『推しの王子様』6話ネタバレと感想│気持ちはちゃんと言葉にして伝えなきゃ…。仲直りのごめんなさい!

にこ

今回は、2021年8月19日放送『推しの王子様(推しプリ)』6話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

泉美(比嘉愛未)と光井(ディーン・フジオカ)が自分を1人前に育てられるかどうか賭けていたことを知り、怒った航(渡邊圭祐)は家を出ていく…。

 

そんな中、杏奈(白石聖)に励まされ、航は仕事を頑張ろうと決意…!

 

住むところのない航は、とあるお宅に泊まらせてもらうことになるが…!?

それではさっそく、6話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

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『推しの王子様』6話のネタバレあらすじ

航(渡邊圭祐)は、泉美(比嘉愛未)光井(ディーン・フジオカ)が自分を1人前の男に育てられるかどうか賭けをしていたことを知り、怒って家を出ていく…。

 

その後、公園で杏奈(白石聖)と偶然会った航は、幼なじみとして話を聞くよと言われる。

でもまさか自分を好きだと言ってくれた杏奈に、こんなことを相談できるわけがない。

航が黙っていると、

『前に進んでいくしかないよね。私ももっと頑張らなきゃ』

と杏奈。

 

そんな杏奈を見て、自分もこのままじゃ終われない…と航は前向きな気持ちになる。

 

どんな言葉で伝えればいいの?

翌朝。

会社に行くと、航が電話をうけている声がして、泉美はそっと陰からうかがう。

だが泉美と目が合うと、航は気まずそうに目をそらし、泉美はショックをうける。。

 

そんな中、開発中の新作ゲームで、途中から投入する新キャラクターをコンペで決めることに!

 

しかもいつものようにキャラクターの設定に合わせてデザインを決めるのではなく、自由な発想でつくってほしいという。

 

重要なのは、3兄弟のピンチを助ける男性キャラということ。

あとは、年齢も性格も体格もすべて自由。

そのコンペに、航も挑戦したいと名乗り出る。

 

しかし航は光井のことをにらみつけるようにじっと見ていて…。

泉美から事情を聞いた光井は、

『そりゃ腹も立つよな…。悪いことをしてしまったな』と反省する。

 

こちらの気持ちをわかってもらうには、ちゃんと話すしかない。

でも話を聞いてもらえるかどうか……。

 

泉美の辛い気持ちを知った光井は航に話しかけようとするが、また睨みつけられてしまう。

 

すると有栖川(瀬戸利樹)が光井に資料の確認をしてほしいとやってくる。

 

『うん。この方向性でいいと思うよ。アリスに任せておけば、安心だな』

 

光井にほめられ、腕をポンポンと叩かれた有栖川はめちゃめちゃ嬉しそう。

それを目撃した航は、有栖川と目が合ってしまいドキッとする。

 

その後、航はマリ(佐野ひなこ)に頼まれ、しぶしぶ泉美のところに資料を持っていくことに…。。

 

泉美は誤解を解こうとするが、

『何が誤解なんですか?賭けをしたのは事実ですよね』

と航に冷たく言い返され、何も言うことができない。

 

──どんな言葉で伝えれば航にわかってもらえるのか?

泉美はまったくわからなくなっていた。

 

アリスの家

 その夜、忘れ物をしたことに気づいて会社に戻った有栖川は、誰もいないはずの部屋にランタンの灯りがついているのに気づく。

 

恐る恐る近づくと、寝袋で寝ていた航と目が合い、

有栖川はうわあぁ~~~~~!!!

 

今まで住んでいたところに帰れなくなり、航が会社に泊まるつもりだと知った有栖川は、しかたなく航を自宅に連れて帰る。

 

有栖川はいとことルームシェアをしていて、いとこはちょうど出張でいなかった。

部屋には歴オタの有栖川らしく、歴史グッズがたくさん飾られている。

 

海外生活が長かった有栖川は、それで逆に日本の歴史に興味を持つようになったという。

 

でも俳優やアイドルを好きになるのと違い、推しに会いたくてももう死んでるし。

推しに会える日は命日で、お墓にお供えを持っていくなんて悲しすぎる!

