ドラマ『ごくせん』第1シリーズ・9話あらすじと感想|塚本高史出演回!本当の友達って…?

にこ

今回は、ドラマ『ごくせん』第1シリーズ・第9話ネタバレあらすじと感想をまとめました。

出典:日本テレビ

バレー部が全国大会に行くことになり、久美子(仲間由紀恵)は応援団を作って盛り上がる!

 

そんな中、垂れ幕がズタズタにされる事件が起こる。

 

犯人は去年学校を辞めさせられた黒崎(塚本高史)なのか…!?

 

黒崎と仲のよかった沢田慎(松本潤)と内山(小栗旬)は心配になる。。

それではさっそく、9話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

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ドラマ『ごくせん』第1シリーズ・9話のネタバレあらすじ

白金学院高校バレー部の全国大会出場が決まった!

これで学校のイメージも知名度もアップして受験者数が増えると、校長(田山涼成)猿渡教頭(生瀬勝久)もニッコニコだ。

 

3-Dにも、補欠とはいえバレー部員が2人いることを知った久美子は、応援しようと盛り上がる。

応援団といえば、チアガール。でも、白金学院は男子校。

『わかったよ、しょうがない。そこまで言うならやってやるよ』

久美子はモジモジしながらチアガールをすることを引き受ける(誰も頼んでいないのに!)

 

ひとりだけのチアガール

さっそく久美子は静香(伊東美咲)菊乃(中澤裕子)にチアガールの衣装を着て体育館に集まるよう声をかける。

超ミニな衣装を見て、他の先生も、久美子に呼び出された生徒たちも期待するが、静香と菊乃は着替えてない!

結局、チアガール姿で元気に出てきたのは久美子だけだった。

 

みんなはゾロゾロ帰っていき、ショックを受けた久美子は『涙が出ちゃうっ、だって女の子だもん』とアタックナンバーワンの真似をする…。

 

屋上でしゃがんで泣いている久美子を、『気にするなよ。みんな結構面白がってたぞ』と沢田慎(松本潤)は慰める。

でも久美子は本気で生徒を応援しようと思ったのに…と泣く。

そしていいことを思いつく!

応援団結成!

それは応援団!

久美子は勝手に内山(小栗旬)を団長にして、団員を募集する。

南(石垣佑磨)は副団長。野田(成宮寛貴)はマネージャー。熊井(脇知弘)は旗持ち。

でも『やってらんねぇ〜』とみんな帰ろうとする。

 

だがそこは久美子にも策がある。やってくれたら、女子大生のチアガールチームと交流会をするというのだ

これにはみんな飛びつき、クラス全員(沢田を除いて)やる気満々に。

全国大会に向けて、練習が始まった!

嫌な予感

その帰り道、沢田と内山は、去年白金学院をやめさせられた黒崎(塚本高史)を見かける。

彼は今は、新高の不良たちとつるんでいた。

なんで今頃になってあいつが…

沢田と内山に不安がよぎる…。

 

そんな中、初めて内山たちが沢田の部屋に遊びにやってきた。

『ここって、女とか来ないの?』という南に、『来るような女いないだろ、慎は』と熊井。

でもこの前、久美子が来たことを思い出した沢田は『女もどきは来たな』と呟く。

『それって母ちゃんと妹だろ』と言われて、沢田は『まぁそんなもんだよ』とお茶を濁す。

 

バレー部への恨み

翌日、沢田たちが学校に行くと、バレー部全国大会出場の垂れ幕がイタズラ書きされ、ズタズタに破られていた!

 

それを見た沢田と内山は、黒崎に『垂れ幕にイタズラしたのはおまえか?』と聞きに行った。

『だったらどうなんだよ』と黒崎は開き直る。

黒崎は『全国大会をぶっ潰してやる!』と言うと、バレー部顧問の岩本(甲本雅裕)に対する恨みを口にする…。

 

去年、バレー部だった黒崎は、対戦相手の生徒に対し、暴力事件を起こしていた。

本当なら停学処分くらいで済むところを、岩本は大会出場停止にしたくないからと黒崎を退学させた。

黒崎はなんの言い分も聞かず、自分を切り捨てた岩本を強く恨んでいた。

 

だから沢田は、そのうち黒崎が警察沙汰を起こすのではないかと心配していた。

内山もまた、黒崎が学校をやめたとき、何もできなかったことを後悔していた。

2人の想いを知った久美子は力を貸すことにする。

 

黒崎の想い

その後、黒崎が岩本を殴ろうとしているところを、久美子は黒崎のほっぺにツンして阻止する。

戦意を削がれた黒崎はその場を去り、久美子と沢田たちは岩本から話を聞くことにした。

 

すると黒崎が退学になったのは、理事会やPTAの圧力があったからだった

久美子は、岩本1人でも黒崎を守ってやってほしかったと訴えると、今からでも遅くないから、黒崎に謝りにいきましょうと言う。

 

『先生だろうが警察だろうがなんだろうが、間違ったことは謝るべきだと思います』

久美子は言うが、『僕はそんなに熱くなれない』と岩本は言い残し、出ていってしまった。

 

がっかりした久美子は、学校の体育館に明かりが灯っているのに気づく。

すると体育館で1人、黒崎がサーブの練習をしていた。

 

久美子は沢田と内山が心から心配していることを伝えると、友だちのためにもうバカな真似はやめたらどうだと説得する。

しかし黒崎は『ダチだと?俺のダチは、今一緒につるんでる連中だ。偉そうに説教するな!』と行ってしまう。

 

久美子は黒崎と会い、本当は黒崎もみんなと一緒に卒業したかったのだと思う…。

 

本当のダチ!

