『妖怪シェアハウス』5話あらすじと感想│澪と原島が急接近!?ぬらりひょんの指パッチン

にこ

今回は、2020年8月29日『妖怪シェアハウス』第5回【ぬらりひょん】のネタバレあらすじと感想をまとめました。

第五怪では、澪(小芝風花)がプロジェクトリーダーに就任!

 

どS上司・原島(大東俊介)とのトキメキ展開も!?

 

今まで語られることのなかったぬらりひょん(大倉孝二)の1面も見られます♪

それではさっそく、5話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

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『妖怪シェアハウス』第五怪【ぬらりひょん】のネタバレあらすじ

 

ある日、こんじゃくプロダクションに、本社の今昔出版の経営統括部の鷲尾香澄(幸田尚子)がやってくる。

香澄は、夫で会長の大滝(山路和弘)の喜寿の祝賀パーティーに合わせて、創立100周年の社史を1カ月で制作してほしいという。

原島(大東駿介)はそんな短期間では無理だと断るが、香澄は強引に話を進めていく。

 

澪(小芝風花)が『紙じゃなくてデータにしたら…』と言ったことをきっかけに、香澄は澪を社史編纂のリーダーにすることに!

澪はその夜、香澄に麻布のフレンチをご馳走になった上に財布までプレゼントまでもらい、有頂天。

翌朝、澪はそれを嬉々としてシェアハウスの住人たちに報告した。

 

トラブル続きの編纂作業

その後、澪はやる気満々で出社したが、本社から100年分の膨大な資料が届き、目を丸くする。

しかもそれは埃だらけで大変な作業だった。

 

先輩の山中美雪(内藤理沙)柳沙羅(宮本茉由)に文句を言われながら、本社からのヘルプが来るまでの辛抱と頑張る澪。

ところが香澄は、トラブルが発生して応援を出せなくなったという。

 

それを聞き、美雪はなんか悪い予感がした。

香澄は結構えげつないリストラをしていて、評判が悪いのだ。

 

それに、原島は実は会長の前妻の息子で、一族から追い出されたらしい。

だから香澄が急にこんじゃくプロダクションに来るなんて、何か魂胆があるのかも…と、疑う深雪。

 

結局、通常業務もこなさなければならないため、澪が1人で頑張ることに。

朝から晩まで休みなしで作業を続ける澪を見て、原島は『飯ぐらい食え』とカップヌードルを作ってくれた。

『頑張りすぎだ。お前が潰れる』

『大丈夫です。喜界島の女は辛抱強いんです』

 

そんなことを話していると、またしても香澄が現れた。

今度は、本社で立ち上げる新企画を美雪と沙羅に手伝ってほしいというのだ。

 

『ただでさえ厳しい状況なのにありえない』と原島は怒りを露わにするが、

澪は『できるかわかりませんが、チャレンジさせてください』と言ってしまう。

 

『ったく、なんでもかんでも引き受けて、どうするつもりだ?』

原島は文句を言いながらも、澪につき合う。

『寝ないでやれば、なんとかなります』

しかしすごい埃をまともに吸ってしまった澪は、後ろに倒れる。

それを抱き止める原島。

2人は至近距離で見つめ合う格好に…。

 

澪がその近さにドキドキしていると、『自分で立て』という原島。

澪は慌てて原島から離れると、『やっと創立の年にたどり着きました!』と古い妖怪御伽草子の季刊誌を見せた。

 

『先々代は、妖怪が好きだったんですか?』

澪が原島に尋ねると、先々代は『目に見えない不思議な世界を、人間は大切にしてきた』とよく言っていたらしい。

それで水川先生に『へのかっぱ』を連載してもらったとか…。

 

小さい頃、アニメで見たことがある澪は大喜び!

