にこ
メイ(多部未華子)は、ナギサさん(大森南朋)とハグしているところを田所(瀬戸康史)に見られてしまう!
田所のことを真剣に考え始めたメイだが、どうしてもナギサさんのことが引っかかってしまい…?
それではさっそく、8話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。
『私の家政夫ナギサさん』8話のネタバレあらすじ
田所(瀬戸康史)は、メイ(多部未華子)とナギサさん(大森南朋)がハグしているところを目撃し、2人が親子ではないと直感する。
『本当はどういう関係なんですか?』
田所に質問され、困ったナギサさんはメイの部屋に田所を連れて行った。
メイはナギサさんと田所が一緒に来たのを見て、『お父さん、早かったね〜』と必死に親子のフリをする。
でもナギサさんは『メイさん、もう無理です…』と首を振る。
『お二人の本当の関係を教えていただけませんか?』
田所の真剣な表情を見て、メイも観念…。
家事が苦手なため、家政夫を雇っていることを打ち明ける。
2度目の告白
すると田所は『家政夫!?だっておじさん…』と言いかけて、口をつぐむ。
ナギサさんはショックを受けつつも、田所に名刺を渡した。
『ナギサさんは特別なんです。家事は完璧だし、悩んだときは相談に乗ってくれる。私にとっては、これ以上ないくらいのスーパー家政夫なんです』
メイに言われて、ナギサさんはとっても嬉しそう…。
でも田所は、いくら家政夫とはいえ 男性と2人きりなことを心配する。
『じゃあ、鴫野さんは相原さんに対して お仕事以外の感情はないんですか?』
田所に問われたナギサさんは、目を見開き、口をパクパク。
するとメイが間髪入れず、『当たり前じゃないですか!家政夫さんですよ』と否定した。
『それじゃあ、なんで隠してたんですか?』
『それは、田所さんにはだめな自分を見られるのが恥ずかしくて…。ライバルに弱みを見せたくなかったんです』
メイが嘘をついたことを謝ると、田所は改めて自分の気持ちを伝える決意ができたという。
『相原さん、俺は相原さんのことが好きです』
カン!それを聞いてナギサさんは目を見開いて振り返った!
田所は自分と真剣に向き合ってほしいとメイに頼むが、メイはキッチンにいるナギサさんに助けを求めるように視線を送ってしまう。
向き合うといっても、恋愛に免疫がないメイにはどうしたらいいのかわからないのだ。
田所とナギサさんが帰った後、メイはソファに寝っ転がり、ジタバタした。
来月でいなくなる瀬川
そんな中、先日、新薬の説明会を行った病院から、天保山製薬の薬剤を使いたいと正式な依頼があった。
これにはメイも、新人の瀬川遥人(眞栄田郷敦)も大喜びだ。
でもその時、メイたちは医師から気になる話を聞く。
知り合いの医師が、子宮内膜症の患者に天保山製薬の薬剤を投与しているのだが効かないというのだ。
担当区域ではないので難しい問題だが、患者さんのことを考えると早急に対応が必要だ。
メイたちは原因究明に乗り出すことにした。
すると瀬川がやたら燃えている!
それもそのはず、この課題が、瀬川のここでの最後の仕事になるかもしれないのだ。
それを聞き、研修が終わったらそのままここで働くと思っていた天馬あかり(若月佑美)はショックをうける…。
おじさんと連呼されるナギサさん
そんな中、メイは明日、肥後先生(宮尾俊太郎)と食事の約束をしていたことに気付く。
『こんな忙しい時に、大事な予定入れてどうすんだよ!』
メイはその時ちょうど現れた薫(高橋メアリージュン)に救いを求めた。
その夜、メイは初めて薫を自分の家に連れて行った。
田所の家の表札を見た薫は興奮する。
そしてメイを出迎えてくれたナギサさんを見た薫は…、
『え!?だ、だ、誰!?』
『紹介します。私の家政夫ナギサさんです』
『…家政夫?』
薫はしげしげとナギサさんを見ると『おじさんじゃん』と切り捨てた。
でもナギサさんの美味しい料理を食べた薫は大絶賛。
『メイが家事ができないのは 会社のロッカーが雪崩を起こしてるのでわかるし、帰ってきてこんなに美味しいご飯が食べれたらホッとするよね』と、薫は家政夫を雇っていることを肯定してくれた。
メイは安心すると『私のもう1人のお母さんです』とナギサさんを紹介した。
その後、メイは薫に、田所から正式に告白されたことを打ち明けた。
肥後先生にまだ返事をしていないことも。
すると薫は『まだ返事をしていなかったの!?』とびっくり仰天。
