『ボイスⅡ』2話ネタバレと感想│犯人の本当の目的は…!?闇に引きずり込まれそうな透ちゃんがヤバい…

にこ

今回は、2021年7月17日放送『ボイスⅡ』第2話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

白塗りの男に大樹(鳥越壮真)が連れ去られ、後を追う樋口(唐沢寿明)と透(増田貴久)…!

 

共犯の純名(片山友希)と遭遇した透ちゃんは、ある決断を迫られ…!?

 

はたして大樹は無事なのか?

 

白塗りの男の目的とは…!?

それではさっそく、2話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ

『ボイスⅡ』2話のネタバレあらすじ

大樹(鳥越壮真)を撃つと見せかけ、白塗りの男の共犯者・二ノ宮純名(片山友希)は、石川透(増田貴久)に発砲!

まんまと樋口(唐沢寿明)の裏をかき、大樹を連れて逃走する!

 

捜査一課も捜査に加わり、全力で逃走車両の確保に向かう。

幸い、廃病院で爆弾のワナにかかった捜査員たちは無事だった。

 

そんな中、ひかり(真木よう子)は拳を握りしめ、交際相手だった重藤雄二が殺害されたときの映像に耳を澄ませていた。

 

『犯人の音を聞き逃さない。絶対、この耳で捕まえる…!』

 

鬼気迫る表情でひかりは、犯人の足音にかすかに混じる金属音に気づく。

 

いったい奴は何者なのか?

石川を狙えば、樋口は必ずかばう。それを白塗りの男はわかっていた。

樋口の性格をよく知るものでなければそんなことはできない。

 

こちら側へようこそ…

乗り捨てられた車両を発見した樋口は、ここからは徒歩で逃げたのだろうと推測。

石川と手分けして、犯人を追う!

 

男は、40歳前後。身長175㎝。体重60kg前後。

女は、30歳前後。身長165㎝。体重45kg前後。

条件の一致する歩幅の音を絶対に聞き漏らさない。。

 

ひかりの提案で無線をオンにしたまま追跡していると、捉えた!

さっそく、ひかりが純名の足音をキャッチ!

50m先を右に曲がったと言われた石川は先回りをして、純名と鉢合わせになる!

 

戦闘になり、純名が構えた銃を奪う石川!

しかし純名はなにがおかしいのか、不敵な笑みを浮かべる。

それもそのはず、純名は体に爆弾を巻きつけていたのだ!

 

『寂しがり屋なの。どうせ死ぬなら友達とね』

 

そう言って、純名はかつて石川が人を殺したことを口にする。

 

『撃てるの?透ちゃん。撃つならここね…!』

 

純名は笑いながら胸を指さし、近くにいた子どもたちのほうへ走っていく!

 

止まってくれ…。

石川の願いも虚しく、

バ ──ン!!!

純名は石川の銃弾に倒れ…。

 

『ようこそ、こちら側に…』

と石川に口づけをして息絶えた。

 

白塗りの男のワナ

その後。

ひかりは白塗りの男の足音をキャッチ。

その情報をもとに、樋口は工事中の雑居ビルの地下へと入り、目隠しされた大樹を発見する!

 

しかし、それは男のワナだった!

大樹に走り寄った樋口に向かって、男は爆弾を投げ、爆発させる!

 

そして落ちていた無線を拾い上げるとこう言うのだ。

 

『さすが耳がいい。橘ひかり。引っ掛かりましたね』

 

男はこうなることをすべて見抜いていた。

無線が壊され、ひかりはゾッとする。

 

意識を取り戻した樋口は必死に大樹のほうへ近づこうとした。

でも怪我をしていて動けない。

 

『スマイル。大樹くん、生きてますよ』

 

白塗りの男は怪しく踊っていた。

 

にらみつける樋口の目を見て『いい目だ。怒りに満ちた目、その目がおまえを救ってくれる』と男は舞い続ける。

 

『解放しろ、己を。

席は空けた。その席にはおまえが座れ。これからが始まりだ』

 

白塗りの男は大樹を担ぎ上げると、3日後の12時に解放すると言って去っていく。

樋口はそのまま意識を失った…。

 

解放された大樹

そして3日後。

白塗りの男は、大樹を解放。

大樹の腕には焼き印が押しあてられた痕があった。

それを見て、樋口は怒りをあらわにする。

 

この3日の間に大樹に何があったのか?

何が目的で解放したのか…?

 

白塗りの男は「席は空けた」と言っていた。

樋口をECUの班長に戻すために、重藤は殺されたのか…?

 

亡くなった重藤班長のためにも、白塗り野郎を捕まえよう。

樋口はひかりにそう告げる…。

 

幸せから逃げてる?