2人は『へのかっぱ』の主題歌を一緒に歌い出した。

 

『おい!歌わせるな!』

原島は笑顔で突っ込むと、澪の髪についたゴミを取った。

澪はドキッとしつつ、なんだか先々代も妖怪に助けられたことがあるような気がした…。

 

香澄の魂胆

一方、妖怪たちは徹夜続きで家に帰ってこない澪を心配していた。

心配のあまり酒量が増えていた酒井涼(毎熊克哉)は『なんで俺たち、よく知りもしない人間のことを心配してんだ?』と呟く。

『そうねぇ〜』

沼田(大倉孝二)は答えながら、寝に行ってしまう。

 

そして、朝帰りの澪を囲んでの朝食。

澪はクマもできて、頭もボサボサ。味噌汁すらうまく持てずにこぼしてしまう有様だ。

それでも澪は、生まれて初めて上司が信頼して任せてくれた仕事だからと頑張り続けた。

 

しかし、本社に連絡しても写真資料も届かなければ、広報部員とも連絡がつかない。

澪が香澄にそのことを伝えると、香澄は『私のせいにするつもり?』と怒り出す。

 

期日までにできないのなら、こんじゃくプロは解体します!

目黒さん、あなたを見込んで頼んだことだけど、このままじゃ原島さんも責任を問われることになるわね〜

『そんな!私のせいで原島さんまで?』

 

すると原島は『そんなことだろうと思ってましたよ。魂胆が見え見えなんですよ』と香澄とにらみ合う。

澪は必死で『最後までやらせてください!』と香澄に頼んだ。

 

結局、明日までにゲラができなければ、社史は外部に頼むことになり、澪は原島と2人で死ぬ気で頑張る。

 

そのおかけでなんとか完成が見えてきたが、澪は額に冷えピタを貼り、咳き込むように…。

心配になった原島は『とりあえず、その頭なんとかしてこい』と、澪を家に帰した。

病気になる澪

ところが、シェアハウスに朝帰りした澪はギャー!

なんと腕に見たこともない赤い湿疹が出たのだ。

 

それを見た伊和(松本まりか)たちは『戦前に流行った天狗じゃない!?』と大騒ぎ。

天狗は、天狗の顔のような湿疹が出る病気で、かつて多くの人の命を奪った病気なのだ。

 

どうやら澪は蔵にあった古い資料を見たため、天狗にかかってしまったようだ。

澪は高熱を出し、倒れてしまった。

 

伊和たちは慌てて、隣の荒波神社の神主・水岡譲(味方良介)を連れてきて、『早く治して!』と祈祷させた。

澪の死相を見た譲はギョッとするが、祈祷したところ、澪はすぐ全快に!

譲は、伊和と詩子(池谷のぶえ)に感謝のキスをされた。

 

九尾の狐とぬらりひょん

その後、急いで会社に行こうとする澪を、沼田は呼び止める。

まあ、待て。お嬢が心酔している鷲尾香澄とやら。あれは女神なんかじゃない。とんでもない女狐ね』

 

沼田の言葉を皮切りに、みんなは鷲尾香澄調査報告会を開いた。

 

香澄は、沼田から見ても極めて優秀な経営コンサルだった。

でも香澄は大滝会長に気に入られて、欲が芽生えたらしい。

香澄はパートナーの那須弁護士と協力し、今昔出版を乗っ取ろうとしているのだ!

 

それに香澄は以前にも、20歳年上の地主と結婚し、2年後に病死という怪しい過去があった。

よって香澄を妖怪に例えるなら“九尾の狐”だという沼田。

 

九尾の狐とは…

むか〜しむかし、鳥羽上皇の寵愛を独占した美貌と博識の持ち主、玉藻前(たまものまえ)という女性がいた。

 

ところがその後、上皇は病に倒れてしまった。

 

その原因こそが、玉藻前に化けていた九尾の狐だったのだ!

 

 

陰陽師にその正体を暴かれた狐は、殺生石になって近づく人や動物を殺したという…。

 

実はその九尾の狐を見破った陰陽師と沼田は、仲が良かった。

ここで詩子は、今まで語られることのなかったぬらりひょんについて語りだした。

 

ぬらりひょんは何処からともなくふらりと現れ、

家にあがりこんでは煙草をのんだり、茶をすすったり、のんびりして いつの間にか去るという。

 

…おわり。

 

短っ!ほんとに妖怪の総大将なんですか?