『仕事仕事と言ってないで、田所さんとも肥後先生ともちゃんと向き合いなよ』と、薫はメイに言った。
なぜなら好きだと伝えるのは、大人になってもすごく勇気がいることだから・・・。
でもメイは今までもなんとなくつき合って、なんとなく終わる、そんな恋愛しかしたことがなかった。
そもそもメイには、人を好きになるということがどういうことかわからなかったのだ。
するとナギサさんが『メイさんは田所さんのことをどう思っているんですか?』と急に尋ねてきた。
メイは、真剣に気持ちを伝えてもらって嬉しかったし、自分も向き合いたいと思っていると答えた。
でも今までただのライバルとしか思っていなかったメイは、どうしたらいいのかわからない。
そこでメイはナギサさんに、どうしたらいいか意見を求めた。
『それでいいと思います。そうやって悩んでいるということが、メイさんが田所さんに向き合っている証拠です。
私は家の中の整頓ならいくらでもお手伝いできます。
ですがメイさんの気持ちを整理するのは、メイさんにしかできないことです』
それを聞き、メイは笑顔で頷いた。
自分の気持ちに向き合うこと
その後、薫とナギサさんは一緒に帰った。
『メイは心からナギサさんのことを信頼しているんですね』
『私はメイさんにとって、お母さんのような存在なんだと思います』
『お母さんね〜。それでナギサさんはどう思っているんですか?メイのこと』
いきなり核心に触れられて、ナギサさんは焦る。
『私は家政夫ですから』と線を引こうとするナギサさんに、
『それが何ですか?それが自分と向き合わない理由になるんですか?』と、薫は真っ向から対峙した。
一方、メイは一生懸命 田所とつき合う自分を想像しようとするが できない。
でもメイはふと思う。
自分が誰かと恋に落ちて結婚したら、そこにはもうナギサさんはいないのかな?
メイは淋しそうに、キッチンに立つ笑顔のナギサさんを思い浮かべた。
翌日、メイは肥後先生と会い、他に向き合いたい人がいることをきちんと伝えた。
肥後先生は『ハッキリ言ってもらえてよかった』と言い、お互いのバイブル・北斗の拳について語り明かした。
似て非なるもの
そんなある日、メイと瀬川はしろくまメディカルの駒木坂課長(飯尾和樹/ずん)に、子宮内膜症の薬について情報を求めた。
でも駒木坂もそんな話は聞いたことがないという。
その帰りがけ、駒木坂は瀬川に奥様手作りのビスケットをくれた。
クッキーだと思った瀬川は大喜び。
でもそれはビスケットで、クッキーじゃないという駒木坂。
しいて言えば日本では、糖分と脂肪分が40%以上のものがクッキー。
40%未満のものがビスケットと呼ぶらしい。
世の中には見た目は同じように見えても、似て非なるものがたくさんあるのだ。
それを聞いたメイは、実は子宮内膜症ではなく、別の病気なのではないかと考える。
その結果、メイはHAE(遺伝性血管性浮腫)という5万人に1人の病気の可能性を疑う。
この病気は医師の間でも認知度が低く、過去に子宮内膜症や腹膜炎と間違われたケースがあった。
もしこの患者さんがHAEならば、子宮内膜症の薬をいくら投与しても効くはずがない。
でも天保山製薬には、HAEに効く薬剤はまだ開発されていなかった。
そこでメイは田所に相談した。
田所が働いているアーノルド製薬には、HAEに対応する薬剤があるからだ。
メイは田所と一緒にHAEに詳しい医師に会いに行くことにした。
何かを言おうとするナギサさん
一方、ナギサさんはなんだか深刻そうな顔…。
メイに話をしようと寝室のドアをノックして開けると、ものの10分で部屋は大変なことになっていた。
メイはお気に入りのイヤリングを明日つけていくため、探していたのだ。
するとメイの勝負イヤリングは、ナギサさんがさっき、洗濯物の靴下の中に入っていたのを見つけていた…。
ナギサさんはメイにとって大事な何かがあるのだと気づき、『明日は土曜日なのに、お仕事ですか?』と尋ねた。
メイは『田所さんと…』と言いかけて『大事な仕事が』と言い直す。
するとナギサさんは、自分の話は何もせずに行ってしまった。
患者さんの役に立てて嬉しいメイ
翌日、メイと田所がHAEに詳しい医師に話をきくと、さっそく検査をしようという話になった。
HAEは他の病気と間違われることが多く、その苦しみをなかなか理解されないことが多い。
『だからこうして気づいてくれる人がいることで、患者さんは救われるんですよ』
と、医師に言われて、メイは自分たちMRにもできることがあるのだと、誇らしく思った。
