『推しの王子様』8話ネタバレと感想│もう自分の心に嘘はつけない…!なんでだ、みんな切ないぞ~

にこ

今回は、2021年9月2日放送『推しの王子様(推しプリ)』8話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

航(渡邊圭祐)が泉美(比嘉愛未)の家を出ていってから8か月。

 

新作ゲームが大ヒットし、航はプランナー兼デザイナーとして、乙女ゲーム界のプリンスとして人気を集めていた!

 

一方、大学時代の友人にヘッドハンティングされた光井(ディーン・フジオカ)は、どうしたらいいのか迷っていて…!?

それではさっそく、8話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ
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『推しの王子様』8話のネタバレあらすじ

航(渡邊圭祐)泉美(比嘉愛未)の家を出て、8か月…。

ペガサス・インクが発表した新作乙女ゲーム「恋する森の中へ」は、史上最速300万ダウンロードを記録する大ヒットとなり、航はそのプランナー兼デザイナーとしてテレビに出演するなど、乙女ゲーム界のプリンスとして注目を集めていた。

 

そんな中、航がレストランで待ち合わせしていたのは杏奈(白石聖)

航は去年のクリスマスイブに杏奈に告白し、つき合ってもう5ヶ月になるのだ。

 

一方、泉美はあいかわらず、木曜日は家で「ラブ・マイ・ペガサス」をプレイしている。

 

でもどんなにいいことが続いても、

育てた新入社員=航が、会社にとってなくてはならない存在になり、テレビの中で微笑んでいようとも、

泉美の表情は冴えない。

 

──今日はきっと、いい日だ。

泉美は心の中でそう言い聞かせた。

 

ここにいる意味

航は忙しい仕事の合間を縫って、新作ゲームの企画書を用意していた。

有栖川(瀬戸利樹)にそのことをバラされてしまった航は、泉美に企画書を渡す。

 

一方、光井(ディーン・フジオカ)は、独立してゲーム会社を立ち上げた大学時代の友人から、一緒にやろうと誘われる。

 

『こちらにくれば、おまえが司令塔だ。

日高泉美が作りたいものじゃなく、おまえが作りたいものがつくれる』

 

『おい、光井。おまえがペガサスインクにいる意味ってなんだよ』

 

その問いに、光井は答えることができなかった。

 

元気のない泉美

そんなある日、泉美は新キャラクターのルナのノーマルの表情はどちらがいいか質問される。

 

でもいつもなら即断即決の泉美が決められない。

そんな泉美を見て、みんなはびっくり。

泉美は少し時間をもらえるかな?と答え、困ったように微笑む。

 

さらにペガサス・インクの内定をうけた杏奈が挨拶にやってきて、

杏奈と航の仲睦まじい様子を見て、泉美は複雑な気持ちになる…。

 

しかし新作ゲームがヒットしたおかげで、ランタンの売り上げは右肩上がり。

これなら向こうも喜んでくれるだろう。

 

でも喜んでばかりはいられなかった。

新作のほうで手いっぱいで、ラブぺガは今月、初めての赤字。

 

もっと事業規模を拡大してたくさんのゲームを出せるようにならないと、せっかく航が考えた素晴らしい企画も予算を組めない。。

今の泉美には、彼の企画を実現させてあげることはできないのだ。

 

泉美からその話を聞いた光井は、

『いつでも相談して』と元気のない様子の泉美を気遣う。

 

でも『大丈夫。ごめんね、心配かけて』と泉美は笑って答える。

 

泉美は自分の心の内を、

光井は友人からヘッドハンティングを受けていることを、お互い言えずにいた。

 

トラブル発生!

そんな中、月末の予定だった声優のアフレコを早めてほしいと連絡があり、泉美たちは大パニック!

急きょ予定を調整したり、ライターさんに台本を頼むことに…。

 

家に帰った航は、その話を杏奈に報告。

最近、泉美に元気がなく、あんな泉美さんは初めて見たと心配する。

 

『あの人がいなかったら今の俺はいない。

毎日思うんだよ。

今日あったことをちゃんと覚えていたいって。

そんなふうに思ったこと、今までなかったからさ。

あの人のおかげなんだよ』

と、航は自分を拾って育ててくれた泉美への感謝の気持ちを口にする。

 

でも杏奈の視線に気づくと、慌てて航は『だから社長が元気ないと、社員としては不安かな』と弁解。

そんな航を杏奈は不安な表情で見つめていた…。

 

