『推しの王子様』10話ネタバレと感想│なんにも、なんにもわかんなくなっちゃった。消えてしまった泉美!

にこ

今回は、2021年9月16日放送『推しの王子様(推しプリ)』10話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

泉美と光井がつきあいはじめ、航と有栖川は複雑…(´・_・`)

ランタンの傘下に入ったペガサス・インクは、無茶ぶりに困惑しつつも、大きな企画にチャレンジさせてもらえるんだからとチーム一丸となり頑張っていた。

そんな中、泉美だけはなにか様子が変で…!?

 

それではさっそく、10話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

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『推しの王子様』10話のネタバレあらすじ

ペガサス・インクがランタンの傘下に入り、小島(竹森千人)が統括部長として企画開発に携わることになった。

 

オフィスもランタンの本社内に移ることになり、本格的に話が進む中、泉美(比嘉愛未)は『私たち、間違ってないよね?』と光井(ディーン・フジオカ)に不安な気持ちを打ち明ける。

みんなはどう思ってるのか、心配になったのだ。

 

光井は、今までできなかった大きな企画にもチャレンジできる機会をもらったんだし、みんなにとってもいい話だよと励まし、『なんでも話して。一緒に考えよう』と言ってくれるが…。

 

このオフィスで働けるのもあと少し。

その夜、光井の提案で、会社の門出を祝うパーティーが行われた。

みんなが思い出話に花を咲かせる中、航(渡邊圭祐)は会社名がなぜ「ペガサス」なのか気になった。

 

泉美がペガサスみたいに羽ばたいて飛躍できますようにという意味を込めたと説明すると、

光井が『ペガサスの語源は、古代ギリシア語で”泉”という意味なんだ』と付け加える。

 

なんだか仲睦まじい泉美と光井の様子を見て、

『つき合い始めたみたいだね』

有栖川(瀬戸利樹)は航に伝える。

 

この前、アリスは聞いてしまったのだ。

『今日、家に行くから』『じゃあ、待ってるね』と2人が話しているのを…。

 

アリスが光井に想いを寄せていることを知っている航は、このままでいいんですか?とアリスに尋ねるが、アリスは光井に告白するつもりはなく…。

好きな人が幸せならそれでいいという。

 

やりきれない思いを抱えた航は杏奈(白石聖)の家に行くが、杏奈に優しくされても航の心は晴れなかった。

 

新しい出発

1週間後。

泉美たちは新しいオフィスに移り、アリスと芽衣(徳永えり)、航の企画が進められることになった。

 

その会議中、ランタンの水嶋社長(船越英一郎)はモバイルゲームだけじゃなく、家庭用ゲーム機でプレイできるコンシューマゲームを作りたいと提案。

その第1弾として、航が企画した「銀河のラビリンス」をコンシューマ用に考え直すことにした。

 

盛り上がる泉美だが、これからは現場の制作は光井に任せ、社長としての業務を優先するようにと水嶋社長に言われてしまい…。

 

せっかく光井が家に来ても仕事の話ばかりで、泉美は申し訳なく思うのだった。

 

タイアップ企画

そんな中、ランタンから富岡パンとのタイアップ企画の話が入る

 

新作ゲームの開発には時間がかるが、会社としては収益をあげないといけない。

タイアップをすれば、売り上げが上がる。そうすれば、予算も増える。

結果的にいい話だと思うと丸め込まれ、

泉美は芽衣たちに引き受けてもらえないかと相談する…。

 

しかし、

『今までゲームの世界観を壊したくないからタイアップは断ってきたのにどうして?』

『納期も早いですよね』

とみんなは渋い顔。。

 

でも光井がうまく話を進めてくれたおかげで、みんなは話を引き受けてくれることに。

泉美は『ありがとう!よろしくお願いします』と頭を下げた。

 

けれども、泉美はあいかわらず乙女ゲームを心から楽しむことができず、何をどうしたらいいのかわからなくなっていた。

 

光井に相談しようと電話するも、忙しそうな光井に迷惑をかけるわけにもいかず…。

泉美はどうにもならない苦しい気持ちを抱えていた……。

 

無茶ぶり

そんな中、タイアップ企画で無茶ぶりが入る。

パンの商品名をもっと大きく、スポンサーの社長の奥さんが好きな声優を使ってくれというのだ。

 

