『推しの王子様』5話ネタバレと感想│ミッチーと航の壁ドン対決…!?好きってどういうことかしら?

にこ

今回は、2021年8月12日放送『推しの王子様(推しプリ)』5話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

航(渡邊圭祐)は、幼なじみの杏奈(白石聖)から『ずっと好きだった』と告白される。

 

でも今まで人を好きになったことのない航には「好き」がどういうことがわからない。

 

そんな中、ひょんなことから航と泉美(比嘉愛未)が遊園地で擬似デートすることになり…!?

それではさっそく、5話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

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『推しの王子様』5話のネタバレあらすじ

航(渡邊圭祐)は、幼なじみの杏奈(白石聖)から『ずっと好きだった』と告白される。

でも気持ちを伝えたくなっただけで返事がほしいわけじゃないという。

 

航が家に帰ってきたのは0時過ぎ。

杏奈から航への気持ちを聞かされていた泉美(比嘉愛未)は、2人の間に何かあったんじゃないかと気が気じゃない。

 

翌日。

新作乙女ゲーム「恋する森の中へ」のプロトタイプ版のチェックが行われた。

しかし泉美はなにかが引っかかり、その原因を探ることに…。

 

そんな中、ゲームの登場人物が「気づいたんだ…。この気持ちを『好き』って言うんだって」と言っているシーンを見た航は、

『好きって、なんなんでしょうね…』とつぶやく。

今まで航は人を好きになったことがないのだ!

 

それを知った有栖川(瀬戸利樹)織野(谷恭輔)は、これは乙女ゲームを作る上で大問題だと、航に誰かを好きになる気持ちを教えようとする。

 

みんなの「好き」講座

織野にとって、恋愛は1人じゃできないもの。

 

有栖川にとって「好き」は、

その人のことを気遣いたくなるというか、

その人のささいな変化に気づくようになるというか、

それくらい相手を大事に思うこと。

 

ペガサスインクで唯一結婚しているマリ(佐野ひなこ)は、

「そばにいたい」という感覚が大事かもという。

気が付くとその人のことを考えてしまったり…。

ひと言じゃ言い表せないのが「好き」なのだ。

 

伝わらない片思い

その夜、光井(ディーン・フジオカ)は泉美といつものバーで飲んでいた。

 

俺はいいと思ったけどな~とミッチーはプロトタイプ版の話をしようとするが、

泉美の頭はほかのことでいっぱいだった。

 

『好き…』

 

と泉美にとつぜん見つめられ、ミッチーは焦る。

 

『ってさあ、どういう気持ちのことだと思う?』

泉美はどうしたら航に「好き」という気持ちを教えられるか、考えていた。

 

だんだん航に教えることの難易度があがってきている。

それは彼が成長している証拠。

最初はマナーも教養もなにもなかった。

この前まで「SAUSAGE(ソーセージ)」をサウサゲと呼んでいた子が、今はみんなと一緒にちゃんと仕事をしている。

 

でも今回ばかりは泉美もお手上げだ。

泉美自身、しばらく恋愛から遠ざかっているのだから。

 

『あ、ミッチーは?つき合ってる人とかいる?

ね、好きって何?

もしここに航くんがいたらなんて言う?』

 

無邪気に質問する泉美に、ミッチーは「或る夜の出来事」という映画のセリフをささやく。

 

『夜には君を守るタカに、朝には君の頬をなでる風に』

 

突然、ミッチーに熱いまなざしを向けられ、泉美はキョトン。

ミッチーの気持ちはまるで泉美に伝わらない。

 

帰り道。

泉美の後ろをゆっくりと歩いていたミッチーは急に泉美を呼び止め、橋のたもとに押しつける。

驚く泉美。

 

でも泉美はむぅ~とミッチーをにらみつけ、

『あごの角度が違う。手の位置はここ。これがケント様。わかった?』

とダメ出しをする。

 

『すみません、社長』

『よし』

ごきげんで歩き出す泉美の後ろ姿を、ミッチーは悲しそうに見送った。

 

ラブぺガをやりなさい

翌日。

社長室にやってきた航に、泉美は『ラブ・マイ・ペガサスをやりなさい』と命じる。

 

ラブペガには、泉美の理想の恋愛のすべてが詰まっている。

それにここの社員なのにまだこのゲームをやっていないなんてあり得ない!

