ドラマ『ごくせん』第1シリーズ 10話あらすじと感想|外見だけじゃわからない。向き合って初めてわかること

にこ

今回は、ドラマ『ごくせん』第1シリーズ・第10話ネタバレあらすじと感想をまとめました。

出典:日本テレビ

久美子(仲間由紀恵)は、見合い話を断れず会ってみることに!

 

そんな中、沢田慎(松本潤)たちが万引き犯に間違われ…!?

 

10話には田中圭さんが出演していて、それも話題になってます☆

それではさっそく、10話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

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ドラマ『ごくせん』第1シリーズ・10話のネタバレあらすじ

ある日、久美子(仲間由紀恵)篠原(沢村一樹)とみんなで飲みに行く約束をする。

でも静香(伊東美咲)菊乃(中澤裕子)はキャンセル。

柏木(坂田聡)も急に夜勤になり、久美子は篠原と2人きりで会うことに!

 

すると篠原は突然、結婚式は神前がいいか?教会がいいか?と尋ねてきた。

久美子はこの後、プロポーズされるのではないかと盛り上がる。

 

失恋…!?

だがその直後、篠原は『レイコ』という女性から電話を受け、店を出ていってしまう。

久美子はいけないと思いながらも、篠原を尾行する。

 

そこで久美子は、篠原が親しそうに女性と話しているのを目撃。

か、彼女…!?

『そうじゃねぇの?』

いつの間にか隣にいた沢田慎(松本潤)に気づき、久美子はびっくり。

久美子はショックを受け、打ちひしがれる…。

お見合いの話

翌朝、猿渡教頭(生瀬勝久)の妻・さち子が白金学院高校にやってきた。

久美子を見たさち子は、次のお見合い相手に久美子を抜擢。

さち子は世話好きで、今まで12組の縁談を成功させているのだ。

 

昨日の痛手を引きずる久美子は話を断るが、『お見合いは女の勝負の場だ』と言われたら黙っちゃいられない。

久美子はお見合いという名の勝負に挑むことにした!

 

そんな久美子の気になるお相手は、英翔学園高校の国語教師・伊集院俊彦(樋口浩二)

英翔学園といえば、静香と菊乃も羨むエリート高。

久美子は極妻風の黒の着物姿でお見合いに臨んだ。

久美子らしいお見合い

その場所には、久美子の様子を偵察に来た沢田、内山(小栗旬)野田(成宮寛貴)熊井(脇知弘)もいた。

 

そこに子供が走ってきて転び、『大丈夫?』と久美子は優しく助け起こす。

久美子は『こういうとこでは静かにしようね』と諭すが、『うるせぇ、ババア!』と男の子はおもちゃのピストルを発射する。

『ババア!?なんて躾のなってないガキなんだ!!!』

叫ぶ久美子を見て、周りはドン引き。

久美子は慌てて男の子の頭を撫でるが、男の子は涙をポロリとこぼし、走っていく…。

 

その後のお見合いは、もうボロボロ。

久美子はクタクタになって帰宅する。

てつ(金子賢)は、久美子が堅気の男と見合いしたことを知り、ショックを受ける。

お見合いの返事

翌朝、久美子はお見合いを断ろうとするが、伊集院から『久美子とお付き合いしたい』という意外な返事が!

 

3-Dのみんなは物好きもいるものだとはやし立てるが、熊井だけは元気がない。

熊井は、久美子が結婚したら学校を辞めてしまうのではないかと心配になったのだ。

 

その夜、久美子はしかたなく伊集院に会う。

すると伊集院は、英翔学院に数学教師の空きがあるから久美子を推薦しておいたという。

 

『自分と付き合うなら、それ相応の学校で働いてほしい』と勝手なことをほざく伊集院に、久美子は激怒。

そこに、熊井たちが万引きをして捕まったという知らせが入る。

 

