にこ

出典:日本テレビ
三者面談が始まり、久美子(仲間由紀恵)はクタクタな日々。
そんな中、沢田慎(松本潤)の妹・なつみ(市川由衣)がお兄ちゃんに会いに学校にやってきて…!?
それではさっそく、7話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。
ドラマ『ごくせん』第1シリーズ・7話のネタバレあらすじ
今日から三者面談が始まる。
久美子(山口久美子)は鏡を見て、笑顔の練習をしてから教室へ。
すると藤山静香(伊東美咲)のクラスはもう全員保護者が来ていた。
それも父親ばかり!
みんな美人な静香に会いたいとやってきたのだ。
それに対し、3-Dの教室前と言ったら、親も子も乱れて大騒ぎ。
久美子は『笑顔、笑顔』と呟き、熊井(脇知弘)に声をかけた。
すると熊井の母親は、クマそっくり!!
お母ちゃんは『ったく誰に似たんだか』と言うのだが、全く同じ動きをする2人を見て、久美子は親子に間違いないと思うのだった。
その帰り道、久美子と熊井たちは校門の前に女子高生が立っているのに気づく。
彼女は朝も校門前にいたらしい。
すると『やっと会えた!』と彼女が沢田慎(松本潤)の所に走ってきた。
彼女は、沢田の妹・なつみ(市川由衣)だったのだ!
慎の妹・なつみ
なつみは、家族と離れて一人暮らしをしている沢田に会いにきたのだという。
『なんかあったのか?』と沢田は声をかけるが、なつみは『別になんにもないよ。顔が見たくなっただけ』と答える。
父も母も、相変わらずのようだ。
結局、なつみは何も言わずに帰っていった。
鷲尾の秘密…
翌日も三者面談は、いきなり親子げんかが始まったり波乱の予感…。
内山(小栗旬)の母・さゆり(朝加真由美)はすっかり元気になり、結婚相談所に勤めていた。
さゆりからお見合いビデオを渡された久美子は、職員室で静香と菊乃(中澤裕子)と一緒に見てみることに。
するとその中に、鷲尾先生(斉藤暁)がバラの花を1輪持って出てきて、久美子たちはびっくり!
そこに鷲尾がご機嫌で歌いながら職員室に入ってきて、猿渡教頭(生瀬勝久)は『どうか皆さん。このことはなかったことに…』と頼む。
一緒にごはん
久美子が疲れて家に帰ろうとしていると、途中で沢田とすれ違う。
沢田の晩ご飯がコンビニ弁当だと知り、久美子は大江戸一家に連れて行く。
沢田はみんなに囲まれ、かに鍋を一緒に食べる。
大江戸一家は季節を問わず、週1回は鍋なのだ。
『沢田、おまえ1人で暮らしてて淋しくないか?』
『いや、めちゃくちゃ快適』
笑顔の沢田を見て、久美子は『そういうもんかねぇ〜』と呟く。
家族と言っても、その形はさまざまだ。
血が繋がっていればいいというわけでもない。
早くに親を亡くした久美子にはわからないが、沢田と両親はうまくいってないようだ。
慎が家を出た理由
そして、三者面談最終日。
最後は沢田の番だ。
でも沢田の親は来ないと言う。
『俺の現時点での進路は未定』
沢田は早口で呟くと教室を出ていった。
久美子が沢田の家に電話すると、やはり母親の今日子は何も知らされていなかった。
今日子によると、沢田は退学になった時に父・正太郎(西岡徳馬)と喧嘩して家を出たという。
久美子は沢田を説得しようと、沢田のマンションを訪ねた。
コンコン。
『はい』
『あ・た・し〜♡』
沢田が呆れてドアを開けると、久美子は『来ちゃった♪』と買い物袋を見せた。
今日は手料理を作るというのだ。
しかし普段料理をしない久美子のグラタンは、炭火焼き風に。
『風(ふう)じゃなくて、炭だろ!!!』
沢田は思わず大声を出す。
結局、晩ご飯はカップラーメンになってしまった。
そんな中、久美子は『お父さんと喧嘩したんだって?1度話し合ってみたら?』と仲直りを勧める。
でも沢田はあんな家に戻る気はないと言う。
『親父は世間体だけが大事なんだ。だから俺みたいなクズは家族失格なんだってさ』
笑う沢田を見て、久美子は『そっか、うまくいかねぇもんだな』と呟く。
親を亡くした久美子には、せっかく親が生きてるのに喧嘩して別々に暮らしてるのは、もったいない気がしたのだ。
父とケンカになる慎
その時、なつみから電話がかかってきた。
『お兄ちゃん、私、あの家もう息が詰まる』
なつみはそれだけ言うと電話を切った。
沢田と久美子は慌てて実家へ。