 

『そういうことだから。ケント様から学んでちょうだい』

泉美はそう言い、去っていった。

 

ムキになるミッチー

一方、昨日泉美がプロトタイプ版に対して感じていた違和感は、初期段階の分岐点にあった。

 

「幻の花をさがしにいく」を選択すると、2人めのレギュラーキャラ・海くんに出会えるが、

「小屋に戻る」を選択しても、家で待っているのは今まで行動を共にしていた長男の陸くんだけ。

 

この選択肢が両方とも魅力的なら、あっちを選んでたらどうなってたかな~と想像もふくらむし、

彼との仲が進展していったときも楽しいと思える。

 

けどミッチーは、これまでずっとプレイヤーと時間を共にしていた陸くんに愛情が芽生えていたら、選択を迷うんじゃないか。

アリスのシナリオはよくできていたと、有栖川を立てる。

 

でも薪を拾ってくれたくらいでそんな気持ちになる~?と泉美に言われ、

まるで自分がけなされたような気がしてミッチーはムキになる。

彼なりにアピールしたり、長年彼女のために頑張ってきたんだから。

 

でも実際には、陸とプレイヤーは出会ったばかり。

芽衣(徳永えり)に言われ、ミッチーはハッと我に返る。

 

それに杏奈曰く、陸はプレイヤーと一緒にいすぎだ。

一時的に離れたほうが、ドキドキする。

今まで会えてた人がとつぜんいなくなると、

それまで過ごしていた時間がかけがえのないものだったと気づくのだ。

 

それは杏奈の航への想いそのもので、航は杏奈と視線がぶつかり、ハッとする。

 

会議終了後。

有栖川は今度の日曜日、ミッチーをどこかに誘おうとする。

でも勇気が出ず、有栖川は言いかけた言葉を飲み込んだ。

 

杏奈の気持ち

一方、杏奈とランチに行った泉美は、杏奈が航に気持ちを伝えたことを知り、動揺する。

 

杏奈にとって、航は「原点」のような人。

ラブぺガを好きになったのも、ケント様が航に似ていたからだし。

それで乙女ゲームが好きになり、東京のゲーム会社で働きたいと思ったのだ。

 

でも肝心な気持ちは伝えられないまま。

航が急に高校をやめていなくなったときは本当にショックで、もうこの気持ちを伝えることもないと思っていた。

 

だからこうして再会できたことを無駄にしたくない。

 

杏奈の気持ちを知り、

『無駄になんてならないよ。杏奈ちゃんの想いは航くんにもきっと伝わってると思う』

と泉美は微笑む。

 

無駄にしたくない

その頃、航は泉美に言われたとおり、ラブぺガをやっていた。

そこに有栖川が暗い表情で現われる。

 

有栖川は次の日曜日、好きな人と一緒に行こうと八景島シーパラダイスの前売り券を買ったのだが、誘えなかったのだ。

 

せっかく買ったのにもったいない…。

そう思った有栖川は、航と一緒に行くことを思いつく。

そう!これは「好き」を学ぶための研修!

チケットを無駄にするよりずっといい!

 

その夜、有栖川から架空のデートコースが送られてきた。

お互い好きな人と一緒に行けることを想像しながら楽しもう!という有栖川のデートプランは、分単位で何に乗ってどこへ移動するか書かれていて、

『細かっ!』

と航は目を丸くする。

 

泉美の好きな人は

一方、杏奈の気持ちを応援すると言ったものの、泉美の気持ちは複雑だった。

 

ベランダで夜景を見ていた泉美の後ろ姿に、航はなぜかドキッとして立ち止まる。

すると泉美が振り返って微笑んだ。

 

『杏奈ちゃんに告白されたんだって?だから悩んでいたと…』

泉美はそう言って、

『何が好きかなんて、私だってよくわかんないよ。

先人たちだって、他に言いようがないからそれを「好き」って名付けたんじゃない?』

と正直に伝える。

 

『難しいことを考えずに、自分が思ったとおりに動いてみればいいよ』

 

泉美の言葉に、思いきって航はこころに浮かんだ疑問をぶつける。

 

『泉美さんは、好きな人とかいないの…?』

 

『いるよ』

泉美は即答した。

『ケント様』

 

『そっか…』

『うん』

泉美は複雑そうな笑みをを浮かべ、つけ加える。

 

『誰かを好きになるのに正解なんてない。自分に正直に。以上。頑張れ』

 

『うん…。おやすみ』

自分の部屋に戻ろうとして航は、泉美のことが気になって振り返る。

 

泉美が振り返った時には航の姿はなく、泉美はふ~っと息を吐きだした。

 

仮想デート!

