にこ

出典 : 公式ホームページ
とうとう、つき合い始めた美々(波留)と青林(松下洸平)。
しかし2人はぎこちなく、未だにSNSで話しているだけ…。
そんな中、青林が出張で新型ウィルスの検査を受けることになり、
「もし陰性だったら僕と…」と意味深なメッセージを送ってきて…!?
それではさっそく、7話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。
『#リモラブ』7話のネタバレあらすじ
とうとう、つき合うことになった美々(波留)と青林(松下洸平)。
今日は出勤前にモーニングデートをするというので、八木原(髙橋優斗)と栞(福地桃子)が行ってみると、約束は8時なのに青林は6時からカフェで待っていた。
そこに美々がやってきて、遠巻きに見つめる八木原たち。
青林は美々の後ろ髪が豪快にはねているのを見つけると、直し始めた。
《…これはイチャコラ!?私の苦手な。。イチャコラしてますナウ!》
でも美々の髪の毛は押さえても押さえてもピョンとはね上がる。
美々はイチャコラは嫌いだったはずなのに、思わずニヤ~。
…が!産業医としてこれは、感染拡大予防注意案件!
美々は緩んでいた顔を引き締めると、『自分でやります!』と直し始めた。
その様子を見ていた八木原たちは、青林に近づき、注意する。
『美々先生は、イチャコラするのが苦手なんです』
『イチャコラや壁ドンは鳥肌が立つほど嫌だって…』
『お願いします、2度としないであげてください』
2人に頼まれ、青林は素直にそれを受け止めた。
そばにいても
一方、青林の元カノ・我孫子沙織(川栄李奈)と美々はすっかり仲良しに。
五文字(間宮祥太朗)との関係も良好で、美々の恋は順調そうに見えた。
でも、『本当にそうか?』と精神科医の富近ゆり(江口のりこ)は首を傾げる。
なぜなら、美々と青林は休憩中に顔を合わせているときでも、SNSでやり取りをしているからだ。
いつものベンチに座り、さっき沙織に教えてもらったスナネコの赤ちゃんの写真を青林に送る美々。
スナネコの赤ちゃんが青林に似ていると言われたのだ。
けれどもSNSはきっかけにすぎない。
現実の世界でちゃんと向き合わないと愛は育たない。
朝鳴部長(及川光博)は前にそう忠告したはずなのだが…。
楽しいやり取りの時間はあっという間に終わり、
『またね』と美々の顔も見ずに去っていく青林。
美々はそんな青林を追いかけると、少し傾いたネクタイを直してあげた。
これはイチャコラでは!?
美々がイチャコラは嫌いだということを思い出した青林は、『自分でやります』と美々から離れ、ネクタイを直し始めた。
《…今のはなに? 感染拡大予防意識高めの結果?》
美々が近づくと、ふいと離れる青林。
《私に近づかれたくないの??そうなの?》
美々は自分が臭かった?と考えるがそんなことはない。
青林が何を考えているのかわからず、美々は途方に暮れるのだった。
新型ウイルスの検査を受けることになった青林
そんな中、青林は大阪出張に行くため、新型ウイルスの検査を受けることに。
それを知った五文字は、陰性だとわかったらこれは濃厚接触できるチャンスだと、青林を焚きつける。
2人はもう両想いなんだから、
『美々、今日は帰したくない』と呼び捨てにすることだってできるのだ。
それを聞き、青林は大慌て。自分なりのケジメをつけてからという。
『ふ~ん。のんびりしてると知らないからね~。僕が横取りしちゃうかも』
『え?』
『冗談だって冗談。男ならちゃんとつかまえておかないと』
五文字は「もし検査結果が陰性だったら、僕と濃厚接触しませんか?」と言うよう、青林にアドバイスした。
意味深なメッセージ
その頃、美々は《私に近づかれたくないのかな…》と家で悩み中。
すると青林から「美々」といきなり呼び捨てメールが届く。
しかしスクロールすると「さん」がついていて、がっかりする美々。
でもこういうところも青林の可愛いところ。
美々が「呼び捨てでも構いませんよ」と返事すると、
真面目な青林は「いきなりは無理なので、美々さん」と呼ぶことに。
「美々さん、僕、大阪出張に行くことに決まりました」
「そのために検査を受けるよ」
「もし検査結果が陰性だったら」
そこで青林は打つのを戸惑い、変な間があき、美々は先が気になってしょうがない。
「僕と」
…僕と?
僕と濃厚接触してくださいって、そういうこと??