 

ちなみに、有栖川の最推しは「武田信玄」。

人を見た目で判断せず、能力で評価するところが光井みたい!

 

『すごい人だよ、光井さんは。

厳しいところもあるけど、思いやりがあるし包容力もあるし、

普通の人じゃ気づかないようなところまで見てくれるから嬉しいんだよね』

 

光井をべた褒めする有栖川の話を聞き、航は複雑な気持ちになる…。

 

頑張り屋の杏奈

会社では、もうすぐケント様の誕生日ということもあり、プレイヤーから続々とプレゼントが送られてきていた。

それを見て、杏奈は喜ぶ。

 

大学が夏休みということもあり、杏奈は毎日会社に来ている。

 

泉美は『働き過ぎじゃない?』と声をかけるが、

『こっちに来ている方が楽しいし、

この前、航くんとも言ってたんです。やれることを精一杯頑張ろうって』

と杏奈に言われ、ドキンとする。

 

『あの、航くんって…』

泉美は思わず杏奈に聞いてしまいそうになり、思いとどまる。

 

『ううん、なんでもない。無理だけはしないでね』

 

かろうじて泉美は社長としてのメンツを保っていた。

 

人にはいろんな面がある

一方、航が初めてのキャラクター作りに悩んでいるのに気づいた光井は、

『キャラクターを作るのは、人間と一緒。

どういう考え方をするのか、

どういう発想をしたら魅力的になるのか、そこから考えてみたらどうかな?』

とアドバイスする。

 

それを見て、有栖川はにっこにこ。

『コンペ、負けないからね』

芽衣(徳永えり)とマリにライバル視され、航はちょっと嬉しくなる♪

 

その後、航は勇気を出して光井にキャラクターの設定を見せる。

でも『普通だな。新しさがないし、ひねりもない』と言われ、やり直しに。

 

航はまた何個か設定を考え、光井に見てもらうが、

もっとキャラに深みをもたせるため、長所だけじゃなく、短所も考えるべきだと言われる。

 

人はみな、長所と短所を持っている。いろんな面をもった多面体だ。

それが魅力につながる。

 

『たとえば、うちの社長だってそうだ。

 

君に見えている姿がすべてじゃない。

 

本当はその裏に、別の理由や考えがあるかもしれない』

 

光井の言葉を聞き、航は

『あなたのためになると思ったの…。それは本当よ』

と泉美が必死に訴えていたことを思い出す。

 

『賭けのことは悪かった』

光井が立ち上がって謝り、航は驚く。

 

『でもゲーム感覚で遊んでいたんじゃないんだ。彼女は本当に君を…』

『もういいですから』

航は光井の言葉を遮るように言い、有栖川の家に帰った。

 

航のいない寂しさ

有栖川は、光井がつきっきりで教えてくれたことを知ると、珍しい~!と羨ましがった。

 

有栖川によると、光井と泉美は会社をイチから立ち上げた、熱い信頼関係で結ばれているという。

 

そういえば、光井と泉美は2人とも同じことを言っていた。

賭けをしたのは悪かったけど、ゲーム感覚でしていたんじゃない。

本気であなたのためになると思っていた…と。

 

その頃、泉美は広い部屋で孤独を感じていた。

前は夢中になれたゲームもちっとも楽しくない。

 

──航が隣にいて、同じものを見て、一緒に笑って。。

 

泉美は航のいない寂しさをひしひしと感じていた。

 

好きな人がいる世界

一方、杏奈は航にキャラ作りに専念してもらおうと、航のぶんまで仕事をこなしていた。

しかし頼まれた資料を違う会社に持っていってしまい、泉美と光井が謝罪に行くことに!

