『妖怪シェアハウス』2話ネタバレあらすじと感想│ダメ男に制裁を!お菊ちゃんと一緒♪

にこ

今回は、2020年8月8日『妖怪シェアハウス』第2回のネタバレあらすじと感想をまとめました。

編集プロダクションでお試しバイトすることになった澪(小芝風花)は、スター編集者の宗像(蕨野友也)に声をかけられる。

 

新たな恋の予感にときめく澪だが、伊和(松本まりか)たちはちょっと心配で…!?

 

さらに皿番長屋敷のお菊(佐津川愛美)がシェアハウスにやってきて、今回も波乱の予感…?

それではさっそく、2話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

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『妖怪シェアハウス』第2怪のネタバレあらすじ

シェアハウスの住人たちが妖怪だということを知ってしまった澪(小芝風花)は、一睡も眠れずクマだらけの顔で起きる…。

恐怖に怯えながらも行く当てがない澪は、就職できるまで住まわせてもらうことに。

 

でも妖怪たちは、

『コイツ、いつまでいる気だ?』

『就職するまでは置いてあげて』

『牛の刻には私たちを見ないと約束してくれたしね』

と、白目でポーズを決めながらテレパシーで話し始める。

 

それを見た澪は、早く就職してここを出なきゃと思う。

でも伊和(松本まりか)=お岩さんも、詩子(池谷のぶえ)=座敷わらしも、普段は人間の姿だし、優しいし、ここにいれば美味しいご飯も食べられる。

澪はお節介な妖怪たちに囲まれながら、朝ご飯を食べた。

 

すると、先日、面接を受けた小さな編集プロダクションから『まずは1週間、お試しバイトをしない?』とメールがきた。

 

ということは、試用期間中に失敗したら就職はパァ。

『だったら頑張れ!』

酒井(毎熊克哉)=酒呑童子が急に大声を出すと、澪の湯呑みが縦に真っ二つ!

これは不吉〜!!

みんなにニヤリと笑われながら、澪は仕事に向かった。

 

でも出社早々、社長の原島響人(大東駿介)に怒鳴られるわ、自己紹介もなしにいきなり大量の電話アンケートを任されるわで、前途多難!

『プレアデス星』とか『メトロスピリチュアル』とか、あまりに特化した内容に、澪は早くも挫けそうになる…。

 

そこに、メディアにも出ているスター編集者の宗像公介(蕨野友也)が打ち合わせにやってきた。

『新人さん?』

宗像に話しかけられ、澪は舞い上がる。

 

すると『目黒です』と、原島が澪のことを紹介してくれた。

澪は、意外にも原島が自分の名前を覚えてくれていたことに驚く。

 

でもその途端、澪のお腹がグゥ〜〜と鳴った。

宗像は澪を手招きすると、君の意見も聞かせてほしいとお菓子をくれた。

 

陰陽師の末裔・譲(ゆずる)

澪が帰ると、隣の荒波神社の神主で、シェアハウスの大家でもある水岡譲(味方良介)が詩子の肩を揉んでいた。

 

いつも澪には上から目線な物言いしかしない譲だが、譲を生まれた時から知っている詩子たちには頭が上がらないようだ。

譲は次々に妖怪たちに雑用を頼まれた。

 

でもそんな譲も、陰陽師の末裔。

『どれ、どのくらい腕を上げたか見せてみろ』

ぬらり(大倉孝二)=ぬらりひょんは、譲に結界を張るよう促した。

 

『ならば!』

譲は手を組み、呪文を唱える。

四神召喚 護身結界!』

譲の親指にろうそくのように炎が灯り、妖怪たちは一斉にアヒョーと口を開けて固まった。

 

『え?嘘、あのッ』

澪が慌てふためくと、『んなわけないやろ』と、普通に戻るぬらりたち。

まだまだ譲の修行は足りないようだ。

 

恋の予感!?