美々が期待して待っていると
「大阪、楽しみだなー。うまいもん食べてきまーす」と、おちゃらけた返事が。
そしていつものように「大阪うまいもんシリーズ!」と、たわいないやり取りをして、肝心なことが言えず、心で泣く青林。
美々はますます混乱し、
《私に近づかないのに、濃厚接触はしたいの?どういうこと?わからな~い!》
と、ソファにぐったり倒れこむのだった。
腹巻き珍騒動
翌日、青林が美々のところに健康診断を受けにきた。
終了後、『もし検査結果が陰性だったら…?』と美々は尋ねるが、
青林は『ありがとうございました!』と逃げるように出て行ってしまう。
その時、八木原が青林の忘れ物に気づく。
それは青林のお父さんが持ってきてくれた茶色の腹巻き!
でも八木原は、こんなものを青林が身に着けていると知ったら美々ががっかりすると思い、
『ハンカチです』
『帽子です』
『あ、マスクです、大きめの』と、ごまかす。
でもどう見てもこれは腹巻き。。
そこで八木原は自分のものだとごまかし、慌てて外に出た。
するとそこに、栞がお弁当を届けにきてくれた。
八木原は腹巻きを隠しながら、屋上へ。
でも大きすぎて隠せず、栞に見つかって嫌がられてしまう。
それを見た美々は『私の腹巻きです!』と手を挙げ、お腹にあてる。
『何言ってるんですか、僕の腹巻きです』
『私のです!安心して、栞ちゃん』
『でもそれ、男物…。サイズ合わないんじゃ…』
『そんなことない!ちょうどいいです』
美々はその場で腹巻きをはき始めた。
いつも自分のことを気にかけてくれる八木原のためなら、こんなこと朝飯前だ。
その時、後ろに青林が現れ、美々はフランス料理の私が…、もうおしまいだ~!と天を仰ぐ。
『それ、僕の』
『…はい!?』
青林があっさり言うので、美々はびっくりして聞き返した。
SNS上のイチャコラ?
一方、富近は朝鳴と談笑中。
朝鳴は、息子の保に何を買ってあげたらいいか悩んでいた。
すると『新しいお母さんは?』と富近。
『・・・・・あら?どこだろ?あら~?』
朝鳴は動揺し、その辺を探すふりをした。
そこに『1度使ったので洗ってお返しします』と美々と青林が慌ただしくやってきた。
『いえ!いいんですよ、そんな!』
そこで富近たちに見られていることに気づいた美々は、ハッとしてSNSに切り替え、話し始めた。
腹巻きをつけている姿が可愛かったと青林に言われ、
《…これは、SNS上のイチャコラ!》と喜ぶ美々。
「そんなァ」
美々がくねくねしながら返事を打っているのを見て、朝鳴は何か言いたくてたまらない。
あの腹巻きは、亡くなったおばあちゃんの形見のアップリケ(赤鬼?)がされていて、父とお揃いの大事なものらしい。
もっと好きになりたいのに
その夜、富近と沙織は、美々の部屋でワインを飲んだ。
沙織は男の人を動物に例える癖があり、美々は食べ物に例える癖がある。
『じゃあ、青林さんは?』
沙織はいっせーので、それぞれが思ったことを言うことにした。
すると、沙織はマシュマロ、富近はえび天、美々はキャベツという結果に。
キャベツならなんにでも合いますねと沙織は笑うが、
『どうだろ?』と富近はまた首を傾げる。
キャベツだと思ってたら毒キノコかもしれないし、
スナネコの赤ちゃんだと思ってたら猛獣かもしれない。
でも何かに例えるのは、そういうものだと決めつけたほうが安心するから。
今の世の中、体でつながろうが、SNSでつながろうが、繋がり方は人それぞれ。
問題は、その先。心がつながってるかどうか。
お互いをよ~~く知る。
それは簡単そうに見えて、とても難しいこと。面倒なことでもある。
だから浅いところだけ知って、それでいいやって浅瀬でぱちゃぱちゃ泳いでる。
それが1番カッコ悪い。
『私だって思うよ。
深く知れば知るほど、自分とは考え方、感じ方が違うってことを知るわけだから。
嫌いになったらどうしよう。
ずっと好きでいたいのに。もっともっと好きになりたいのに。
お互いを知ることで気持ちが冷めてしまったらどうしようって』
その時、チャイムが鳴り、朝鳴がやってきた。
実は今日は富近の誕生日で、ここにいると聞いて真っ赤なバラの花束を買ってきてくれたのだ。
『ハッピバースディ トゥ~、ゆりっぺ。はい、素晴らしい1年を』
それだけ言うと、朝鳴は帰っていった。
誕生日だと知らなかった美々と沙織が『おめでとうございます』と言うと、富近は動揺。
『こんなこと、私の人生にあってはならないことなのに!なんてことするんだ、肇ちゃんは!』
『…どんどん好きになりたいのに?』
『そう!こんなのもらったらどんどん嫌いになっちゃう!』
『でも嬉しいですよね?富近先生、嬉しそうですよ?』
沙織と美々は、慌てる富近の顔をにこにこしながら覗き込んだ。
恋愛は怖い?楽しい?
