『ボイスⅡ』4話ネタバレと感想│白塗り野郎にとっても予想外の展開!?お顔がかなりハッキリしてきたぞ~

にこ

今回は、2021年7月31日放送『ボイスⅡ』第4話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

ECU室員の知里(藤間爽子)が交際相手の前薗に連れ去られた…!

 

樋口(唐沢寿明)と透(増田貴久)は前薗の別荘にたどり着くが、そこに知里の姿はなく。。

 

腹部を刺された前薗の姿が…!

 

いったい知里はどこへ消えたのか…?

 

前薗の恐ろしい本性が明らかに…!!

それではさっそく、4話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ
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『ボイスⅡ』4話のネタバレあらすじ

ECU室員の知里(藤間爽子)が交際相手の前薗(大野瑞生)に車で連れ去られた!

すぐさま逃走車両が特定され、樋口(唐沢寿明)石川(増田貴久)たちは追跡を開始!

 

前薗は、大型リゾート施設を開発している前薗グループの御曹司だった。

ひかり(真木よう子)は前薗が知里を別荘に連れ込む可能性が高いと読み、樋口たちを向かわせる。

 

ところが樋口たちが別荘に着くと、前薗の車がない。

中に入ると知里の姿はなく、腹部を刺されて意識不明の前薗がうつ伏せに倒れていた…!

 

まさか前薗を刺したのは、知里なのか…?

ECU内に動揺が広がる中、緊急出動班は現場から逃走に使われた前薗の車の行方を追う。

 

樋口から止血するよう頼まれた透は前薗の腹部を押さえるが、純名を射殺したときのことを思い出し、めまいを起こす。

救急隊が到着すると、透はフラフラと離れ、薬局でもらった薬をじゃらじゃらと口に流し込んだ。

 

知里の行方…

一方、樋口は、2階にも血痕が落ちているのに気づく。

樋口の無線から、かすかな音をキャッチしたひかりは別荘内にまだ人が潜んでいることを察知する。

 

それは、知里だった。

前薗に首を絞められた知里は近くにあったダンベルで、前薗の頭を殴って逃げ出したのだ。

 

そのとき、顔は見ていないが、女性が2人訪ねてきた。

その2人が共謀して前薗を襲い、車で逃走したのだろう。

 

前薗には、アメリカに留学していた頃にカップル間のDVで何度も訴えられ、金でもみ消した過去があった。

おそらくその2人も、前薗に暴力を振るわれていた被害者なのだろう。

 

同じ目にあった知里には、2人の気持ちが痛いほどにわかった。

だから警察官としてできることをやり遂げたい。

知里は樋口たちと共に捜査に加わることになった。

 

被疑者発見…!

そんな中、逃走車両が見つかる。

中に人はおらず、残された血痕からかなりの重傷を負っていると思われた。

早く見つけないと、被疑者の命が危ない。

 

そのとき、2人のうち1人は足を引きずっていたことを知里が思い出す。

 

無線からひかりが耳を澄ませ、片足を引きずっている音をとらえる!

ひかりの指示をもとに後を追いかけると、女性2人を発見!

そのうちの1人は腹部から出血し、重傷だった。

 

『前薗を刺したのは、おまえたちか?』

樋口が確認すると、

『あの男は死んで当然なんです!』

と、もう1人の女性は声を荒げた。

 

前薗の父親

被疑者は、元客室乗務員の奥井由香(堀未央奈)と、元ホテルのフロントクラークの藤井綾乃(二宮郁)

前薗の暴力により、由香は片足が不自由に、綾乃は左目を失明し、左耳の聴力も失っていた。

 

どちらも警察に被害届を出しているが、送致されていない。

父親が息子の不祥事をもみ消したのだろう。

 

その頃、父親はすごい剣幕で、県警本部の杉原に連絡を入れろ!と命令していた。

 

由香の供述

前薗がまだ生きていることを知った由香は、

『あいつが死んでいない?嘘でしょ…?

あいつが私に何をしたか!』

と取り乱し、ギュッとこぶしを握りしめる。

 

心が壊れるまでつきまとい、暴力をふるう。。

警察に話して、できることは全部やった。でもダメだった。

あんな男、死んで当然だ!と由香は叫ぶ。

 

でも本当のことを話せば、裁判で情状酌量の余地があり、執行猶予がつく可能性がある。

ひかりがそう諭すと、

『そうですよね…』

と由香は急に微笑み、自供を始める。

 

ある日、藤井綾乃が家に訪ねてきた。

自分と同じように、前薗に心を壊され、暴力をふるわれた恐怖がつきまとって、苦しくて死のうとした綾乃。

でも悔しくて死ねなかった。

 

『私たちの手で殺そう』 

綾乃に言われ、由香は覚悟を決めた。

 

それから数日間、前薗を尾行してチャンスをうかがった。

そして今日、車を停めて様子を見ていたら、知里が拉致されるのを見かけた。

 

あとを追って別荘に行き、スタンガンで前薗に襲いかかり、絞殺しようとした。

でも逃げ出されてナイフで刺したところ、返り討ちにあい、綾乃は刺されてしまった。

 

由香は落ちたナイフを拾い、前薗を追いかけ、必死で刺した。

 

でも由香の証言に、ひかりと樋口は疑問をもった。

なにか、あえて話す速度を緩めて時間を稼いでいるような…。。

 

さきほど由香は車を停めて様子を見ていたと言った。

でも逃走するときには、前薗の車を使っている。

じゃあ、別荘まで乗ってきた車はどこにあるのか?