そんな中、内山たちの応援は本格的になっていた。

最初はチアリーダーのお姉さんたちとデートするためだったのが、いつの間にか頑張っているバレー部員たちのために何かしたいという気持ちに変わっていた。

 

だがその時、怪我をして包帯を巻いた生徒たちがやってくる。

昨日、黒崎に『バレー部をぶっ潰してやる』と喚きながら殴られたという。

それを聞いた岩本先生は自転車で飛び出していく。

それを追う内山と沢田。

後から、話を聞いた久美子も追いかける。

 

岩本は黒崎のいる倉庫に向かうと、『俺が悪かった。あの時はああするしかなかった』と謝った。

おまえの暴力事件が公になれば、学校の名前が出る。大会出場停止になる。

でも本当に守るべきだったのは、学校の名誉じゃなくておまえだった。

けど、バレー部はあれからほんとに頑張ってきたんだ。だから頼む。全国大会に行かせてやってくれ

『…今頃、なに言ってるんだよ』

黒崎は岩本を殴りまくった。

内山と沢田が止めに入ると、後ろからぞろぞろ大勢の仲間が現れ、これから白金に殴り込みに行くという。

 

内山と沢田が引き止めると、2人はあっという間にボコボコにされてしまった。

それでも内山と沢田は『このままじゃおまえがだめになるんだよ!』と黒崎に訴え続けた。

 

すると『そいつから離れろ!』という声がして、久美子が現れた。

『おまえな、誰がほんとにおまえのこと考えてくれてるのか、いい加減気付けよ』

と久美子は沢田と内山の顔を見ながら、黒崎に語りかける。

『岩本先生だってな、おまえにヤラれるってわかってて、それでも謝りたくて来たんだよ!』

久美子は次々に不良たちを殴りながら黒崎に近づいていく。

 

久美子が黒崎を殴り飛ばすと、不良たちは恐れをなして一目散に逃げていった。

あれがお前の言う“ダチ”かよ。情けねぇ連中だな

『お前らに俺の気持ちはわかんねぇよ。俺は先公に人生台無しにされたんだよ!』

『終わったこといつまでもグダグダ言ってんじゃねぇ!!!』

久美子は黒崎の頬を平手打ちした。

 

『言い訳して他人のせいにしてる暇があったら、ちゃんと前見て先のこと考えたらどうなんだ!

確かに大人は汚いことをするかもしれない。教師を恨みたくなる気持ちもわかる。

でも退学の原因はおまえ自身にもあったんだろ?何もかも人のせいにするのは、卑怯じゃねぇのか?

まだまだ先は長ぇんだぞ。そんなとこで躓いてどうすんだよ!

自分の将来、自分で切り開いていかないでどうすんだよ。

おまえにはその“力”があんだろ?

 

内山と沢田が黒崎の周りに集まる。

岩本先生が『すまなかった』と謝る。

『…クロ』

内山と沢田は、黒崎の手に自分の手を重ねた。

黒崎は涙を我慢しながら笑う。

『こいつ、面白い奴だな。もっと早くこいつみたいな先公に会えてたら俺も学校やめずに済んだかもな』

 

久美子は優しくみんなを見つめると、みんなの手に自分の手を重ね、微笑んだ。

 

再出発

こうしてバレー部が全国大会に向かう日がやってきた。

内山団長のもと、応援団が声を張り上げ健闘を祈る。

沢田はこっそり岩本に『黒崎が頑張ってこいってさ』と伝える。

黒崎は仕事を探し始めたらしい。

 

ところが、気持ちよく応援し終えたところで、女子大生のチア部の話が嘘だったことがわかり、みんなはカンカン!

逃げる久美子を追いかける。

やっぱり3-Dは最後までドタバタ!

10話につづきます!

 

https://twitter.com/5Mame_shiba0801/status/1281919929411948546?s=20

ドラマ『ごくせん』第1シリーズ・9話の感想

正直今回は、黒崎が勝手な気がして感情移入できませんでした。

黒崎が対戦相手を殴った理由がわかればよかったのにな〜。

例えばその理由が、向こうが妨害してきたとか、嫌がらせしてきたとか。誰かを守るためだったらよかったのにな〜と思いました。

 

でも黒崎が本当はバレーボールが好きなこと。

学校にいたかったという想いはすごく伝わってきました。

岩本先生も最初は謝る気なかったけど、素直に謝れてよかったなぁと思いました。

 

謝っても根が深いから、久美子が間に入らないとこじれるだけだったかもしれませんが、謝らなきゃ始まらないとこもあり。

人間の感情ってのは複雑なもんですな(>_<)

そんな中、なんも言わず、黒崎の手に手を重ねる沢田と内山がよかった!

言葉では伝わらないものが、あの瞬間、黒崎に伝わった気がしました。

 

応援団も最後はサマになっててかっこよかったです。

久美子のチアガール姿も可愛かったですね〜☆

仲間さん、ほんと体張ってて、昔はこんなことしてたのか〜とびっくり。

今の落ち着いた大人の女性っていうイメージからは想像つかないよ〜。

そんなギャップも面白いですね☆

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの〜。

 

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