伊集院さん、この話はなかったことにしてください。失礼します

久美子ははっきり縁談を断ると、急いで学校に向かった。

濡れ衣

久美子が職員室に入ると、篠原と柏木が来ていた。

ゲームショップの店長は、商品が戻ってきたので被害届は出さないと言ってくれていた。

でも熊井は『このまんまじゃ俺たちがやったみたいじゃないかよ!』とブチ切れる。

内山が店長を殴ったのだって、万引きしていないのに、白金学院の生徒だからと決めつけるような言い方をされたからだ。

 

沢田から、英翔学院の生徒が熊井にぶつかってきて、落としたゲームソフトを内山が拾っただけだと聞いた久美子は、熊井たちを信じることにする。

4代目を継いでほしい てつ

帰宅した久美子は、てつにお見合いのことを訊かれる。

久美子が断ったことを知ったてつは、ホッとする。

だが、てつにはもうひとつ気がかりなことがあった。それは久美子がこれからもずっと先生を続けるのか?ということ。

やはりてつは、大江戸一家の4代目を久美子に継いでほしいのだ。

 

教師の代わりは他にもいるけど、大江戸一家の4代目はお嬢しかいないじゃないですか』

『違うよ、てつ。先生にだって代わりはいない。こいつらの先生は私しかいないんだよ』

久美子は生徒たちの写真を見ながらそう呟く。

 

だが、てつは納得できず、部屋を飛び出す。

そんなてつをおじいちゃん(宇津井健)は呼び止め、一緒に飲むことに。

 

その口ひげ、久美子が4代目を継いでくれるよう願掛けで伸ばしてるんだって?

おじいちゃんは話を聞いていたのか、てつに話を切り出す。

 

人には天職ってものがある。だがそれに出会える人間はそういねぇ。もし、久美子にとって教師が天職なら、俺は応援してやりたいと思ってる

おじいちゃんの話を真摯に受け止めたてつは、久美子の仕事ぶりを確かめることにする…。

見た目や成績じゃ、はかれないもの

翌日、久美子は覚悟を決め、英翔学院高校を訪れる。

するとひと足早く、沢田たち5人が学校に来ていた。

そこにはお見合い相手の伊集院がいた!

 

沢田たちは伊集院たち英翔学院の教師に、万引きした生徒が出てくるまで帰らないと言い切った。

 

『おい!俺にぶつかったやつは出てきやがれ!』

熊井は校舎に向かって叫ぶ。

 

警察を呼ぶという伊集院に対し、内山は『上等じゃねぇか』と食ってかかる。それを沢田が手で抑える。

 

そこに『おまえら!なにやってんだ!』と久美子が登場!

久美子を見た伊集院は『こいつらの言っていることはめちゃくちゃですよ。さっさと連れて帰ってください』と訴える。

だが、久美子は『私の生徒に濡れ衣を着せた生徒を連れてきてください』と、き然とした態度で言い返す。

 

確かに、沢田たちはガラも悪いし言葉遣いも悪い。

英翔学院の生徒は成績優秀でエリートかもしれない。

だがそれだけだ。

あんたは自分の生徒を信じてるわけじゃないんだな。あんたが信じてるのは、学校の名前と、てめぇのプライドだよ。

人と人ってのは腹を割ってつき合って初めてどんな奴か見えてくるものだろ?見た目や肩書きで何がわかるんだよ。

心の中まで見えるのか?

 

久美子は、沢田のことを妹のためならなんでもできる奴だと言った。

内山のことを、母親のことをすごい大切にする奴だと言った。

熊井も野田も南(石垣佑磨)もみんな、他人のことを思いやれる心の持ち主だ。

それが見ただけでわかるのかと、久美子は言った。

 

久美子はみんなを振り返ると、最初はみんなのことがわからなかったと正直に告げる。

でも本気で向き合ううちに、3-Dの生徒はみんな、義理人情のわかる温かい人間だということがわかってきた。

 

私はこいつらを、私の生徒を信じてます

久美子は伊集院の方に向き直ると、胸を張ってそう告げた。

 

