『私の家政夫ナギサさん』7話ネタバレあらすじと感想│次回が心配だよ、ナギサさん!

にこ

今回は、2020年8月18日放送『私の家政夫ナギサさん』第7話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

7話では、ついにナギサさん(大森南朋)の秘められた過去が明らかに!

 

一方、お互いを意識してしまった田所(瀬戸康史)とメイ(多部未華子)は急にぎこちない関係に。

 

田所はそんなメイに、ある賭けを提案します!

 

はたしてその結果は!?

それではさっそく、7話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

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『私の家政夫ナギサさん』7話のネタバレあらすじ

メイ(多部未華子)の忘れ物を届けにきたナギサさん(大森南朋)は病院内で箸尾(松本若菜)という女性を見かける。

それ以来、ナギサさんはぼぉっとして心ここにあらずといった様子だ。

 

一方、ナギサさんのおかげで無事に新薬の説明会を行うことができたメイだが、質問に答えられず『宿題にさせてください』と答える。

 

すると、その場にいた同じ天保山製薬のオンコロジーチームの垣内から『もっと会社の代表だということを自覚してほしい』と注意されてしまう。

 

悔しい思いをしたメイたちは、もう2度とこんなことがないように対策を練った。

 

そんな中、メイと陶山薫(高橋メアリージュン)は病院内で偶然、田所(瀬戸康史)と遭遇する。

お互いに意識してしまった2人は、モジモジしてうまく話せなくなってしまう。

 

そんな2人を見て、薫は呆れ顔。

田所とメイはぎこちないまま、世間話をして別れた。

 

やっぱり怪しい田所

その夜、メイがマンションのエレベーターに乗り込むと、後から田所が乗り込んできた。

狭い密室に気まず〜い空気が流れ、メイは落ち着かない。

 

そんな中、田所はメイがゴルフをすることを知る。

別れ際、田所にツカツカと歩み寄られたメイは〈告白!?〉と身構えるが、田所は『おやすみなさい!』と頭を下げて部屋に入る。

 

その時、玄関からゴルフバッグが倒れてきて、田所は大慌て。

メイは転がってきたボールを拾うが、『もう行ってください!おやすみなさい!』と田所にドアを閉められる。

 

ジャギとの初対面と、お久しぶりの肥後先生

一方、先日の説明会での宿題は、チームメンバーの天馬あかり(若月佑美)瀬川遥人(眞栄田郷敦)のおかげで解決できそうだ。

勉強することが楽しくなってきたあかりは、瀬川と組んで精力的に仕事をこなしていた。

 

するとそこに、チームメンバーの堀江耕介(岡部大/ハナコ)が汗だくで飛び込んできた。

なんと天明大学病院のジャギこと阪口先生に、ついに会えるかもしれないというのだ!

 

阪口の講演に参加したメイと堀江は、ロビーで待ち伏せ。

阪口を見つけると、ここぞとばかりにアピールした。

その結果、2人は阪口主催のゴルフコンペに参加できることになった。

 

しかしそこに、お久しぶりの肥後先生(宮尾俊太郎)が…!

なんと彼もこの講演に来ていたのだ。

 

以前、肥後から結婚を前提にしたお付き合いを申し込まれたメイだが、まだ返事をしていなかった。

 

メイは『新プロジェクトが落ち着いたらご連絡します』と約束すると、足早に立ち去った。

 

焦げ焦げ

その夜、メイが帰ると、ナギサさんは土鍋を火にかけながらぼんやりしていた。

メイが声をかけると、ナギサさんはびっくり!

おまけに炊き込みご飯は焦げ焦げだし、スープはこぼすし、明らかに様子がおかしい。

 

ナギサさん、何かあったんですか?

