『ボイスⅡ』6話ネタバレと感想│一番怖いのは人間…!ラストで透が大変なことに…!

にこ

今回は、2021年8月28日放送『ボイスⅡ』第6話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

白塗り野郎の正体が安藤政信さんだとわかり、怒涛の後半戦が幕開け!

 

はたして大樹(鳥越壮真)に階段から突き落とされそうになっていたひかり(真木よう子)は無事なのでしょうか…?

 

普通に一般人に紛れて暮らしている白塗り男が怖すぎます…!

それではさっそく、6話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ
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『ボイスⅡ』6話のネタバレあらすじ

ひかり(真木よう子)を階段から突き落とそうとする大樹(鳥越壮真)をすんでのところで抱きしめ、阻止する樋口(唐沢寿明)

白塗り野郎は、ひかりが母親を殺したと大樹に信じ込ませたのだ!

 

白塗り野郎の目的は、樋口と大樹の親子の絆を壊すこと…。

樋口には、思い当たる人物がいた。

 

25年前、とばく事件の張り込みをしていたとき。

樋口は中学1年生の少年が、母親からひどい虐待をうけているのを偶然目撃した。

 

少年係と協力し、少年は児童相談所で保護、母親は逮捕となった。

 

母親は少年と別れるとき、

『ごめんね、ダメな母親で。そんな顔しないで笑いなさい。スマイル』

と言った。

 

少年の体にはタバコを押し当てられたやけどの痕が無数にあり、首には白く化粧された跡が残っていた。

 

それでも少年は母さんは悪くない!母さんを返して!と樋口に頼んだ。

 

『返せ…。返せ~~!』

あのときの少年の目。

おそらく彼が白塗り野郎に違いない…。

 

怪しい親子

その頃、白塗り野郎こと久遠京介(安藤政信)は、一般人にまぎれ、日常生活を送っていた。

自宅マンションに帰った久遠は、自治会長の美由紀(日高のり子)が自分たちの悪口を言っているのを耳にする。

 

403号室の母親は病気を理由に自治会の活動に顔を出さない。

暑いのに窓もピッタリ閉めていて気味が悪い。

 

久遠が横を通りすぎると、美由紀は同じエレベーターに乗り込み、もう少し音楽のボリュームを小さくしてもらえるようお母様に言ってくれという。

その後も悪口が止まらない美由紀に嫌気がさした久遠は非常ボタンを押し、エレベーターを止める。

 

『世間の常識は、私にとっての非常識。

だから私は自分の常識にのっとってる』

 

久遠はそう告げると、美由紀を壁に押しつけ、持っていた焼きごてで頭を殴る。

ガスバーナーで熱した焼き印を、命乞いをする美由紀の胸に押し当てる久遠。

 

響き渡る絶叫。

しかしそれは妄想。

家に帰った久遠は上機嫌でベッドルームにいる母親に話しかけ、

『気づいてくれたよ、樋口彰吾。これから忙しくなるよ~。

樋口彰吾には教えてあげないとね。僕がどんなふうに生きてきたか。

だって僕のお父さんなんだから

と微笑む…。

 

透の病状

翌日。

井戸の底から発見された遺体の身元が判明。

4人は全員同い年で同郷。

白塗り野郎に殺された刈谷、そして県警本部長の小野田(大河内浩)の特徴とも一致する。

 

小野田は白塗り野郎の素性を知っていて、それを公にできないため、姿を消したのかもしれない…。

小野田が内通者かどうかは、まだわからなかった。

 

一方、透(増田貴久)は、精神的な症状を抱えながら捜査を続けるものの、手元の薬は残りわずかになっていた。

 

でもこれ以上薬を飲み続けたら、記憶が飛ぶ時間も長くなり、意識が飛ぶ前の記憶もあいまいになって自分が何をしたのかもわからなくなる。

薬の横流しはもうできないと、なじみの薬剤師に断られてしまう。

 

心霊スポットで事件発生!?

そんな中、ネットの生配信中に、心霊スポットで得体の知れないものに襲われたという110番通報が入る。

配信者は、成瀬友則(松岡広大)

アイドルグループに在籍していたが問題行動を起こし、半年前にクビになり、動画配信を始めていた。

 

場所は、3年前に女子高生が殺害された廃墟。

5分前に配信された動画には、制服姿の少女が長い髪を振り乱しながら、成瀬やカメラマンに噛みつく姿が映っていて…。

ひかりは今までに配信されたやらせ動画とは違い、これは「本物」だと聞き分ける。

 

今後のこと

現場へ向かう車中。

樋口は『この事件が終わったら今後のことを話そう』と透に言う。

 

『心が悲鳴をあげてるんだろ?俺はおまえに甘えすぎていたのかもしれない。

自分のことをわかってくれている人間がいるのは安心する。でもこれ以上…』

 

樋口が謝ると、『大丈夫ですよ、俺は』と透は樋口の申し出を断る。

 

『だから言ったろ?キツイときは頼れって。あとで全部話せ』

 

そう言われても、透はかたくなに首を縦に振ろうとはしなかった。

 