 

航は落ち込む杏奈を見て、『そんな焦るなよ。ちょっとずつ頑張ろう』と励ます。

 

そんな中、有栖川のいとこが急に戻ってくることになり、航はまたネカフェに泊まることに。

 

『そういえば、前に言っていた人に気持ちは伝えたの?

航くんの中で気持ちがつながって言ってたからさ』

 

有栖川に聞かれ、

航は『伝える前に自分の気持ちがよくわからなくなった』と答える。

 

『好きだと思ってたけど、ガッカリしちゃうようなことがあって。

腹立つ気持ちもあるし…』

 

航は正直に気持ちを打ち明け、

もし相手が自分を見てくれていないとわかったらどうするか?有栖川に尋ねる。

諦めるべきなのか。このまま思い続けるべきなのか…。

 

すると『諦める必要なんてないんじゃないかな?』と有栖川。

別に「つき合う」ことだけが大切じゃない。

好きな人が存在するっていうだけで、素敵なことだ。

 

恋をすると、道端の花や葉っぱも、いろんなものが輝いて見える。

自分の世界が変わる。

好きな人に会えた日はもっと嬉しいし、

褒められたり、頼りにされたら、もっと嬉しい。

 

好きな人がこの世にいるっていうだけで、

自分の居場所が見つかったような気がする。

 

だから諦めなくてもいいし、好きだという気持ちは大事にした方がいい。

なにより、好きという気持ちは止められないから…。

 

素直になって

その頃、泉美と光井は無事に謝罪を終え、いつものバーで飲んでいた。

 

『仕事ならいくらでも謝れるのにな』と光井に言われ、

『そうだね』と泉美は悲しそうに笑う。

 

そんな泉美を見て、

『ちゃんと言葉にしなきゃわかんないかもよ?

最近、そのことでずっと悩んでただろ?

本当は彼に謝りたいのに、素直に話しかけることができない』

と光井はズバリ図星をつく。

 

『ずっと悩んでて苦しそうだから言ってるんだ。

でも正直驚いたよ。

長いこと一緒にいるけど、こんな泉美ちゃん見るの初めてだから』

 

でも今さら航になんて言ったらいいのか、泉美はわからなかった。

泉美が弱音を吐くと、

『簡単なことだよ。幼稚園の時に習っただろ?

素直にごめんなさいって言葉にして謝ればいい』

光井はまっすぐに泉美を見つめ、背中を押す。

 

『ミッチー、ごめん。私、先に帰るね』

 

泉美は店を飛び出していく。

本当は自分でもわかってた。

ちゃんと言葉にしなきゃダメだって。

 

店に残された光井は寂しそうに笑い、

『1番素直じゃないのは俺か…』と酒を飲む。

 

夢と居場所

一方、航が会社に忘れたスマホを取りに行くと、

「会議室にスマホ忘れてんじゃねーよ」と芽衣のチェキ付きメッセージが貼られていて、航はクスッと笑ってしまう。

 

そのとき、航はこうしてみんなに受け入れてもらえたこと。

会社のスケジュールボードに自分の名前があることに気づき、ハッとする。

 

前に泉美は言っていた。

『私があなたの居場所を用意するから。あなたの人生を変えてみせる』と。

 

その言葉どおり、いつしかここが航の居場所になっていた。

絵を描くのが好きだという気持ちを取り戻し、

いつの間にか仕事をするのが楽しくなっていた。

 

『諦める必要なんてない。

 

好きだという気持ちは大切にした方がいいと思う』

 

有栖川が言ってくれた言葉を胸に、航は会社を飛び出し、泉美を捜しに行く。

 

素直にごめん!