片思い同士

その頃、光井は有栖川とバーで飲んでいた。

光井に誘ってもらい、恐縮しながらも嬉しそうなアリス。

 

ライターさんから嫌味を言われたというアリスに、

『泉美ちゃんも辛かったと思う。わかってくれ』

と光井はフォロー。

 

そんな光井を見て、

『光井さん、絶対、泉美さんのこと好きですよね』

とアリスは思い切って言ってみる。

 

『なんだよ、急に』

光井は笑って答えるが否定はしない。

 

『泉美さんは幸せだな。

光井さんがいつもそばにいて、一緒に考えてくれるから』

 

アリスの言葉に、光井は苦笑いし、

『そう思ってくれてたらいいんだけど』と本音を口にする。

 

光井は悩んでいた。

自分は本当に泉美の力になれているのか?

この会社にいる意味はあるのか?と。

 

それを聞き、アリスはびっくりして、

光井さんがいないと泉美さんもみんなも困ると主張するが、光井の顔は暗いままで…。

 

その帰り道、アリスは

『光井さんも、ちゃんと自分の気持ちを言わないと伝わらないですよ、あの人には』

と、いつも人の気持ちばかり考えて、自分の気持ちを後回しにしている光井の背中を押すのだった。

 

ごねる声優

そしてアフレコ収録当日。

 

ランタン・ホールディングスに事業報告に向かった泉美と光井は、

『素晴らしいですね。

やはりこれも、日高社長の乙女ゲームへの情熱のなせる業なんでしょうね』

と代表取締役社長の水嶋(船越英一郎)に褒められる。

 

ところがアリスから連絡があり、

ルナ役をつとめる人気声優、駿河(武内駿輔)が「こんなひどい台本は読めない」とごねているという!

 

台本を読めないなんて、いったいどういうことなのか?

『ちゃんと私、チェックしたよ!』と泉美は憤慨しながら、光井とともに収録現場へ急ぐ。

 

台本を書き直す航

すると航がこちらのミスだと嘘をついて、喫茶店で台本を直していた。

 

できあがった台本を読んだ泉美は『これで印刷して持っていって』とゴーサインを出す。

でも泉美は明らかにショックをうけ、落胆しているようだった。

 

新しい台本を読んだ駿河は、仕事を引き受けてくれることに!

収録を終えると、駿河は最近、仕事に自信をなくしていたことを泉美たちに打ち明ける。

 

たしかに人気が出て、オファーは増えた。

でもそれは、自分を使えばユーザー数を稼げるとか、売り上げが上がるとかそういう理由から。

もちろんそれが大事なことはわかっている。

けど駿河は、自分の声が役に合っていると心から思ってくれるような、それくらい作品に情熱をもって本気で自分を選んでくれる人と仕事がしたかった。

 

泉美の作品への情熱は、かねてから聞いていた。

一緒に仕事ができるのを楽しみにしていた。

だから最初の台本を読んだとき、こんなはずがないと思ってしまった。

 

『でも今日もらった台本は素晴らしかったです。

ありがとうございました』

 

駿河は航が直した台本を絶賛し、帰っていった。

 

私がいなくても

その後。

泉美がスタジオの後片付けをしていると、航が手伝いにやってくる。

 

今回のようなことが起こったら不安だから、次の声優さんの収録に泉美も来てほしいと頼む航。

 

でも泉美は『あなたたちだけで大丈夫だよ』と断る。

 

泉美は航の考えた新企画をほめ、今日は台本を直してくれてありがとうと感謝し、その場を去った。

 

本当の気持ち

それから泉美は会社に戻り、光井に今日のことを話した。

 

最初にもらった台本をよく読み直してみたら、先に収録する予定だった”陸”のセリフがベースになっていた。

 

おそらく急な依頼でライターさんが間に合わなくて、

もともと書いていた台本を”ルナ”のキャラに合わせて急いで書き直したのだろう。

 

でもほんのちょっとのニュアンスの違いが残っていて、

それに気づいたのは、役作りを深く研究していた駿河と、航だけだった。

 

航が気づかなかったら、泉美は駿河を失望させていた。

 

『どうして気付かなかったんだろう。

今までの私ならこんなことなかったのに…』

と落胆する泉美に、

『ずっと思ってたんだけど、泉美ちゃん、今楽しい?』と光井は尋ねる。

 