そして翌日、青林の検査結果が出た。もちろん陰性。
『土曜の夜には戻ってくるので、また連絡するね。いや、…しますね』
『お気をつけて、行ってきてください』
その様子を見ていた八木原は『なんで濃厚接触したいですって言わないんですか?』と美々に言う。
でも美々は、それは青林のほうが「検査結果が陰性だったら」「僕と」と言ってきたんだと返す。
『その先は?なんで聞かないんですか?』
『…避けられてるから。それに何を考えているのかわかんないんだって』
『わかんないなら聞けばいいじゃないですか!
朝鳴部長が言ってました。現実の世界でちゃんと向き合わないと愛は育たないって』
『富近先生が言ってた。相手を知ることは怖いことでもあるって』
けど『知るって楽しいことでしょ?』と八木原は言う。
『相手の知らないことを知ったり、自分の知らない自分を知ったり、だから恋愛は楽しいんじゃないですか』
『恋愛は楽しいだけじゃないです』
『いや、めっちゃ楽しいっす!
美々先生、僕は美々先生にもめっちゃ楽しいっすっていう恋愛をしてほしいです。
終わってほしくないです』
その言葉は、美々の心に突き刺さった。
草モチと檸檬の卒業
そして土曜日の夜。
美々が思い切って青林にメールしようとすると、八木原&栞から電話がかかってきた。
八木原たちは今、遊園地デートを楽しんでいるらしい。
2人に『頑張ってくださーい』と言われた美々は、ムカッとして青林にメール。
すると青林は今、東京に戻る新幹線の中で、やたら富士山の話をしてくる。
「いや、富士山はいいから」
「富士山、いいですよね~」
《…ああ、その”いいから”じゃなくて》
すると青林は最近ずっと考えていたことを話し始めた。
自分たちはこうしてSNSでやり取りすることにすっかり慣れてしまっている。
会うとうまく話せないことのほうが多いのに…。
たとえば、この前送ったイルミネーションの写真。
それを見て「綺麗だね」ってやり取りしたけど、
本当は隣に並んで2人で一緒に綺麗だねって言いたい。
美味しいものを食べたら、それを写真に撮って送るんじゃなくて、一緒に並んで食べたい。
さっきの富士山も。
だから青林は写真を送らなかったという。
いつも美々が送ってくれるインドのへんてこ動画も、一緒に並んで見られたらいいなと。
それにこのままでは、いつまでたってもほんとのことは隠れたままで、お互いのことを深く知らないままで終わってしまう。
知らなくても、それはそれで楽しく過ごせてしまうから。
美々はインドのへんてこ動画はインド飯ジャーニーという名前があるというと、自分もSNSに頼ってしまうところがあると認めた。
すると「頼るのはもう僕だけにしてもらっていいですか?」と青林。
もう草モチは封印。檸檬も卒業。
これからはSNSはいっさい使わず、直接話そうというのだ。
「わかりました。じゃあこれが最後。最後にします」
「檸檬と草モチの最後のやり取り」
「檸檬さん。これから逢いませんか?」
「逢ってくれませんか?」
「逢いたいです」
「はい」
「僕も逢いたいです」
今はこのままで
その後、美々は外のベンチに座って、青林の帰りを待った。
そこに大阪土産を持って青林がやってきた。
家の中に入った青林はソファに座り、ソワソワ。
あまりの静かさに美々はびっくり。
《そうか、濃厚接触するつもりなんだよね、だから緊張して…。ん?待てよ?》
そこで美々は試しに青林の隣に座り、寄りかかってみた。
すると美々がイチャコラするのが嫌いだということを思い出した青林は、慌ててその場から離れ、勢いでベッドにぶつかり、そこに体育座りした。
『…すいません』
青林が謝るので美々が首を傾げると、青林も首を傾げる。
そこにまた八木原から電話がかかってきた。
八木原は、美々がイチャコラするのが嫌いだと青林に言ったことが気になり、電話をかけてきたのだ。
それでか~と思った美々は、ちょいちょいっと青林を無言で手招きしてソファに座らせた。
なぜか言葉少なにジェスチャーで話す2人。
ビールを開けて無言で乾杯。
『…あの、お話しませんか?まず、イチャコラについて』
『嫌いなんですよね?』
『時と場合と相手によります!』
『え?』
『ちょっとしたイチャコラなら…』
すると青林は『じゃあ、たとえばこういうのは?』と美々をソファにそっと押し倒し、顔を近づけた。
美々はドキドキして『近い、近い!』と顔を背けるが、『なんていうか、これならOKです』と答える。
『じゃあ、こういうのは?』
髪を撫でるのも、OK。
『じゃあ、えっとすいません。こういうのは?』
青林は美々を起こすと、後ろからバックハグ。
『こ、こ…、これはあ、あ、あの…』
『飛沫が飛ばないのでいいかと』
『あ、え…、じゃあ、ほ、保留で』
『はい』
青林は美々から離れると、ずっと言おうと思っていたことを話し始めた。
『検査結果が陰性だったら、僕と…』
それを聞き、美々は覚悟していたはずだった。
でも実際こういう展開になるとやっぱり心の準備ができてない!