 

もしかして、共犯者はもう1人いるのか…!?

 

もう1人の共犯者

知里によると、前薗はあるゲームにハマっていたという。

仮想のキャラと恋愛するゲームで、そのフィギュアも集めていた。

 

フィギュアの職業は、客室乗務員、ホテルのフロントクラーク、警察官、それに看護師。

被害にあっていた女性と同じだった!

 

前薗のかつての交際相手を調べると、看護師の上野舞という女性がいた。

彼女は1年前に自殺。

前薗の暴力が原因だと母親が訴え、前薗は事情聴取されていた。

 

しかしこれも送致されていない。

母親は再捜査を依頼したが、証拠不十分で受け付けてもらえなかった。

 

母親の名前は、上野早苗(街田しおん)

看護師をしていたが、今は退職している。

 

『彼女が3人目の共犯者だ』

 

樋口が早苗の名前を告げると、由香の顔色が変わった。

 

『まだ、諦めていないな?

上野早苗は、失敗した時の保険だ』

『だから知りません!』

 

由香が大声をあげると、樋口はニヤリ。

『その反応だけで十分だ』

樋口の言葉に、由香は動揺し目をそらす。

綾乃から話を持ちかけられたとき、部屋には早苗も来ていたのだ。。

 

警察を舐めるな!

そのとき、署内で大声がした。

前薗の父親が、息子をあんな目にあわせた女に会わせろ!と乗り込んできたのだ。

 

『やはり血は争えないな』

樋口が姿を現すと、杉原管理官は

『捜査は本部で引き継ぎます。身柄をこちらへ引き渡してください』

と言う。

 

『おまえは警察官失格だ。全部暴いてやるよ。警察を舐めるな!』

 

そう言い放つと樋口は、今度は前薗の父親に向かって言う。

 

『クズの命は守ってやるよ、黙って見てろ』

『ク、クズだと…!?』

 

樋口は上野早苗を止めるため、急いで出動した。

 

早苗を捜せ…!

早苗は脳腫瘍を患い、現在は治療を拒否していた。

以前、看護師をしていた早苗は堂々と制服を着て、見張りをしていた警察官に抗生剤の投与をすると偽り、前薗の病室に侵入。

点滴の管から薬を注入した。

 

だが発見が早かったため、前薗は助かった。

それを知った早苗は失意の表情で、どこかへ向かう。

 

その姿を樋口が目撃。

ひかりに無線で音を拾ってもらい、かかとのある靴をはいた人物を探してもらう。

でもかかとのある靴をはいた人はたくさんいて、なかなか見つからない。

 

意識を失う透

そのとき、前薗は助かったが、前薗に刺された綾乃は亡くなったと知らせが入る。

 

『クソッ。あんな奴が生き残って…』

無線でそれを知った透は、急に激しいめまいに襲われる。

 

知り合いの薬剤師によると、

透の病気は、感情が高ぶったり、精神的に追いつめられると脳への酸素供給が途切れてしまうという。

 

薬を飲めば、その症状を抑えられる。

でも症状が進めば、記憶が飛ぶようになる。

 

透は薬を飲もうとして物置きになっている部屋に入り、そのまま倒れこんでしまう…!

 

自殺しようとする早苗

一方、ひかりは、不安定な足音が屋上に出ていくのをとらえ、樋口に伝える。

ひかりは透に応援を要請するが、応答がない。

 

樋口と知里が屋上へ行くと、早苗が飛び降りようとしていた。

 

警察なんて信じられないという早苗に、

私も前薗に暴力をうけた被害者だと、知里は必死に訴える。

 

犯行に及んだ由香や綾乃、自殺に追い込まれた舞は、明日の我が身だったかもしれないのだ。。

 

それでも早苗は『あなたたちを信じろというの?』と信じてくれない。

 

樋口は、警察が早苗たちの力になれなかったことを謝罪し、必ず前薗に罪をつぐなわせることを約束し、無事に早苗を確保した。

 

目を覚ました透

一方、目を覚ました透はECUに連絡し、早苗の確保に向かおうとする。

でもすでに、早苗は確保された後。

記憶が飛んでいることに気づき、透は驚がくする。

 

ひかりは無線が通じなかったことを心配するが、透は無線の調子が悪くて…とごまかした。

 

小野田本部長

事件解決後、樋口は知り合いの週刊誌の記者に頼み、今回の記事を書かせた。

 

