『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』3話ネタバレと感想│ほんとのほんと。思い切って本音を伝えてみたら…?

にこ

今回は、2021年2月6日放送『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』3話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

念願叶って、兄・俊祐(工藤阿須加)が経営する花屋で働きはじめた萌子美(小芝風花)。

 

でも慣れない作業で、失敗ばかり…。

 

そんな中、父・伸寛(田辺誠一)の事務所から大量の荷物が自宅に送られてきて…!?

 

お花の気持ちがわかる萌子美の作るフラワーアレンジメントって、どんな感じなのでしょう?

 

フードデリバリーの青年(加藤清史郎)との恋の行方も気になりますね(≧▽≦)

それではさっそく、3話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ

『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』3話のネタバレあらすじ

『私、もう隠れていたくない…!お兄ちゃんのお花屋さんで働きたい』

 

萌子美(小芝風花)は工場を辞め、兄・俊祐(工藤阿須加)が営む花屋で働き始めた。

大好きなお花に囲まれて、萌子美はとても嬉しそう。

 

でもある日、

『このビオラ、扱いにくいからもう仕入れないでって言ったじゃないですか』

と、花がバケツに入れられて持っていかれるのを見た萌子美は、花たちの言葉が気になって、近くにあった花桶をうっかり倒してしまう。

 

そんな中、俊祐が気にしているのは、従業員の依田涼音(水沢エレナ)のこと。

涼音は、俊祐が勝手に萌子美を雇ったことに不満を抱いていた。

 

それに「妹は、俺が守ってやらなきゃ…」と、以前、俊祐が酔っ払って言っていたのが気になるようだ。

 

『あれってどういう意味?全然普通に見えるけど…』

涼音が萌子美のほうを伺いながら口を尖らせると、

『言った?そんなこと』

俊祐は顔色を変え、

『学校行ってなかったし、あんまり外の世界っていうか、人に慣れてないから』

と説明する。

でもその目はどこか、落ち着きがなかった。

 

一方、清水家には、父・伸寛(田辺誠一)が送ってきた荷物がいっぱい!

伸寛は独立して税理士事務所を開いたものの、自宅でのリモートワークに切り替えたのだ。

 

それに納得のいかない母・千華子(富田靖子)は『これって事務所の移転なんだから、占い師に見てもらえばよかったのに』と不満を言う。

 

事務所を畳んだのは、経営不振が原因ではないが、この先のことはわからないし、できるだけ身軽にしておきたくて…と、伸寛は千華子から目をそらす。

 

伸寛はそっと千華子の様子を伺うと、

はぁと大きなため息をつき、空っぽの手提げ金庫のフタを閉めた。

 

初めてのフラワーアレンジメント

その頃、萌子美は涼音からフラワーアレンジメントの作り方を教わっていた。

コツは三角形とか半月形みたいに最終的な形を決めて花を挿していくこと。

 

萌子美は渡された花を使ってアレンジメントを作るが、

「こうしたほうがバランスがよくなる」と涼音に少し手直しされてしまう。

 

萌子美は何も言えず、直されたフラワーアレンジメントを悲しげな瞳でじっと見つめた。

 

仕事を終え、クタクタになって帰宅した萌子美はベッドに倒れこむ。

『ごめん、トミー』

萌子美は下敷きになってしまったぬいぐるみのトミーを引っ張り出すと、ポケットからイヤホンを出す。

『…今日も渡せなかったな』

萌子美はフードデリバリーの青年(加藤清史郎)のことを考えながら、そのまま眠ってしまった。

 

萌子美を心配する千華子

そんな萌子美の様子を見て、『本当に続くの?』と千華子は悲観的だ。

工場からも”いつでも戻ってきていい”と言われているし、別に無理しなくても…と千華子は思っていた。

 

でもせっかく萌子美が自分でしたいと始めたのだ。

見かねた祖父の観(橋爪功)は、千華子も何か新しいことを始めれば、いちいち口を出すこともなくなるんじゃないか?とたしなめた。

 

翌朝、目を覚ました萌子美は、テーブルの上のアレンジメントを見て、

『やっぱりここがいいよね』と、お花の位置をもとに戻す。

 

萌子美はバランスや見映えではなく、お花の気持ちを考えてアレンジメントを作ったのだ。

 

伸寛の秘密…?

