『ただ離婚してないだけ』7話ネタバレと感想│雪映、覚醒~!覚悟をきめた母は強し…

にこ

今回は、2021年8月25日放送『ただ離婚してないだけ』7話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

罪悪感に耐えかね、雪映(中村ゆり)が家の2階から飛び降りた!

 

はたして雪映は無事なのか?

 

そんなズタボロの精神状態の中で、正隆(北山宏光)は、贈賄疑惑の渦中にいる弟・利治(武田航平)から連絡をもらう。

 

それは父・利通(団時朗)が危篤だという知らせだった…!

 

家族について改めて考える正隆。。

 

そんな中、佐野(深水元基)が家に押しかけてきて…!?

それではさっそく、7話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ
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『ただ離婚してないだけ』7話のネタバレあらすじ

雪映(中村ゆり)が家の2階から飛び降りた。

病院へ運ばれて一命は取り留めたものの、まだ意識は戻らない。

お腹の子は雪映の容体しだいということだった。

 

意気消沈してイスに座り込む正隆。

そこに雪映の妹・菜穂(西川可奈子)が駆け込んできて、

『事故じゃないよね…?そうなんでしょ?』

と正隆をにらみつけ、お姉ちゃんのめんどうは私が見る!と正隆を追い返す。

 

『あなたにはお姉ちゃんのそばにいてほしくない!』

 

正隆はとぼとぼと家に帰り、崩れるように床に倒れこむ。

 

──殺人共同生活49日目。

もう、正隆の精神は限界を超えていた。

 

家族なんて

家族なんて…。

正隆の脳裏に、血のつながった弟・利治(武田航平)のことしか後継者に考えていなかった父・利通(団時朗)の姿がよみがえる。

 

家族なんて…。

 

でも雪映は泣きながら言ってくれた。

『私、子どもができた。あなたの子ども…』

 

そのときのことを思い出し、正隆は涙を流す。

 

重い体を起こし、明るくなった外を見つめる。

何か食べなきゃ。

正隆は棚から落としたコーヒーの粉を片付けようともせず、冷蔵庫からいつものきゅうりの漬物を取り出す。

でも食べる気にはなれず、テレビをつけた。

 

ニュースでは、柿野製薬の話題でもちきりだ。

弟の利治は今、姿を消しているらしい。

 

正隆が公園でぼうっとしていると、利治から電話があった。

それは父・利通が危篤だという知らせだった。

父は正隆にどうしても話したいことがあると言っているという。

 

萌の捜索に乗り出す創甫

一方、萌(萩原みのり)の弟・創甫(北川拓実)は、萌からもらったスーツを着て警察署へ向かう。

 

萌が行方不明になってもう2か月近くが経つ。

創甫はついに、萌の捜索に動き出したのだ。

 

父の死

その頃…。

正隆は、父・利通の病室にいた。

しかし利通の死に目には間に合わず…。

『僕が殺したようなもんだ』と、弟の利治は自分を責める。

 

社長になったものの、利治はなかなか正隆が取りまとめてきた子会社から信用が得られなかった。

 

どんなに努力しても正隆のようにはなれず、どんどん手を切られそうになり…。

実績が欲しくて、金を渡してしまった。。

官僚にも、その上の政治家にも…。

 

利治によると、正隆は父に捨てられたと思っていたが、父・利通はそう思ってはいなかったらしい。

今となっては利通が何を言おうとしていたのかはわからない。

聞いておけばよかったと利治はつぶやき、涙ながらに謝罪する。

 

『兄さん、ごめん。兄さんが育てた会社をダメにしてしまった…』

 

そのとき、黒のワンボックスカーが停まり、黒いスーツを着込み、物々しい雰囲気の男たちが利治の前に立ちはだかる。

東京地検特捜部が利治を連行しにきたのだ。

 

『兄さん、わざわざ遠くまでありがとう』

そう言って車に乗り込む利治に、

『待て、まだ聞きたいことがある。話をさせてくれ!』

と正隆は追いすがる。

でも特捜部に阻まれ、利治は連れていかれてしまった。

 

いったい今まで自分が恨んでいたのはなんだったのか。

自分の挫折にばかりしがみついて、腐って生きて。

いったいなんだったんだ、俺は。

 

母として

一方、雪映は正隆と子どもが楽しそうに遊んでいる夢を見る。

笑顔で我が子に手を伸ばす雪映。

その手を小さなまぁるい手がしっかりと握り返す。

 

お腹の子は奇跡的に無事だった。

雪映は安堵の涙を流し、改めてこの子を守っていかなければという強い想いを胸に抱く。

 

約束の日

その頃、ガールズバーにはヤクザの仁科(杉村哲太)が取り立てにきていた。

今日は、佐野との約束の日。

この前、雪映の働く小学校の場所を仁科に教えたのは、ほのか(大原優乃)だった。

 

