『未満警察 』7話ネタバレあらすじと感想│事件はこれから!?絶対俺たちが無実を証明しますからッッ

にこ

今回は、2020年8月8日放送『未満警察ミッドナイトランナー第7話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

警察学校内で、本間(中島健人)、一ノ瀬(平野紫耀)、及川蘭子(吉瀬美智子)を人質にとる立てこもり事件が発生!

 

犯人たちの目的は、9年前に『スコップ男事件』の犯人として逮捕された父親の無実を証明すること。

 

犯人と話をしているうちに真実を知りたいと思った本間たちは、犯人に協力し、真相解明に乗り出した…!

それではさっそく、7話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

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『未満警察 ミッドナイトランナー』7話のネタバレあらすじ

前回のあらすじ

河川敷で女性の遺体が発見された。

監視カメラの映像から、それは9年前に世間を震撼させた『スコップ男殺人事件』と同一犯人によるものだと思われた。

 

犯人は既に逮捕されて死刑が確定されていたが、その時“真犯人は別にいる”と訴えたのが片野坂教官(伊勢谷友介)だった!

 

その後、片野坂は警察学校に飛ばされ、未だに現場に戻っていない。

そのスコップ男が、9年の時を経てまた現れたのである!

ということは、やはりこれはえん罪なのか…?

 

ニュースを見た本間快(中島健人)一ノ瀬次郎(平野紫耀)たちは事件に興味を持ち、模擬捜査を行った。

すると資料室で、助教の及川蘭子(吉瀬美智子)が男に銃を突きつけられているのを目撃!

助けに入った2人は、天満智也(柿澤勇人)と姉の直子(長谷川京子)に捕まり、蘭子と共に人質になってしまった。

 

しかし智也と直子の目的は、立てこもりではなく、9年前に逮捕された父・天満暁生(佐戸井けん太)の無実を証明することだった

 

スコップ男は9年前に3人の男女を殺害しているが、2件目の被害者は智也と直子の母親だった。

彼女は暁夫が外出中に襲われたため、暁夫は自分を責めていた。

 

そこで2人はなんとか暁夫の無実を証明しようとした。

すると暁夫は、3件目の殺人が起こったとき、現場から遠く離れた場所でスピード違反で捕まっていたことがわかった。

その時、暁夫の違反切符を切ったのが蘭子だったのである!

 

しかし、暁夫はガンにおかされ、余命わずか。

涙ながらに語る直子と智也の想いを知り、本間と一ノ瀬は2人を助けるため、内と外から捜査を進めることにした!

 

時間稼ぎ

解放され、資料室を出た一ノ瀬は、立てこもり事件の指揮をとる警視正の国枝(木下ほうか)と管理官の弓倉(山口祥行)から事情聴取を受けた。

 

そこで一ノ瀬は『犯人は5人。全員銃で武装し、体には爆弾を巻きつけている』と本間の指示通りに嘘の証言をする。

 

立てこもっている犯人が2人だとわかったら、すぐに突入されてしまうからだ。

一ノ瀬は天満智也と直子以外の素性はわからないが、みんな暁夫の無実を信じて行動を共にしていると証言した。

 

その後、事件について書かれたホワイトボードを見た一ノ瀬は、半年前に直子が自殺未遂をしていたことに気付く。

 

一ノ瀬が片野坂教官に尋ねると、『おまえ、本間と口裏を合わせただろ…』と片野坂。

すべてお見通しの片野坂に、一ノ瀬は本間からのメッセージを伝えた。

 

片野坂の申し出

一方、蘭子はSATに太ももを撃たれ、重傷を負っていた。

本間は蘭子の止血をしようとするが、腰を痛めていてできない。

 

見るに見かねた直子が代わりに蘭子の応急処置をしてくれた。

実は直子は元看護師。

昔は大きな病院で働いていたが、直子が死刑囚の娘だとわかった途端、どこも雇ってくれなくなったという。

 

智也はそれもこれも全て警察のせいだと怒鳴ると、もし一ノ瀬が裏切ったら全員殺して自分も死ぬと、銃口を一人ひとりに向けた。

 

その頃、指揮本部では、国枝が狙撃命令を出していた。

窓際に犯人が見えたら射殺するよう指示を出す国枝に、片野坂は教室内に重傷のSAT隊員がいることを伝えた。

 

万が一、隊員が命を落としたら、この事件を外部に隠すことはできない。

代わりに私が人質になります。狙撃命令はその後に

国枝は片野坂の申し出を受け入れることにした。

 

