にこ

出典:日本テレビ
来週は球技大会!
勝負ごとに目のない久美子(仲間由紀恵)はやる気満々!でも沢田慎(松本潤)はじめ3-Dの生徒たちはやる気がない。
そんな中、久美子は驚愕的な事実を知り…!!?
それではさっそく、6話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。
ドラマ『ごくせん』第1シリーズ・6話のネタバレあらすじ
もうすぐ球技大会!
種目は、サッカー、ソフトボール、バスケに卓球ダブルス。
4種目の総合得点で優勝が決まる。
勝負ごとと聞いたら黙っちゃいられねぇ久美子(仲間由紀恵)は大張り切り!
さっそくメンバー表を作り、3-Dのみんなに報告する。
でもみんなは、汗臭いことするの嫌なんだよね〜とやる気ナッシング。
沢田慎(松本潤)は、バスケのメンバー表の中に久美子の名前があるのに気づく。
『おまえも出るの?』
『バレた?頭数が足りないからちょうどいいかと思って』
3-Dの生徒は26人。退学寸前の問題児ばかりなので、他のクラスより少ないのだ。
他のクラスの生徒が張り切っているのを見て、久美子はどうしようか悩む。
すると『もう1人いますけど…』と安藤先生(なべおさみ)。
なんと3-Dは27人いるというのだ。
久美子はそんなことあるわけないと言うが、出席簿をよ〜く見るとページがくっついている!?
恐る恐るめくってみると、結城正人という名前が書いてあるではないか!
『誰だこいつ…』
久美子は5月になって初めてその生徒の存在に気がついたのだった。
去年担任だった安藤先生によると、結城は2年の3学期ぐらいから不登校になったという。
原因はわからないが出席日数もギリギリだし、『そろそろ自主退学してもらおうと思っていたところです』と猿渡教頭(生瀬勝久)。
久美子はさっそく結城の家に向かった。
27人目の生徒
でも結城の母親は『本人はお会いしたくないと申しておりますので』と球技大会のプリントをつき返す。
そこに、結城(ウエンツ瑛士)が『ねぇ、コーヒー早くしてよ』と2階から降りてきた。
久美子は『来週、球技大会があるの』と話しかけるが、結城は『もう学校に行く気はありませんから』と行ってしまった。
そんな中、静香(伊東美咲)のクラスの団結はすごかった。
でもそれは、静香が『優勝したらほっぺにチューしてあげる』と言ったから!
久美子は自分も『優勝したらほっぺにチュ〜だぞ♡』と言ってみんなが喜ぶ姿を想像し、教室に向かった。
しかし3-Dの生徒に言うと、『それ罰ゲームだろ〜』とドン引き。
すると『うるさいぞ、お前ら〜!』と猿渡教頭が入ってきた。
猿渡は、球技大会に向けて団結をはかっていたところだと言う久美子に対し『3-Dはどうせ優勝できないんだし、出るのやめますか』とバカにする。
『出てもすぐに反則負けでしょうし、こんな駄目クラスじゃね〜』
それを聞いた久美子と生徒たちは、ピキーンピキーンピキーン。
『優勝してくれたらどうしてくれるんだよ…!』と生徒たちは猿渡に迫った。
すると猿渡は『もし3-Dが優勝したら、ポマードの代わりにハチミツつけて、花壇に1日中埋まっててやる』と約束。
生徒たちは俄然やる気になる。
しかし球技大会には、1人1種目しか出られないというルールがある。
3-Dが優勝するためには、やっぱり結城に来てもらうしかないのだ!
『いいかお前ら!球技大会には3-D全員できっちり落とし前つけてやろうじゃねぇか!』
久美子が啖呵を切る姿を見て、猿渡は『落とし前…?』と目を丸くする。
久美子は慌てて『男前になろうね♡』って言ったんですと誤魔化す。
こうして久美子の3年D組優勝大作戦がはじまった。
そんな中、熊井(脇知弘)と南(石垣佑磨)の2人は表情が暗い…。
負けたくない!
放課後、職員室に篠原(沢村一樹)がやってきた。
なんと静香にバスケのコーチを頼まれたというのだ。
久美子は『こうなったら意地でも負けるわけにはいかねぇ〜!』と闘志を燃やす。
体育館に行くと、篠原は軽々とランニングシュートを決め、静香と菊乃(中澤裕子)に汗を拭かれていた。
楽しそうな3-Cに対し、3-Dはというと…、バスケットボールをボーリングのようにして遊んでいる。。。
久美子は諦めて、結城の家に向かった。
久美子が家の外から『結城〜!いないの〜!』と叫ぶと、結城が玄関から迷惑そうに顔を出した。
でも久美子が球技大会の話を始めると、結城はすぐにドアを閉めてしまった。
その夜、久美子はてつ(金子賢)たちに球技大会のことを愚痴る。
すると篠原がコーチをしていることを聞いたてつは、対抗意識を燃やし、勝手に3-Dのコーチをすることに!
