『推しの王子様』7話ネタバレと感想│なぜ~…なぜ好きなのに突き放すの~( ノД`)航の成長した姿に涙…

にこ

今回は、2021年8月26日放送『推しの王子様(推しプリ)』7話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

7話では、次の給料日までの1週間、航(渡邊圭祐)がふたたび泉美(比嘉愛未)の家で暮らすことに…!

 

杏奈(白石聖)に怪しまれたり、泉美に盗作疑惑が浮上したり…。

 

社内コンペの結果も気になりますね!

 

航はどんなキャラを作り上げたのでしょうか?

それではさっそく、7話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

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『推しの王子様』7話のネタバレあらすじ

泉美(比嘉愛未)の指示で、過労で倒れた杏奈(白石聖)を自宅まで送り届けた航(渡邊圭祐)は、

『たまには頼ってよ。俺にできることがあればしてあげたいから』

と杏奈を気遣い、頭をポンポンして帰っていく。

 

2人のことが気になっていた泉美は、杏奈を無事に送ったという航からのメッセージを見て安心する。

 

「よかった。お疲れさまでした。」

「今日はどこに泊まるの?」

そう打ちかけて、泉美はそれを消去し「ありがとう」とだけ送る。

 

翌朝、社長室にやってきた航は、もう少しだけ一緒にいさせてほしいと泉美に頼む。

次の給料が出たら家を借りられるので、それまでの間、同居させてほしいというのだ。

 

泉美は戸惑いつつも、『うん、いいよ』と快諾。

あと1週間だけ、2人は一緒に過ごすことになった。

 

一方、社内では芽衣(徳永えり)マリ(佐野ひなこ)がコンペに出す新キャラクターのデザインを考えていた。

それに対し、航はまだまっさら!他の人たちのことが気になり、何も描けない。。

 

逆に泉美は航と仲直りできて、やる気満々。

元気を取り戻した泉美を見て、光井(ディーン・フジオカ)は泉美ちゃんはわかりやすいな~と微笑む。

 

その夜。

泉美がそわそわしながら航の帰りを待っていると、航がスーパーの買い物袋を提げてやってくる。

 

迷惑をかけないように食事ぐらいは自分で用意しようと、豚汁を作ろうと思ったらしい。

でもあいにく家に味噌がなくて、ポトフにしよう!と泉美はメニューを変更。

 

航と並んで料理していた泉美は、昨日、航が何を言おうとしていたのか気になって聞こうとする。

 

が、『キャラデザのほうは順調?』

と全然違うことを聞いてしまう(;´∀`)

 

そんな中、航がバルサミコ酢をどばどばサラダにかけ始めて、

『何そんなにかけてんの!?』と泉美は焦る。

 

『だからバ…、バ…、バルス』

『知ったかぶりしなーい!ちょっと食べてみて』

 

泉美に言われて、サラダを食べさせられた航は『酢っぱ!』

 

──今のこの瞬間がずっと続けばいいのに…。

 

航と笑い合いながら、泉美はそう願っていた。

 

盗作疑惑!

翌日。

杏奈が復帰。

 

航は自分が考えたキャラデザインに自信が持てず、泉美に意見を求める。

泉美は『私の意見は気にせず、もっと自信をもたなきゃ』と励ますが、どうも航は過去のことが気になって不安な様子…。

 

そんな中、「ラブ・マイ・ペガサスはパクリで、日高泉美に盗作された」と訴えるブログを有栖川(瀬戸利樹)が発見する。

自分の方が先に企画し、ネットにアイディアをアップしていたというのだ。

 

でもこのゲームは泉美と光井が考えて、ここにいるみんなで完成させたものだ。

盗作なんてありえない。

 

航はなにか対策を打とうと提案するが、

泉美は『何もしなくて大丈夫。私たちは間違っていない。その事実があれば十分だよ』と言い切る。

 

でもこんなあることないこと書かれて、航は嫌だった。

泉美がいろいろ批判されるのが嫌だった。

 

航は社長室に行くと、その想いを泉美に伝えた。

 

『誰よりも頑張っているのに知りもしないで、ふざけんなって思います。

泉美さんがよくても、俺はよくないです』

 

それを聞き、泉美は胸がいっぱいになる。

『航くん、ありがとう』

 

たとえネットで顔の見えない相手に叩かれようとも、そのひと言に泉美は救われた気がした。

 

違和感

一方、航がキャラデザインに煮詰まっているのに気づいた杏奈は、気分転換に航と寄り道して帰る。

 

そのおかげで航も少し元気を取り戻したようだ。

『今までは教えてもらうばかりだったからさ、泉美さんやみんなに認めてもらいたい』

と決意を語る。

 

そんな中、杏奈は、電車じゃなく今日は歩いて帰るという航に違和感を抱き、ある行動に出る…。

 