『あの、ちょっと待ってください。待ってください』
『僕と…、僕と、岩手に行きませんか?』
…え?
『僕の実家に行きませんか?』
それを聞いた美々は、カクッと横に倒れる。
美々の反応を見た青林は『いつもSNSでやり取りしてるときもそんなですか?可愛い~』と大喜び。
美々はいつもSNSをしてる時の姿勢をあれこれやってみせ、盛り上がった。
そのうち2人はベッドに寝っ転がり、
『こんなとか、こんなとか~』とベッドの上をゴロゴロ。
そこで美々は『濃厚接触しませんかって言われると思ってました』と思い切って話を切り出した。
『そういうのは…』
『青林さんは言わないんですね』
『ケジメをつけてから…』
青林は、まだ五文字のことを気にしていた。
五文字がSNSを始めて、そのハンドルネームが檸檬2だと知った青林は、いいご縁があるようにと心から願っていた。
それに青林は、手を繋いで寝るだけでめっちゃ幸せなのだ。
『そんな感じ』
2人はベッドに寝っ転がったまま、上を見上げた。
お互いの手が触れそうなくらい近くにあるのに…
『じゃあもう遅いし、帰るね。またね』
青林は立ち上がると帰ろうとした。
『青林さん、もう少しお話しませんか?あと5分だけ』
『はい』
その後、2人はベッドでくつろぎながら、たわいない話をした。
それはまるでSNSで話していた時と同じように…。
青林の実家がなんにもない田舎だから、嫌がるかなと思ってずっと言い出せなかったとか。
うちの近くの山を富士山だと思ってたとか。
『生まれ故郷の1番美味しいものシリーズ』
『空気!』とか。
答えが揃って大喜びする青林。
その手がとっても近くにあるので、美々はそっと握ろうとした。
その手をギュッと握り返す青林。
『じゃあ、次!』
『何にしよう』
いつしか2人はそのまま、眠ってしまった。
今は寄り添って眠るだけ。
それで2人は 幸せなのだ。
~8話につづく~
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『#リモラブ』7話の感想
いや~最初は濃厚接触という言葉の連呼に引き気味だったんですけど、中身はいたって純愛。
それにイチイチ面白すぎる。
腹巻きのところも面白かったし、
富近先生にバラの花束をプレゼントしちゃう朝鳴部長もよかった。
やっぱ、ゆりっぺ、朝鳴部長のこと好きなんですね~。
かわいいぞ、コノヤロー。
そして青林が部屋に来てからのシーン。
イチャコラするシーンになると、ほんと急に青林がオス化するのでドキーンとしますなぁ。
ふだんはスナネコの赤ちゃんなのに、なんなんだ、その変身ぶりは。
でも手をつないで寝るだけで幸せってとこに落ち着くあたりが、とても2人らしくて心地いい。
SNSでやり取りしなくても、直接話してもSNSと同じようなノリの2人。
まだケンカもしたことがない2人はまだまだこれからなんだろうけど、
この1歩はかけがえのない1歩だよな~と思いました。
隣にいる人の手を握る。はじめの1歩。
最初は帰ると言ってたアオちゃんが、ぎゅっと美々の手を握るもんだからまたギャップにやられるんだよね~(>_<)
ギャップ魔王だな、ギャップ魔王。
それにいつの間にか、孤高の人だった美々の周りには、八木原とゆりっぺをはじめ、たくさんの友達が。
かっこつけてもバレバレだよと温かく見守ってくれる人たちがいっぱいで、美々の表情もどんどん明るくなっていって。
好きな人にも自分をさらけ出せるようになって、本当によかったと思いました。
次回は、小学生の時、アオちゃんに縄跳びを教えてくれた雪ちゃんが出てくるようでびっくり!
どんな展開になるのか楽しみですね~☆
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/
またの~。
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