『カラフラブル』9話ネタバレと感想│キラさんなんて好きじゃない、からの大逆転!あの日あの場所でトレンディ~!

にこ

今回は、2021年5月27日放送『カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~』第9話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

あさひ(水野美紀)が子会社の社長に抜擢され、動揺する和子(吉川愛)たち。

 

キラ(桐山漣)はあさひとの距離を縮めようとしますが、ある過去を打ち明けられ…!?

 

そんな中、社長の奥田(塩野瑛久)はユニコーンボーイズを売り出すため、キラを切り捨てようとしていた…!

それではさっそく、9話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ

『カラフラブル』9話のネタバレあらすじ

あさひ(水野美紀)が子会社の社長に抜擢され、驚く和子(吉川愛)

あさひが抜けたら、編集部はいったいどうしたらいいのか…。

 

しかしこの異動は、今のご時世、重要ポストを任されている女性が1人もいないのはちょっと…という世間体を気にしたものだった。

 

子会社の立て直しを任されたあさひは、キラ(桐山漣)の連載に復帰すると言ったばかりなのにと心が痛む。

あさひの脳裏に『うわぁ~!!!』と喜ぶキラの顔がよみがえった。

 

あさひは境(おいでやす小田)に次の編集長になってほしいと考えていた。

でも境は、娘の乙姫が中学受験をしたいと言っているのでなるべくそばにいてあげたいと断る。

 

本当は境にだって仕事をしたいという気持ちはある。

けど自分で選んだことだから。

今ですら辛いのに、シングルファーザーと編集長の掛け持ちなんて無理やから。

境はそう言い聞かせているようだった。

 

一方、キラは自分の生誕祭に向け、準備を進めていた。

 

いつものようにネイリストの山崎愛(寒川綾奈)のところでわちゃわちゃしていると、

『私は、大切な人に誕生日を祝ってほしいけどなぁ』

と山崎さん。

 

『いいことを言うなぁ、女!』

キラはいつものように言い放ち、そうじゃなかったと、慌ててメモをチェックした。

ささめ・・・めぐるじゃない方

 

ゆうたん・・・おつかれマンモス

 

あい・・・ネイルのおんな

『あい』

 

初めてキラに名前を呼ばれた山崎さんはびっくり!

すると得意そうにキラは『ささめ』と、ささめ(草川拓弥)の名前を呼んだ。

 

プロデューサーとして、そして面白い男になるためにキラの歩みは止まらない!

『待ってろよ!あさひ!俺たちの関係をアップデートだ!』

 

自立するきっかけ

一方、あさひの異動にショックをうけた和子は、しょんぼり。。

 

『でもこれはあさひさんなしでもやっていけるようになるいいキッカケだよ』

周(板垣李光人)に励まされ、和子はやっと元気を取り戻す。

 

あさひとの最後の仕事

翌日。

和子とあさひは、周たちが所属する芸能事務所へ。

キラの連載とユニコーンボーイズのコラボ企画が、あさひとする最後の仕事だ。

 

和子は寂しい気持ちをこらえ、今日もあさひからたくさんのことを学ぼうと仕事に臨んだ。

 

打ち合わせには、和子とあさひ、周とささめ、キラ、社長の奥田(塩野瑛久)、マネージャーの高林(吉田ウーロン太)が集まった。

あさひはそこで異動することを伝え、連載に関わるのはこれが最後だと打ち明けた。

 

すると奥田はパチパチと拍手をし、太古から女性は太陽だったと語りだす。

そんな女性目線の入った企画なら成功間違いない。

 

それを聞き、和子はムッとするが、あさひは毅然とした態度で意見する。

 

『”女性目線”とひとまとめにしてしまうのはどうでしょう。

私も彼女もそれぞれの目線で本気で取り組みますので、よろしくお願いします』

 

それぞれの目線

そして打ち合わせ終了後。

そんなあさひの後をつけてくるものがあった。

キラだ。

 

あさひが振り返ると、キラは持っていたピンクの風船の陰から顔を出し、にっこり~♡

 

『どうしてわかった』

『わかるわよ、いつものパターンだもの』

 

キラは嬉しそうにあさひの元に寄ってくると、社長の発言であさひに嫌な思いをさせてしまったことを謝った。

 

キラもずっとこの世には、男か女しかいないと思っていた。

でも今ならわかる。

世界はもっとカラフルなんだ!