そして日曜日。

有栖川が水道管が破裂して行けなくなってしまい、

困った航は、泉美を遊園地に誘う!

 

遊園地に入る前に泉美は、これは杏奈ちゃんとデートするときのための想定デートってことにしようと提案。

杏奈ちゃんだと思ってエスコートしてくださいと頼む。

 

でも航は『そんなこと言われてもできない。杏奈じゃねえじゃん』と拒否。

ジェットコースターに乗りたいとスタスタ歩いていく。

 

前に来た時、航はまだ子供で、身長が足りなくて乗れなかった。

それに有栖川が送ってきたコースにも最初はジェットコースターがおススメだと書いてある。

 

『ほら、足元気をつけて』

航は渋る泉美の手を引っ張り、ジェットコースターに乗せ、子どものようにはしゃぐ。

それを見て、泉美も目を細める。

 

でもやっぱり怖い…!

実は泉美はジェットコースターに乗るのが初めてなのだ!

ジェットコースターが走り出すと、泉美はしっかと隣の航の手を握る。

 

けど終わった後は、なにこれヤバイ!超楽しい!と2人は大興奮。

その後も記念写真を撮ったり、メリーゴーランドに乗ったり、

ワッフルを買って交換したり、アスレチックで手を貸してもらったり、

2人の距離はどんどん縮まっていく。

 

そして泉美がちょっと疲れて休憩しようとした時、事件は起こった。

お土産屋さんの犬のキーホルダーを見て、

『あ、これ、昔飼ってた犬みたい』と泉美が言ったときだ。

 

航は通りかかった人にぶつかられ、バランスを崩して『うわぁ~!』と泉美のほうへ。

ちょうど壁ドンするような形になり、2人は至近距離で見つめ合う。

 

泉美は慌てて航を押し戻すと、

『も~!今のかっこよかったよ!角度とか手の位置とか完璧!ケント様じゃん、さすが!』

と言って歩き出す。

 

でも心臓は正直だ。

今まで感じたことがないほど、泉美の心臓はドキドキと高鳴っていた。

 

好きな人の笑顔

その帰り道。

今までのことを振り返り、泉美は自分なりに考えた「好き」を航に伝える。

 

つらいとき、苦しいとき、悲しいとき、泉美はいつもケント様の顔を思い浮かべ、ケント様の笑い顔が見たくて毎日頑張っていた。

 

だからその人が笑ってる顔が思い浮かんだら、

 

きっとそれが、「好き」ってこと。

 

『今日は?

今日も浮かんだの?ケント様の顔』

航が真顔で尋ねると、

『う、うん。さっきのなんて、もしこれがケント様だったらな~なんて』

と泉美はごまかす。

 

『杏奈ちゃん、本当に航くんのこと考えてたよ。

だから航くんもちゃんと向き合ってあげて』

 

泉美はちょっと用事があるから先に帰っててと航に言い、駅前で別れて歩いていく。

 

航は改札に入ろうとして、ふと気づく。

 

いつの間にか、泉美のほんのちょっとした違いに気づくようになっている自分に。

 

困っている泉美を見て、手を差し伸べている自分に。

 

気がつくといつも泉美のことを考えている。

 

泉美の笑った顔を思い浮かべている自分に。

 

遊園地まで走って戻るまで、航はずっと泉美のことを考えていた。

 

泉美は航より先に家に着き、思った。

今日は1度もケント様の顔は思い浮かばなかった…と。

 

芽生えた感情

翌日。

プロトタイプ版の出来に、泉美は文句なしの太鼓判を押す。

 

航は、昨日はごめん!と謝ってきた有栖川に、

泉美と遊園地に行ったことを話す。

 

それを聞いて有栖川はびっくり!