人質になる片野坂

資料室では、SATの種田が出ていくことになり、本間が『手荒い真似をしてすいませんでした』と謝っていた。

そんな本間に、種田は『俺がお前でも同じことをした』と言う。

種田は、天満姉弟の事情を知り、悪いようにはしないと約束してくれた。

 

こうして負傷した種田と入れ替わりに、片野坂教官がやってきた。

となれば、狙撃を躊躇する必要はない。

国枝は、窓際に人影が見えたら、犯人であろうとなかろうと撃てと命令した…。

 

資料室の中に入った片野坂は、狙撃命令が出ているので窓には近づかないよう、智也と直子に忠告し、2人に協力を求めた。

 

警察の情報と、智也と直子の情報をつき合わせれば、真実が見えてくるかもしれない。

片野坂は、本間と一ノ瀬と連携し、真相究明に乗り出した。

 

片野坂のプロファイリング

まず重要なのは事件の1件目。

スコップ男の場合、1件目の殺害は、2件目、3件目と違い、弱い力で殴っていた。

 

犯人は最初の殺人で躊躇していたのかもしれないし、もしかしたら偶発的な事故だったのかもしれない。

しかし1件目の殺人で、犯人の中で今まで押しとどめていた殺人衝動が開花し、2件目、3件目の殺人は力が強くなった。

 

片野坂は本間にヒントを与えながら、犯人がどうして犯行を行ったのか、そのストーリーを考えた。

 

けれども9年前、片野坂のプロファイリングを聞いた国枝は、2件目の被害者の夫・天満暁夫を疑った。

なぜならこの世で起こる殺人の半数以上は家族による犯行だからだ。

 

しかしスコップ男のような快楽殺人をする者が、家族を狙うことは少ない。

片野坂は、暁夫は犯人ではないと思った。

 

だが警察は正義を捨て、早期に事件を解決するため証拠をねつ造した。

3件目の事件現場から、天満暁夫がオーダーメイドしたジッポライターが見つかったのだ。

 

このように証拠はいくらでもねつ造できる。だからこそ、犯行当時のアリバイが重要になってくるのだ。

 

これに関しては、2件目のアリバイは現在、一ノ瀬が聞きに行っている。

そして3件目は、蘭子が暁夫のスピード違反切符を切ったという証拠がある。

 

あとは一ノ瀬が証拠をゲットできれば、天満暁夫の無実はかたい。

それを聞き、智也と直子の顔に笑顔が浮かんだ。

 

ムラタミキに会うジロちゃん

その頃、こっそり警察学校を抜け出した一ノ瀬は、暁生が無実だという証拠を持っていると直子に連絡してきた“ムラタミキ”に会いに向かっていた。

 

港南ふ頭10 15時。

『コウナンフー トートー コウナンフー トートー』

地図が苦手な一ノ瀬は約束の場所を忘れないよう呟きながら走る。

 

一ノ瀬は無事に目的地に到着し、ムラタミキから話を聞いた。

 

すると彼女は、暁夫の妻が殺された時間に暁夫と一緒にいたというのだ。

仲良さそうに写る暁夫とミキの写真を見て、暁夫が自分を責めていたというのはこういうことだったのかと、一ノ瀬は呟く。

 

ミキは裁判が終わってからこの写真の存在に気づき、ずっと迷っていた。

でも、またスコップ男事件が起こり、話をする覚悟を決めたのだ。

 

ミキは『暁夫さんの家族に、本当に遅くなってすいませんとお伝えください』と涙ながらに頭を下げた。

 

スコップ男の証拠発見!?

一方、片野坂から連絡をもらった刑事の柳田(原田泰造)稲西(中村ゆり)は捜査を再開。

ついに、犯人のものと思われる迷彩色のレインコートを発見した!

 

すぐさま柳田は片野坂に連絡。

『もしかしたら指紋がべったりついてるかもしれないぞ』と、興奮した声で言った。

 

それを聞いた本間は『真犯人が見つかったら武器を捨てて外に出ると約束してください』と、直子と智也に頼んだ。

 

銃で太ももを撃たれ、苦しむ蘭子を見た直子は、無言でコクリと頷いた。

 

襲われるジロちゃん

しかしその頃、一ノ瀬は刑事たちに囲まれていた。

 

『持っている携帯を渡せ』

一ノ瀬は襲いかかる刑事たちを軽々かわすと、街中を逃走!路地に逃げ込んだ。

でもそこは行き止まり!

