『ボイスⅡ』1話ネタバレと感想│安定のスリル感!重藤班長の、ひかりへの想いがせつなすぎる…!

にこ

今回は、2021年7月10日放送『ボイスⅡ』第1話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

2019年7月に放送された『ボイス 110緊急指令室』がパワーアップして帰ってきた!

 

樋口(唐沢寿明)とひかり(真木よう子)の前に新たな敵が現れます。

 

今回、狙われたのは樋口の息子・大樹(鳥越壮真)と、ひかりの恋人・重藤班長(増田昇太)!

 

不気味な白塗りの男の目的は、いったい何なのでしょうか?

それではさっそく、1話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ

『ボイスⅡ』1話のネタバレあらすじ

山の中を傷ついた男性が怯えながら走っていく。

コツコツと足音を響かせながら後を追う黒づくめの男。。

 

男性を捕まえた男は、顔は白塗り、ガスで声を変え、命乞いする男性に焼き印を押しあてる…。

 

『この世の中には、火をつけさえすれば利用できるものが多い。

憎しみの中で生きている者たちは、特に…』

 

さあ、狩りの始まりだ…!

立てこもり事件発生!

市役所で爆弾を巻きつけた男が、妊婦を人質に立てこもる事件が発生!

 

港東署緊急指令室(110番)の直轄チーム『Emergency Call Unit』(通称:ECU)が事件解決に動き出す。

ECUは、通報から10分以内に被害者を救出する初動捜査に特化した部署だ。

 

室長の橘ひかり(真木よう子)とECU緊急出動班の班長・重藤雄二(増田昇太)は、現場へ向かう!

 

その途中、ひかりは現場の音声を送ってもらい、犯人の“声”に耳を澄ます。

類まれな聴力と分析力を併せもつボイスプロファイラーのひかりは、即座に男の特徴を掴み、指令室の室員たちと連携し、男の身元を割り出していく。

 

するとビンゴ!

薬物使用の前科がある堀部康太が浮上する。

 

そんな中、重藤は『そろそろプロポーズの返事を聞かせてほしい』と、ひかりと夜に会う約束をする。

 

白塗りの男…!

一方、息子・大樹(鳥越壮真)の治療ため、現場から退いていた元刑事の樋口彰吾(唐沢寿明)は、妻の墓参りの帰りに『助けて!』と女性の叫び声を聞く。

 

大樹に1人で帰るよう言い、現場へ向かう樋口!

すると黒づくめの服装をした白塗りの男に女性(片山友希)が襲われていて、樋口は女性を助け、犯人を追う。

 

2人が去ると、女性はなにごともなかったかのように立ち去った…。

 

阿吽の呼吸

その頃、ひかりは、重藤と共に市役所に到着。

人質の妊婦の様子がおかしいのに気づき、ひかりは自ら身代わりになることを申し出る。

 

妊婦の解放には成功したものの、爆弾のスイッチを押されたら、ここにいる人たちの命が危ない。

 

そこで重藤は、ひかりにしか聞こえないような小さな声で指示を出す。

 

『3つ数えたら、堀部の足を踏んでくれ。俺が飛び込む』

 

『1つ…』『2つ…』『3つ…』

 

ひかりが思いきり、堀部の足を踏みつけ、重藤がその隙に爆弾のスイッチを落とさせる。

 

堀部は隠し持っていたナイフで市長に襲いかかろうとするが、ひかりと重藤が確保!

2人のあうんの呼吸で、事件発生から10分で解決に導いた。

 

だが爆弾は特殊な構造で、専門的な知識が必要だった。

堀部にそんな知識があったのか?

入手経路に疑問が残った。

 

その後、重藤はひとりエレベーターに乗り込む。

そこには白塗りの男が乗っていて、あっという間に拉致されてしまう…!

 

連れ去られた大樹!

一方、白塗りの男を追いかけていた樋口は、途中で見失う。

どうやら男は逃走経路を決めていたらしい。

さらに被害者の女性も交番に来ていなかった。

 

彰吾は、先に家に帰した大樹に電話をかけるが連絡が取れない…。

 

その頃、大樹は女性に車で連れ去られ、女性からの指示でECUに電話をかけていた。

 

『助けて、怖いよ…』

 

その声が大樹だと気づいたひかりはすぐに樋口に連絡。

ECUに駆けつけた樋口は、黒のSUV車が自分のマンション付近に移動していないか調べさせる。

 

先ほ女性が襲われていたのは”ワナ”だった。

本当の目的は、樋口を大樹から引き離すことだったのだ…!

 

もしその男と襲われていた女性が共犯なら、ずっと樋口たちの様子をうかがっていたはず…。

 

その証拠に、墓参りの帰りに見かけた黒のSUV車がマンションのほうに移動していることがわかった。

その車で大樹を連れ去ったに違いない。

 

樋口にはまだ捜査権はない。でも…、

『大樹は病気が治って、これからなんだ!』

という樋口の勢いに押され、ひかりは樋口を捜査に参加させることにした。

 

バディ復活!