もしかして、この前病院で見かけた女性がなにか…?』

 

メイはナギサさんに尋ねるが、『昔の知り合いに会っただけです』と、はぐらかされてしまう。

 

翌日、メイがナギサさんの作った焦げ焦げのお弁当を食べていると、妹の唯(趣里)から電話がかかってきた。

ナギサさんがしばらく仕事を休むというのだ。

心配になったメイはナギサさんの家を訪ねた。

 

ナギサさんに手料理をふるまうメイ

メイが家の中に入ると、部屋の中は布団も敷きっぱなしでかなり散らかっていた。

メイはナギサさんに元気を出してもらおうと、相原メイ流ウナギのフライ丼を作った。

 

恐る恐るナギサさんが食べてみると、ボリッボリッと硬そうな音がした。

『ど、どうですか?』

『あえて境界線を引くならば、ギリギリ人間の食べ物です』

『それは失礼じゃないですか?』

メイは自分でも食べてみるが、早々にリタイアした…。

 

その後、いつも自分ばかりナギサさんに弱いところを見られているメイは、ナギサさんの弱みを握ろうと核心に迫った。

 

こないだ病院で見かけた女性と、この前ここで見つけた花柄の手帳。

それがナギサさんを悩ませている原因だと思ったのだ。

 

『こんなに長く一緒にいるんです。もう少し私を信頼して、話を聞かせてください!

話してくれるまで、私ここを動きません!』

 

メイの勢いに根負けしたナギサさんは、なぜ自分がMRになったのか、そのきっかけを話し始めた。

 

箸尾との出会い

ナギサさんのお母さんはガンで入退院を繰り返していた。

少しでもお母さんの病気に役立つ情報が得られないかと、ナギサさんは製薬会社に転職した。

 

やがてナギサさんは仕事が忙しくなり、だんだん休日にしか病院に行けなくなった。

その頃出会ったのが、中途採用で入社した箸尾玲香だった。

 

箸尾はナギサさんが未経験からMRに転職して、短期間で優秀な成績を出したのを知り、

『ナギサさんの技をモノにして早くできる人間になりたい』と熱く語った。

 

そんな中、ナギサさんが自分でお弁当を作っていることを知った箸尾はびっくりする。

ナギサさんの作ったアジフライが“お母さんレベル”だったからだ。

 

『私はそのお母さんになりたかったんです』

『なんですかそれ。おじさんなのに?』

『いろんな意味があるんです』

『じゃあ私は娘ですね〜』

 

箸尾はお弁当も食べずに、ナギサさんが話したことを逐一メモに取った。

私、絶対ナギサさんを抜いてみせますから!』

箸尾はきれいに書き込まれた手帳を見せると、ナギサさんを睨みつけた。

 

そんな何事にも全力で突き進むところは、メイそっくりだった。

でもナギサさんが結婚を考えたことがある女性は、彼女ではなかった。

 

箸尾のシグナル

だが次第に箸尾は笑わなくなり、夕飯も食べず残業ばかりしているようになった。

 

ナギサさんはそんな箸尾を居酒屋に誘い、ちゃんとご飯を食べるように勧めた。

でも箸尾は夜は炭水化物は取らないというし、自炊している暇があったら勉強したいという。

 

そこでナギサさんは箸尾の分のお弁当も作って、共有できるデータがあったら回すことにした。

 

すると箸尾は『ナギサさん…、神ですか?いや、神というより、お母さんですね』と感動。

 

先輩が辞めて、仕事は倍になったけど、頑張れる!

見ててください、ナギサお母さん』

 

今思えば彼女は、何度も助けてほしいとシグナルを送っていたのかもしれない。

けれども、ナギサさんはそれに気付けなかった。

 

会社を辞める箸尾

その頃ナギサさんは、出張も重なり仕事が忙しく、お母さんの見舞いにも行けない日々が続いていた。

そんな中、お母さんの容体が急変。

ナギサさんはお母さんの死に目に会えなかった。

 

 

一方、箸尾はどんどん追い詰められ、限界になってしまう。

 

ナギサさんはいつも私に“大丈夫ですか?”って声をかけてくれましたよね?

