中で子供のように泣きじゃくる。

紘一はそんな咲をいとおしそうに抱きしめるのだった。

 

 

~5話につづく~

 

 

『リコカツ』4話の感想

まさか貴也が咲の元カレだと知って、ここまで紘一が追いつめられるとは。

それだけ元カレ、元カノの存在って大きいってことですよね~。

そういや私もずっと元カノの影に悩まされてたなぁと思い出しました(^_^;)

 

美土里も美土里で、紘一の気持ちも考えずに

貴也と咲がお似合いでどうして別れたのか不思議だわ~なんて言っちゃうから~。

紘一はきっと身を引こうと思ったんでしょうね、咲のことが好きだから。

それで1人で勝手に、マンションの査定や離婚届まで用意してしまった。。

あれは大ショックだなぁ。

普通だったら絶対ケンカになると思うのに、

家族として美土里の誕生日を祝えるのも最後だからと、一緒にパーティーの準備を進める2人がいい人すぎる!

 

そのとき、お互いに見てないところでお互いのことを「好き~!」って顔で見つめてるのがたまらなかった。

もしかしたらまだやり直せるんじゃないの?

私たちやり直そうって言いたいのに、言い出せない咲。

うーん、もどかしい!!!(>_<)

 

しかもそれを、咲は会って間もない小説家の連にいとも簡単に見抜かれて、気づかされて。

前回登場したときは、すごい曲者が出てきたと思ったけど、ただのわがまま野郎ではないようですね~。

文芸部の部長も濱田マリさんだったり個性的なメンバーで、あの部屋に行って次から次に小説を読み漁りたい!という気持ちになったわ~。

 

そして離婚を強行した美土里ですが、やっぱり乳がんかもしれないという恐怖と闘っていたんですね~。

いつもはあんなにおしゃべりな美土里がそのことだけは誰にも打ち明けられていない様子。。

ここは、美土里の大切さにようやく気付いたお父さんの出番か!?

お父さん役が佐野史郎さんから平田満さんに代わりましたが、しゃべり方がそっくりでびっくり!

まるで佐野史郎さんが乗り移ったかのような話し方で、なんとなく平田満さんに佐野さんの影を見ながら見てました。

 

そして最後、独りぼっちになっちゃったって咲が泣いてそれを紘一が抱きしめるシーン。

あれはまるで、冬山で遭難したときに紘一が助けてくれたときみたいだなぁと思いました。

 

きっと咲って今まで誰かに頼ったりとかできず、子供のころから我慢してわんわん泣いたりしたことないんじゃないかな。。

お母さんもお父さんも自分のことで忙しかったから。

だからすごい、よかったな~って。

紘一が「ひとりにしない」って「離婚しない」って優しく抱きしめてくれてよかったと思いました。

 

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの~。

 

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