今日の夜ご飯は、ぶり大根。

澪はみんなと一緒に食卓を囲みながら、今日あったことを報告した。

 

澪があの有名な宗像公介にお菓子をもらったことを知った伊和と詩子とぬらりは、『キャ〜〜〜〜!!!!!!!それでそれで?』と色めき立つ。

 

実はあの後、澪は『バイトさんなら僕の仕事を手伝ってくれないかな?』と、甘いマスクで宗像に微笑みかけられたのだった。

 

それは澪にとって、地獄の中の1筋の光、はたまた蜘蛛の糸のようなもの。

伊和たちは、新たな恋の到来だと盛り上がった。

そんな中、酒井だけは『からかわれてんだよ』と、冷めた反応だ。

 

するとさっそく宗像から、明日の仕事の依頼がきた!

伊和が『恋のキセキが起きるかも』と立ち上がると、ぬらりは『かもねかもね、そうかもね』と歌って踊る。

 

だがその一方で、ぬらりは男は皆オオカミだからと澪に注意を促す。

それを聞き、伊和は急に心配になる…。

 

澪のピンチ!

翌日、澪は宗像と一緒に、楽しくて有意義な時間を過ごした。

仕事も一段落ついて、宗像は澪にウイスキーをご馳走してくれた。

そして『パワハラ、セクハラだと思ったらこの皿を投げつけてくれ。これはイエローカードだ』と、300万もする絵皿を見せた。

 

でもその直後、澪は急に眠気に襲われ、そのまま意識を失ってしまう。

家に帰らないと、伊和が心配すると呟きながら…。

 

すると、ピンッ!

澪の危険を伊和のクズ男センサーがキャッチ!

詩子はすぐに助けに行かなきゃと慌てふためいた。

伊和が澪の居場所を突き止めようと集中すると、風が巻き起こり、詩子の風車の髪飾りが回り始めた!

 

その頃、澪は宗像に迫られ、大ピンチ!

そこにこうなることがわかっていたのか、原島が澪を迎えにやってきた。

原島は澪に水をぶっかけると、澪の目を覚まし、シェアハウスまでタクシーで送ってくれた。

 

就活セクハラ!?

原島が澪をタクシーから下ろすと、神主の譲が走ってきた。

『あんたは?』

原島と譲は同時に尋ねると、『神主だが?』『上司だが?』と睨み合った。

そこに伊和がうらめしやポーズでやってきて『同居人だが?』と、澪を家に連れて行った。

 

話を聞いたぬらりは『それは“就活セクハラ”だね』という。

仕事をエサにして、本当は体だけが目的だと言われ、澪は『まさか、宗像さんはスター編集者ですよ。そんな人じゃないですよ』と笑って寝てしまう。

 

でも宗像が澪を襲ったのは事実だ。

女に困っていないはずの宗像が、なぜリスクを冒してまでそんなことをするのか?

伊和たちは宗像の身辺調査をすることにした。

 

宗像の正体

翌朝、澪が出社すると宗像がやってきた。

でも澪は昨日寝てしまったため、頼まれていたテープ起こしがまだできていなかった。

澪は必死で謝るが、宗像は『あ、それもういいです』と冷たい反応。

 

ショックを受けた澪は、宗像に『もう1度チャンスをください』と頼んだ。

『明日の夜なら…』

宗像は渋々それを承知すると去っていった。

 

澪が帰ると、伊和たちによる 宗像公介42歳の調査報告会が問答無用で始まった。

すると宗像には妻子がいて、多数の愛人がいることがわかった。

ぬらりの事務所にも、宗像を訴えている女性が相談に来ていたのだ。

 

ぬらりは以上のことから、“宗像はパワハラ・セクハラの権化”だと結論づけた。

つまり、宗像は 権力をもったクズなのである!

 

お菊ちゃん登場

すると、庭にある井戸から『1枚〜、2枚〜』と皿を数える女の声がして、井戸の中からぬぅっと女性(佐津川愛美)が現れた。

 

澪が息を呑むと、ピンクのフリフリのミニの着物を着た女性は『お菊でーす!』とハイテンションにポーズを決め、まるでアイドルのようだ!

彼女はなんと、番町皿屋敷で有名なお菊だったのだ!