一方、自宅で仕事をするようになってから、千華子は伸寛に昼食を作ってくれなくなった。

萌子美と俊祐のお弁当を作るついでに、作ってくれてもよさそうなのに…。

伸寛が嘆いていると、観がチャチャっと慣れた手つきでチャーハンを作ってくれた。

 

事務所のことも、伸寛は何度も千華子に言おうとしたが言えなくて。

どうせ、言っても言わなくても千華子は怒るのだが。

 

『もしかして伸寛くん、千華子に言ってないことがまだあるんじゃないの?』

観が尋ねると、伸寛はドキッ。

『まさか不倫とか?』

『それはないです』

伸寛が否定すると、

『それは俺か!アッハッハッハ』

観は愉快そうに笑い飛ばした。

 

トミーには言えるのに…

その頃、萌子美は初めて1人で店のお留守番をすることに。

萌子美が外で掃除をしていると、近くの店からフードデリバリーの青年が出てきた。

 

『あ、あの…!』

『なんですか?』

萌子美は急いでイヤホンを渡そうとするが、こんな時に限ってなかなか見つからない。

『…じゃ』

見つけた時にはもう、青年は行ってしまった後だった。

 

萌子美はハッと我に返り、慌てて走って花屋に戻る。

だが花を受け取りにくる予定だったお客さんは、書置きを残して行ってしまった後だった。

 

その時、涼音が買い物から帰ってきて萌子美は事情を説明しようとした。

でも『あの、あっ…、あっ…』

失敗してどうしようとパニックになってしまった萌子美は、うまく言葉が出てこない。

 

その後、俊祐がお客さんにお花を届けて謝ってくれたので大丈夫だったものの、本当は萌子美もお客さんに謝りたいと思っていた。

 

── ぬいぐるみのトミーには話せるのに、どうしてほかの人には話せないんだろう。

萌子美はトミーをぎゅっと抱きしめた。

 

どうしても

翌日、フラワーアレンジメントの依頼がたくさん舞い込み、俊祐たちは大忙し。

店の花はほどんど使ってしまったため、お店を閉めることに。

配達に行く俊祐たちに代わって、萌子美が片づけを任された。

 

ところが店を閉めようとしたとき、新規の客が至急フラワーアレンジメントを作ってほしいと飛び込んできた。

 

『どうしてもお花を飾りたいんです!ここに花を置きたいんです』

と店の写真を見せて、頭を下げる男性を見て、萌子美は困る。

 

その時、店の片隅に寄せられたビオラや残った花たちの声が聞こえ、萌子美はフラワーアレンジメントを作ることにした。

 

残りものの花

でも花たちの声が聞こえたから作ったと言っても、信じてもらえないだろう。

 

帰ってきた涼音と俊祐に『残りもののお花で作ったの?』と問い詰められても、萌子美は『お代はもらわなかった』と伏し目がちに言うのが精いっぱい。

 

『萌子美、お客さんにはまだ見習いだからってことで、明日別のものを作って渡そう?』

『なんでも作りゃいいってもんじゃないんだから』

『涼音ちゃんが言ってるのは、お店の信用問題にかかわることで。わかるよね?』

 

でも萌子美はさっき花が喜んでいた姿を思い出していて、俊祐に名前を呼ばれてハッとする。

 

『萌子美ちゃん。なんでも本当のことを言っていいんだよ?