最近の泉美は、心からこの仕事と乙女ゲームを楽しめているようには見えなかったからだ。

 

キャラクターの表情はどっちがいいか聞かれたとき、即断できなかったのもそのせい…。

そう思った泉美は『うん、そうかもしれない』と認める。

 

前は頭の中がクリアになっていて、自分がこだわっている部分をすぐ見つけられた。

でも今はわからない…。

急にもやがかかったみたいで。

なんで乙女ゲームを好きだったのかも、わからない。

 

『こんなこと初めて…。

もう、どうしたらいいのかわかんなくて……、苦しい。。』

 

泣き出す泉美に、

『今まで泉美ちゃんが仕事を楽しめていたのは、

自分の気持ちに正直で、

これが好きだってまっすぐに言うことができたからだよ』

と光井は告げる。

 

『でも今は自分の気持ちに嘘をついている。

フタをしてしまっている。

だからわからなくなってしまったんじゃないの?』

 

泉美は航の席をじっと見つめ、

『ミッチーの言うとおりだね』

と、航に好きだと告白されたことを明かす。

 

『そのときは断った。

私にこだわらないで、もっと広い世界で頑張ってほしかった。

でもあのとき私は、自分に嘘をついていたのかもしれない。

私、航くんのことを好きなんだと思う』

 

その言葉を偶然、会社に戻ってきた航が聞いてしまう。

 

『断ったことは後悔していない。

一緒に生きていくことはできないし、

航くんにはこれからも、自分が教えたことよりもっと多くのことを学んでいってほしい』

 

『それでいいの?』

光井が尋ねると、

『うん。もっと成長した彼を見たいから』

と泉美はちょっとスッキリした顔で、

ミッチーのおかげで自分の気持ちと向き合えたと感謝する。

 

『ふふっ、ミッチーはすごいね。隠し事できない』

 

すると光井も『俺も嘘をついてた。正直にならないとな』と泉美を見つめ…、

 

『俺は泉美ちゃんが好きなんだ。

今までずっと。

そしてこれからも。

俺は一緒に生きていきたいと思ってる』

 

と告白!

 

それを聞き、航は去っていく…。

 

水嶋社長からの提案

そんな中、ランタン・ホールディングスの水嶋社長に呼び出された泉美は、

『わが社の傘下に入りませんか?』

と持ちかけられる。

 

そうすれば、もっといろいろなことができるし、航の企画も実現できる…。

 

だがそれには条件があった。

売上不振が続いている「ラブ・マイ・ペガサス」を終了すること!

 

 

泉美はとつぜん大きな決断を迫られ、ぼう然と立ち尽くすのだった…。

 

~9話につづく!~

 

 

『推しの王子様』8話の感想

8ヶ月後。

航は本当の王子様になり、泉美は寂しそうな目でそんな航の姿を目で追いかけるようになっていました。

 

でも相変わらず、ミッチーは泉美のことを見つめてるし、航も杏奈と付き合ってるのに泉美のことが気になってしょうがないし、

杏奈は泉美のことを気にしてるし、

アリスは光井が好き。

この構図は変わっていないのね~。

 

だけど航と杏奈がつき合っていて、一緒に暮らしてるっぽいのはショックだったな〜。

しかも杏奈がペガサス・インクで一緒に働き始めたら、泉美の心は壊れちゃいそう。

航の成長を願って自分から振ったけど、日に日に航のことを好きだと思い知る泉美の抜け殻みたいな表情が切なくて…

 

前はスパッと決められたことが決められない。

前は気づけたことに気付けない。

仕事に情熱が持てない。

そんな自分に幻滅してる泉美の姿が見ていて辛かったです。

 

でもそんな泉美が心をさらけ出せたのは、やはりミッチーでした。

ミッチーにとって、航のことを好きだという泉美の告白は、わかっていても辛すぎたはず。

けどやっと素直に自分の気持ちを打ち明けてくれた泉美に、

ミッチーも長年封じ込めていた想いを告白して…。

 

これでやっとスタートラインに立てたかもと思ったところで、水嶋社長の申し出!

ビジネスマンとしては当然のことなのかもしれないけど、泉美は会社の規模を大きくすることと、自分のポリシー、どちらを取るのでしょうか?注目ですね!

 

そして泉美と光井の会話を聞いていた航がこれからどう出るのか?

ミッチーのヘッドハンティングの件も気になりますね!

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました(=^・^=)

またの〜。

 

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