光井たちが渋ると、

『クリエイターさんたちの思いはわかりますが、小さなことでこの話をふいにしてもいいんですか?』

と、ランタンの野島が言い、

『小さなことって…』

とみんなはあ然。

光井は怒りを抑えながら、前向きに検討させていただきますと答える。

 

買収されるっていうのはこういうことなのかも…。

そう思いながらも、みんなは新作ゲームを作るために頑張ろうと気持ちを切り替えるのだった。

 

様子のおかしい泉美

その夜。

光井は泉美の家を訪れるが、やっぱり仕事の話になってしまう…(;^ω^)

 

さらに光井からのキスを、泉美は拒んでしまい…。

そのとき、後ろの棚にあったケント様グッズが落ち、

『これ、もう片付けないとね』

と泉美は言う。

 

泉美は、ラブ・マイ・ペガサスのサービス終了を決めたあの日から、夜もよく眠れないようになっていた。

 

自分の知らない間に

そんな中、泉美と航はゲーム会社に、コンシューマゲームの企画のプレゼンにいくことに。

 

自信がなさそうな泉美を見て、

『どうしたんですか。いつものあなたの情熱をぶつけてくればいいんですよ。

必ず成功させてきてください』

と水嶋社長は発破をかける。

 

プレゼンは明後日。

航が泉美にプレゼンの話をすると、泉美は寂しそうな顔でポツリ。

 

『コンシューマゲームって、サービス終了がないのがいいよね。

1度形にすれば、ずっと楽しめるし、この世から消えることがないし…』

 

なんだかんだタイアップのほうも、相手の意向を取り入れながらいいものができあがったし、これもすべて新作ゲームのため。

みんなは『絶対にプレゼン勝ち取ってきてね』と航を励ます。

 

その夜。

泉美はコンシューマゲームのキャラクター設定を見直そうとするが、なにが正解かわからず、まったく手につかない。

 

そこに光井からタイアップ企画のタイトル画面が送られてきて、泉美はショックをうける。

ゲームの世界観はギリギリ守られているものの、さくさくメロンパンがデカすぎる。

 

さらに評判の悪い声優を使わなければいけないことを知り、泉美はがく然。

 

みんながそんな無茶ぶりに耐えながら頑張っていたなんて…。

泉美は自分のふがいなさに落ち込みながら、プレゼンの日を迎えた。

 

プレゼンの結果

先方のゲーム会社の方たちは、ラブぺガのファンで、泉美の密着番組なども見てくれていた。

 

堂々とプレゼンする航を見て、本当によくここまで成長したなぁと泉美が感心していると、

『どうせなら、日高社長にも話を聞きたいな。

日高社長は、コンシューマで乙女ゲームをどう展開させていくおつもりでしょうか?』

といきなり話を振られ、泉美は焦る。

 

当たり障りのない答えしか言えず、

『そうですね、たぶん…』と、らしくない答えを連発する泉美を見て、航と小島は驚く。

 

相手の顔を見れば、結果は一目瞭然だ。

 

プレゼンは失敗に終わり、

『まさか日高社長がぶち壊すとはね~。この件はありのままに水嶋にも伝えさせて頂きますから』

と小島は憤慨し、帰っていく。

 

いつもと様子の違う泉美を見て航は心配するが、

泉美は『ごめん。今日は帰るね…』とフラフラ帰ってしまう。

 

航が気になって後を追いかけると、泉美は道端でしゃがみこんでいた。

最近よく眠れず、貧血を起こしていたのだ。

 

航はそんな泉美をタクシーで家まで送り、お姫様抱っこしてベッドに寝かせ、光井の携帯にメッセージを残す。

そのとき、航は部屋にあったケント様グッズが跡形もなく なくなっているのに気づく。

 

マンションを出ると、光井が慌てて走ってきて、航は思わず光井を責める。

 

『どうしてあんなになるまで放っておいたんですか?

泉美さん、ボロボロじゃないですか。

光井さんがそばにいながらどうして…』

 

『悪い。とにかく顔を見てくる』

 

光井がベッドで寝ている泉美の頭にそっと触れると、泉美は目を覚まし、プレゼンで失敗してしまったことを謝る。

そして、光井に話があるという。

 

光井は、あとでゆっくり聞くからと泉美を休ませた。

 

水嶋からの圧力

泉美が水嶋社長に謝りに行くと、

『おかしいですね~。1年前の情熱はどこへ行ってしまったんですか。

あなたには失望しました』

と水嶋。

 

『社長の任務は、従業員たちの夢をかなえてその未来に責任を持つこと。

今のあなたにそれができますか?

