ドラマ『ごくせん』第1シリーズ・3話ネタバレあらすじと感想|ふと見せる慎の笑顔がたまらない!

にこ

今回は、ドラマ『ごくせん第1シリーズ・第3話ネタバレあらすじと感想をまとめました。

出典:日本テレビ

白金町で、夜に女性やお年寄りを狙った連続ひったくり事件が発生!

 

“若い金髪の男が犯人”という目撃証言から、久美子(仲間由紀恵)のクラスの内山(小栗旬)が犯人ではないかと疑われます。

 

 

内山の無実を晴らすため、動き始めた久美子と沢田(松本潤)たち!

 

はたして犯人を捕まえることができるのでしょうか?

それではさっそく、3話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

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ドラマ『ごくせん』第1シリーズ・3話のネタバレあらすじ

ある晩、山口久美子(仲間由紀恵)は進路希望調査の紙をまとめていた。

でも3-Dの生徒たちは皆、ふざけた回答ばかりで久美子は嫌になってしまう。

 

そんな中、白金町で女性やお年寄りばかりを狙う連続ひったくり事件が発生!

さっそく白金学院高校にも、篠原(沢田一樹)柏木(坂田聡)が聞き込みにやってきた。

 

被害者の証言によると、犯人は学生風の男だという。

篠原はこの辺りの全ての高校を回っているというが、またしても猿渡教頭(生瀬勝久)は証拠もないのに3-Dの生徒が怪しいと言い出す

 

内山の事情

そんな中、久美子はクラスの内山晴彦(小栗旬)が半期分の授業料を滞納していることを知る。

内山は父親と死別し、今は母のさゆり(朝加真由美)と2人暮らし。

さゆりは生活費や内山の学費を稼ぐため、昼は食堂で、夜は弁当工場で働いていた。

 

でもそんな親の苦労を知ってか知らずか、内山は小中高と問題を起こしてばかり。さゆりはその度に謝りにいっていた。

 

久美子がさゆりの働いている食堂へ行くと、さゆりは先月体調を崩して入院していた。

さゆりはなんとか高校だけは卒業させてやりたいと言うと、支払いをもう少し待ってもらえるよう頭を下げた。

疑われる内山

その夜、またお年寄りを狙ったひったくり事件が発生!

犯人は長髪で金髪の男だと判明する。

 

道にはズラズラとひったくり犯の容姿が描かれたポスターが貼られ、内山だと噂になった。

でも、内山をよく知る熊井(脇知弘)南(石垣佑磨)野田(成宮寛貴)は、内山が犯人だとは思えない。

 

熊井が『いっちょ自分たちで犯人を探してやるか!』と提案し、沢田慎(松本潤)も賛成。

いつの間にか話の輪に入っていた久美子も混ざり、張り込みを開始することになった!

優しい内山

その頃、内山は学校に行かず、捨てられた子犬にミルクをあげていた。

この前歩いていたら内山についてきてしまい、それから内山は世話をしているのだ。

 

それを見て、小学生の女の子たちが『可愛い〜見てもいいですか?』と近寄ってきた。

なんだかんだ内山もいいところがあるのだ。

張り込み開始!

その夜、さっそく久美子たちはひったくりが起きそうな場所を見回ることにした。

でも、怪しい人物はいなかった。

 

『ま、今日はここまでにするか。明日もあるしな』と呟く久美子の言葉を聞き、みんなは『え〜!俺らそんな本気じゃないんだけど』と文句を言った。

でも久美子はやる気満々だ。

それを見て、沢田はフフッと微笑んだ。

 

するとそこに、偶然内山が現れ、久美子は自分たちが犯人を捕まえてやるから安心して学校に来いと声をかけた。

でも内山はそんなことは気にしていないし、学校にも来る気がないと言う。

 

久美子は『母ちゃんが心配してんのがわからねぇのかよ』と食い下がるが、内山は『親は関係ねぇ』とうるさそうな顔をして行ってしまう。

 

バレたらあかん

翌日も内山は学校を休み、熊井たちはやっぱり、ひったくりと何か関係があるのかと不安になる。

 

そんな生徒たちを見て、久美子が立ち上がる!

こうなったら犯人が次の犯行まで待っていられない。

久美子は自分が囮になり、犯人をおびき寄せることにした!