聞かなくてもいい人の声を聞き続けてきたひかりは、どこか警戒してしまい、1歩を踏みだせないように見えた。

 

そんなひかりを、重藤は幸せにしたいと思った。

 

『橘を幸せにするの、俺じゃダメか?』

 

プロポーズしてくれたときの重藤の笑顔が脳裏に浮かぶ。

 

『見守っていてください…』

ひかりは重藤の遺体が入った袋に手を当て、涙した。

 

樋口の復帰

後任が決まるまでの間、樋口がECU緊急出動班の班長として復帰することになった。

樋口の要望で、石川も一緒だ。

 

石川は多くの市民が事件に巻き込まれるのを未然に防いだということで、罪に問われなかったようだ。

 

そんな本部長・小野田(大河内浩)の決定に、重藤の兄で捜査一課長の通孝(藤本隆宏)は怒りを隠せない。。

樋口のせいで、弟は死んだのだから。

 

2人が部屋から出ていくと、はぁ~と小野田は深いため息をつく。

着信があり、小野田は携帯をとった。

 

一方、2人も人を殺めてしまった石川は、罪悪感と葛藤に襲われ、必死に薬(錠剤のようなもの)を飲み、紛らわそうとしていた…。

 

闇への誘い

そんな中、純名が体に巻いていた爆弾が、市役所で起きた立てこもり事件の犯人がしていたものと同じだとわかる。

2つの事件は繋がっていたのだ…!

 

犯人の堀部に取り調べを行うと、

「あの方」にチャットで市長に対する不満を話したら、アパートの前に「はなまる」の書かれた箱が置かれていたらしい。

その中に、爆弾が入っていたのだ!

 

白塗りの男の目的は、火をつけること。

憎しみや恨みを持つ者の心に火をつけて、一線を超えさせ、楽しんでいる。

 

するとそれを裏付けるように、二ノ宮純名の部屋のパソコンから、堀部だけじゃなく、ここ半年以内に起きた事件の犯人の情報が発見された。

そのどれもが事件が起きる前に調べられ、事件の遂行日が記されていた。

 

まさかすべての事件の裏に、白塗り野郎が関わっていたのか?

じゃあ、これから起きる事件も…?

 

不安になる石川を見て、

『助けを求める人を助ける…。ただ、それだけだ』

と樋口は力強く、自分に言い聞かせるように言った。

 

新たな連れ去り事件発生!

そんな中、新たな連れ去り事件が発生!

ECUに通報が入る。

武井薫・16歳が登校途中に男性に連れ去られたというのだ!

 

犯人は、塚田巧一朗。

薫から「助けて」と母親にメールが届いた時、GPSを見たら塚田の家の近くだったという。

 

話の途中で怒った父親が包丁を持って塚田の家に向かい、ひかりはすぐさま出動を要請!

樋口たちが現場に向かった。

 

塚田は7年前、強制わいせつ罪で捕まっていた。

被害者は、当時9歳だった薫。

 

3か月前に出所した塚田は、薫が通っている高校に現れ、じっと見つめていたらしい。

薫はそれに気づき、また襲われるかもしれないとそうとう追いつめられていた。

 

事件で負った傷

その頃、薫の父・良彦は塚田のマンションに到着。

薫に何をした!と塚田に包丁を向けていた。

でも塚田にはまるで心当たりがないようで…!?

 

そんな中、現場に向かう車の中で、『なんて事件だ…』と石川は顔を曇らせる。

 

でも事件の傷は、事件で解決するしかない。

苦しくても向き合うしかない。

 

『けど本当にきついときは、俺に頼れよ』

樋口の言葉に、

『兄貴のほうこそ、俺を頼ってくださいよ』

と石川は笑顔になった。

 

事件の真相…

樋口たちが塚田の家に突入すると、薫の父は塚田の首に包丁をあて人質にとった。

 

無線で聴いているひかりによると、塚田が何もしていないという言葉に嘘はないようだ。

 

付近の防犯カメラの映像を確認したところ、薫がバスに乗り込む姿を確認。

事件は、薫の自作自演だと判明し、無事に薫は保護された。

 

おそらく薫は、嘘の通報で塚田を逮捕させた後、自分で自分を傷つけるつもりだったのだろう。

しかし良彦は、娘がそんなことするわけない!と信じない。

 

興奮して耳を貸さない父親を見て、樋口は天井に発砲!