言わないとわからないんだから』

 

涼音に言われ、悩んだ萌子美は、観に相談することにした。

 

本当のこと

たとえば、萌子美が初めて作ったフラワーアレンジメント。

「このお花は、この位置が心地いい」と萌子美はわかるが、涼音はバランスや見た目を重視する。

 

それに、萌子美にはお客さんが喜ぶお花がわかる。

お花がそのお客さんのところに行きたがるから。

そういう花は全然残りものじゃないのに…。

 

でもこんなことを言ったら、涼音は気分を悪くするだろうし、俊祐は困ってしまうだろう。

 

『それが本当に思ってること?』

観は萌子美に確認すると、

『それはどうかな~?』とトミーを持って問いかける。

『え?どういうこと?』

萌子美には、観が何を言わんとしているのかわからなかった。

 

思い切って伝えてみたら

次の日、昨日フラワーアレンジメントを頼んできた男性・石野(庄野崎謙)が満面の笑みで店にやってきた。

 

俊祐が『まだ見習いの身なのでお代は結構です』と説明すると、

『お花のおかげで気持ちよくオープンすることができました』

と、石野は店のドーナツとチラシを萌子美に渡し、去っていく。

 

でもその店は、立地が悪くてしょっちゅうお店が変わるといういわく付きの物件だった。

 

『まあ、今回はお客さんが喜んでくれたしよかったんじゃないですかね?』

涼音たちがドーナツを見て歓声をあげていると、

『あの、本当のことを言っていいですか?』

思いつめた表情で萌子美が話を切り出した。

 

『あの、本当のことは言えないです。

”本音を言えない”っていうのが、私の本音です。

 

本当のことを言おうとすると、

どうしたらいいかわからなくなって言えないっていうのが私の本音です。

自分を隠したくないけど、今は言えないっていうのが私の本音です。

 

でも涼音さんや真由(内藤理沙)さんと、お客さんに喜んでもらえるようなお花を作りたいっていうのが私の本音です。

本音、…です』

 

『よくわかんないけど…、伝わったよ』

涼音が言うと、隣で真由も笑顔でうなずく。

『よかったな』

俊祐に優しい言葉をかけられ、ようやく萌子美は笑顔になった。

 

萌子美が作ったお花

その後、配達に出かけた俊祐は、ドーナツ屋に行列ができていることに気づく。

 

店に入ってすぐのカウンターに飾られたお花を見て、俊祐は驚く。

「見て、このお花めっちゃかわいい」

お客さんたちが喜んでいる声が聞こえてくる。

 

一方、萌子美はフードデリバリーの青年がバイトしている店の前に行き、出てきたところを呼び止める。

『あの…』

 

~4話につづく~

 

 

『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』3話の感想

おじいちゃんが萌子美に「それはどうかな~?」といったのは、本音をそのまま言ってもいいのかな?ってことだったのかな。

だからまだ本音を言いたいけど言えないのが本音、というところに落ち着いたのかな。

 

でもみんなが本音ばかり言っていたら、この世は回っていかないかもね。

それでもやっぱり、ほんとのことを言える相手、わかってくれる人がいたら嬉しいですよね。

 

お客さんが喜ぶ花がわかるって、お花がその人のところに行きたがるのか~とびっくり。

そしたら逆に、この人のところに行きたくないよ~と思われることもあるのかな(;´∀`)

 

石野さんのところに行けばみんなに喜んでもらえるって、大切にしてもらえるって、お花たちは一目見てわかったのかな~。

萌子美が店にあったお花を使って作ったアレンジメントも素敵でしたね。

かごの持ち手のとこに葉っぱがぐるぐる巻いてあるのが可愛かったです。

 

でもそれを見たお兄ちゃんは、がびーんとしてましたね(>_<)

『妹を守らないと…』って強く思う理由も、なにか後ろ暗いところがあるようで。

幼いころに萌子美を守ることができなかったことがあったのかもしれませんね。

 

あと、いつもさらりとカミングアウトしていく観さん。

どうやら不倫してたみたいですね。

それが千華子が観を嫌う理由かな?

 

次回は、千華子と伸寛の夫婦げんかが勃発するようで怖い怖い。

隠していた本音を話すことで、分かり合えるといいのですが…。

次回も楽しみですね♪

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの~。

 

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