にこ
母・美登里(草刈民代)に家政夫のナギサさん(大森南朋)を雇っていることがバレてしまい、メイ(多部未華子)は大ピンチ!
“やればできる”と美登里に言われ、家事と仕事の両立に励みますが…??
田所(瀬戸康史)との関係も気になりますね〜!
それではさっそく、3話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。
『私の家政夫ナギサさん』3話のネタバレあらすじ
転びかけたメイ(多部未華子)を抱き止めたナギサさん(大森南朋)。
いきなりの至近距離にドキドキしていると、予定より早く母・美登里(草刈民代)がやってきた。
美登里はナギサさんを年上の彼氏だと勘違い!メイは必死に『この人は違う』と説明する。
『だったらなんなの、このおじさんは』
『お、おじさん…!?(ナギサ、心の叫び)』
『だから、、この人は…』
言葉に詰まるメイに代わり、ナギサさんは『私は家政夫として雇われたものです』と答える。
美登里が部屋の中に入ると、部屋はぐっちゃぐちゃ!
メイは、ナギサさんが妹の唯(趣里)と同じNTSクリーンハウスで働いている家政夫だと打ち明ける。
すると美登里は『唯は今、そんなところで働いているの?大学を中退して幸せになるって出ていったくせに、そんなことになるなんて…。あなたも男性なのにどうして…?』と喚き散らした。
メイは美登里を止めると、寝室へ。
でもベッドの上も、ぐじゃくじゃだ。
『メイ、、片付けできないの?』
美登里の言葉に、メイは正座してうつむき、頷いた…。
メイが自分と一緒で、家事全般が苦手だと知った美登里は大ショック。
『今からでも遅くない!やればできるよ』と言い出した。
結婚してからも仕事を続けるなら、家事と仕事の両立は、大前提。
『お母さんにはできなかったけど、あなたにはそうなってほしくないの。
お母さん、メイには1片の悔いもない人生を送ってもらいたいの〜〜!!!!!!!』
美登里は叫ぶと、天高く拳を突き上げた。
それは誕生日カードにも書かれていた、北斗の拳の名言だ!
『大丈夫よ、メイは。ね!?』
美登里に呪いの言葉をかけられ、メイの心はグラリと傾く。
結局、美登里はまた ストールを忘れて帰ってしまった。
生まれ変わる!
その後、メイはナギサさんに、美登里が失礼なことを言ったことを謝った。
と同時に、自分も以前、美登里と同じようなことを言ったことを反省した。
今ならメイにも、ナギサさんがどんなに家政夫という仕事に誇りをもってやっているかがわかる。
メイが謝ると、ナギサさんは全然気にしてませんからと笑顔で言った。
メイはナギサさんと食事しながら、自分もそろそろ家事を克服しなきゃと話す。
いつまでも人に甘えてたらいけないし…というメイに、『今はお忙しい時ですし、なにもかも自分で抱え込まなくてもいいのでは…』と、ナギサさん。
メイの食事や睡眠、体調まで心配するナギサさんを見て、メイは 本当のお母さんみたいだと思う。
ナギサさんは少し淋しそうにしながら、また何かあったらいつでも呼んでくださいと帰っていった。
その後、メイは前に買ったエプロンを引っ張り出すと、ナギサさんからもらった名刺を引き出しにしまった。
これからメイは生まれ変わる。
仕事も、家事も、結婚だって!この世に生を受けたからには、私はこの手にすべてを握る!!
メイはそう誓うと、五徳を洗剤につけ、ガス台を磨きはじめた…。
厳しい現実
翌朝からメイは早起きして掃除、洗濯をしてから出勤した。
家事も仕事だと思えばなんのその。
でも夜遅く帰ったら、洗濯ものを取り込んで、畳んで、アイロンかけて、お風呂洗って、ご飯作って食べて、勉強もしたい…。って、これでは寝る時間が全くない!
そう気づいたメイは、人間でいるのがしんどくなり、ナギサさんのことを思い出した。
『……おじさん』
でもメイはすぐに甘えを断ち切ると、〈ダメダメ!私はできる!できる子〉と自分に呪いの呪文をかけた。
けれども仕事でクタクタのメイは、肉じゃがを火にかけたまま、居眠りをしてしまう。
『火事です!火事です!』という警告音が鳴り、メイは慌てて焦げ焦げの肉じゃがをシンクへ。
水を入れたらシューー!!となり、メイはきゃーー!!
その拍子に床に卵や粉が落ち、メイはがっくりと床に膝をつく…。
疲れ切ったメイは仕事もはかどらなくなっていた。
薫の部屋
そんなメイに、同僚の陶山薫(高橋メアリージュン)が手料理をふるまってくれることになった。
突然来たにもかかわらず、薫の部屋は驚くほどにおしゃれだ。
薫は結婚への本気度もすさまじいし、料理も本格的!
