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出典 : 公式ホームページ
青林(松下洸平)にキャンプに誘われ、
てっきり星空の下でプロポーズされるものだと期待していた美々(波留)。
でも青林は、美々が檸檬2=五文字(間宮祥太朗)とやり取りしていたことにヤキモチを妬いていた。
わかろうとすればするほど、わからなくなる。
すれ違いラブの行方は?
そして気になる朝鳴(及川光博)と富近(江口のりこ)、八木原(髙橋優斗)と栞(福地桃子)の恋は?
それではさっそく、最終回のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。
『#リモラブ』最終回のネタバレあらすじ
青林(松下洸平)にキャンプに誘われ、てっきり星空の下でプロポーズされるものだと期待していた美々(波留)。
でも青林は、美々が檸檬2=五文字(間宮祥太朗)とやり取りしていたことに嫉妬していた。
気持ちのすれ違いから初めてケンカをしてしまった2人。
でもその後、待っても待っても青林から連絡はなく、美々はどうしようもなく苛立っていた。
そんな中、美々のリストラ話が浮上。
営業部の岬(渡辺大)を中心に、反対の署名活動が行われる。
その名も『大桜美々先生を守る会』。命名したのは青林。
それに青林は、以前にも美々の悪口を言っていた社員たちに『そんなことは言うな!』と激怒していたという。
それを聞き、美々は青林に会い、檸檬2と草モチでやり取りしていたことを謝った。
すると青林は美々が思っていたとおり、あれからずっと考えていたと言う。
青林の答えになんだか安心した美々は、円形脱毛症の”丸ちゃん”がよくなったことを伝える。
でもここは外なので、他の人に見られたら恥ずかしい。
『じゃあ、直ってよかったーっていう笑顔を見せて』と青林にリクエストされ、美々は青林にマスクを外してもらい、にかっと笑って見せた。
すっかり仲直りした2人は、クリスマスにまた あの屋台のラーメン屋さんに行こうと約束をした。
いきなりのプロポーズ
その後、2人は買い物をして美々の家で食事をした。
それだけで美々は満たされ、そうだよ、こんなんでいいんだよ。結婚なんてもういいやと思う。
ところが次の瞬間、青林に突然、結婚話を切り出され、美々は嫌な顔をしてしまう。
このタイミングで『結婚しよう』って、え…!?
すると青林は美々の表情を見て、必死に空気を読もうとする。
美々はそれに気づき、慌ててマスクで顔を隠した。
そんな美々を見て、青林は結婚が嫌になったのかと不安になる。
自分が食べ物に例えると「キャベツ」だからかと。
青林は話の流れで、我孫子沙織(川栄李奈)にその話を聞いてしまったのだ。
美々はすぐに謝ると、でも今は、青林が待ち望んでいた「極上のステーキ」なのだと言い張った。
けど美々の理想は、背が高くて、目がクリッとしていて、スポーツ全般得意で、性格のさっぱりした男性。
青林とは全然違う。
美々は説明すればするほど、墓穴を掘っていく…。
すると混乱した青林は、自分なりに美々のことをわかりたいと一生懸命考えたのだろう。
いきなりキスがしたいと言い出した。
でも美々は『そんなごまかすようなことはできない』と拒否してしまう。
美々は今、青林とちゃんとわかり合いたくて話をしていた。
それなのに、話せば話すほど、話はすれ違っていき、わかり合いたいのに全然わかり合えない。
SNSで話していた時は、あんなにわかり合えたような気がしていたのに…。
青林が帰った後、美々はSNSを振り返り、直接話す難しさを感じるのだった。
突然の別れ
一方、富近(江口のりこ)は、朝鳴(及川光博)の息子・保(佐久間玲駈)が「新しいお母さんはいらない」と言っていると聞かされ、別れを告げられる。
まさに富近にとっては寝耳に水。
さっきまで一緒にトランプをして、『イエ~イ』とエアタッチしていたのに。
まったく保の気持ちが読めなかった。
嫌われてるなんてわからなかった。
『ごめんね、保と3人でクリスマスなんて難しいことだったね』
朝鳴が謝ると、富近はそんなこと初めから覚悟していたと言う。
それでも富近は、朝鳴に惹かれたのだ。
『富近を甘くみんなよ。さよなら』
その話を部屋の隅でこっそり保が聞いていた…。
いい男だぜ、ゴモちゃん
その頃、青林は居酒屋「おと」で酔っ払ってカウンターで寝ていた。
五文字は栞(福地桃子)に呼び出され、青林の話を聞くことに。
すると青林は、美々のことをわかりたいのに、もう何がわからないのかもわからない…と弱音を吐く。
でも、五文字が最低だというのはわかっている。人の女に手を出すなんて!