 

一ノ瀬はそこに置いてあった布の中に携帯を隠すと、追ってきた刑事たちと戦った。

 

でも善戦虚しく、一ノ瀬は意識を失い倒れてしまう。

一ノ瀬が何も持っていないことに気付いた刑事たちは、その辺を捜索することにした。

 

真犯人は誰だ

一方、資料室では本間と片野坂のプロファイリングが続けられていた。

 

1件目では国会議員の孫が殺され、3件目では捜査中の刑事が殺された。

警察が威信をかけて捜査するのも無理はない。

 

証拠のねつ造、記録の隠蔽、自白の強要。

警察は誰でもいいから犯人をでっち上げ、事件をスピード解決することを最優先した。

 

ではなぜ、警察はそこまで焦っていたのか?

片野坂はそれが最悪の答えでもいいから考えろと、本間を促した。

 

そこで本間が導き出した答えは “犯人は警察の中にいる” だった。

捜査本部はそれを隠蔽するために、犯人だと疑われてもおかしくない天満暁夫に罪を被せたのである!

 

片野坂はそれを認めると、真犯人は別にいると主張したのが原因で、警察学校に異動になったことを明かした。

 

あれから9年。片野坂が頑なにここに居続けているのは、正しい人間を育てたいから。

本間や一ノ瀬みたいに、最後まで正義を捨てず、諦めが悪い人間を…。

 

希望の光

一方、刑事はムラタミキの携帯を発見!

意識を失ったふりをしていた一ノ瀬は反撃を開始した。

一ノ瀬は携帯を取り返すと、塀を飛び越え逃げ出した。

 

しかし捜査本部では、人質になっていたSATの隊員が、犯人は天満智也と直子の2人だけだと認め、10分後に突入の指示が出ていた!

 

そんな中、一ノ瀬から本間のスマホにメッセージが届いた。

暁夫の無実を証明できる証拠が見つかったと知り、直子と智也は涙ぐむ。

 

そんな2人に、片野坂は長い間、暁夫の無実を証明できなかったことを謝った。

蘭子も姿勢を正すと、『すいませんでした』と頭を下げた。

 

それを聞いた智也と直子は、人質を解放し、投降することを決意した。

 

しかしそう連絡を受けたにもかかわらず、国枝は突入を強行。

だがここで負傷者が出れば、責任を取らされるだろう。

今まで黙って国枝の言うことを聞いていた管理官の弓倉は、初めて国枝に反旗を翻した!

 

スコップ男の正体

そんな中、レインコートについていた指紋から、スコップ男の正体が判明!

犯人は県内在住の学生・松波隼人だった。

 

しかし松波は20歳。9年前はまだ11歳の小学生だ。

松波は犯罪心理学を専攻し、スコップ男の事件に興味を持ち、真似をしたのだ。

 

万引の前科はあるものの、松波はただの模倣犯。

9年前の犯人とは別人だった。

 

稲西刑事から報告を受けた片野坂たちは、ため息をついて肩を落とした。

直子は投降するのをやめ、一ノ瀬が来るのを待つことにした。

 

失われた証拠

するとそこに、一ノ瀬から電話がかかってきた。

本間がスピーカーにして電話に出ると、一ノ瀬は謝った。

 

なんと、刑事たちに襲われた時にムラタミキの携帯にヒビが入り、壊れてしまったのだ!

 

『でもまだ諦めるのは早い。復元できるかもしれないから戻ってきて』と、本間は頼んだ。

希望を失った智也は『なんでこんなことになるんだよ…』と嘆いた。

 

しかし、さらに智也と直子に追い打ちをかけるように、暁夫が危篤になったという知らせが入った。

今すぐ行かなければ2人は父の死に目に会うこともできない。

 

絶望した直子は、智也から銃を取ると自分のこみかみに押し当てた。

 

これまでにも直子は何度も死のうとした。

母が殺され、父が逮捕され、どこに行っても死刑囚の子どもとして扱われる。

仕事もだめになり、結婚もできない。

 

『あなたたち警察に家族を壊されて、もう1度家族を作りたくったってできない。

こんな人生、生きる価値がある?』

 

直子は涙を流しながら訴えると『もう無理!』と叫んだ。

 

そんな直子に、車椅子で本間は近づく。

俺が、…俺がお父さんの無実を証明します!

お二人のような人間を育てたお父さんが、お母さんを殺すはずがない。

及川助教ももう限界です。このままじゃ、失血死する。

でも今ならまだ間に合う!