呪われた廃墟

現場に到着した2人は、ひかりと相互通話をオンに。

廃墟のそばには成瀬の車が停まっていた。

 

そのとき、一瞬、荒い呼吸音が聞こえ、ひかりは被害者の少女が近くにいるのかと思う。

しかしいるのは、緊急出動班のメンバーと警察関係者だけ。

 

もしかして本当に心霊現象なんじゃとビビる捜査員に、

『ほんとに怖いのは人間だ』

と告げ、樋口は廃墟の中へ入っていく。

 

懐中電灯で照らしながら、地下へ降りていくと、血痕が。

さらに奥へと進んでいくと、あれは人間じゃない!と取り乱す成瀬を発見する。

 

成瀬は腕に噛まれた痕があり、カメラマンの平山(嶺豪一)は化け物に何度も噛まれていたという。

 

そこで成瀬を透に任せ、樋口は平山を捜しにさらに奥へ…。

すると3年前にそこで殺された佐山明日香の学生証の入った財布を発見する!

 

持ち物はすべて遺族に返却されているはず…。

マジかよ、これ~とECUの室員たちがビビる中、透は成瀬を連れて歩いていた。

 

途中、成瀬が配信を見て心配している友達に連絡するといって、電話をかけにいく。

 

そのとき、透は金網に廃墟に似つかわしくない新しい鍵がつけられているのに気づく。

床にはピンクの粉が落ちていて…。

『そんなことできるわけないだろ?バレたら…。

この世から消しても誰にも気づかれない』

と小声で話す成瀬の姿が…。

 

そこに警察官がやってきて、成瀬を連れていく。

透は急に激しいめまいに襲われ、薬を飲もうとするが、そのまま意識を失い、倒れこんでしまう…。

 

消えた少女の行方

一方、樋口は地下のボイラー室で平山を発見。

平山も、噛みついてきた少女のことを「あれは人じゃない」と証言する。

樋口たちの必死の捜索にもかかわらず、少女は見つからなかった。

 

そんな中、透と無線が繋がらなくなり、樋口は金網の前にぼう然とたたずむ透を発見する。

 

透の異変に気づいた樋口は慌てて駆け寄るが、

金網についた新しい鍵とピンクの粉を見せられ、それがドラッグだと気づく。

 

ECUで調べてもらうと、それは強い幻覚を引き起こす合成麻薬で、

錯乱した若者が人を襲い、海外では顔を食いちぎる事件も起こっていた。

 

おそらく少女の呼吸が荒かったのは、ドラッグの影響。

いったい少女はどこへ行ったのか?

 

そのとき、数分前から息遣いしか聞こえない通報があると、室員の1人から報告が。

もしかしたらそれは少女からのものではないか?

 

ひかりが変わると、動画配信で聞いた息遣いと同じ人物の息遣いが。

携帯電話の契約者の身元から、通報してきたのは現在家出中で捜索願が出されている内山碧(花田優里音)、18歳だと判明。

 

『内山碧さんですね?』

ひかりが電話の向こうの音に耳を澄ませると、狭い空間の中、車の走行音が聞こえた。

 

急性薬物中毒で舌と唇がマヒしていてうまく話せないようだが、彼女は必死に何かを言おうとしている。

 

た…す…け…て…。

 

ひかりはすぐに樋口に報告。

それを聞いた樋口は、廃墟に入る前にすでに少女は車の中のトランクに入れられていたのだと気づく。

彼女はここに監禁され、無理やり薬を打たれたのだ!

 

ひかりが聞いた排水溝に水を流す音は、薬を捨てるため。

3年前に殺された少女の学生証は、偽造されたものだろう。

 

成瀬たちは動画で人気を得るため、自作自演。まるで本物の化け物に見えるように演出したのだ!

 

異常なほどに注目されたい一心で、罪悪感も覚えず、罪を犯す人間がいる。

 

そんな成瀬が次にしようとしていること…。

『成瀬はことが明るみにならないよう、少女を消すつもりだ!』

 

透の決意

そのとき、透は成瀬が小声で電話していた内容を思い出し、ショックをうける。

今の今まで、透はすっかりそのことを忘れていたのだ。

もし自分がそのときすぐに報告していれば、こんなことにならなかったかもしれない。

 

そう思った透は、この事件を最後に捜査からおりると樋口に告げる。

だから必ず、少女を助ける!

 

事件の結末

一方、ひかりは成瀬がトランクから少女を入れたスーツケースを運び出し、どこかの建物で何かを操作している音を聞く。

 

火がはぜる音で、成瀬が動物の火葬場で少女を生きたまま燃やそうとしているのに気づくひかり。

 

そんな中、病院に運ばれたカメラマンの平山が口を割る。

 

成瀬はモデルをやらないかと巧みに少女に声をかけ、あの廃墟に監禁し、注射器で薬を打った。

リアルな方がバズるからと。

そういう成瀬自身、何をやっているのか自分でもわかっていないかもしれないという。

彼がアイドルグループをやめさせられたのは、違法薬物に手を出していたからなのだ。

 

動画再生回数が30万回を超え、興奮して笑い出す成瀬。

大丈夫、うまくいく。

成瀬がスーツケースを開けると、

血まみれの少女が髪を振り乱し追いかけてきて、

最高のコンテンツじゃないかと成瀬は動画配信を再開する。

 

しかし火葬場にたどり着いた樋口たちにはその姿は見えない。

すべては薬による幻覚。

『おまえが怯えているのは人気だ』と樋口は成瀬をつかまえ、床に突き飛ばす。

 

こうして成瀬は逮捕され、透はスーツケースの中に閉じ込められた少女を発見する。

しかし少女は『た…す…け…て…』という言葉を残し、亡くなってしまった。

 

怒りに震えた透は成瀬の胸ぐらをつかむ。

『おまえ、何してるのかわかってんのか?