『さすが婚活ガチ勢!』とメイは感服する。
そんな薫の最大の関心事は、アーノルド製薬のMR・田所(瀬戸康史)のことだ。
『メイ、家近いんでしょ?今度、手料理なにが好きか聞いておいてよ』
と言われ、メイは田所の隣に住んでいるとは言えない。
おまけにこの前、田所と連絡先を交換したことを思い出したメイは、薫に教えるべきか悩む。
結局、メイは『今度病院で会ったら聞いてみるね』と、ごまかした。
『じゃあ、ごはんは硬めが好きか、柔らかめが好きか聞いておいて!卵焼きは甘い派?しょっぱい派?唐揚げには…』
『そんなに一気に聞けないよ!』
『ウフフッ』
薫は笑うと『そういえば、この前登録したマッチングアプリ、ちゃんとやってる?』とメイに尋ねた。
メイたちがマッチングアプリをチェックすると、後輩の瀬川遥人(眞栄田郷敦)も登録していてびっくり!
ところがメイは間違って変なボタンを押してしまい、肥後すこやかクリニックの若先生・菊之助(宮尾俊太郎)に“ LIKE ”マークを送ってしまう。
するとすぐに菊之助から『明日の午後、少しお時間ありますか?』とお誘いがきた。
メイは、今ウェブ講習会の講師をお願いしている先生なのに〜!と焦りまくる。
いきなりモテ期!?
翌日、肥後すこやかクリニックを訪れたメイは、菊之助が講師を引き受けてくれることを知り、大喜びする。
だが、話はやっぱりそれだけではなかった。
メイは菊之助から、講演会が終わったら食事に行きませんかと誘われる。
でもMRが担当医師と2人で会うことは厳禁だ。
菊之助は『あくまで懇親会として』と言い張った。
これはマズイことになったとメイがフラフラ病院の外に出ると、田所がやってきた。
メイは田所に相談しようか迷い、やめておく。
すると田所はメイのスケジュールを確認。『では、今日の20時にいつもの居酒屋で待ってます』と頭を下げ、行ってしまった。
田所の恋愛観
メイは田所に会うと、それとなく『女性の先生から好意を持たれたことがありますか?』と尋ねた。
すると田所は、恋愛自体は悪いことじゃないんじゃないかと語りはじめた。
『本当に真剣に考えるのなら、立場とかルールとかライバル同士とか、そういう表面的な部分ではなく、もっとその人の内面的な部分と向き合うべきです』
それを聞いたメイは『ライバルなのに、田所さんの手の中で転がされてる感じでがします…』と、また少し悔しくなる。
『俺は、向き合いたい人にはいつも真剣なだけですよ』
メイは難しい顔をすると、クシュンとくしゃみをした。
田所は店員の吉川かりん(夏子)に、身体が温まる飲みものを教えてもらうと、メイのためにブランケットを借りた。
その間に、メイは頬杖をついて寝てしまっていた。
田所は笑うと、メイにそっとブランケットをかけた。
そんな中、メイは頑張って、まだ家事と仕事の両立作戦を続けていた。
メイはオムライスを作ろうとして、卵を割るのに失敗。チキンライスに変更した。
『見た目は微妙だけど、…味も微妙。まぁ、いっか!』
メイはチキンライスを食べながら、ノートパソコンに向かう。
夜中まで講演会の準備をしたメイは、やっとできたと伸びをする。
美登里さんとナギサさん
一方、美登里は、口では唯のことをけなしていたが、本当は気になっていた。
唯とナギサさんが働いているNTSクリーンハウスに行くと、そぉっと外から様子を伺う美登里…。
するとナギサさんがやってきた。
唯さんを呼んできましょうか?というナギサさんを引き止め、美登里はこの前の非礼を謝った。
そこで美登里は、結婚してからも本当は仕事を続けたかったこと。でも旦那さんにどうしてもと頼まれて専業主婦になったものの、まるで家事ができないことを打ち明ける。
『もう少し子どもたちに母親らしいことをしてあげられてたら…』という美登里。
『誰にだって苦手なこと、できないことはあります』と、ナギサさんは励ました。
でもそんな自分を棚に上げ、美登里は『メイは今からでもやればできるはず』と言い出す。
そんな美登里に、ナギサさんは『できるところだけじゃなく、できないところも見てあげてください』と優しく頼んだ。
講演会当日
そしていよいよ講演会の日がやってきた。
ところが開始直前になってトラブル発生!
講師の菊之助が、電車が止まって駅で足止めをくらっているというのだ。
今から迎えにいったとしても、片道1時間はかかる。
せっかく今まで準備してきたのに中止にするしかないのか?