 

一方、内山は、さゆりに学校をやめて働くことを伝えていた。

さゆりは、仕事は卒業してからでいいと説得するが、内山は『どうせそっちだって俺がいない方が楽だろ?』と言い捨て家を出ていった。

 

その頃、久美子は、舎弟の朝倉てつ(金子賢)に頼んだものを取りに、てつとミノル(内山信二)営むたこ焼き屋の屋台にきていた。

するとそこに英語教師の藤山静香(伊東美咲)が現れ、一緒にいるのを目撃されてしまう!

 

静香は、てつがこの前合コンで柏木に掴みかかった男だと気づき、話しかけてきた。

どうやら、てつは静香のタイプらしい。

 

焦った久美子は『私、もっと美味しいたこ焼き屋さんを知ってるんですよ』と嘘をつき、静香を無理やり連れて行った。

 

久美子がもし、任侠集団『大江戸一家』の3代目・黒田龍一郎(宇津井健)の孫娘だとバレたら、学校にはいられないからだ!

 

犯人の正体

その夜、久美子はてつの用意してくれたイケイケファッションに身を包み、金髪のウイッグを被り、スタンバイした。

足元はいつでも走れるようにスニーカー。

 

南、野田、熊井には『なんだよ、その格好〜』と不評だが、沢田は1人笑いが止まらない。

でも熊井たちに『慎、どう思う?』と話を振られると、沢田は何ごともなかったかのように笑いを引っ込め『いいじゃん、別に』と答えた。

 

久美子は名付けて『3年D組金髪先生大作戦』と題してモデルウォークで何度も往復するが、そんな怪しい女に犯人が寄ってくるわけもない。

 

その時、少し離れた場所で悲鳴があがり、ひったくり事件が発生!

沢田たちは急いで犯人を追いかけた。

 

久美子は逃げる犯人の前を塞ぐと、ラリアットしてエルボして犯人を確保!

その上に南、野田が乗っかり、さらに仕上げに熊井がドーン!

犯人はすっかり伸びてしまった。

 

久美子たちが犯人のサングラスとマスクを外すと、学生ですらない。

なんとそれはゲーセンの店長だった。

感謝状

翌日、沢田たちは警察から感謝状をもらった。

表彰される熊井たちを見て、久美子はとても嬉しそうだ。

その笑顔を見て、沢田はつい微笑んでしまう。

 

その後、篠原はお礼も兼ねて生徒たちに食事をご馳走したいと申し出た。

でも久美子はそれは自分だけが行く約束にして、沢田たちには学食で好きなものを食べさせた。

 

でも当然、学食のメニューじゃ、野田たちは不満そうだ。

久美子は『いいじゃん、これで内山の疑いが晴れたんだし』と言うと、隣で食べている沢田の仏頂面を見て言った。

『いいかげんその何考えてるのかわかんない顔やめろよ』

 

するとそこに、保健室の先生・川嶋菊乃(中澤裕子)が飛び込んできた。

内山が寺泊という生徒を殴り、全治1週間の怪我を負わせたというのだ。

ケンカの理由

『喧嘩の理由はなんだ!』と猿渡は内山を責めるが、内山はいっこうに口を割ろうとしない。

 

寺泊は全国作文コンクールで入賞した優秀な生徒だ。

猿渡はすっかり内山が悪いと決めつけていた。

内山は『学校やめます。お世話になりました』と頭を下げると職員室を出ていった。

 

その後、内山が寺泊を殴った理由が判明した。

なんと寺泊は、内山が拾った子犬に石を投げ、いじめていたのだ!

 

内山が学校を辞めようと思った理由

その頃、内山は寿司屋で働かせてもらえないかと頼み込んでいたが、問題を起こされたら困ると断られていた…。

内山ががっかりして店の外に出ると、沢田が立っていた。

 

沢田は内山に本当に学校を辞めるのか確認すると、自分もいつ学校を辞めてもいいと思ってたけど、最近学校に来るのが楽しくなったという。

それは久美子が来てからだ。

 

そこに久美子が走ってきた。

久美子は内山が寺泊を殴った理由はもうわかったから、学校を辞める必要はないという。

 

でも、内山の母・さゆりはこれから寺泊の家に謝罪にいくと言っている。

お母さんの気持ちを考えたことがあるのかと、久美子は訴えた。

 

だが内山は『うるせぇんだよ!』と久美子を突っぱねた。

中学の時からずっと、母親はしょっちゅう学校に呼び出され、そのたびに謝っていた。

その姿を内山はずっと見てきた。

そんな自分が、高い学費を払ってまで学校にいる意味はない。

俺がいなくなったほうがあいつだって清々するに決まってんだよ!