澪が尋ねても、沼田は『どうなんでしょう〜』と、ぬらりくらり笑ってやり過ごす。

 

それに悪いのは、九尾の狐だけではない。澪もだ。

最初に財布や高級フレンチなんて餌に釣られて、いいようにこき使われて、

上は澪が死のうがどうしようが関係ない。

 

ちゃんと自分の頭で考えないと無駄死にするよ。たまには息抜きも必要だ。

ぬら〜りくら〜り世渡りし、たまに“ひょん!”と思いがけない活躍をすればOK!』

沼田は振り付きで、澪にぬらりひょん流処世術(振り付き)を教えた。

 

本社に行く原島

一方その頃、原島は本社に行き、大滝会長と香澄と話していた。

 

『ゲラはできたの?』と平然と問う香澄に、『できるわけないでしょう』と原島。

原島は大滝の前で香澄の仕打ちを暴露すると、そのせいで社員が倒れたことを明かした。

 

私をクビにするのが目的なら、さっさとそうすればいい。

そのために私の大事な社員を巻き込むのはやめてもらいたい。

社史なんてどうでもいい。

社員の命より大事な仕事なんてない!』

 

しかし原島の訴えを聞いても、大滝は香澄の味方だった。

辞表ならいつでも受け取ってやるという大滝に、原島は『用意して出直してきます』と言い、去っていった。

 

その会話を録音する沼田と澪…。

『なかなかいい上司ね』

『はい…』

 

その後、澪は社史のゲラを持って、大滝と香澄の前へ。

妖怪たちが手伝ってくれて、なんとか間に合ったのだ。

『これで原島さんの解雇はなかったことにしてください』

澪は会長と香澄に頭を下げた。

 

そして澪は香澄に、妖怪の存在を信じているか尋ねる。

しかし香澄は、そんな見たこともないもの信じるわけがないと突っぱねる。

 

それを聞いた澪は、香澄は社史を利用してこんじゃくプロダクションを潰そうとしていると、大滝に訴えた。

でも大滝は信じてくれない。

そこで澪は先々代の社訓4カ条を読み上げた。

働くことこそ、遊びなれ。よく食べてよく眠ること。いい夢を見ること。

目に見えないものを信じる心を育てること。

私、本当に素晴らしい会社だって思いました!』

澪は警備員たちに連れて行かれながらも、必死に叫び続けた。

 

その後、本社では香澄を中心に、こんじゃくプロダクション解体について会議が行われた。

みな、原島が辞めるならしかたないなと解体に賛成するが…

 

その頃、沼田はいつの間にか会長室に入り込み、茶をすすっていた。

『あの、どちらさまでしたっけ?』

『おや?お忘れですか?』

沼田は大滝会長に指パッチン。

 

香澄が会長室に行くと、大滝はいなかった。

するとそこに、ナースの四谷伊和から電話がかかってきた。

 

あれ?おかしいな、指パッチン

香澄がシェアハウスに呼ばれていくと、大滝はソファで眠っていた

抹茶を飲んだら倒れたという沼田。

伊和はもしかしたら一過性脳虚血発作の可能性もあると言った。

 

香澄は救急車を呼ぼうとするが、自分も具合が悪くなったと言い、お手洗いへ。

しかしそれは演技だった。

1人になった香澄はほくそ笑み、

思ったより早く死にそうよ。これで計画どおり、今昔出版も遺産も全部手に入りそうよ』と、パートナーの那須弁護士に電話した。

 

香澄がリビングに戻ってくると、沼田はまた大滝に指パッチン。

すると大滝は、何事もなかったかのように起き上がった。

大滝はここがどこか全くわからないようだ。

 

そこに澪が現れ、さっき香澄が電話で話していた内容を大滝に聞かせる。

『帳簿も完璧だったんで、盗聴するしかなくてね。とうとう女狐が尻尾を出したというわけです』

沼田の言葉を聞き、大滝は言葉を失くす。

澪はさらに、電話の相手は香澄の長年のパートナー・那須弁護士であることを暴露した。

香澄と那須の証拠写真もバッチリだ。

 

だが香澄は『今や取締役会は自分のいいなりだ。会長の存在は老害でしかない』と開き直る。

 

『往生際の悪い女狐め!それならワシの呪いをかけたろか』

沼田が指パッチンをすると、詩子がわらべ唄を歌い始めた。

 

すると沼田はぬらりひょんに変化!