航にしかないもの

その夜。

航は帰宅した泉美に、キャラデザインについてまた意見を求める。

 

他人と比べてもしょうがないし、気にせず描こうとしてる。

でもこれだけやっても認められなかったらと思うと、不安で不安でたまらないのだ。

 

子どもの頃は夢中で絵を描いていた。

中学も高校も美術部で、航は自分の描いた絵を見てお母さんが笑ってくれるのが嬉しかった。

 

でも父親が働いていた会社が倒産し、ずっと苦労していたお母さんは『ごめんね』と家を出ていったきり帰ってこなかった。

 

そのとき、航は絵のコンクールで優勝したことを伝えようとしていた。

そりゃあ絵で優勝しても、あの頃の家には意味がなかったかもしれない。

それでも航は、どこかで自分の絵が何かを変えられるかもと思っていた。

 

それから航は何もやる気が起きなくて、どこへ行ったらいいかもわからなくて、ずっと不安だった。

自分が何かしても、何も変わらないとどこかで思っていた。。

 

その話を聞いた泉美は、私もそう思っていたと共感。

どうせ私のことなんて誰も期待してないし、何も変わらないって。自信なんて全然なかったという。

 

けど乙女ゲームと出合ってそんなのどうでもよくなった。

自分がほんとに好きで楽しいと思えたら、周りの評価なんて気にならない。

後から結果がついてきて、今、泉美はこうしてゲームを作っている。

 

『何かを好きになる気持ちは、とてもはかない。でもだからこそ、ものすごいパワーを生み出せると思うの。

 

それに遠回りしたぶん、航くんは他の人が見ていない何かを見てるはず。

航くんが経験した過去は誰にも真似できないし、物を作る上で必ず生かせる。

 

航くんは絵を描くことが好き?

航くんが心から楽しんで描けたら、それはきっと航くんにしか描けないデザインになる。

私は見てみたい。

だから怖がらずに一歩踏み出してみて』

 

それから航は夢中で絵を描き始めた。

そんな航を見て、泉美はとっても嬉しくなる。

 

疑惑

しかし翌朝、杏奈が社長室にやってきて、

『あの、泉美さんは航くんとどういう関係なんですか?』

と聞いてきて、一気に雲行きが怪しくなる。

 

実は杏奈は、昨日、航のあとをつけていたのだ。

そして航が泉美が住んでいるマンションに入っていくのを見てしまった。

 

『まさか航くんとつき合ってるとかじゃないですよね?

私と航くんのこと応援してくれるって…』

 

取り乱す杏奈を見て、泉美は慌てて、ただ同居しているだけだと否定する。

それに給料日には航は出ていく。

明後日には、家を出ていってしまうのだ。

 

でも、

『そういうことじゃなくて…、本当はどうなんですか?

泉美さん、本当は航くんのこと…』

と杏奈は疑う。

 

『何言ってるの。航くんも杏奈ちゃんも大事なスタッフだよ。

2人のことは私も応援してる』

 

それを聞いてようやく安心したのか、杏奈は『すいません、いろいろと失礼なことを言ってしまって…』と部屋を出ていく。

 

泉美は張りつめていた心の糸を緩めると、ふぅ~とため息をついた。

 

運命のプレゼン

その後、パクリ騒動は嘘だったとファンの人が証明してくれ、

よかったぁ!これで心置きなく明日のプレゼンに臨める!とみんなは喜ぶ。

 

そして社内コンペ当日。

ランタン・ホールディングスの小島部長と野島部長も審査に加わり、プレゼンが始まった。

 

マリが提案したのは、3兄弟の幼なじみ。

明るく人懐っこく、スポーツが得意で、いかにも人気が出そうなキャラだ。

 

芽衣の案は、3兄弟のおじで、かっこいいナイスミドルなイケおじ。

意外性もあって面白いと高評価をうける。

 

そして航が提案するのは、3兄弟のいとこ。

名前は「月」と書いて「ルナ」と読む。

いつも身近にいて気づかないけど、いざというときには頼りになる男。

 

ルナは、3兄弟とは本物の兄弟のように過ごしてきた。

でもルナの両親はすでに亡くなっていて、ルナはひとりぼっち。家族はいない。

 

昔は何をするにしても自信がなく、人と比べてばかりだった。

夢を見ることさえ、諦めていた。

でも、自分と向き合うことができたとき、ルナは生まれ変わった。

 

ルナは自分のことが好きになった。

もう後ろ向きな気持ちはない。

今の自分を作ってくれたすべての過去に、感謝できるようになったから。

そして誰よりも輝けるように、心から今を楽しむと決めたから。

 

その言葉を聞き、泉美は熱いものがこみ上げる。

 

審査の結果、満場一致で航の案が採用される!