その帰り道、田所に褒められたメイは、自分のことを買いかぶりだと話す。
それに対して田所は完璧で、自分にはもったいないと…。
その時、メイは妹の唯(趣里)から着信がたくさんきていることに気付く。
すると、娘のモモが怪我をして、でも誰も保育園に迎えにいけないことがわかる。
メイは話の途中で電話を切ると、急いで田所とモモを迎えに行き、まるで親子のように手をつないで歩いた。
モモに抱っこをせがまれ、抱きあげる田所。
仲良さそうに歩いていく田所とメイの後ろ姿を、ナギサさんは見送った。
唯に頼まれて、ナギサさんも保育園に走ってきたのだ。
ナギサさんの転勤話
実はナギサさんは、来月本社に異動することになっていた。
管理職として、教育部門のマネージャーになってほしいというのだ。
今、ナギサさんが担当している家庭も、すべて他のスタッフに引き継がれると聞き、ナギサさんは呆然とした。
『お姉ちゃんには私から言っておきましょうか?』という唯に、ナギサさんは『メイさんには自分の口から伝えます』と答えた。
その後、唯がモモを迎えにきた。
幸い、モモはかすり傷程度で、唯は安心する。
『そういえば、あの話聞いた?』
『え?なんのこと?』
唯はナギサさんがまだメイに話していないことを知ると、そそくさと帰っていった。
田所が隠していたこと
その後、マンションに戻った田所とメイは、廊下でいい雰囲気に。
田所は、自分もメイと同じで“結婚したら今の生活はどうなんだろう”と思っていたけど、本気で好きになったらそんなの関係なくなったという。
『俺はただ、相原さんと…一緒にいたいんです』
田所がメイにキスをしようとしたその時だ!
キスを避けるように目を逸らしたメイに、田所の玄関からダクダクと流れてくる水が目に入った。
『水漏れ…!??』
田所は慌てて玄関を開けようとして、やめる。
『何してるんですか?早く開けないと!』
メイは田所を押しのけると、代わりに鍵を回してドアを開けた。
すると一気に水が溢れ出し、アヒルちゃんやらビーチサンダルやら色とりどりのポールが流れてきた。
そして玄関にはまだ開けられていない段ボールとゴミ。
メイはじろりと田所の顔を見た。
水が漏れたのは、洗濯機の栓が抜けたのが原因だった。
『なんで抜けちゃったんだろ?』
メイが首を傾げると、『たぶんこれが上から落ちてきたんです』と、田所は炊飯器を見せた。
これにはメイもびっくりだ。
部屋の中を覗くと、そこは盛大にとっちらかっていて、メイは“その感じ、懐かしい〜”と思う。
これはちょっと前の自分、そのまんまだったからだ。
『幻滅しましたよね…。昔から不器用で家事も苦手で、余裕な振りしていつもいっぱい一杯で、そんな姿を人に見せるのが怖かったんです。
完璧じゃないと、いつも1番じゃないと、誰にも認めてもらえないような気がして…』
田所はメイにずっと隠していたことを謝ると『こんな奴に好かれても迷惑ですよね?』と言った。
本領発揮!ナギサさん
そこでメイは、ナギサさんにSOS。
ナギサさんは2人が見守る中、1人でテキパキと部屋の中を片付けた。
そしてなんと窓まで磨き出すナギサさん。
全く手伝おうとしないメイに、ナギサさんは『バケツの水くらいなら、メイさんにも替えられますよね?』と頼んだ。
するとメイは足を滑らせ、倒れそうになった。
それを手を捕まえ、引っ張り起こすナギサさん。
『やっぱりメイさんは休んでてください。メイさんがやると余計に散らかります』
『できますよ〜』
バケツを引っ張り合うメイとナギサさんを見て、田所はため息をついた…。
メイにとってのナギサさん
翌朝、田所の部屋を片付けたナギサさんは洗濯物を干し始めた。
ナギサさんの完璧な仕事ぶりに、田所は感心する。
でもメイは、ナギサさんのすごいところはそれだけじゃないという。
ナギサさんは、メイや田所のように誰かの助けを必要としている人を、いつも見守って支えてくれているのだ。
まるでお母さんみたいに…。
メイも以前は田所と同じように、1人でなんとかしなきゃ、完璧にしなきゃと息の詰まる生活をしていた。
でもナギサさんが来てから、それが軽くなった。
『本当に救われてるんです』
メイは笑顔で、ベランダのナギサさんを見つめた。
田所は、メイにはナギサさんが必要なんだなと痛感するのだった。
田所の家を出たナギサさんは、メイに本社に異動することを言おうとした。
でも言えなくて、明日何が食べたいか聞いてしまう。
『田所さんのこと、心の整理はつきましたか?