みんなが肩を落とす中、メイはまだ諦めるのは早いと、瀬川を連れて走り出した。
メイは菊之助を車で迎えに行くと、車の中からリモート中継!
順調に講演を進める。
だが途中で電波が途切れ、副支店長の松平(平山祐介)が『俺が謝罪する』とステージに立つ。
そこに『お待たせしました!』とメイと菊之助、瀬川がやってきた。
ここからは通常どおりに講演が行われ、講演会はなんとか無事に終了した。
瀬川はみんなから『初企画成功おめでとう』と褒められ、嬉しそうだ。
『でも、それは相原さんがいたからです』
瀬川はメイを見つめ、そう言った。
倒れたメイ
翌朝、ストールを取りにきた美登里は、リビングの床に倒れているメイを発見した!
体に触れると熱い!
救急車を呼ぼうとする美登里を、メイは止める。
でもベッドに行こうとしたメイは、また倒れてしまう。
美登里は慌てて体温計を探そうとするが、散らかりすぎていてわからない。
そんな中、メイは熱にうなされながら、うわ言のように『…おじさん』と繰り返す。
それを聞いた美登里は、ナギサさんに体温計のありかを聞くため、電話した。
するとナギサさんは『ひとの大事に変えられるものはありません!』と、他の仕事をすべて投げうち、メイの元に走った!
ただそばにいてくれたら
その後、メイは病院に運ばれ、過労と診断された。
駆けつけたナギサさんは『どんなに頑張っても倒れてしまっては元も子もありません』とメイを叱る。
『はい、すいません…』と素直に謝るメイを見て、美登里は落ち込む。
家に戻った美登里は、ナギサさんから看病について説明をうけた。
でもメイには自分よりナギサさんのほうが必要だと思った美登里は、自分は帰ると言い出した。
『メイさんに必要なのは私ではありません。私も本当はお母さんになりたかったんですが、本物にはかないませんから』
美登里に近寄ると、ナギサさんは優しい口調でそう言った。
『でも、なにをしてあげたらいいのかわからないんです』
『そばに いてあげるだけでいいんです』
ナギサさんは、美登里がメイの誕生日プレゼントにあげた手びねりの器を手に取ると、美登里に卵雑炊のつくりかたを教えた。
慣れない手つきで卵をかき混ぜ、砂糖を大量に入れようとする美登里。
ナギサさんが止めると、美登里は塩をてんこ盛りにした。
『それは多すぎかと!』
すると、美登里は『私には向いてない』と泣き出した。
でもナギサさんは『大丈夫です。できあがるまでちゃんと見てますから』と言う。
『なにもできなくていいんです』
ナギサさんに見守られ、また美登里は卵雑炊を作りはじめた。
呪いが解けた、その瞬間
部屋中にお出汁のいい匂いが漂い、メイは目を覚ます。
柔らかくて、ホッとする。この匂いはなんだろう?
そこに、美登里がお盆に卵雑炊をのせて入ってきた。
お椀はもちろん、美登里手づくりのゴツい奴だ。
『これ、お母さんの手づくり?』
メイは木のさじですくうと、フーフー冷ましてから口に運んだ。
『…どう?』
『なんか味がしない』
『やっぱりね〜』
『でも私、この味好きだなぁ』
メイは呟くと、子供の頃、美登里が作ったご飯に唯と2人で醤油をかけて食べていたことを明かした。
『それ、知ってたよ』と言うと、美登里はメイをぎゅっと抱きしめた。
昔、メイが幼い頃にしてくれたように…。
“ 大丈夫よ。メイはやればできる子だから ”
メイはまたそう言われると思った。でも…
『大丈夫。どこにも行かないから。
お母さん、ずうっとメイのそばにいるからね』
美登里はそう言って、メイが食べている間、ずっと隣にいてくれた。
家に帰る美登里を、メイは玄関まで見送った。
『あのひと、いいひとだね』
ふいに美登里はつぶやき、メイを見る。
『メイのそばにあんな人がいるんだったら、とりあえず安心』
美登里はメイに、家のことはしばらくいいから、今は仕事に専念するように言うと、帰っていった。
初めてのナギサさん
その後、元気になったメイは週3回 20時から23時までの3時間、ナギサさんに家政夫として来てもらうことにした。
改めてきちんと契約をかわしたメイは、ナギサさんのことをおじさんではなく、鴫野さんと呼ぶ。
それに気付いた唯は『それじゃ硬いから、ナギサさんって呼んだら?』と提案した。
他のお客さんもみんなそう呼んでいると聞き、メイは〈おじさんをいきなり下の名前で…!?〉と、ビビる。
『じゃあ、あの、よろしくお願いします。
…………ナギサ さん』
上目遣いでメイがナギサさんを見ると、ナギサさんはちょっと鼻を伸ばして嬉しそうにしたあと、満面の笑みで『はいっ お願いします』と頭を下げた。
新婚さん?