青林が怒りをあらわにすると、五文字は草モチのほうから話しかけてくれて、これはチャンス到来かもと思ったことを明かす。
それを聞き、青林は店の外に出て行こうとする。
『逃げんなよ』
五文字は青林を引きとめると、草モチと檸檬2のやり取りの全文を読み始めた。
その内容はすべて、青林のこと。
『草モチさんの心を1ミリも動かせなかった。
SNSで出会うことなんて誰でもできることだから、檸檬になれると思ってた。
でも檸檬1にはなれなかった。
まあ、2とか続編が1に勝ってるの見たことないしね』
『そんなことないよ。2の方がうまくいくかもしれない』
『ねえ、殴っていい?』
『でも渡さない。誰にも渡さない』
青林はそう言うと、わぁ~っと叫んでテーブルに伏せた。
嫌なところもカッコ悪いところも全部見せた。
そして、キスしたいと言って断られた。
それを聞き、五文字は『僕の出番かな~』と笑う。
でも誰にも渡せないのなら、頑張るしかない。
『アオちゃん、頑張れ』
五文字は笑顔で声をかけた。
わかり合えないのなら
次の日の夜、美々の家で、沙織と富近の3人で女子会が行われた。
『わかり合えないならわかり合えなくてもいいんだよ。
わかり合おうとすることが大事なんであってさ』
いきなり富近が語り出し、何かあったのかと心配になる美々。
全部わかっているように見える富近だって、悩むことはある。
上手に生きてる人なんていない。
みんな上手に生きているように見せかけているだけで、必死にもがいているのだ。幸せになろうと。
『うまく生きられないのが、生きてるっていうこと。
恋愛はそれを実感する最たるものかもしれないね』
富近のぞうきん
その頃、朝鳴は、保にぞうきんが必要だと言われ、富近が縫ってくれたぞうきんを持ってきていた。
よく見ると、手縫いで「タ モ つ」と刺繍がされている。
なんで「つ」だけ、平仮名なんだろう?
『しかし下手くそだね~、フフフ』
そんな朝鳴の姿を見て、保は富近にメッセージを送る。
でも富近は怖くて自分では見れず、美々と沙織に見てもらう。
すると『雑巾、ありがとう。保より』と書いてあった。
その後、朝鳴から
『クリスマスは3人で過ごそうと保が言ってくれました!ブラボー!あなたの肇ちゃんより』
というメッセージが届き、富近はびっくり!
『え?雑巾で気が変わったの?子どもってそういうもん??わかんないんだけど!』
富近は興奮しながら、返事を返した。
2度目の正直
一方、栞にプロポーズを断られた八木原(髙橋優斗)は、夜景が見える場所に栞を呼び出し、歩きながら話す。
八木原と栞が初めて会ったのは、鐘木コーポレーションの面接の帰り。
居酒屋「おと」に立ち寄ったときだった。
その時、八木原は栞のくしゃっとした笑顔に癒され、心惹かれてしまったのだ。
八木原は、いつも自分の仕事を理解してくれて、温かいお弁当を届けてくれる栞に感謝していた。
すると栞も、八木原が頑張っている姿にいつも元気をもらっているという。
『結婚はいいよ。今でもじゅうぶん楽しいし』
栞はそう言うが、八木原は看護師も居酒屋も両方やっていけるよう頑張るつもりだった。
栞のお父さんもいれば、きっとできると思うから。
『これからもずっと。いつまでもずっと。僕の隣で笑っていてください』
八木原がプロポーズすると、栞は『はい』
『やった~!』
八木原は喜ぶと、栞が欲しがっていた指輪を、栞の指にはめてあげた。

出典:『#リモラブ』 ドワンゴジェイピーnewsより
『30になっても、40になっても50になっても80になっても、誰にも負けないバカップルでいような』
『かわいいぞ、この野郎』
『かわいいぜ、この野郎』
2人は笑顔で言い合った。
五文字の切ない嘘
翌日、岬の署名活動のおかげで、産業医の業務委託が撤回された。
これで美々は産業医として会社で働ける。
そこに五文字がやってきた。
青林はまたベトナムのおばあちゃんに捕まっていて、ずっと愚痴を聞いてあげているらしい。
今日はクリスマス。
美々が気まずそうにしていると、五文字は「檸檬2」として知り合ったゲーム仲間といい感じになり、その人とクリスマスを過ごすという。
『美々先生、メリークリスマス!』
五文字は明るく去っていくが、1人になるとその表情に陰がさす。
それは嘘のようだった…。
青林からのSNS
その後、美々は青林から連絡がこないかと、スマホを天にかざし、ぐるぐると回して歩いた。
すると、この前行こうと言っていた屋台のラーメン屋が感染拡大予防対策のあおりを受け、閉店したと青林からお知らせが届く。
でも、それだけ。