そこに、篠原と柏木がやってきて、防犯カメラに映っていた生徒の写真を見せた。

『こいつだよ!』

写真を見た熊井は叫ぶ。

こうして無事に、熊井たちの疑いは晴れた。

 

その後、久美子は、沢田がみんなに呼びかけ、自分たちのことは自分たちでケジメをつけようとしたことを知る。

沢田は久美子がクビになるのを覚悟で、1人で英翔学院にいくんじゃないかと思ったのだ。

 

それを聞き、久美子は涙をいっぱい溜めた目で『この!このこのこの!』と沢田の頭をグシャグシャにする。

 

久美子はこれからも生徒たちとトコトン向き合っていくことを誓うと、沢田たちと笑顔で帰っていく。

 

その姿を陰から伺っていたてつとミノル(内山信二)は大感動。

てつは願掛けをしていた口ひげを剃る。

てつは久美子が先生を続けることを認め、応援することに決めたのだ。

 

でも、てつが諦めたのは“久美子が4代目になること”だけだ。

これからも久美子を想う気持ちに変わりはない。

おじいちゃんはそんなてつを見て、黙って頷いて見せるのだった。

幸せになろう!

翌朝、出勤途中の久美子は篠原と会う。

篠原が言っていた結婚式は、妹のれいこのものだと知り、久美子は大喜び。

『私、幸せです!』

と告げる久美子を見て、3-Dの生徒たちは冷やかす。

 

久美子は『私と一緒に幸せになろうな〜!』と叫ぶと、先頭を切って走り出す。

久美子の教師人生はまだまだこれから!

11話につづくのです…!

 

https://twitter.com/mjwish_h/status/1281871226240028672?s=20

https://twitter.com/Ch5S_Weasley/status/1275390873065320452?s=20

ドラマ『ごくせん』第1シリーズ・10話の感想

ごくせんにいろんな人が出てるのは知ってましたが、今回、万引き犯として田中圭さんが出ててびっくり!

ごくせんって、ほんと若手俳優の登竜門的存在だったんですね(@_@)

 

今回の話は、久美子の失恋?!から始まり、お見合い→断る→やっぱり篠原さんが好きという久美子の恋バナ盛りだくさんでしたね。

それを見守る沢田の顔がなんとも微妙。

口には出さないけど、どう思ってるのかなぁと気になりました。

 

おまけに最後、久美子を守るために自分たちでカタをつけにいこうとした沢田がカッコいい!

でもあのまま久美子が来なかったら、間違いなく退学の騒ぎになってたと思うけど…。

 

万引きした子が自分から出てきてくれたら、もっとよかったかもなぁと思いました。

防犯カメラの写真を見せられて、篠原と柏木に連れて行かれる伊集院がまるで犯人のようでした(^_^;)

 

伊集院は最後まで久美子に『私は私のやり方で、生徒たちと向き合っていきますから』と言われて、どう思ったかな。

いいとこなしで終わった伊集院だけど、久美子の真っ直ぐで熱いハートが伊集院にも届いてればいいなと思います。

 

あ、そういえば今回ヤンクミは髪も結んだまま、眼鏡もかけたままだったなぁ。

いつもより叫びなし、大人しめの言い回しだったけど、抑えた口調がいつもと違ってよかったです。

久美子が、沢田のいいとこや内山のいいとこをあげて、外側を見ただけでわかるのかよ!と言うところが泣けました。

ほんとそうだ。人間ちょっと話したくらいじゃ何もわからない。

 

私だって一見なんの悩みもなさそうだけど、悩んでいるのよ〜〜。

それに話したってわかってもらえないことは山のようにある。

みんな、そんな思いを抱えながら、でもわかってほしくているのかもしれない。

今日は朝から凹んでいたので、ごくせん見て元気になれてよかった!

 

最終回まであと2回!頑張りましょう〜!

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの〜。

 

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