もしあなたの中で情熱の火が消えかかっているなら、おのずと答えは出ますよね?

従業員の夢を壊すような、そんな未来は避けたいでしょ?』

 

そう迫られ、泉美は言葉を失う。

 

泉美の決断

翌日。

泉美は会社を辞めることをみんなに告げ、

情熱がなくなり、乙女ゲームのことがわからなくなったと苦しい胸の内を明かす。

 

『冗談ですよね…?』

『そんな…。勝手じゃないですか、傘下に入った途端に』

思わず声を荒げるアリスに、

『ほんとそうだよね…ごめん』

と泉美は泣いて謝る。

 

『ほんとにごめんなさい…!』

泉美が走って出ていき、みんなはぼう然とそれを見送る。

 

別れ

光井が追いかけてきて、

『プレゼンに失敗したからって、そんな。

今までだってこんなことあったじゃん。

気持ちを切り替えて次に行こう、次』

と前向きな言葉をかける。

 

でも泉美は本当にもう乙女ゲームに情熱がもてなかった。

仕事を続ければ変わるかと思ったけど、やっぱり無理で。

プレゼンに負けたのは当然の結果だった…。

 

本当に何をやったらいいかわからないし、自分の判断にも自信がもてず、前とは全然違う。

 

こんなモヤモヤした感情を見せたらみんなも混乱するだろうし、迷惑をかけるくらいなら、いないほうがいい。

 

すると光井は、自分も会社を辞めて泉美を支えるという。

でも泉美は断る。

光井にはみんなのことを守ってほしい。

 

『泉美ちゃん。俺じゃ、君の支えにはなれないのか?』

光井の問いに、

『ミッチー。。私たち、つき合うべきじゃなかったんだと思う。

自分から言ったくせに勝手だよね』

と泉美は目を伏せる。

 

『それってやっぱり彼のことを忘れられないってこと?』

 

泉美は首を振って否定するが、

『こういうときこそ俺に頼ってくれよ』

と言ってくれる光井に甘えることはもうできなかった。

 

『ありがとう。

私…、あなたに心配ばかりかけて、何もしてあげられなかった。

本当にごめんなさい』

 

頭を下げて去っていく泉美を、光井は何も言えず見つめる。

 

その頃、いてもたってもいられなくなった航は、泉美のマンションへ向かう。

 

『泉美さん!泉美さん!』

ドアをノックしても応答がなく、鍵が開いていることに気づいた航は部屋の中に飛び込む。

 

そこには、何もなかった。

 

がらんどうになった部屋に、航は立ち尽くすのだった…。

 

 

~最終回につづく~

 

『推しの王子様』10話の感想

うわーん、泉美~~~( ノД`)シクシク…

最近、全然泉美の笑った顔見てなくて、どんどん元気をなくしていたけど、まさかこんなことになるなんて…。

傘下になるってことは今までのようにはできなくなることだってわかってたけど、

ほんとなんというか、うまく丸め込むような嫌らしい言い方が嫌だわ。

 

それに初回から水嶋社長は泉美と話した後はいつも企んでるような表情をしてたけど、最初からこれを狙ってたのかな。

もしそうだったら怖すぎる……

ペガサス・インクの名前の由来だって、この会社を作ったのだってすべて泉美ありきなのに。

 

やっぱり初めて自分のすべてを注いで作った「ラブ・マイ・ペガサス」を終了させるのは、翼がもぎ取られるくらい辛い出来事だったんだろうな。

いろんなことが重なって、自分でも自分がわからなくなって。

前は生き生きと自信をもって発言していた泉美が『そうですね、たぶん…』と言ったときの衝撃はデカかった。

私はそれが普通だけどさ~(;´∀`)

まさか引っ越しまでして姿を消してしまうと思わなくてびっくりしました。

 

次回、最終回で泉美がどうやってまた心の拠り所を取り戻すのか、そこが楽しみです。

まさかこのまま、ってことはないでしょー!うんうん。

泉美がいなくなったらみんなもどうしたらいいかわからなくなってしまうしね。

やっぱ最後に救ってくれるのは「推しの王子様」かな。

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました(,,>᎑<,,)

またの~。

 

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