その夜、メイは仕事が終わると小走りで家に帰った。
鍵を開ける必要もない、明かりの灯る部屋にメイは帰る。
ドアを開ければ、そこには料理の味見をしているナギサさんが立っている。
『おかえりなさい、メイさん』
『ただいま戻りました』
メイは目を輝かせ、今日のお献立をいただいた。
その様子をじっと見るナギサさん。
『見過ぎです』
『失礼しました』
でもそんなやり取りも、今は嬉しい。
メイは微笑みながら、ナギサさんのご飯をパクパク食べた。
ナギサさんが来て、メイはベッドで目を覚まし、朝の光を浴びる生活を取り戻した。
なんだかすべてがうまくいくような気がする。
メイはウキウキしながら玄関を出た。
『相原さん…?』
すっかり田所のことを忘れていたメイは、しまった!と心の中で叫ぶ。
とうとう恐れていた事態が起こってしまったのだ…!
〜 4話につづく 〜
メイちゃんにナギサさんって呼んでもらえた時のナギサさんの顔、可愛すぎるんですが#私の家政夫ナギサさん #わたナギ pic.twitter.com/iFk57ZdZbu
— もち (@b8LFYh1r3gyhDet) July 21, 2020
メイが本当にほしかった言葉はやればできる子、じゃない。
この言葉なんだろな #私の家政夫ナギサさん pic.twitter.com/cAQLiXiUi7— けんと (@dorrama2) July 21, 2020
『私の家政夫ナギサさん』3話の感想
待って待って〜!
今回は、肥後先生(菊之助)と田所のアタックが目立ってたけど、最後にナギサさんのアタックが来ましたね〜!
それは計算のない愛だからジンときて、キュンときて、その愛に包まれたメイがほんとなんていい表情するんだろうって思いました。
メイは、おじさんという言葉でナギサさんと距離を置きながら、でも本能でこの人は自分を甘えさせてくれる唯一無二のひとだとわかってるんだよな〜。
そんなメイを羨ましいな。
多部ちゃんが可愛いのはわかってるけど、それに生き生きとした表情が加わるとこんなに無敵になるんだなぁと実感!
ナギサさんと田所に加え、さらに肥後先生も加わって、人生最大?のモテ期のメイはどうなるのか?
先が気になりますね〜☆
それに相変わらず、ナギサさんがかわいい・・・。
猫舌なだけじゃなく、湯呑みを持って『ヒッ』と離すナギサさん。
なんだそれ(≧▽≦)!!
それじゃ料理できないんじゃ…と思わずツッコみつつ、美登里に卵雑炊のつくりかたを教えるシーンに号泣しちゃいました。
見た目できる女のイメージの美登里が、ほんとにできない姿というのはリアリティがあるというか、
完璧に見える人にも弱点はあるんだなと思いましたね。
自分はもうだめだと投げ出しておきながら、メイには今からでも遅くないというのは良くないけど、
それを見守り、最後まで美登里ひとりに作らせるナギサさんに感動しました。
ズボッとスプーンを突っ込み、塩をてんこ盛りにする草刈民代さんが最高ですね♪
メイと唯が味のしないご飯に、醤油をかけて食べてたというエピソードもあり、
母親らしいことは何もしてやらなかったと言っていたけど、美登里なりに頑張ってたんだなと思いました。
ナギサさんのおかげで、呪いの言葉から美登里自身も解放されてよかったです。
ナギサさんと出会って、みんなが変わっていく。
メイの心が軽くなって、よかったぁ〜。
いや急なペアルックwwwwww
衣装さんどうしたwwwwww#わたナギ#私の家政夫ナギサさん pic.twitter.com/gk2Yzl6OwV— ご⭐︎りら@ドラマウォッチ (@OWXxWPY5xOpVuDa) July 21, 2020
そして美登里に認められ、晴れてまたナギサさんに家政夫として来てもらうことにしたメイ。
唯に『これでいいですか?』と言われ、『ハイ』と同時に答える2人。
向かいに座っているナギサさんを見つめ、はんこを捺すメイ。
それを見て、ナギサさんは嬉しそうに微笑んでいる。
そんな2人は色も柄も似たような服を着ていて、なんか婚姻届を出すみたいで笑ってしまいました。
これは偶然?
それとも意図的?
なんだか新婚生活のような2人の生活も、見ていて幸せな気持ちになりました。
そんなナギサさんの過去が、次回、少し明らかに!?
予告を見て、ますます楽しみになりました。
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/
またの〜。