だが、てつとミノル(内山信二)がみんなに教えていたのは、審判に気づかれず反則で勝つ方法だった!
久美子はてつを呼ぶと『ズルして勝ってもしょうがないだろ』と注意する。
そこに、静香と篠原がやってきた。
『前にどこかでお会いしませんでしたっけ?』と尋ねる篠原に、てつは『お初にお目にかかりやす…っ』とガンを飛ばす。
結城が学校に来なくなった理由
そんな時、熊井と南は廊下で3-Cの阿部たちに話しかけられる。
『球技大会、結城もバスケだって?俺たちの不戦勝は決まりだな。
おまえらがチームメイトで対戦相手が俺らじゃ、出てこられるわけないもんな、結城』
それを見ていた沢田は『ヤンクミじゃねぇけど、落とし前だけはきっちりつけといた方がいいんじないの?』と南たちに言う。
実は、南と熊井は2年の時、阿部と一緒に結城のことをいじめていた。
理由なんてなくて、誰でもよかった。
でも結城が学校に来なくなったのは、南たちがいじめたからなのだ。
それを知った久美子は『事情はわかった』と優しく言う。
殴られる!と思っていた南たちはびっくりだ。
『おまえら、もうわかってんだもんな』
久美子はそう言うと、南と熊井の頭をぐしゃぐしゃっと撫で回した。
久美子はこうなったら何がなんでも優勝するぞと、ますます気合いを入れ頑張った。
生徒たちもそれに引きずられるように頑張り始める。
てつも、鬼コーチとして協力する。
通じない想い
その夜、久美子は熊井と南を連れ、結城の家に行った。
でも、結城は出てこなかった。
次の日も久美子は結城の家に行った。
でも結城が出てくることはなかった。
落ち込む久美子をおじいちゃん(宇津井健)は励ます。
『おめぇなら、そいつの力になってやれるだろ』
久美子には、結城の想いをわかってあげられる過去があった…。
久美子の強さの秘密
翌日、久美子は、結城が家の外に出てくるのを待ち伏せた。
久美子はそこで初めて結城と向き合い、話をする。
すると、結城が学校に行かなくなった理由はイジメられたからだけじゃなく、先生やクラスのみんなが誰も助けてくれなかったからだと言う。
『僕みたいな弱い人間は、誰かが助けてくれなかったから、いじめられるに決まってるじゃないですか!』
『…いつもそうやってなんでもかんでも人のせいにして逃げてきたんだろ』
『僕は被害者なのになんで責められなくちゃいけないんですか!だいたい先生に何がわかるっていうんですか?』
『…わかるよ。私も昔教えてもらったんだ。いじめられたときにさ…』
久美子は7才の時に両親を亡くし、おじいちゃんに引き取られた。
でも大江戸一家に来てしばらくは、毎日傷だらけで家に帰ってきていた。
おじいちゃんは悪い人だと、クラスの子たちにイジメられていたのだ。
でもおじいちゃんはそんな久美子の目を見て言う。
『いいか、久美子。おまえが転んだときに手を貸すのは簡単だ。
けどな、大切なのは自分の足で立ち上がって向かってくことだ。お前自身が強くなくちゃ、周りがいくら手を貸してくれたって立ち上がれねぇ』
『おじいちゃん、…私強くなりたい!』
それから毎日、久美子はおじいちゃんと特訓した。
久美子は投げられても投げられても、おじいちゃんに向かっていった。
大事なのは、心。
心と身体、両方強くなければ本物の強さとはいえないのだ。
久美子は“本物”になるため、毎日おじいちゃんにぶつかっては倒され、ぶつかっては倒され、そのたびに立ち上がっていった。
久美子の強さはそこから来ているのだ。
その話をてつから聞いた沢田は、いつも笑顔の久美子の強さを知る…。
何度でも何度でも
その帰り道、沢田や南、熊井たちが歩いていると、神社の境内で久美子が結城を投げ飛ばしているのを見つける。
地面にはいつくばる結城に、久美子は激を飛ばす。
『誰かが手を貸してくれるのを待ってるんじゃねぇよ。逃げてばっかの奴に手ぇ貸してくれるほど、世の中そんなに甘くねぇんだよ!』
久美子の言葉に、結城は立ち上がり、久美子にぶつかる。
『こんなもんかよ!』
久美子は結城をぶん投げる。
『嫌なことがあったとき、逃げたくなるのはみんな同じなんだよ。でも嫌な目にあったって、自分の力で立ち上がっていくのが生きてくってことじゃないのか?』
久美子の叫びに、結城が応える。
結城のタックルを受け、久美子は倒れた。
『…忘れんなよ。今みたいに自分で起き上がって、立ち向かっていけばいいんだよ』
息を切らしながら久美子が言う。
結城は立ち上がると、何も言わず去っていった。
久美子は結城の後ろ姿に向かって叫んだ。
『明日の球技大会待ってるから!』
その姿を見ていた南と熊井たちは、久美子の前へ。
『なんだ、お前らいたのか。あとはあいつ自身の問題だよ』
久美子は笑った。
運命の決戦!