自分の目線を「女性目線」なんて言葉で片付けられたくない気持ち、よくわかる。

 

だって俺たちは、「キラ」と「あさひ」なんだから!

 

『かっこよかったぞ、あさひ』

キラはあさひに風船を渡すと、連れていきたい場所があるとあさひをある場所へ連れていった。

 

どっちも頑張る

一方、家に帰った和子はKOUGU維新のDVDを見ながら、ベッドの上で歌って踊る。

そんな和子を見ながら、周は洗濯物をたたむ。

 

1曲終わると和子は盛り上がった気持ちのまま、自分の気持ちを伝えた。

『私、仕事が好きだし、全力で頑張りたい。

でもこうやって周くんと過ごす時間も大切にしたい』

 

すると『それは僕も同じだよ』と、周は言う。

ユニコーンボーイズの活動を自分がする意味をすごく感じているし、ささめとキラとも頑張りたい。

 

改めて気持ちを確かめあった和子と周は、お互いに支え合い頑張ろうと誓い合うのだった。

 

好きなのに

キラがあさひを連れていったのは、初デートの場所だった。

あのときは夜でとっても寒かったけど、今日は夕暮れだし寒くない。

 

何もかも初めてでカッコ悪かったと口ごもるキラだが、

『かっこよかったわよ』と、あさひは言う。

『会うたびにキラさんは新しくなってる。本当に飽きない』

 

キラは嬉しくなって自分の素直な気持ちを伝えた。

『あさひは、温かい。いつも周りを見て、人のことを気遣ってる。

見てると胸がきゅうってなる。

とてつもなく 一緒にいたいと思う』

 

するとあさひが言った。

『私、1度 婚約破棄してるの』

 

あさひはちょうど昇進の話が出ているときに、彼から海外赴任についてきてくれないかと言われ、仕事の方を取ったのだ。

だから人のことなんて考えられない。

もう、人と深く関わらない。

あさひはそう心に決めていた。

 

『・・・そんなの古い考え方だ、石器時代の考えだ』

好きなら好きでいいじゃないか!

 

キラはそう反論するがあさひはそれを阻止して、前を見つめたまま言い続ける。

 

『きっと新しい部署にいったら仕事のことしか考えられなくなる。

でもそれでいい。そうするって決めたの』

 

あさひは、プライベートぐらい穏やかにさせてとキラに頼んだ。

 

『キラさんのことなんて好きじゃない。ぜんぜん好きじゃない・・・』

あさひは涙ぐみ、

『・・・ごめんなさい』と呟き、歩き出した。

 

『俺は諦めないからな~!

俺は鉄本あさひのめんどくさいところも全部含めて大好きだからなー!』

 

キラは人目もはばからず叫ぶと、なんでこうなる・・・と河川敷に仰向けに寝転んだ。

 

冷酷な社長

そんな中、社長の奥田は事務所の創立メンバーであるキラを切り捨てようとしていた。

 

キラももう32歳。旬は過ぎている。

新しい刺激、新しい価値観を想像するため、これからはユニコーンボーイズに力を注いでいくという。

 

それを知り、マネージャーの高林は複雑な気持ちになった。。

 

あんまりな仕打ち

そしてキラとユニコーンボーイズの撮影当日。

キラの衣装は、奥田のオーダーで「キレキレなキラは キラキラ」という団扇とブーツだけだった。

それはつまり、全裸ということ!?

 

奥田のあんまりの仕打ちに、さすがのキラも困っていると、

『じゃーん!』

段ボール箱の中に隠れていたゆうたん(永田崇人)が現れた!

 

『キラ君、ユニコーンボーイズに乗っ取られそうになってる~。社長に飽きられちゃったのかな~?』

 

そういうゆうたんも、今の事務所をやめてフリーになろうと考えていた。

それで売り込みのため、撮影の見学にやってきたのだ。

 

そんな中、周はキラに一足早く誕生日プレゼントを渡す。

それはどちらも好きで選べないと言っていたキラのために用意したネイルチップだった!