 

3つの案の中で1番感情移入できるし、1番奥行きがあって可能性を感じた。これからが楽しみだと、光井をはじめ、審査員は絶賛。

『おめでとう!』と泉美が言ってくれ、みんなから拍手が起きる。

 

でも絵はまだ粗削りだし、これからが勝負。

さっそく光井の厳しいチェックが始まった。

 

トォルーエンド

その後…。

航の成長ぶりにしみじみしている泉美を、

『やっぱり育てた先生のおかげなんじゃないかな?

育成成功!ゲームで言ったら、まさにトゥルーエンドだよ』

と光井はほめる。

 

そのとき、泉美はふと気づく。

もう今の航なら、ひとりでも羽ばたいていける。

このままじゃいけないのかな…と。

 

泉美は寂しさを感じながら、お祝いのワインを買って家に帰った。

 

好きだから

航が帰ると、泉美は疲れてソファで眠っていた。

航は思わず泉美の頭をなでようとして、その手を止め、スケッチブックに泉美の寝顔を描く。

 

目を覚ました泉美は喜んで、私にちょうだいと絵をもらう。

『ありがとう。航くんの目線で描いてくれた絵だね』

 

噛みしめるように言う泉美を見て、航は泉美への想いがあふれ出す。

 

『気づいたら、いつも泉美さんのことを考えてました。

ささいな変化も気になるし、嬉しいことがあったとき、真っ先に知らせたいのは泉美さんだし、

悲しいことがあったときに会いたいのも泉美さんで、

ずっと認めてほしいと思ってました。

これからもそばにいて、いろんなことを教えてもらいたいんです。

 

泉美さんのことが、好きです』

 

すると泉美はしばらく考えてから、首を振った。

 

『あなたは私から卒業しないと。今日でもう最後』

『え?』

『あなたにはもう教えることはない』

『そんなわけないだろ?』

 

『あなたは刷り込まれてるだけなの。

航くんがそばにいたいと思うのは、刷り込まれてるだけで恋愛じゃない』

 

『俺、泉美さんのこと本気で…』

『尊敬してくれてたんだよね。でもそれは好きとか、そういう感情じゃない…、誤解してる。

私にこだわってたら、航くんはそこで止まってしまう。

私の器の中でしか大きくなれない』

 

でも航は『それでいいよ、泉美さんが認めてくれるなら』と言い張る。

『それがだめなの!

あなたの人生は、私がつくるものじゃない。

あなた自身がつくるものだから』

 

『・・・・・・』

『これからは別々の道を歩きましょう』

泉美はそう言って航に明日、家を出ていくよう頼む。

 

『それにあなたにはずっと前から見てくれている人がいる。

あなたはあなたの道を歩いて』

 

冷たく突き放そうとする泉美に、

『嫌だ…泉美さん』と航はポロリと涙を流し、すがろうとする。

 

けれども泉美は『今までありがとう』と部屋を出ていく。

航はそれ以上何も言えず、ぼう然とうつむいた。。

 

朝が来て、航が部屋を出ていく音がした。

マンションを振り返る航。

 

泉美は航がいなくなった部屋を見渡し、テーブルの上に残された航のスケッチブックを見つける。

突き上げるようにこみ上げる涙。

 

泉美はスケッチブックを抱きしめ、

 

泣きじゃくった。

 

 

~8話につづく~

 

 

『推しの王子様』7話の感想

うーん、切ないっ。。正直、なんで素直になれないんだよ〜と見終わったあと、悲しくてしょうがなかった。

あんな泣きじゃくるほど航のことを好きなのに。

航の幸せを考えてのことなんだろうけど、スケッチブック見て『これちょうだい、やったー』と幸せに浸ってからの突き放しは、見てて辛かった〜。

 

でも泉美の寝顔を見て、頭に触れようとしてやめて寝顔をスケッチするっていうのがいいですよね。

またこれが、めっちゃきれいな寝顔で、女の私から見ても惚れ惚れとするくらい美しかった。

 

杏奈も、直接泉美につき合っているのか聞いてしまうところがすごい…。

しかも航はペガサスインクを辞めちゃうのかと思いきや、会社に残るんですね。

この状況で仕事を続けていくのか〜。それも辛い!

 

でも航のプレゼンは、航が変わろうとしてるのがすごく伝わってきてウルッとしました。

遠回りしてきた過去もすべて今の自分をつくるもの。

すべてを受け入れて、今を楽しもうという航は、もう敬語も完璧やし、堂々として落ち着いていて、昔の影はみじんもなかった。

 

なのに成長したらトゥルーエンドで、そこで卒業なんてつらすぎる。。

 

杏奈と航と泉美と光井の四角関係はこの先、どうなってしまうのでしょうか?

とにかく、素直になるしかないよね〜。。

結局、最後はそれしかないような気がする。

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました(=^・^=)

またの〜。

 

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