そして球技大会当日。
みんなは円陣を組むと、ファイトー!オー!と気合いを入れる。
ところが、3-Dは試合中喧嘩になって、失格ばかり。
あっという間にバスケを残すのみとなってしまった。
しかし時間近くになっても、結城は来ない。
『試合開始まであと2分あります』
久美子たちはギリギリまで結城を待った。その時、体育館の扉が開き、結城がやってきた!
結城は逃げずに来たのだ!
試合開始。
『生きてたのか?死んじゃったと思ったよ』
阿部たちは結城ばかりを狙い、結城をボコボコにする。
結城はとうとうコートに倒れこんでしまった。
そんな結城に、南は『ほら』と手を合わせる差し出す。
でも結城は『…大丈夫』と1人で立ち上がった。
そこから3-Dの快進撃が始まった!
みんなが鮮やかにシュートを決め、みるみる点数差が縮まってゆく!
熊井が遠くからダメ元で放ったボールも入り、ミラクルシュート!
結城も最後にシュートを決める!!
そして試合終了。35 対 37で…3年D組の勝利!!!
みんなが結城を囲む中、久美子は結城の頭をワシワシ撫でまくった。
その後、熊井と南は結城に謝った。
『やめてくれよ。もう昔のことだよ』
結城は笑って、手を伸ばす。
3人は仲直りの固い握手をした。
結局、結城は出席日数が足りず、もう1度2年生からやり直すことになった。
それは結城の希望だった。
『ありがとう、ヤンクミ』
嬉しくなった久美子はみんなに『1勝しかしてないけど、特別だ!ほっぺにチューしてやる♡』と言う。
げ〜〜〜!!!
みんなは本気で嫌な顔をして、逃げ出すのだった。
〜 7話につづく 〜
https://twitter.com/peko25peko/status/623846606434009089?s=20
「ごくせん」のときのウエンツ瑛士はなかなかに罪深い。その1。「小栗旬くんへ」 pic.twitter.com/Al4K7Fc5Bl
— ブン子 (@spacebunko) March 4, 2016
ドラマ『ごくせん』第1シリーズ・6話の感想
いや〜今回も熱かったですね!
2話で久美子のあだ名はずっと『組長』だったという強いエピソードがありましたが、転校してきたばかりのときはイジメられていたんですね(>_<)
メガネっ子な小学生時代の久美子が可愛すぎて、泥だらけでじいちゃんに向かっていく姿に泣けました。
じいちゃんの熱いハートにも感動。
じいちゃんは久美子のことを子供扱いしないで、対等に扱ってくれたんだなぁと。
『転んだときに手を貸すのは簡単。だから1人で起き上がれるよう待つ』というのは子育てでもよく聞きますが、難しいですよね。
ともするとイジメてるようにも見えるし、友達が転んでも手を貸さない子になりかねない。
言いたいことはわかるけど、ハートを伝えるのって難しいと常々思います。
だから、結城に久美子の想いが伝わってよかったなぁ。
バスケの試合での阿部たちの反則がひどすぎて、なんで気づかないんだよ!とハラハラしたけど、結城が1人で立ち上がってからの逆襲劇はすごかったな〜☆
みんな、運動神経いいんですね〜。
結城くんも最後はなんか難しいことしてからシュート決めてて笑っちゃいました。
ここまでやってくれると痛快ですね〜(≧▽≦)
ぜひこの青春感は、実際に映像で見ていただきたいです。
久美子が『ほっぺにチュー』と言ってみんなに嫌がられるエピソードも、最後まで生かされていて楽しめました。
てつのコーチぶりも面白かった。
あとこれは時代のせいかな?
かなり雨が降っているのに屋外で撮影されていて、みんな濡れてて気になりました。
昔はこのくらいの雨じゃ撮影してたのね〜とびっくり(@_@;)
次回は、慎の妹・なつみ(市川由衣)が登場!
慎が1人暮らししてることが判明したり、慎のお父さんやお母さんも出てきます。
楽しみですね〜☆
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/
またの〜。