『この店はうちが引き取るかもしれないけど、君はこのままいてくれていいんだよ。

上司は変わるかもしれないけど、今より稼げるようになるから』

 

ニヤリと笑う仁科を見て、ほのかは涙を浮かべ恐怖に震える。

ほのかは完全に仁科の支配下に置かれているようだ。

 

佐野は店を抜け出し、正隆に電話をしていた。

でも携帯にかけても自宅にもかけてもつながらず、佐野は苛立つ。

そのとき、ふと萌が電話番号をメモした紙が「白泉新聞」のものだと気づき、佐野はいいことを思いつく…。

 

もう大丈夫

一方、病院では雪映が病室からいなくなり、正隆と菜穂が必死で探していた。

また自殺しようとしているのではないか?

そう思って正隆は屋上へ向かう。しかし雪映の姿はない。

 

すると当の雪映は公園でサンドイッチを食べていて、もう心配したじゃないと正隆と菜穂はへたり込む。

 

『心配かけてごめんね。でももう大丈夫だから。正隆と一緒に家に帰る』

 

そう言って正隆を見つめる雪映の目は驚くほど静かで落ち着いていて…。

正隆は驚きつつも、雪映は自分が守ると菜穂に誓う。

 

生きる希望

家に帰った正隆は、父が亡くなったことを雪映に知らせる。

柿野製薬はアメリカの会社が経営を引き継ぐことになった。

 

父が死ぬ前に何を言おうとしていたのか、正隆は知りたかった。

 

雪映は正隆の手を包み込むと、

『それはあなたが父親になって見つければいい』

と告げる。

『生き直すの。

私、必ずこの子を産む。今度こそ』

 

『ありがとう…』

正隆が雪映の手を握り返し、雪映が優しく微笑んだそのときだった。

 

玄関のチャイムが鳴り、2人の顔に緊張が走る。

 

それは佐野だった…!

 

佐野の来襲!

佐野は新聞屋に聞いて、正隆の家を突き止めたらしい。

 

『開けろ!開けろよ、おい』とドアを叩いて叫ぶ佐野を見て、

正隆は用意していたお金を持って話をつけにいこうとする。

 

金を見た佐野は『全然足りねぇじゃねえかよ!』とズカズカ土足で家に踏み込み、金目のものを探し始める。

 

勝手に2階に上がろうとする佐野を追いかけ、

『金は用意するから』と正隆は必死に階段の踊り場に回り込み、佐野の行く手を阻む。

そんな正隆をじっと見つめ、佐野は首を傾げる。

 

『前から思ってたけどよ、なんでおまえ、そんなに必死なんだよ。

ていうか、萌はどうした。

 

おまえ…、殺したな?』

 

佐野がニヤリと笑い、正隆は思わず佐野を突き飛ばす。

階段から転げ落ちた佐野は壁に頭を打ち、気を失う。

 

雪映と正隆は佐野をガムテープで拘束しようとするが、途中で意識を取り戻した佐野は激しく抵抗!

『こんなことしてただで済むと思うなよ!』

と縛られた両腕を振り上げ、正隆に襲いかかろうとする。

 

もうダメだ!

正隆が思ったとき、佐野に熱湯がかけられ、佐野は床の上をのたうち回る。

 

恐る恐る上を見上げると、そこにはヤカンを手にした雪映の姿が…。

 

佐野を冷酷に見下ろし、

『静かにして…』

と雪映は告げ、佐野の顔を足で踏みつける。

 

『言うことを聞きなさい』

 

 

雪映のあまりの豹変ぶりに、正隆はただ…ぼう然とするのだった…。

 

~8話につづく!~

 

 

『ただ離婚してないだけ』7話の感想

うおー、雪映の豹変ぶりに絶句!

まさか熱湯をかけて足を踏みつけにするとは…。

これには佐野だけじゃなく、正隆も怯えて黙り込んでしまった。これで完全に雪映がマウントを取ったといってもいいだろう。

今まで正隆の言うことを黙って聞いてきた雪映が手綱を握る。

子どもを守るためなら、なんでもしかねない。

おなかの子が助かったのはよかったけど、それが雪映に「生きろ」という本能を思い出させてしまったのかもしれない。

 

これから佐野はどんな運命をたどるのか…。

佐野が失踪したら今度はあの恐ろしい仁科が家にやってくる可能性もある。

ほのかは完全に仁科の支配下に置かれているようだし、簡単に正隆のことを喋ってしまいそう…(>0<;)

 

創甫も失踪届を出し、警察も動き始めたとしたらもう逃げ場がないよね!

もう破滅の予感しかしないのですが、いったいどうなってしまうのでしょうか?

次回が気になります!

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました(=^・^=)

またの〜。

 

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