お父さんにだって会える!諦めちゃいけない!』

 

本間は痛みを堪えながら車椅子から立ち上がると『お父さんを愛しているならここから出ましょう』と直子に言った。

 

本間が銃を取ると、直子はその場に崩れ落ちた。

 

泣きじゃくる直子の背中を、『ごめんなさい』と蘭子は撫でた。

 

投降する直子と智也

その頃、なかなか出てこない直子たちに業を煮やし、国枝は突入を命じようとした。

しかしその時、片野坂が手を挙げて外に出てきて、国枝は捜査本部の方針が決まるまで、箝口令を敷くことにした。

 

『外部にこのことを漏らしてはいけない。

万が一、マスコミに聞かれても訓練だと答えろ』

国枝は弓倉に、立てこもり事件など起きていないと念を押した。

 

その後、直子と智也は大人しく警察に投降し、蘭子は病院に運ばれた。

 

警察に連れて行かれる直子と智也に、戻ってきた一ノ瀬が謝る。

でも、絶対俺とカイくんがお父さんの無実を晴らしますから!!!

 

本間と全く同じことを言う一ノ瀬を見て、2人は微笑む。

9年前にも、本間と一ノ瀬みたいな警察官がいてくれたら…。

 

智也と直子は黙って一ノ瀬に礼をした。

 

事件はまだ終わっていない

その後、捜査本部で警察の内部事情を見てしまった同期の橘冬美(大幡しえり)の様子がおかしくなる。

冬美は寮の部屋に戻ると、スーツケースの中に隠していた携帯を取り出した。

 

一方、本間はムラタミキの壊れた携帯を見つめていた。

グーとパーは?

一ノ瀬はいつものグータッチをねだるが、本間は『まだできない』と答える。

 

そう、事件はまだ解決したわけではない。

『…そだね』

一ノ瀬は返事をすると、窓の外を眺めた。

 

そんな中、国枝警視正が何者かに殴られ、連れ去られる事件が発生。

犯人はスコップ男と同じ迷彩色のレインコートを着ていた。

 

ここからが本当の事件の始まりだったのだ…!

 

〜 8話につづく 〜

 

『未満警察 ミッドナイトランナー』7話の感想

え〜!結局、それで直子と智也は、暁夫の死に目に会えたのかしら?

肝心のところがわからず、モヤモヤ〜。

警察もお父さんのところに連れて行ってくれたらいいのに(>_<)

 

しかも暁夫は、365日奥さんと一緒にパンを作って売ってたはずなのに、どこにそんな時間があったんだ〜。

ミキさんはパン屋で働いていた人だったのだろうか…。

そしてたまたまあの日、1度だけ外で会ったのだろうか?

 

いつかそれをあの姉弟も知るのかと思うと、そっちのほうがショックでかいんじゃないかと思いました…(*_*;

 

そしてショックといえば、今回のスコップ男は模倣犯でしたね〜。

柳田刑事のショックぶりが半端なく、暴れる原田泰造さんがいいなぁと思いました。

大体、現場近くに指紋ベットリのレインコートを置いていくなんてあり得ない!

 

本物のスコップ男?はそれを知ってか知らずか、迷彩色のレインコート(ポンチョ?)を着て、国枝を襲ってましたね!

連れて行かれた国枝はどうなったのでしょう〜?

次回のあらすじには出てこなかったので、気になります…。

 

片野坂は、スコップ男は警察内部にいるんじゃないかと考えていましたね。

推理もののセオリーとしては、いきなり出てきた人間が犯人ではいけないというのがあるんですが、

そんな怪しい人いるかなぁ。

 

今回、模倣犯が出てきたのと同じで、いきなり見たこともない人が出てきて、この人が真犯人だった!というのだけはやめていただきたいのですが…。

いったい真犯人は誰なのか?

 

国枝は真犯人を知ってて隠しているのかと思ったけど、違うんだろうか?

あの中で怪しい人物をあえて挙げるとしたら、国枝に意見をしていた弓倉管理官しかいないんですが…。。

もし国枝が真実を知っているなら、あの態度はおかしいし、真犯人はこれから出てくる人なのでしょうか?

 

それに、負傷したSAT隊員め!

悪いようにはしないって約束したくせに、犯人は2人だって認めてしまうなんて、あの約束はなんだったんだ!

 

 

でも最後に『グーとパーは?』とねだるジロちゃんは可愛かったなぁ。

最初からだめだろうなと思いながら、言ってみた感がグー。( ´∀`)

 

2人には、直子と智也に約束したとおり、真相を突き止めてお父さんの無実を証明してほしい!

でないと、カイくんもジロちゃんも片野坂もずっと引きずったままだろうから。

 

それに、同期の冬美も何かを知っているみたいで気になりますね!

冬美のお父さんが警察官だということを忘れていたので、気づいた方すごいなー!

彼女もスコップ男事件の関係者なのかもしれないですね。

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの〜。

 

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