 

悲しいお菊のものがたり・・・

そこで『むかーし昔』と、真顔になった詩子が語りだす。

お江戸番町にある青山主膳の屋敷に、お菊という下女がいた。

 

小町と呼ばれるほどのアイドル お菊は、許嫁がいるにもかかわらず、家来や主人からもセクハラを受けていた。

 

家来はお菊にフラれた腹いせに、お菊が管理を任されていた家宝の皿10枚のうち、1枚を隠してしまった。

 

『何度数えても1枚足りない』と焦るお菊…。

 

怒った主人は何度もお菊を打ち、井戸の上に一晩吊るしたあげく、井戸に落としてしまう。

 

それからというもの、夜な夜な井戸からお菊が皿を数える声が聞こえるようになった…。

 

『1ま〜い、2ま〜い、……9ま〜い』

お菊は悲しそうに呟いたかと思うと、『1枚足りな〜い!』と決めポーズを繰り出した。

 

お菊と伊和たちはとっても仲良し!

お菊は今は在庫管理のエキスパートとして働いていて、万に一つも数が合わないことがないよう、死に物狂いで商品管理をしているらしい。

 

普段はとっても明るいお菊だが、ぬらりに『自分から井戸に落ちたのか、それとも誰かに突き落とされたのか』と、真相を訊かれたお菊は泣き出してしまう。

お菊の命は、皿よりも軽いというのか…?

 

お菊はセクハラを受けて鬱になり、自ら井戸に飛び込んだことを明かすと『お偉いさんに迫られて、断れなくて怖かった〜』と号泣した。

 

ただ真面目に働きたいだけなのに、そういう女の弱みに漬け込んでくるのが“権力を持ったクズ”なのよ!』

伊和はまるで自分のことのように、息巻いた。

 

するとそこに、宗像から『明日20時にバーで待ってます』というメッセージが届いた。

宗像はウイスキー本を作ったのがきっかけで、自分のバーを持っているのだ。

 

『どうするの?澪。今度こそ奴はやる気よ』

『だったら成敗しなきゃ!』

と、伊和とお菊は澪に訴えた。

 

でも澪にとってこれは、宗像に原稿を読んでもらえる最後のチャンス。

仕事がしたい澪は、

私は早くお給料をもらってここを出ていきたいんです。私は生きてる人間なんです!邪魔しないでください!

と走り去る。

 

生きてる人間と言われたお菊たちはショックを受けて泣き出した…。

 

クズ男成敗!

翌日、澪は宗像のバーに行くと原稿を見せた。

しかし宗像はやはり、仕事をエサに澪を自分のものにしたいだけだった。

 

澪は宗像に『仕事が欲しいなら脱げ!』と迫られ、大パニック。

澪が必死に抵抗していると、お菊が皿を数える声が聞こえ、突如バーの中に井戸が出現した。

 

妖怪の姿で現れたお菊は、宗像を井戸の中に引きずり込む!

驚いて井戸を覗き込んだ澪も引き込まれ、気づくと澪はシェアハウスの縁側でお皿を持たされ正座していた。

 

雷が鳴り、辺りが怪しげな光に包まれる中、詩子の歌が聞こえてくる。

♪〜お菊のお皿は怒りの刃

卑怯な殿様 許しゃせぬ

…中略

この子の怒りぶつけましょう〜♪

 

妖怪の姿になった住民たちは皿を数えながら、『これは奥さんのぶん!』『子供のぶん!』『ぬしに泣かされた女のぶん!』と、次々に宗像に皿を投げつけていく。

 

それでも宗像は『権力を握った男は、女をはべらせて思いどおりにしてこそ力が湧くんだ!』と言い放つ。

それを見て、温厚な澪もとうとう堪忍袋の緒が切れた!

 

私はあんたの奴隷でも人形でもない!女をバカにするな!真剣に就職したい女を舐めんな!

 

澪が宗像に啖呵を切ると、勢いづいた妖怪たちは、8枚9枚と皿を投げていく。

しかし澪がトドメの1枚を投げようとすると、皿がない!