『え?それだけ?』
美々の長い話
美々は家に帰ると、大好きなインド飯ジャーニーを見た。
でも全然面白くない。
美々はしばらく悩んだ後、青林にSNSを送ろうとした。
するとその時、青林からメッセージが届いた。
これで3回ルールの3回目。
さっきはお知らせだけで終わってしまって、これが最後。
青林はケンカをした日からいろいろ考え、もう1度「草モチ」と「檸檬」に戻って話すことに。
だって、どうしても思ってしまうのだ。
「草モチ」と「檸檬」でいたときは、あんなにわかり合えていた気がしたのに…と。
美々は「これは”檸檬さん”だけに言う。忘れてね」と前置きすると、長い話を始めた。
美々は今年の春先に”企業内における緊急対策”というシンポジウムに参加した。
まだ新型ウイルスについて全然わからなかった頃だ。
それに参加して、美々は鐘木コーポレーションの産業医として、1129名の社員の健康を守らないといけないという強い自覚を持った。
その頃の美々はすごく肩に力が入っていて、ソーシャルディスタンスを取るよう厳しく注意したり、少しでも疑いのある人が触れたものは消毒をしたり、大げさだったこともあった。
そんな美々を見て、バカげていると指さす人もいたと思う。
その頃はまだ誰も世界がこんなふうになるとは思っていなかったから。
でもそれが美々の仕事だった。
だからその頃、檸檬さんと知り合って、誰でもない「草モチ」でいられることがどんなに救いだったか。
檸檬さんが送ってくれたお気に入りの写真1枚1枚が、どんなに自分を支えてくれたことか。
なんでもない空の写真、花の写真、飛ぶ鳥の写真、猫の写真。
今思えば、あの山は岩手山だったということも。
「おはよう」や「おやすみ」や「こんにちは」
「元気? うん、元気だよ」
そういう些細な言葉の積み重ねが、とても楽しかったことも。
それからくだらない話をして、いっぱい笑ったことも。
そうして、美々は恋をしたのだ。”檸檬さん”に。
でも、檸檬さんじゃなく、アオちゃんと出会っていたら、きっと美々は恋に落ちなかっただろう。
だから今も、直接顔を合わせると『これが檸檬か~檸檬の顔なのか』と思ってしまう。
早く青林風一を受け入れようと、頑張ってしまう。
こんな出会い方をしてしまったから、普通じゃない、普通の恋じゃないと、人は言うかもしれない。
でも「だから、たまらなく愛しいんだと思います」と青林は言った。
今もあの頃のように、青林はいろいろ心配になってしまう。
バスで一緒になっただけのおばあちゃんの足がふらついていたら、大丈夫かなあ。
街の人ごみを見ると、大丈夫かなぁ。
来年の今頃は大丈夫かなぁと。
草モチさんのことも、わかり合えないことも、
大丈夫かなぁって。いつだって青林はそう思ってしまう。
でも「わかり合えないのならわかり合えなくてもいい。わかろうとしたことが大事なんだから」と富近は言っていた。
人はそんなに簡単にわかり合えるものじゃないから…。
それでも私はやっぱりあなたが好きです。大好き。
大桜美々のことを柔らかにしてくれた。
あなたのことを思うと、ふんわりします。
なんだろね、ちょっとズレててムカつくこともあるけど、
あなたといるときの時間の流れ、針の進み方はきっと違います。
私にはないから好き、わからないから好き。
私にはない、あなたの「あったげぇ(温かい)」ところが好き。
好きがいっぱい。どんどん増えていく。
檸檬が少しずつ消えていって、アオちゃんだけになるといいな。
どうしよう、止まんない。まだまだ続くよ。
美々は立ち上がるとお酒を持ってきて、長期戦に入った。
自分と青林のどこが似てるかシリーズ。
「うまく生きられないところ、不器用なところ」
それに実は美々もスキップは苦手だった。
でも途中から青林からまったく相槌がなくなり、美々は「何してんだ?」と首を傾げる。
それでも美々は1人で想いを綴りまくった。
もう自分は誰かを食べ物に例えたりはしないこと。
キャベツだろうとステーキだろうと、そんなのはどうでもいい。
なぜなら、自分が極上のステーキになればいいんだから。
「どっちが好きかシリーズ。檸檬さんとアオちゃん」
「アオちゃん」でもまだときどき、檸檬さん。
「どっちが好きかシリーズ。草モチと美々ちゃん」
美々が青林からの返事を待っていると、
「どっちも」
「抱きしめにきたよ」
とメッセージが届いた。
《…遅ぇ~よ、青林》
美々は心の中で呟くと、玄関に行って青林を迎え入れた。
それぞれのメリークリスマス
その頃、八木原は、栞と栞パパと3人でメリークリスマス!