するとなつみはもう3日も学校に行っていないと言う。
そこに父・正太郎が2階から降りてきて、緊張が走る。
正太郎は、なつみがこんなことをしたのは、沢田が何か妙なことを吹き込んだからだと思っていた。
その後も正太郎は、ここぞとばかりに沢田を非難する。
2人は睨み合い、一触即発の状態に。
久美子は『そんなことより今はなつみちゃんを探したほうが』と間に入るが、『そんなのとっくに手は打ってある』と正太郎。
『どうせ秘書にやらせてんだろ。
今まであんた自身が子どものために必死になったことがあったかよ!』
『なんだ親に向かってその口の聞き方は!』
沢田は家を飛び出すと『よくわかっただろ?俺は家族からとっくに見放されてるんだ』と久美子に言った。
『でも、なつみは違う。
なつみには、自分みたいな想いはさせたくない』
沢田は自分が家を出たせいで、なつみ1人に親の期待を背負わせてしまったことを後悔していた。
『あいつ、話を聞いてもらいたくて来たのに、なんでもっとちゃんと聞いてやらなかったんだ…』
沢田は声を震わせ、涙ぐむ。
自分を責める沢田を、久美子はなんとか落ち着かせようとした。
だが沢田は『あいつは俺が守る!』と呟き、柵を飛び越え走っていってしまった。
沢田兄妹を捜せ!
久美子はすぐさま、熊井たちに連絡。
野田(成宮寛貴)は3-Dの面々に連絡した。
話はすぐに広まり、手分けしてみんなで探すことに。
だがどこを探しても、沢田の姿は見つからない。
すると、なつみが女友達と一緒に、闇賭博の噂があるカジノに入っていくのを見たという生徒が現れた!
彼は、それを沢田にも電話で伝えたと言う。
きっと沢田はそこに向かったに違いない!
その頃、なつみたちはカジノでナンパされ困っていた。
そこに沢田が現れ、男たちに殴りかかる。
しかし3対1では勝ち目はない。沢田は男たちにボコボコにされてしまう。
その時、警察のガサ入れが入った!
沢田は『ここにいたことは誰にも言うなよ。絶対だぞ』となつみに口止めする。
『あとはお兄ちゃんに任せとけ』
『行けないよ』
『いいから早く行け!!!』
沢田はなつみを逃がすと、力尽きたように床に倒れた。
久美子たちがカジノにつくと、沢田がパトカーに乗せられようとしていた。
『慎!』『慎!』
みんなが必死で名前を呼ぶ中、沢田は警察に連れて行かれた。
雨がザーザー降っていた。
私はあいつの担任だから
翌日、沢田の退学処分が決定した。
『話も聞かずに一方的に退学なんて酷いじゃないですか!』と久美子は猿渡に掛け合った。
でも、どんな理由であれ、深夜で賭博で摘発されるような場所に出入りしていたなんて許されることではない。
『もう沢田とは関わらないように』
久美子は猿渡からきつく忠告を受ける。
でも久美子は諦めなかった。
久美子は警察に行くと『沢田は妹を助けに行っただけなんです』と篠原(沢村一樹)に訴えた。
すると警察も、沢田が店の常連でないことはわかっていて、保護者が迎えに来てくれれば出られるのだと言う。
その後、久美子は沢田と面会する。だがその顔はいつもの沢田とは違う。
『なぁ、沢田。なつみちゃんが退学にならないよう黙ってるんだろ!?』
久美子はそう迫るが、沢田は『このまま何も言わないでくれ』と呟く。
『…ヤンクミ、俺退学になったんだよな?じゃあ、全員揃って卒業は無理っぽいな…』
沢田は久美子の方を見ようともせず、虚ろな目で力なく呟く。
それを聞いた久美子は髪をほどき、眼鏡を外し、沢田の家に向かった。
沢田を迎えにいってもらうために!
熱い想い
だが正太郎には、沢田の話を聞いてやろうなんて気持ちはこれっぽっちもなかった。
『あいつはね、私を困らせたいだけなんです。私が困るのを見て喜んでるんです。あいつは沢田家の面汚しなんです!』
それを聞き、久美子の我慢の尾が切れた。
『なんで自分の子どもを信じてやれないんだよ!そんなんでよく父親だなんて言えたな。
真正面から向き合おうともしないで、結局逃げてるだけじゃねぇか!
あんたはな、親父に逆らって自分を通すあいつが面白くないだけなんだよ!』
『…なんなんだ、キミは!教師のくせに、何様のつもりなんだ』
『私は、あいつの担任の先生だよ』
すると、なつみが出てきて涙ながらに訴えた。
『私、そんないい子じゃないよ。今まで期待されてたからいい子のフリをしてただけ!