私も“大丈夫です”って答えてたけど、すいません。もう無理です。私、もう笑って答えられない……』

 

箸尾はその場に崩れ落ちると、嗚咽した。

ナギサさんがかけていた言葉が、箸尾を苦しめていたのだ…。

 

箸尾は当時つき合っていた彼と病院に行き、心療内科で診断されると会社を辞めた。

 

だからナギサさんは、仕事量が増えたメイを心配して、過剰な態度を取ってしまったのだ。

 

花柄の手帳は箸尾が退職するときに忘れていったものだった。

ナギサさんはそれを、戒めのために持ち歩いていた。

母の容体が悪化していたことにも気付かず、

箸尾の状態にも気付かずにいた、自分への戒めのために…。

 

先日、彼女がまだ通院していることを知り ナギサさんはやっぱり自分を許してはいけないと改めて思ったのだ。

 

すると話を聞いたメイは、サッサと帰ってしまった。

自分にできることを考えながら・・・

 

箸尾を探せ!

そんな中、先日の説明会で宿題になっていた質問に答える日がやってきた。

医師は案の定、他にも質問をしてきた。

 

一緒に来ていたオンコロジーチームの垣内は返答に困るが、あかりは即答。

おかげで医師から好感触を得ることができ、あかりは小さくガッツポーズをしながら次の取引場所に向かった。

 

その後、メイと瀬川は病院に残って箸尾を探した。

でも箸尾は見つからず、瀬川は『相原さんが描いた似顔絵じゃ、見逃してるかもしれないです…』と呟く。

その絵は全然似ていなかったのだ。

 

メイが病院を出ると、田所から『明日ゴルフの練習を一緒にしませんか?』とお誘いメールが届いた。

 

いきなりの告白!?

翌日、メイがゴルフの練習していると、田所がやってきた。

 

相原さん、…俺、相原さんのことが好きです

 

突然の告白に、メイはびっくりだ。

すると田所は返事を聞く勇気がないので、グリーンに一発で入れられたらつき合ってほしいという。

 

メイが混乱する中、田所は絆創膏だらけの手でグリップを握りしめた。

そして打つと、

 

 

ボールは誰かのボールと当たり、一方は弾かれ、一方がグリーンへ。

これではどちらがグリーンにのったのかわからない!

 

田所が興奮して振り返ると、メイは後ろを向いて電話をしていた。

瀬川が箸尾を見つけてくれたのだ!

 

メイは田所のボールがどうなったのかも見ずに、箸尾に会うために病院に向かった。

 

5年ぶりに会った箸尾とナギサさん

その後、メイは箸尾を連れてナギサさんの家に行った。

そして、箸尾とナギサさんにお互いずっと言えなかった気持ちを話してもらうことにした。

 

まずはナギサさんから。

ナギサさんは5年前、箸尾のサインに気付く機会は何度もあったのに、追い詰めてしまったことを謝った。

 

でも箸尾は『謝るのは私のほうなんです!』と言う。

すると2人は『いやいやそんなことはない』『私が悪いんです』と、堂々巡りになり、メイにストップをかけられた。

 

次は箸尾さんから。

箸尾は、あの時は仕事を辞めるしかないほどに追いつめられていたが、今は幸せだった。

箸尾はそれを伝えに、わざわざナギサさんの家まで来てくれたのだ。

 

メイはそんな箸尾に花柄の手帳を返す。

何故ならもう、ナギサさんに戒めは必要ないからだ。

 

箸尾は懐かしそうにページをめくると、ナギサさんに中身を見たか尋ねた。

でもナギサさんは1度も見たことがなかった。

 

すると箸尾はあるページをナギサさんに見せた。

そこには、

今日で会社を辞めます。

 

苦しいことも沢山あったけど、ナギサさんに出会えたことが何よりも幸せでした。

 

ありがとう、ナギサさん。

と書かれていた。

 

箸尾は会社を辞めた後にすぐ結婚し、今はお母さんになっていた。

箸尾が病院にいたのも、医療事務の仕事を始めるためだったのだ。

 

『私、MRを辞めても、まだ病院が好きみたいです』

箸尾は今は夫と子育てしながらこうして働けるようになって、とても幸せだと笑顔で言った。

 

『今度、子どもに会いにきてください』と言われ、ナギサさんは泣きながら『本当によかった…本当によかった』と繰り返した。

 

思わずハグ!