おまえが有名になりたい…、ただそれだけで!』

 

しかし成瀬はまったく反省の色がなく、透は成瀬を殴る。何度も、何度も…。

樋口が後ろからその手を止めると、透は涙を流し、むせび泣くのだった…。

 

狂気

白塗り野郎こと久遠は、その様子をすべて無線で聞いていた。

 

『これで子犬が抜けるのは残念だなぁ。名残惜しいよ』

 

久遠は壁にかけられた透の写真に目をやり、ベッドで寝ている母親に話しかける。

 

『ねえ、母さん。壊れかけた人間同士を引き合わせたら、何が生まれるんだろう?

かつての僕と母さんみたいに』

 

久遠はベッドの横に座り、愛しそうに布団越しに母親の足に触れる。

 

しかし、その足は既に色を変え、生きているとは思えなかった…。

 

透を襲う罪悪感

その頃、樋口たちは…。

『おまえらが少女がトランクに閉じ込められていることに気づいていれば、こんなことにならなかった。おまえらのミスなんじゃないか?』

と現場に到着した捜査一課長の通孝(藤本隆宏)片桐(中川大輔)に責められていた。

 

意気消沈して座り込む透を見て、もしかして本当にミスしたんじゃ?と勘ぐる片桐。

片桐は透に『これ、石川巡査部長のでしょ』と上着を返す。

 

少女を救えなかったと悔やんで涙する透。

心配するひかりに、樋口は透がECUから外れることを伝える。

 

そのとき、副室長の山城早紀(宮本茉由)に本部長の小野田から電話があり、早紀は部屋の外に出る。

 

トンネルの中をよろめきながら、

『石川巡査部長に会わなければいけない。居場所を教えてくれ』

と懇願する小野田。

 

殺人事件発生

その夜…。

透は自分が少女を殺したと激しい罪悪感にさいなまれながら歩いていた。

 

激しいめまいに襲われた透は、船が置いてある倉庫に入り、薬を飲もうとする。

しかし中は空っぽで、透は薬のケースを投げつける!

 

そのとき、小野田本部長が現れ、なにかを話しかける。

 

翌朝、透が目覚めるとその手には拳銃が…!

近くに血を流して倒れている小野田の姿を見つけ、透はぼう然とする。

 

 

またしてもこれは白塗り野郎のしわざなのか?

その頃、久遠は自宅で怪しい舞を踊っていた…。

 

 

~7話につづく~

 

 

『ボイスⅡ』6話の感想

うわぁ!これは確実に透さん、犯人として疑われるパターン。

最初の方でボイスレコーダーを持っていたのって、記憶が飛んでいる間に何があったか記録に残そうと思ったのかな…。

それなら小野田本部長が何を言ってきたのかも後でわかる??

 

それと気になったのは、わざわざ捜査一課の片桐が返してきた透の上着。

あれに何か仕込んでから返したのでは?

彼は会うたび透に絡んできて、怪しい感じだけど、ただ単に透を敵対視してるだけなのかな?

気になりますね〜。

 

そして1番衝撃だったのは、わかりやすく変色した白塗り野郎のお母さんの足…。

生きてなさそうだとは思ったけど、わかりやすく足を布団から足をはみ出させてあるのが怖い…。

 

樋口のことを「僕のお父さんなんだから」と、白塗り野郎=久遠が言ってたのも気になりますね。

あれって遺伝子的にという意味じゃなく、モンスターな自分を生み出した、という意味なのかな。

久遠の口癖「スマイル」は、お母さんが言っていた言葉だということもわかりましたね。

 

出所してきたお母さんと久遠の間に何があったのか、

「壊れかけた人間同士がであったら」という言葉で久遠は表現していましたが、こちらも気になります。

 

そして人気動画を配信するために犠牲になってしまった少女は、ほんとかわいそうでした…。

透がスーツケース開けたときにはまだ話せたから、まさか死んでしまうとは思わなかった。。

ドラッグって恐ろしい。

 

髪を振り乱してゾンビみたいに襲ってくるところは、貞子&ゾンビみたいで迫力満点、動画だから画面が揺れたり狭かったりで、よけいリアルに迫ってくる感じがしました。

 

でも透があんなに少女を死なせたのは自分だと責めてるのに、犯人は全然反省のハの字もなくて、辛すぎるよ〜!

 

次回、透が大変なことになりそうで見るのが怖いなー。

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました(=^・^=)

またの〜。

 

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