樋口が警察署を飛び出すと、大樹が拉致されたことを知った石川透(増田貴久)が車で駆けつけた!

 

生活安全課にいる石川に捜査に関わる権利はない。

ルール違反だというひかりに、石川は告げる。

 

『過失死とはいえ犯人を死なせてしまった俺を、警察に残れるよう掛け合ってくれて感謝しています。

でも兄貴の性格を考えたら、誰が暴走を止めるんですか?』

 

これは何を言っても無駄なようだ。

ひかりが諦めて『処分は覚悟しておいてください』と言うと、

『なるべく軽めでお願いします』と石川はにっこり。

 

『急げ』

『はい』

樋口に指示され、石川は嬉しそうにアクセルを踏み込んだ。

 

重藤に迫る危機…!

そんな中、班長の重藤とは以前、連絡が取れないままだった。

ECUのメンバーが心配していると、重藤の携帯からライブ音声が届いた。

 

その音に耳を澄ませたひかりは、重藤が水に浸かった状態で拘束されていることに気づく。

 

重藤は誰かと話している。

 

頭上から聞こえるこの音は、ドローン?

それに「ジ~~…』という音は、照明!?

 

犯人はドローンで照明をつり、バッテリーが切れて水の中に落ちたら重藤が感電死するようにしているのだ!

 

ドローンの飛行時間は最長でも40分。

重藤に命の危機が迫っていた…!

 

大樹の拉致事件と、重藤の事件。

ひかりは2つの事件を同時に追うことにした!

 

2つの同時拉致事件!

一方、重藤が拉致されたことを知った樋口は、昔のことを思い出す。

 

『樋口さんの代わりなんて無理です。

樋口さんが戻ってくるまでの間なら、ECUの班長を引き受けます。

戻ってきたらまた、一緒に現場に出ませんか?』

 

そう言ってくれた重藤。

大樹が拉致されたタイミングで、同時に重藤も監禁されるなんて。

そんな偶然があるだろうか…?

 

事件の詳細を聞いた樋口は、犯行手口が一緒だと気づき、「2つの事件は繋がっている」とひかりに知らせる!

 

大樹のピンチ!

そのとき、大樹から病院みたいなところにいると、樋口に電話がかかってきた!

でも誰もいないし、森しか見えない。

 

大樹の言葉を頼りに、乗り捨てられた車両付近で森に隣接した病院を調べると、旧緑が丘市民病院だと判明。

そこは去年つぶれて、今は廃病院になっていた。

 

すぐさま病院に向かう樋口と石川。

大樹は黒づくめの女がこちらにやってくるのに気づき、調理室のゴミ箱の中に隠れる!

 

イライラしながら病室を探し回る女。

『ほんの少し目を離した隙に。。はい、申し訳ございません』

女は電話で誰かに謝ると、災害救助用の工具を手に、荒れはてた病院を歩いていく。

 

『ちょっと~、どこよ~。困るのよ~。

出てきなさい!早く出てきなさい~~!!!』

 

ヒステリックに叫びながら歩いていると、缶が転がる音がした。

女はにやりと笑うと、机を工具で叩きながら大樹が隠れているゴミ箱のほうへと近づいていく。

 

工具を振り上げる女!

ぎゅっと目をつぶる大樹!

女は隣の棚を破壊すると、大樹がいないのを見てその場から消えた。

 

しかし大樹がホッとして、ゴミ箱の穴から外を伺ったそのとき、

『見つけた~』

急に女の顔が見え、大樹は悲鳴をあげた。

 

助けるのはどっちだ

その頃、ECUに同時拉致事件の主犯から電話が入る…!

 

『人生は、選択の繰り返しだ。

何を選ぶのか、どの道を選ぶのか、選択しろ。

仲間を助けるのか、我が子を助けるのか。

どっちを選ぶ?樋口彰吾』

 

犯人は『クライシスタイムは、あと10分』と告げ、電話を切った。

 

そのとき、重藤の携帯の電源が入った。

犯人は重藤の監禁場所から電話をかけたのか?

 

ドローン落下まであと10分。

監禁場所に1番近い場所にいるのは、樋口だ!

すべては犯人の思うつぼということか。

 

重藤を助けるか、大樹を助けるか、樋口の頭に2人の姿がよぎる。。

しかし重藤を助けられるのは、自分たちしかいない。

樋口は重藤のもとへ向かう決意をした!

 

監禁場所特定!

ひかりは音声から、大型犬の鳴き声を聴きとっていた。

でも監禁場所付近で、大型犬を飼っている家はない。

 

ドローン落下まであと3分。

もう1度、音声を聴き直したひかりは、一定の間隔で犬が吠えていることに気づく。

 

もしかしてそれは録音されたものではないか?

そう思った樋口と石川は、畑作業中の男性(関智一)に聞き込み!

イノシシから畑を守るために大型犬の音声を流している家があることを知る。

 

すぐさまその家に向かうと、スピーカーから大型犬の声が!