本当は言いたいことがいっぱいある!』
なつみは今まで言えなかった想いを吐き出すと、沢田は自分を助けるために捕まったことを打ち明けた。
すると外で騒ぎ声がした。
久美子たちが外に出ると、3-Dの生徒全員が来ていた。
『どうか慎を迎えにいってやってください!お願いします!』
みんなは正太郎に深々と頭を下げた。
慎の釈放
その後、沢田は無事に釈放された。
正太郎が警察に行ってくれたのだ。
沢田が警察を出ると、正太郎は車に乗り込むところだった。
正太郎はしばし息子の顔を見つめると、何も言わず車で走り去った。
すると『よ!』という声がして、久美子と熊井たちが迎えにきていた。
『沢田!お前は1人で抱え込んでんじゃねぇよ。少しは他人に甘えて、友達頼るくらいしろよ』
久美子は言う。
だって沢田には、ピンチの時に一晩中駆けずり回ってくれるような仲間がいる。
沢田のために、親父さんに頭を下げてくれる、仲間がいるんだから!
『もっと弱み見せてもいいじゃねぇか?みんな、おまえにつき合う覚悟はできてんだからよ。な?』
久美子の言葉を聞き、みんなはVサインをして、笑顔で沢田を見る。
沢田はみんなの優しさを知り、胸が熱くなる。
そこに、なつみが来て『ごめんなさい、お兄ちゃん』と謝った。
沢田は照れたようになつみの頭をちょいっと撫でると『バカ』と呟いた。
篠原が猿渡教頭を説得してくれたおかげで、沢田の退学も取り消され、
久美子は『これで3-D全員で卒業することができる!』と晴れ晴れとした気持ちで家に帰る。
おかえり、慎!
翌朝、久美子は沢田を連れ、教室に行った。
相変わらず仏頂面の沢田に、久美子は『ニィ〜ッ』と自分の手で口角を上げさせる。
教室に入ると、生徒たちがクラッカーを鳴らし、飛び出してきた!
天井にはくす玉が。
紙吹雪が舞う中、みんなは沢田を抱えあげ、練り歩く。
沢田の弾けるような笑顔を見て、久美子は心から嬉しくなるのだった。
〜 8話につづく 〜
伝説の7話を見終わって大号泣してもう眠れません………沢田慎の振り幅デカすぎ………一つ確実に言えることは絶対にごくせんは地上波で最終話まで放送すべきです3話からなのに3話から放送しないとか…嫌ァ!!!#ごくせん2002特別編 #松本潤 #沢田慎 pic.twitter.com/AsNNHsG41B
— ネンネン《低浮上極めてます》 (@mi_5msjs) June 10, 2020
https://twitter.com/Anqu_1230/status/1270728684320591874?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1270728684320591874%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_c10&ref_url=https%3A%2F%2Fnaniwa7.com%2Fwp-admin%2Fpost.php%3Fpost%3D1748action%3Dedit
ドラマ『ごくせん』第1シリーズ・7話の感想
うわぁー、最後の慎がめっちゃ笑顔になるとこもいいけど、
なんなんですか?なつみに『ばーか』って言うところは。
私、お兄ちゃんいないからわからないけど、兄妹ってあんなに甘々なんでしょうか?
なんか見てて照れました(>ω<)キャー
そして沢田のお父さん、酷すぎるな〜。
息子に期待してたぶん、退学になった時に裏切られたような気がしたのかもしれないけど、
『あいつは自分を困らせたいだけ』って、それはないだろ〜〜とドラマを見ながらムカムカしてしまいました(´-﹏-`;)
でもやっぱりそんな親でも、慎にとっては唯一無二のお父さんなんですよね。
いつもクールで余裕ぶってる慎が、今回は怒ったり弱音を吐いたり、普通の17歳?18歳の男の子になってました。
それもヤンクミの前で。
それはヤンクミの前だから見せてくれたのかなと思うと、なんだか瞼の奥がぎゅっとしますね〜。
一緒に卒業したかったっていう慎の気持ちがすごく伝わってきました。
そして、慎のためにクラス全員がお父さんに頼みにいく。
クラス全員だよ、クラス全員。
そんなこと普通じゃありえないけど、ごくせん見てるとありえるんじゃないかと思っちゃう。
お父さんも最後は慎のこと迎えにいってくれて、これからちょっとずつ慎との仲もよくなっていくのかなぁと。
なつみも、ほんとの気持ちが言えてよかったですね!
頑なだった慎の気持ちも解けてきて、これからますます盛り上がっていきますよ〜。
次回が楽しみですね!
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/
またの〜。