富近が朝鳴の家に行くと、保と朝鳴がなぜか外に!
車の後ろを開けると、ツリーやらなんやらがいっぱい載せられていて、電飾がつくようになっていた。
『サプライズ!』
そして青林の手土産は「草モチ」だった。
『食べながら聞いて。僕は極上のステーキにはなれそうもないし』
《まだ言うんかい!》
『ダメダメなところが多すぎるし』
《そこがいいんだってば!》
『でもわかったんだ。たとえなんであっても、僕は君を受け止めることだけはできる。
一生、君を受け止めていくから』
『…ありがとう』
そう言うと、美々は『今日はドライヤーで髪を乾かしてね』と笑う。
『それにクリスマスプレゼントもまだもらってないし。あげてもないし』
『あげる…?』
『うん』
『あげる…』
青林は呟きながら美々に近づくと、勢い余って美々を押し倒してしまう。
2人は笑って起き上がると、ソファの上でキスをした。

出典:『#リモラブ』 ドワンゴジェイピーnewsより
~おしまい~
まだその話するんかい?
そこがいいんだってばぁ可愛すぎて吐血案件です
#リモラブ pic.twitter.com/OirwmP8P7z— すずか (@mahoutukaidanyo) December 23, 2020
https://twitter.com/remolove_NTV/status/1341745541089173504?s=20
『#リモラブ』最終回の感想
あ~、終わってしまった~。終わってしまいましたね。
最後の怒涛の美々のSNSでの1人語り。
まだ余韻がすごいです。
ほんと初回の頃のギスギスした美々を思い出すと、なんて柔らかくて表情豊かになったんだろうって。
それは檸檬さん=青林に出会えたからなんですよね。
『誰でも檸檬になれるかと思った』って、冗談めかしてゴモちゃんは言っていたけど、それは無理で。
青林にしか言えないこと、できないこと、過ごせない時間、共有できることがいっぱいあって、そういうものに美々は惹かれたんだよね。
たとえ、顔や声が想像と違っていても。
私もSNSではなく手紙でしたが、手紙でしか交流のない人がすっっごい数の人がいたのに自分を発見してくれた時、めちゃめちゃ感動しました。
写真も何も見てないのにですよ?
よっぽど手紙のイメージのまんまだったのか、田舎くさい子だからか(^_^;)
それはわかりませんが、見つけてくれたことが嬉しかったなぁって。
だから美々も、この何が起こるか、どう進んでいいかもわからない未知の世界で、本能でわかったんだろうな。
この人が自分の心の拠り所だって。大切な人だって。
青林は最後までめちゃめちゃめんどくさくて、これからも誤解やすれ違いが生まれそうだけど、その時はSNSを解禁してもいいんじゃないかと思う。
それで本音が伝わるなら、全然いいと思う。
そのほうがケンカにならずに伝えられることも多いと思うから。
途中でアオちゃんの返信が来なくなったときは、絶対、美々の家に向かってるんだって、いつ来るんだろってドキドキしました。
でもアオちゃんは『抱きしめにきたよ』というわりに、抱きしめてくれなくて。
けど、じわじわと迫るところが、すごくアオちゃんでしたね(≧▽≦)
他のみんなもそれぞれ幸せになってよかった~!
でもやっぱり、心に残ったのは、富近先生の「タ モ つ」の刺繍と、ゴモちゃんの優しい嘘かな?
マジでゴモちゃんには幸せになってほしいです~!
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/
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