 

右手と左手でネイルを変える。

ちぐはぐネイルというらしい。

『選べないならもうわがままになるしかないなって』

 

周はキラに代案の衣装を持ってきたあさひに、そう笑いかけた。

 

そばにいなくても

一方、ささめはこの前のトークショーに和子が姿を見せなかったことが不思議だった。

 

そりゃあ和子も本当は行きたかった。

でも直接応援できなくても、

今自分がやらなきゃいけないことを頑張れば、気持ちは通じる。

そう、和子は思ったのだ。

 

バーン!

撮影していると奥田がやってきて、自分のオーダーした衣装と違うと言い出した。

 

なにか、なにかいい案はないか~。

悩んだ末に奥田が考えたのは、キラを後ろに下げさせ、背景の隙間から覗かせること。

 

太陽のささめ、月の周。そしてその背景をつかさどるのがキラ。

奥田はキラがしているネイルを見て、左右違うネイルは宇宙の調和を乱すと外させようとした。

じゃないとユニコーンボーイズの足を引っ張ると。

 

すると『これはキラさんの連載です』と、あさひが口を挟んだ。

 

『キラさんが背景?冗談じゃありません。

そもそもご自身の事務所のタレントに何をおっしゃってるんですか?それでも社長ですか?』

 

どうして彼らがウインウインになることを考えないのか。

『これはキラさんも、ユニコーンボーイズも、どちらの魅力も読者に伝える企画なんです!』

 

あさひは奥田の目を見て叫ぶと、キラに言った。

 

『あなたは背景なんかじゃない。宇宙。

いや、むしろビッグバン!』

 

『・・・バン?』

キラがためらいながら顔をのぞかせると、あさひは力強く頷き答える。

 

あさひがキラの『バーン』という声に合わせて、ガッツポーズをしてバーンと手を前に突き出して開くと、

キラは『バーン!』と手を広げ前に出てきた。

 

その瞬間、照明がついて辺りはキラキラに!

 

『やっぱりおまえは面白ぇ女だ』

キラはあさひの前に突き進んで微笑んだ。

 

奥田は『いい!これぞ女性目線だ!』と喜んだ。

『だから・・・』

あさひが言い返そうとすると、

『女性目線じゃない。鉄本あさひ目線だ』

と、キラが目の前で笑った。

 

『さあ、キラについてこい!』

こうして勢いを取り戻したキラは『かっこいいとかわいいを両立するんだ!』と撮影再開!

和子たちは羽根やしゃぼん玉を飛ばし、笑顔で撮影を盛り上げた。

 

ワガママでええやん

その夜。

境は『今日も最高にワガママやった』と、あさひを褒めた。

 

『じゃあ、境君もワガママになって編集長になってよ』と、あさひは頼んだ。

でもそれは無理だと、断られてしまう。

 

一方、上機嫌で高林とスキップしながら出てきた奥田は、ラブラブ状態で帰っていく周と和子の姿を目撃し、顔色を変える。。

 

キラの誕生日

そして気づけば、今日はキラの生誕祭。

「20時にあの場所で待っている」と書かれたスケジュール帳を見たあさひは、あの場所ってどこよ!?とツッコむ。

 

そんなこんなであさひが帰ろうと歩いていると、いつの間にかレッドカーペットの上を歩いていてびっくり!