その頃、泉美も必死に航を捜していた。

 

『泉美さん!』

通りを挟んでお互いの姿を確認し合った航と泉美は、

『ごめんなさい!』

と大声で叫び、頭を下げる。

 

それから2人はお互いに走り寄り、素直に自分の気持ちを言葉にして謝った。

 

『賭けとか聞いて正直ムカついたけど、

泉美さんの本当の思いみたいなのは、わかったから…。

それに泉美さんが俺を育てるって決めて居場所を作ってくれたから、俺はあの会社にいることができる。

本当にありがとう』

 

航の言葉を聞き、

『私たち、もっと素直になればよかったね』

と泉美はクスッと笑い、

航がシーパラダイスで買ってくれた犬のキーホルダーを取り出し、お礼を言う。

 

『私がほしがってるの、覚えててくれたんだね。すごく嬉しかった』

 

素直な泉美はとてもかわいくて、

『俺…、この数日、泉美さんのことがずっと頭に浮かんでた』

と航は本音を語りだす。

 

『今、何してるんだろうとか、

ご飯食べたのかなとか、

またゲームばっかやってるのかなとか、

ソファで寝ちゃったりしてないかなとか』

 

『ディスってる?』

『ううん』

航は首を横に振り、

『もしかしたら俺…』

と泉美を見つめる。

 

そのとき、泉美の電話が鳴る。

それは杏奈が過労で貧血を起こし、倒れたという病院からの連絡だった。

 

たまには頼って

泉美は病院に駆けつけると、航に杏奈を送っていってあげてと1万円札を渡し、先に帰っていく。

 

杏奈の部屋には、キャラ塗り上達術の本やショートアニメーション、ゲームプランナー入門など、たくさんの本が乱雑に床に置かれていた。

杏奈は片付ける時間ももったいなくて、学校の勉強の合間にいろいろ勉強していたらしい。

 

『頑張りすぎたんだよ』と航は言うが、

『なんかカッコ悪い。頑張っても結果が出なくて、ダメなほうにばっかり言っちゃって…』と杏奈は涙ぐむ。

 

そんな杏奈を航は励ます。

目標を持って頑張ってて、1人でよくここまで頑張ってきたなぁと。

 

それを聞き、杏奈は嬉しくて泣き出してしまう。

 

『泣くなよ』

『泣いてないよ』

 

『おまえ、前からそういう意地っ張りなところあったもんな。

たまには頼ってよ。俺にできることがあったらしてあげたいから』

 

航に頭をポンポンされ、杏奈は思いがこみ上げる。

 

その頃、泉美は家で、航はさっき、なんて言おうとしていたんだろうと思っていた──。

 

 

『推しの王子様』6話の感想

今回も、アリスの推し愛がだだ漏れでしたね〜。

けど好きな人がこの世にいてくれるだけで幸せといいながらも、

アリスのミッチーと泉美を見つめる瞳は切ない。

 

でもアリスはあんなにミッチーのことを見つめているのに、ミッチーの切ない片思いには気づいていないのかな?

まあ、傍目にはあの2人は誰にも間に入れない特別感があるもんな〜。

だから航も、ミッチーのことを敵対視してにらみつけていたのでしょう(;^ω^)

 

でも今回も結局ミッチーは泉美の背中を押してしまい、

1番素直になれないのは俺か〜って、ほんとそうだよ。

でもそれがミッチーなんだよね〜。

 

泉美と航が道を挟んで『ごめんなさいっ!!』とお辞儀するところは、なんかかわいくてほっこりしました。

 

1度、素直になってしまえば、2人に障害はないぜ〜!

信号も横断歩道もないぜ〜このまま告白か?と思いきや、杏奈が頑張りすぎて倒れるというアクシデントが!

 

大人なフリして『杏奈ちゃんを送ってあげて』と航に万札を渡す泉美が痛々しい…。

杏奈も弱ってるときに優しくポンポンなんてされたら、勘違いしちゃうよなー。

航ってば、罪な男!

 

あと人間は多面的で、自分が思っている姿がすべてじゃないっていうミッチーのセリフが深かったですね〜!

 

人間なんて、自分のことすらわかんなくなる生き物ですからね。。

言葉で説明しようとしたら、こんなことを言いたかったんじゃないのにと泣きたくなることも山ほどあるし、

素直になるのってほんと難しい。

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました(=^・^=)

またの〜。

 

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