お似合いだと思います。田所さんなら、メイさんのこと、ちゃんと受け止めてくれると思います』
それだけ言うと、ナギサさんは早足でその場を後にした。
手放しちゃダメよ
その後、子宮内膜症だと思われていた女性は、HAEであるという確定診断が出た。
支店長の古藤深雪(富田靖子)は、それを心から喜んでくれた。
自分たちMRは、直接患者さんと繋がれるわけではないが、こうして患者と向き合うことがその人の笑顔に繋がっていると思うからだ。
メイは今回、初めてそのことがわかったような気がして、充実した想いを感じていた。
すると古藤が『なんだか相原さん、雰囲気が変わったわね〜!肩の力が抜けたというか…』と言い出した。
『もしかして変えてくれる人がいた?』
古藤に小声で訊かれて、メイはドキッとする。
古藤は自分も昔、メイと同じように全部1人で抱え込んで怖い顔をしていたが、いつも冗談を言って笑わせてくれる人がいたことを明かす。
それが、古藤の旦那さんだった。
『そういう人は…絶対手放しちゃだめよ』
古藤に迫られ、メイはとりあえず頷いた。
急展開!
その夜、メイが家に帰るとナギサさんはまだ来ていなかった。
メイはナギサさんのいない部屋で、今までのことを思い出す。
〈 …私が手放しちゃいけない人…〉
一方、ナギサさんも今までメイと過ごした日々を思い出しながら、家に向かっていた。
自分はメイのことを、本当になんとも思っていないのか?
家政夫だからと、その感情に目を背けてきたんじゃないか?
と、自分に問いかけながら。
ナギサさんが覚悟を決めてドアを開けると、メイが玄関に立っていた。
何かを言いかけるメイに、ナギサさんは『お食事にしましょう』と中華料理を作る。
メイのリクエストの飲茶もちゃんとある。
美味しそうにルーロー飯を食べるメイに、ナギサさんは来月から別の部署に異動することを告げた。
『私がここに来られるのは、今日で最後です』
『そ、そんな!そんなの困ります!だって私、ナギサさんじゃないと。ナギサさんがいなくなったら、この部屋はどうなるんですか?私絶対すぐに荒らしますよ?ご飯だって、レトルトとかコンビニ弁当に戻っちゃうし、イヤリングだって永遠に出てこない。それに洗濯物もゴミも…』
『メイさん…!』
ナギサさんは動揺するメイの手を固く握りしめると、そっと離した。
『…考えられないんです。ナギサさんのいない生活なんて、考えられない…』
メイはうつむいていた顔を上げると『あ!』と叫んだ。
『ナギサさん、私と結婚しませんか?』
メイは必死な顔で、ナギサさんを見つめた。
〜 最終回につづく! 〜
https://twitter.com/_zzzEv/status/1298270595528851458?s=20
もうやめて!ナギサさんのライフはゼロよ!!#わたナギ#私の家政夫ナギサさん pic.twitter.com/a7Htr8BnfL
— 米子 (@maikakokikako) August 25, 2020
『私の家政夫ナギサさん』8話の感想
最後のあいみょんの主題歌がかかった辺りから、ヤバかったですね〜(>ω<)
ナギサさんのことを大切に思いながら、お母さんのように思っていたメイと、
メイのことを1番に気にかけながら、自分はメイさんのお母さんだからと思っていたナギサさん。
最後の逆プロポーズには、びっくりしましたね!
でもその前のメイの必死さが鬼気迫る感じだったので、不思議と自然なことに思えました。
次回は4日間のトライアル結婚生活を送りながら、初めての恋にキュンキュンするメイが見れるようで楽しみです。
その様子はまるで、逃げ恥のようだと話題になっていますね!
にしても、田所の家から水が出てくる下りは最高でしたね〜!
まさかあの状況で、1番最悪な形でバレるとは…。
私的には、部屋が荒れ放題なことより、ペンギンのおもちゃやらボールやらたくさんお風呂遊びグッズが流れてきたほうが衝撃的だったんですが…。
まさか田所はお風呂で遊んでるんでしょうか?
今、なぜかシャンプーハットを被った田所の姿がハッキリと見えて・・・(^m^)
前半、田所が笑顔を封印して真剣な顔をしてただけに、ギャップが凄かったですね。
しかもそこで、ライバルナギサさんに部屋を片付けてもらうことになるとは、、田所的には痛恨の極みですね~(;´д`)
でもナギサさんとメイの甘い新婚生活のような暮らしは長く続かないようです。
予告で、田所がナギサさんに言っていた『彼女にも理由を告げて、きっぱり諦めてください』という言葉の意味が気になりすぎる!
ナギサさんには、メイと一緒にいれない理由があるのでしょうか???
田所には悪いけど、やっぱりナギサさんには幸せになってほしいなぁ。
瀬川とあかりちゃんにも、幸せになってほしいなぁ。
まさか9回で終わっちゃうとは思わず、びっくりしましたが、次回の最終回が待ち遠しいです。
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/
またの〜。