内山は叫ぶと、仕事も決まったし、これからは1人で生きていくと言った。

 

でも久美子は納得できない。

『今まで誰の稼ぎで生活してきたのかわかってんのか?全部おまえの親が必死で働いたからだろ?

今までお前が手ぇつけらんないからって、おまえの母親が逃げたことがあったかよ!』

久美子は叫んだ。

 

すると『わかってるよ。こいつはちゃんとわかってるよ』と沢田が内山の代わりに口を開いた。

内山が学校を辞めるといったのは、先月体を壊して入院した母親を心配し、これ以上無理させたくないと思ったから。

 

ズバリ沢田に言い当てられ、内山は『余計なこと言ってんじゃねーよ』と目を反らした。

それを聞き、久美子は素直に、言い過ぎたことを内山に謝った。

 

行こう。このまま1人で母親に頭を下げさせるのか?

沢田の言葉に背中を押され、内山は走り出した。

親っていいね

3人が寺泊の家の前につくと、さゆりが寺泊の母親に頭を下げていた。

 

さゆりはどんな酷いことを言われてもじっと耐え続けるが、息子の悪口だけは許せなかった。

息子は理由もなく人を殴る子じゃありません』というさゆりを見て、内山は飛び出した!

内山はさゆりの隣に並ぶと、『すいませんでした!』と深々と頭を下げた。

 

その帰り道、内山は『ごめん』とさゆりに謝った。

それを聞き、さゆりは『なに言ってんのよ。可愛いね〜』と笑みを零した。

 

仲良く帰っていく2人を見て、久美子は『親っていいもんだよな』と涙ぐむ。

そんな久美子を見て沢田は『おまえが勘違いして大騒ぎしたんだろうが。ま、悪くなかったけど』と呟いた。

その顔はまだまだ何を考えてるのかわからなかったけど、久美子はなんだか嬉しくなって、沢田の頭をくしゃくしゃっと撫でた。

『あんた、いいやつだよな!』

『お前に言われたかねーよ』

沢田はその手を振りほどくと、触れられた部分に手をやり、歩き出す。

 

その夜、久美子は、内山とさゆりの関係を羨ましく思い返していた。

 

久美子の両親が亡くなってからもう16年。

久美子の母・由梨子は久美子の年にはもう母親になっていたという。

 

久美子は、疲れてテーブルで寝てしまった、てつとミノルに毛布をかけると、とりあえずはこいつらの母親代わりかなとつぶやいた。

 

退学取り消し!

後日、久美子は寺泊の暴力を目撃した小学生の女の子たちを連れ、寺泊のもとを訪れた。

動物虐待は、1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金。

それを聞き、寺泊は青ざめた。

 

その結果、寺泊は訴えを取り下げ、内山の退学の話もなくなった。

こうしてまた内山は仲間たちとつるみ、笑顔を見せるようになった。

今日は母ちゃんの手作り弁当だ。

 

野田たちは、そういえばひったくり犯を捕まえたご褒美は学食なんかじゃなくて、もっと豪華なものにしてほしいと久美子に訴えた。

 

久美子は『その話はまた後日…』と逃げ出すと、沢田に『あいつらに言っとけよ。おごるのは1回だってな』とすれ違いざまに頼んだ。

 

自分で言えよ、ヤンクミ

久美子はそのまま行こうとして振り返る。

ちょっと待った!お前初めて私のことヤンクミって言ったな!

『言ってねぇよ』

拒否る沢田を指差し、久美子は笑う。

 

『よーし、午後も頑張るぞ〜!!!』

久美子は気合いを入れるのだった。

 

〜 4話につづく 〜

 

ドラマ『ごくせん』第1シリーズ・3話の感想

とにかく慎がヤンクミを見る時の笑顔が優しくて可愛い〜〜!

 

今までずっと仏頂面だった慎が時折見せる笑顔。

久美子も誰も気づいてないのに、視聴者は気づいちゃうという。

その特別感が最高〜。

あー今、笑った〜!みたいな。

 

ツンデレ大魔王の微笑みに見事にやられてしまった回でした。笑

 

 

それに対し、今回の久美子の言い分はあまり気持ちよくなかったかな。内山を責めすぎというか。

内山が黙ってるからよけい話がこじれたせいもあるけど、もっと内山がなんで学校行かないと言い出したのか聞いてあげてほしかったなぁ。

 

その辺りを慎がうまくフォローしてくれたのでよかったです!

ヤンクミが熱血先生なら、沢田は人をよく見てアドバイスできる、いい先生になりそう。

いいコンビですな~☆

 

それではここまで読んでくださりありがとうございました\(^o^)/

またの〜。

 

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