監禁場所を特定した樋口と石川は、中に踏む込む…!

 

重藤の壮絶な最期…

ドローン落下まであと1分。

音声で、重藤の居場所を探るひかり。

 

ドローンの音が弱まり、

『スマイル』とガスで声を変えた男の声が聞こえる。

 

重藤は言った。

『死ぬわけにはいかないんだ。

まだ、返事が聞けてないんだ!』

 

不安定なプロペラ音が響き、

『時間がない!急いで!』

と、ひかりは叫ぶ。

 

そのとき、

『しあわせに…、橘…』

という重藤の声がした。

 

現場から映像が送られてきて、重藤の最期の姿がスクリーンに映し出される。

 

炎に包まれ、断末魔をあげながら死んでいく重藤。

ひかりはまだ重藤の呼吸音を感じ、

『まだ生きてます!早く助けて!』

と叫ぶ。

 

その直後、「パチン、パチン…」とゴム手袋をはめる音が聞こえ、また映像の続きが流れる。

男は重藤に近づくと、焼印を押した。

 

あまりにも残酷な重藤の最期に、ECUのメンバーは立ち尽くし、ひかりはショックで大粒の涙を流す。

 

そんなひかりに樋口は、到着したときにはもう重藤は亡くなっていて、誰もいないことを告げた。

 

そのとき、ホワイトハッカーの緒方(田村健太郎)が映像に映った時計に気づく。

 

これはライブじゃなかった。

10分前に録画されたものだった。

重藤は拉致されてすぐに殺されていたのだ…!

 

ひかりは声にならない声をあげながら、重藤からプロポーズされたときのことを思い出した。

 

『橘を幸せにするの、俺じゃだめか?』

 

そう笑顔で言ってくれたのに。。

 

白塗り男の目的

一方、旧緑が丘市民病院にたどり着いた捜査員たちは、大樹の携帯を見つけて調理室に踏み込む。

 

しかし入り口にワナが仕掛けてあり、捜査員4人が爆発に巻き込まれる!

 

だが指示を仰ごうにも、ひかりはまるで魂が抜けてしまったかのようにぼう然とその場に立ちすくみ、反応がない。

 

そんな中、樋口たちのいる場所の近くのトンネルで爆発が起きる!

 

急いで駆けつけると、激しく燃え盛る炎の向こうで、白塗りの男が優雅に舞っていた。

 

まるでゲームを最前列で楽しんでいるかのような男を見て、

『白塗り野郎!』

と樋口は怒りをあらわにする。

 

『どうだ、火はついたか?』

 

男は樋口に憎しみの火をつけるためにわざとこんなことをしたのだ。

 

奥に停められた車の中では、女が愉快そうに口を開けて笑っている。

 

車の後ろには縛られた大樹の姿が…!

 

『おまえの父親は、おまえを見捨てて仲間を選んだ。母親のときと同じように』

 

白塗り男の言葉に、樋口の心が燃えたぎる。

女が大樹に拳銃を向けるのを見て、樋口は警察官から拳銃を奪い、女に向けた。

 

白塗りの男がそれをかばうように前に立ちはだかり、

『スマイル』

と樋口を挑発する。

 

 

──児童拉致事件発生から42分経過。

 

樋口の怒声と、発砲音が辺りに鳴り響いた…!

 

 

──2話につづく!──

 

 

『ボイスⅡ』1話の感想

このスピード感、スリル感がたまらないですね〜。

まさか重藤班長がいきなり死んでしまうとは思わなかったけど。。

しかもひかりから返事を聞く前に亡くなってしまうなんて悲しすぎる。

返事を聞かせてほしいと重藤から言われたときは浮かない様子だったひかりだけど、

亡くなる直前までひかりの幸せを想う姿にボロ泣きでしたね。

本当は、なんて返事するつもりだったんだろう?

そんな詮索をするのも野暮ってもんか…。

 

ひかりと重藤が、あうんの呼吸で犯人を捕まえるところがよかったなー!

今回もひかりの聴力と、ECUのメンバー、樋口&透ちゃんの見事な連携プレーが小気味よかったです!

 

しかし白塗り野郎が不気味すぎる〜。

炎の中で踊ってるっていうのがまず不気味だし、

樋口の過去を知っていて挑発しているのも気になる。

いきなりECUの核心である2人を狙ってきたということは、ECUに恨みをもつ人物なのかな?

 

SNSでは白塗り男が誰なのか、予想が飛び交っているようですが、

エンディングで伏せ字になっている役名が明かされるのが楽しみですね!

 

でもなぜあんな用意周到な白塗り男がちょっと抜けている女性を相方にしているのか気になる…(;^ω^)

片山友希さんは「恐怖新聞」でもホラーな演技をしてましたからね。

工具を持って大樹を探すところ、昼間なのに緊迫感があってドキドキしました。

やっぱりわかっていても、怖いわ〜。

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました(◍•ᴗ•◍)

またの〜。

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