指パッチンをしながら香澄に近づいていくが、香澄は驚かない。

『あれ〜?ワシもやきが回ったか?』と、首を傾げるぬらりひょん。

 

今後、法的手段を取らせてもらいます。会長の誘拐、脅迫、業務妨害、刑事事件になるかもね〜。

目黒さん、あなたもクビよ。さようなら』

 

香澄に言われて、澪は拳を握りしめる。

すると頭にニョキニョキと角が生え、

澪はぬらりひょんと目を合わせ、同時に指パッチンを香澄に決めた。

でも香澄はそのまま歩いていく。

本当なら動けなくなるはずなのに、どういうこと〜?

2人は首を傾げた。

 

しかしその後、幹部会議に戻った香澄は、喋ろうとするたび『…ひょん!』としゃっくりのような声が出る。

 

香澄は那須弁護士に『助けて…なんか薬。油揚げをちょうだい』と電話した。

すると背後から、大滝が社員を引き連れてやってきた。

『やはりお前は九尾の狐か!』

『なんのこと?…ひょん!ひょん!』

香澄は否定しようとするが、手が勝手に狐のポーズになってしまう。

『遺言書は無効にする!サッサと出ていけ!』

 

コーン…!!!

悲しげな香澄の声が空に響いた。

 

恋のはじまりはひょんなことから

その後、喜寿のパーティはナシになり、大滝は香澄と離婚調停を始めた。

 

澪は『同居人のぬらりひょん的生き方について』と題してブログを更新。

SHIRAHAMAが、スキを押してくれた。

それを見た澪は、しらはまがはらしまだと気付く。

するとなんだか澪は急に胸がドキドキして、顔が真っ赤に。

 

『なんだ?また熱でも出たのか?』

原島に尋ねられ、澪は大丈夫ですと誤魔化すが、どうしても原島のことを考えてしまう。

 

シェアハウスに戻ると、譲が床の雑巾がけをさせられていた。

譲は澪を見ると『おまえ、死相取れたな』と、ひと言。

『歯槽膿漏ですか?』

 

真っ赤な顔の澪を見て、妖怪たちは心配するが、熱はない。

澪は『なんででしょうね〜』と言いながら、ぬらりひょんの踊りを真似し始めた。

楽しそうに妖怪たちに馴染む澪を見て、譲はたじろぐ。

もしかして澪は、妖怪との特異点なのかもしれないと…

 

~ 6話につづく ~

 

『妖怪シェアハウス』5話の感想

ラストで突然、澪は妖怪との特異点なのか!?と言われても、え?という感じでしたが、

要は澪は普通の人間とは違うってことでしょうか?

妖怪といても平気というか、悪影響を受けないというか…。

 

でも前より、澪の角はすごく立派になっていて、どんどん鬼化が進んでいるようです。

ぬらりひょんと一緒に指パッチンまで決めてましたしね♪

 

なのに香澄が平然として帰るのにはびっくりしました〜。

妖怪がいるなんて微塵にも思っていない人間からしてみれば、妖怪に仮装した2人にしか見えないのかな…(^_^;)

 

それから昔の人は、目に見えないものを大切にしていたというお話がとても印象に残りました。

というのも、東京に住んでた時に、人に言っても信じてもらえないような不思議な体験がいくつかあったからです。

 

その時、今自分が見えてる世界と、そういう世界はふだん見えないだけで隣り合わせなのかもしれないと思いました。

なんか東京のほうが、自然が強力なんですよね。

蛙とかも巨大だし…。

私たちは生きてます!って感じがすごくしました。

 

あ、今日もいきなり雨がザーッと降ってきたんですが気付いてなくて、そしたら2階の目覚ましが鳴り始めて、窓が開いていて濡れてることを教えていただきました。

床が濡れていて、コントみたいに滑って転びました(;´д`)トホホ…

 

これは霊的感じですが、ときどきそういう不思議なことが起こるんですよ〜。

皆さんはそんなことないですかね?

 

ぬらーりくらーりぬらりひょんみたいに暮らせたらいいのになぁ。

次回は本格的に、原島と澪の恋がスタート!

譲は圏外なのかな〜?

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの〜。

 

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