でも泉美となにかあるわけではないと知り、安心する。

 

そして肝心な「好き」という気持ちについては、

航の中で、みんなが言っていた「好き」がなんとなく繋がってきたという。

その人のささいな変化に気付けるとか、

そばにいたいとか、気づいたらその人のことを考えているとか。

 

『その人の顔が浮かんだんです

その人の笑った顔が』

 

『そっかぁ~。じゃあ、好きってことだね?その人のことが』

 

有栖川は優しく微笑み、

『じゃあ、気持ちは伝えるの?』

と航に尋ねる。

まあ、人のことは言えるけど、有栖川も言えずにいるわけだが。。

 

『俺もいつか伝えたいよ。

あなたがいるおかげで、毎日元気にやれてます。

あなたのことを考えるから、明日が来るのが楽しみですって』

 

その後。

航は遊園地で買ったあるものを泉美に渡そうと、社長室に向かった。

 

すべて賭け?

その頃、泉美はミッチーと話していた。

実はミッチーは、航が泉美と遊園地に行ったという話を立ち聞きしてしまい、嫉妬していた。

 

そもそも航を育てたら?と言ったのはミッチーだ。

でもそれは仕事上の話で、プライベートで時間を割いてまですることじゃない。

別につき合っているわけじゃないんだから。

 

いつもと様子の違うミッチーに戸惑う泉美。

さらにミッチーは『彼を育てるのは、俺との賭けだったよね?』と言い出す。

 

泉美は焦って

『賭けよ、賭け。

彼もけっこう育ってきたんだし、早くちょうだいよ、レアグッズ!』

と笑い飛ばす。

 

ドアの向こうで聞いていた航はショックをうけ、立ち去る。

泉美はドアの前に落ちていた犬のキーホルダーを拾い上げ、航がいたことに気づく。。

 

現実の世界

家に帰ると、航が荷物をまとめて出ていこうとしていた。

 

『何してるの?』

泉美が止めようとすると、航はその手をはねのける。

 

『賭けってなんだよ。

楽しかった?何も知らないバカな俺を賭けの道具にして』

 

『あなたのためになると思ったの』

泉美はなんとか航を落ち着けようとするが、航の怒りはおさまらない。

 

『あんた、サイテーだ!

どうせ大好きなゲームでもやってるつもりだったんだろ。

さすがゲーム会社の社長だよな。

キャラクターみたいに、人のことなんでも自由にできると思ってんだよ』

 

『違う…!』

『ちがわねーよ!』

 

でも航は自分を変えたがっていた。

だからうちの会社に入りたいと言ったんじゃないのか?

 

航もそれには不満はない。感謝もしているという。

 

『ただ俺は…、あんたにがっかりしただけだ』

 

そう言い捨て、航は泉美の横を通りすぎ、外へ出ていく。

 

現実の世界はゲームのように、

前の分岐点に戻ったり、リセットすることはできない。

やり直せたとしてもそれはたぶん、とても疲れる。

 

半日遊園地ではしゃぐだけで疲れてしまう私に、そんなことができるだろうか…?

泉美は膝を抱え、うずくまった。

 

その頃、公園のベンチに座り込んでいた航は、偶然、通りかかった杏奈に声をかけられる…。

 

~6話につづく~

 

 

『推しの王子様』5話の感想

今回、私が1番びっくりしたのは、アリスが好きなのがミッチーだったこと!

そんな素振りあんま見せてなかったから全然気づかなかったけど、そうだったのか…。

でもあんな敵対してた航とアリスが仲良くなって、一緒に遊園地に行っていたかと思うとそれはそれで面白い。

 

遊園地デートは、社長じゃない泉美の姿が見れてよかったなー。

怖がってたジェットコースターが乗ってみたら面白かった!というところとか。

 

でも壁ドンは航のうわぁーーからの壁ドンより、ミッチーのほうが決まってたと思うけどなぁ。

これも「好き」だからなのかなぁ。

好きじゃない相手にされても、ドキッとはするけど、何ふざけてるの〜で終わってしまうのか?

泉美がまったくミッチーの気持ちに気づいてくれないのが悲しい…。

あんなにアピールしてるのに、長年支えてるのにと、会議中につい熱くなってしまうミッチーの気持ちに同情してしまいました。

 

しかしミッチーの嫉妬から、航に賭けのことがバレてしまいましたね〜。

泉美のことを好きだと気づいた矢先のことだけに、航は裏切られた感が強かったんだろうなぁ。

 

でもまさか航、次は杏奈の家に転がり込むとかないよね…?

次回が気になります〜!

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました(=^・^=)

またの〜。

 

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