顔を上げると、自動ドアの前でキラが大きなバラの花束を抱え、微笑んでいた。

 

『よくわかったな、あの場所が』

『帰ろうとしただけです』

 

キラが近づいてくるのを見て、あさひは後ずさる。

 

『私はこれからも仕事に夢中でいると思う!』

『構わない。そういうところを好きになった』

『それがずっと続いたら嫌になる!』

『ならない』

『そんなのわからない!』

 

あさひはとうとうレッドカーペットの最後尾まで来てしまい、立ち止まった。

 

『たしかにそうだ。すまない。

でもそれなら、

何度だって新しいお互いを見せ合って、何度でも恋をしたらいい』

 

キラの言葉に、あさひは上を向いて涙をこらえながら言った。

『諦めが悪いわね~』

 

『俺を誰だと思ってる。俺はキラだぞ』

キラは微笑みを崩さず、あさひに近づいた。

『あさひはあさひの心のままに、俺の隣で笑ったり、怒ったりしていてくれ。俺もそうする』

 

そう言うと、キラはあさひを抱きしめ、

『お誕生日おめでとう』と、あさひはキラの背中をポンポン撫でた。

 

すると急にキラは涙ぐみ、あさひはびっくり。

『最高の生誕祭だと思っただけだ。今日こそ受け取ってもらう』

 

キラがあさひの前にひざまずいて花束を差し出すと、ついにあさひはそれを受け取った。

 

『お前は俺のプリンセス』

キラがあさひの手にそっとキスすると、あさひは急に我に返って手を離した。

 

『ね、私たち、今、トレンディになっちゃってない?最悪~!』

 

恥ずかしさのあまり暴れ出すあさひを、キラはお姫様抱っこしようとするが拒否され、2人はわちゃわちゃと大騒ぎで会社を後にした。

 

歌手デビューの条件!

後日。

なぜか屍状態になったキラを見て、不思議に思う周とささめ。

 

するとキラは突然起き上がり、

『あ~はっはっはっ』

と笑いながらその辺を羽ばたき始めた。

 

そこに、高林が「ユニコーンボーイズの歌手デビュー企画書」を持ってやってきた!

その中には「Mスタ」にサプライズゲストとして出演するというものもあり、これで兄貴に1歩近づける!と、ささめは大喜び。

 

でもそれには条件があった。

華麗にターンを決めて奥田が現れ、周に告げる。

 

『今、お付き合いしている人がいるね。その人と別れなさい』

 

奥田は和子と別れなければ、歌手デビューはなしだというのだ!

 

そんなこととは知らず、

『私とキラさんのことはもう、大丈夫だから・・・』

と、あさひから照れくさそうに打ち明けられた和子は、やったーと喜ぶ。

 

そんな中、あさひは子会社の社長就任にあたり、部下の1人を連れていくよう言われ、誰にするか悩むのだった。

 

 

~次回、最終回につづく!~

 

 

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『カラフラブル』9話の感想

うわ~、とうとう紆余曲折を経て、あさひとキラが両想いに♡

自分は愛より仕事を選んだ女だからと、人と深く関わることを避けていたあさひと、

人間にまったく興味がなかったキラが出会って、成長して、ついにあさひの閉じていた世界を開くことができたんですね~。

よかったよかった(≧▽≦)

 

あさひが『キラさんのこと好きじゃない』って言った時はほんとに辛かったけど、

社長にキラが背景扱いされて黙っていられなかったあさひさん。

キラさんは背景なんかじゃない。ビッグバンよ!って誰よりキラのこと好きで応援してるあさひさんがかっこよくて可愛くて素敵でした!

 

すっかり社長は悪者になってしまいましたが、そのおかげで2人は素直になれたんだからよかったかな~。

 

しかし改めて考えてみると(いや、改めて考えなくても)、

たとえすれ違ったとしても、そのたびに新しいお互いを見せ合って何度でも恋しようって、すごい告白だな~。

どこでそんな言葉覚えたんだ、キラ~!

 

最後はやっぱりトレンディオチになっちゃったけど、最後までそこにこだわるあさひさんがいいなと思いました。

人がいないところでトレンディなこと、いっぱいしてください!笑

 

そしてキラの件がおさまったかと思ったら、今度は和子と周に、社長の魔の手が!

ほんと社長、何を考えてるのかわかんなくて怖いけど、周が素敵に輝いてるのは和子のおかげなんだぞ!

2人を引き離したら、ただの周なんだぞ!わかってんのか~!プンプン!

 

というわけで最終回、また和子と周のほのぼのカップルが見られるといいな~。

いつも優しい周が、ふとした拍子にオス感を出してくるところがいいっすよね♪

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの~。

 

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