 

みんなが『1枚足りない』と大騒ぎしていると、お菊がとっておきの1枚を出してきた。

それは宗像のバーに飾られていた1枚300万もする絵皿だった。

 

澪は300万のイエローカードを受け取ると、妖気を漂わせながら宗像のほうに振り返った。

 

最後の1枚でぬしは死ぬ!思い知れ!!!

 

澪は勢いよくジャンプすると、渾身の力で宗像に皿を投げつけた!

 

澪、採用!

翌日、宗像は目黒川に全裸で浮いているのが発見され、公然わいせつの罪で逮捕された。

会社でそのニュースを見た澪はビックリだ。

 

すると原島が『おい、お前!正式採用決まったから』と澪に言う。

原島は深刻な人手不足だからと言うが、澪を採用したのには理由があった。

 

澪が電話アンケートをした相手から、“妻の幽霊を見たと言ったら、馬鹿にするどころか、会いたい人に会えてよかったですね〜と言われた”と、感謝の電話がかかってきたのだ。

 

その夜、シェアハウスでは澪の就職祝いが行われた。

澪はみんなに『邪魔しないで!』と言ってしまったことを謝った。

でも陽気な妖怪はそんなことは気にしない。

いろいろ辛いことがあっても前向きなお菊や伊和たちに囲まれ、澪は微笑む。

 

そうしてお菊は井戸から『じゃあね〜♪』と去っていった。

 

しかし次第に妖怪たちに馴染んでいく澪を見て、神主の譲は心配になる。

早くここを立ち去れと言っても行く場所がない澪の首に、譲は勾玉のついたペンダントをかけた。

 

譲は人差し指と中指を立てると、勾玉に近づけ、念を入れる。

譲の顔が近すぎて、澪はドギマギするのだった。

 

〜 3話につづく 〜

 

https://twitter.com/Axi_goose/status/1292117823901200384?s=20

『妖怪シェアハウス』2話の感想

今回も楽しかった〜♪

しかも、編集プロダクションの原島に、神主の譲と、澪を巡って三角関係になりそうな予感〜!

どちらも難あり男だけど、見てるコチラは楽しいですね(*´艸`*)

 

原島は言ってることやってることは酷いけど、根はいい人みたいだし。

譲も澪には上から目線だけど、妖怪たちには小わっぱ扱いされ、頭が上がらない。

結界シーンとか、すごい面白かったなぁ。

 

それに、男にモテたお菊をアイドルに見立て、悲しい過去をもつお菊がハイテンションアイドルに大変身!

でも井戸から出てくるときはしっかりホラーという、見事に確立したキャラクターで話を盛り上げてくれました。

 

佐津川愛美さん、ノリノリだったなぁ♪

あんなに生き生きと、思い切りのいい演技ができる人だったのかとビックリです。

まるで水を得た魚のようでした!

 

初回を見たときは気づかなかったけど、これは全話、一人ひとりの妖怪にまつわる背景を軸に、話を膨らませたものになりそうですね!

次回は酒井=酒呑童子がメインなようですが、シェアハウスの中では1番口数が少なくて謎に包まれているので楽しみです。

 

そんなシェアハウスの住人たちの中で、今日はぬらりが目立ってましたね〜。

伊和と詩子と一緒になって、恋バナにキャッキャしてる様子は女子そのもの。

た〜のしいなぁ〜。

 

今回もほんと最低男だったけど、澪が座布団を蹴り上げて高くジャンプし、空中であぐらをかいて皿を投げるところは、非日常すぎて痛快でした。

 

あのポーズを見て、昔流行った格闘ゲームのキャラクター・ダルシムを思い出したのは私だけでしょうか?

懐かしい…

 

でも澪が妖怪たちと仲良くなるのが、譲は心配みたいですね〜。

一緒にいると、澪に影響があるということでしょうか?

前回より澪がまとう妖気も強くなっているようですし…。

 

この辺の伏線が最終回に向けて、どう盛り上がっていくのか?

そのへんも注目ですね〜☆

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの〜。

 

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