その後、ナギサさんはメイを家まで送ってくれた。

その道すがら、ナギサさんは自分にとってお母さんとは、いつも温かく見守ってくれる、そういう存在だと話す。

 

それを聞いたメイは、ナギサさんが家政夫になった理由がなんとなくわかった気がした。

だってナギサさんはいつもメイのことをちゃんと見てくれているから…。

 

メイにそんなふうに言われ、ナギサさんは照れくさそうにはにかんだ。

『メイさん、ありがとうございます。あなたに出会えてよかったです』

『こちらこそです』

 

メイはナギサさんをハグすると、『おやすみなさい』と駆けていった。

自分でもなんでハグしたのか、わからぬままに。

 

 

ナギサさんが帰ろうと振り返ると、田所が冷たい目をして立っていた。

 

『こんばんは』

『こんばんは』

 

ナギサさんはそそくさと去ろうとするが、田所に呼び止められる。

 

『あなたは誰ですか?』

 

田所に尋ねられ、ナギサさんはギクリと振り返った。

 

 

〜 8話につづく 〜

 

『私の家政夫ナギサさん』7話の感想

ナギサさんが5年間抱えていた辛い想いを解放できてよかったですね〜。

 

お母さんを亡くしたばかりの時に、大切に思っていた同僚まで会社を辞めてしまい、自分のせいだと責め続けたナギサさん。

毎日、賑やかなお宅から、電気のついてない自分の家に帰るのはどんなにか孤独だったろうと思います。

 

それでもナギサさんは、仕事とか子育てとか病気とかいろんな理由で家事がままならない人たちの力になれたらと思った。

 

いつも温かく見守ってくれる、お母さんのような存在に…。

 

ドラマを見てるときはちょっとそこまで気づけなかったんだけど、今その想いに気付いて感動〜〜。

だからナギサさんは、あんなにメイの話を聞いてくれるし、誰に対しても親切なんですね。

そうすることでナギサさんは少しだけ罪悪感から解放されていたのかもしれない。

 

でももう、箸尾さんが幸せだということがわかったし、その必要はないのだ〜!

これからはナギサさん自身も幸せになってほしいなぁ。

 

心のすさんだナギサさんの部屋が普通に汚くて、めちゃリアルだと思いました。

 

部屋が汚いといえば、田所さん。

今回も玄関からゴルフケースが倒れてきてましたね。

もしメイとつき合うことになったら、田所はそれをいつカミングアウトするんだろう〜。

 

でもメイはナギサさんのことに必死で、田所の告白&勝手な賭けなんて、まるでなかったかのように行ってしまった〜〜!

これは酷い…(>_<)

 

さらに追い打ちをかけるように、田所はナギサさんをハグしてるメイを目撃してしまう!

 

なんてこった〜〜〜!

 

これじゃ振られたも同然じゃないですか…。

さすがの田所もいつもの笑顔が引っ込んで、ブラックになってましたね。

 

田所も、メイのことになると黒い気持ちがだだ漏れになっちゃうんですね。

ただのいい人じゃなくなってきて、そっちの方がいいなと思いました。

 

ゴルフの賭けも、メイの気持ちを考えない勝手な賭けだったけど、相当練習したみたいですね。

手がマメだらけでした。

 

そんなこんなで次回は一波乱も二波乱もありそう!(゚A゚;)

安心感では圧倒的にナギサさんだと思うけど、それが恋かと言われたらわからない。

メイがどんな答えを出すか、注目ですね!

 

そして肥後先生にもいい加減ちゃんと返事をしてほしい。

でないと次に進めないですからね〜(^_^;)

 

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの〜。

 

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