『娘の自作自演は好都合。そいつを殺す口実ができた。

殺したほうが楽になれますか?』

と問いかける。

 

7年前の事件で武井家がどれだけ深い傷を負ったか、樋口にはわからない。

でも。。

 

樋口は父親に、薫と母親が話している声を聞かせた。

 

お父さんが薫を救うために、塚田を殺す覚悟で向かったこと。

お父さんがどんなに薫のことを想っているか。

 

でもお父さんが塚田を殺せば、家族はもっと苦しむことになる。薫が悲しむことになる。

 

『じゃあ、どうしたらいいんだよ。どうしたら忘れられるんだよ。どうしたら娘を救ってやれるんだよ。誰か教えてくれよ…』

 

包丁を落として泣き崩れる父親に、樋口は言った。

 

『あなたには帰る場所がある。何があっても迎えてくれる家族がいる。

娘さんにとって、それが確かな支えになる…』

 

良彦は大人しく連行され、事件は発生から6分で解決した。

 

塚田の嘘

しかし、これで事件が終わったわけではない。

性犯罪の被害者は、心に傷を抱えながらも必死に生きて、生きて、生き抜いている。

 

『被害者と家族が苦しんでいることを、1分1秒忘れるな』

樋口の言葉に、塚田はうなだれた。

 

そのとき、近くにいた女性が塚田の首元の血を拭こうと近寄った。

塚田は怯えたようにそれを断り、『鼻炎がひどくて』と言い、窓を開けて換気した。

 

でも鼻腔がつまる音はしない。

ひかりは、塚田がなぜ嘘をついたのか疑問に思った。

 

そのとき、

『これからあの子と遊ぶんだ~』という子どもの声がした。

近所の子どもの声? でももう聞こえない。気のせい…?

 

樋口が部屋を出てパトカーに乗り込もうとすると、塚田が窓からこちらを見下ろしていてカーテンを閉めた。

 

その後、「どんぐりころころ」の鼻歌を歌いながら、バッグを持った男が歩いてくる。

 

クローゼットを開けた男は、タンスの中からピエロのかつらと大きな蝶ネクタイを取り出す。

それは、塚田だった…!

 

塚田の目的

良彦と会った薫は『あんたがあんなことしなければ、あの男を逮捕できたのに…!』と責めたてる。

 

『1番苦しいのは私なのに!苦しいフリをしないで…!』

という薫に、

『腹が減っただろ、何も食べてないんだろ?そろそろも優太も帰ってくるし』

と良彦は言う。

薫には優太という小学生の弟がいるのだ。

 

陰からその様子を見ていた樋口は、ひかりから気になることを聞く。

そのとき、緒方(田村健太郎)が、7年前に塚田が起こした事件の資料を持ってやってきた。

 

塚田は、小さな子どもに執着して事件を起こす小児性犯罪者。

あのとき、鼻炎だと嘘をついたのは、大人の女性が近づいてきてその匂いが嫌だったから…?

 

それに子どもの声で、薫に近づいたという記述もあり、

『これからあの子と遊ぶんだ~』というのは塚田自身の可能性があった。

 

まさか、塚田が遊ぶという「あの子」とは、薫の弟・優太…!?

 

 

『優太くん、あそぼぉ~~』

 

その頃、ピエロのかっこうをした塚田が下校途中の優太に話しかけ…、、

新たな連れ去り事件が発生していた…!!

 

 

──3話につづく!──

 

 

『ボイスⅡ』2話の感想

いや~今回もどんどん話が進んで面白かったです。

まさかいきなり純名が死んでしまうとは…。

部屋から出てきたパソコンに、今まで白塗り野郎が事件をそそのかしてきた人たちの情報も残されていて、かなり証拠は残っているような気がするのだけど、そこから白塗り野郎の正体にはたどり着かないのでしょうか?

 

次々と事件が起こるからそれどころじゃないとも言える。。

しかし病院で爆発に巻き込まれた捜査員たち、よくみんな平気だったな―。

軽く流されてたけど、下手したら死んでるよね(;^ω^)

それに重藤班長が殺されたのは、樋口をECUに戻すためとな…!?

あまりにも勝手な白塗りの男に腹が立ってしょうがない。。

 

そして新たな事件発生かと思ったら、それはお姉ちゃんの被害妄想で、本当の狙いは弟だったんか!という恐怖展開。

というか、一瞬、塚田は双子なのかと思った。

2人いるようにも見える演出だったから…。

でも違ったみたい。

大人になった薫には手を出す気がないんだから、何もしてないという塚田の言葉に嘘はないとひかりが思うのもあたりまえ。。

 

最後に、優太をお姫様抱っこして歩道橋を降りていくピエロ姿の塚田の後ろ姿がすごく不気味でした。

 

そんな中、純名を撃ってしまった透ちゃんが心配ですね。

薬?を飲んで、樋口たちの前では明るく振る舞う透ちゃんですが、どんどん精神を病んでしまいそうで怖いです。

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました(*´∀`*)

またの~。

 

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