これを受け、小野田本部長(大河内浩)は早々に、前薗社長から杉原管理官に、事件のもみ消しの見返りに金銭の受け渡しがあったと謝罪会見を開いた。

 

しかし杉原管理官は、小野田本部長派の人間。

こんなに早くしっぽを切るなんて…と緒方(田村健太郎)は言うが、

本部長に世話になったことがある副室長の山城(宮本茉由)

『保身だけの人じゃない。警察官としての誇りと矜持を持っている方です』

ときっぱりと言い放つ。

 

そんな中、知里が復帰。

緒方は自分は前薗のような男ではないから安心してつき合ってもらっていいと告白するが…、

緒方さんはタイプじゃないとフラれてしまう。。

 

強い想い

一方、現場に出ることで透が強いストレスを抱えているのではないかと思ったひかりと樋口は、透と話す。

透には心療内科の通院歴があった。

 

『透、俺にはおまえが無理しているように見える』

樋口が言うと、

『兄貴が言ったんですよ。

事件の傷は、事件でしか癒えないって』

と透は返す。

 

透は警察にいてはいけない人間だと思っていた。

でも、救うことで救われる。

このチームに入れることを誇りに思っている。

 

『兄貴だって目の前の事件に全力で向き合っている。

俺も乗り越えて、兄貴みたいになりたいんです。

何を言われたって、捜査からはずれませんよ。白塗り野郎を捕まえるまでは』

 

『ったく、おまえって奴は…』

『頑固なところは兄貴譲りですよ』

 

そのとき、白木山で土の中から人の手が出ていると通報があった。

数日前に大雨が降って、遺体の1部が出てきたようだ。

 

それを無線で聴いている白塗り野郎。

 

白衣を着て黒のフードをかぶり、顔は見えない。

 

が、遺体が見つかったという知らせを聞き、何かをつぶやく…。

 

新たな事件の発覚

免許証から被害者は、刈谷修一、56歳だとわかった。

土だらけの男性の遺体の左胸には、白塗り野郎にあてられた焼き印の痕があった。

 

白塗り野郎は相手の心に火をつけ、もてあそんでいる。

でもこの男性は、自分で殺して埋めている。

調べれば、白塗り野郎につながる何かがわかるかもしれない。

遺体が見つかったのは、白塗り野郎にとっても想定外のはずだ。

 

そこに捜査1課長の重藤通孝(藤本隆宏)片桐(中川大輔)が現れ、捜査を引き継ごうとする。

でも樋口は信用できない。

 

すると1番疑わしいのは、石川巡査部長じゃないかと片桐が言ってくる。

片桐は、透が以前、サイコパスの本郷と繋がっていたことを嗅ぎつけたのだ。

 

すると『疑わしいのは、そっちじゃないですか!』と透は声を荒げる。

 

実は、通孝と重藤班長(増田昇太)は血のつながらない兄弟だった。

樋口を信じる重藤と、あいつの本性を何もわかっていないと否定する兄。

でもいくら仲が悪くたって、たった1人の弟を殺すわけがない。

 

だが透を疑うということは、通孝にも怪しいところがあるということ…。

 

疑いを晴らすためにも、一刻も早く白塗り野郎を捕まえなければ!

 

大樹の異変!

樋口が気合いを入れて捜査に向かおうとしたその時、息子の大樹(鳥越壮真)の意識が戻ったと連絡が入る。

 

急いで病院に駆けつける樋口!

しかし樋口の顔を見るなり、大樹は恐怖で顔を引きつらせて叫び出す。

 

どうやら白塗り野郎に拉致されている間に、強烈なショックを受け、フラッシュバックを起こしているようだ。

医者によれば、記憶が混濁して、樋口のことも覚えていないという。

 

いったい白塗り野郎は大樹に何をしたのか…?

 

樋口が眠っている大樹のそばに佇んでいると、白衣を着た医師が入ってきた。

その顔を見て樋口は驚く。

 

『スマイル』

白塗り野郎に首筋で注射をうたれ、樋口は意識を失う。

 

一方、山中で発見された刈谷の発信履歴を調べたひかりは、その中に小野田本部長の名前を見つけ、樋口の留守電にメッセージを残す。

 

その頃、樋口はどこかの深い井戸の中に、拘束されていた。

フタが閉まっていて、外から中を見ることはできない。

 

はたして樋口を助けることはできるのか…!?

 

~5話につづく!~

 

 

『ボイスⅡ』4話の感想

いや〜今回も最後の方のインパクトが強くて、前半の印象が…。

とにかく、透の病状がどんどん深刻化してきて心配ですね!

 

それに捜査一課の人たちまで、透の過去を持ち出して疑うし、なんか不穏な空気…。

通孝と重藤班長の兄弟仲が悪かったことも判明しましたが、人間関係が複雑でよくわからん…。

 

透を疑うのは、そっちにも怪しいところがあるからだろうとか、樋口が言う意味がわからなくてモヤモヤ。

この辺の人間関係が、のちのちどう繋がってくるのか、

これだけ引っ張っといて何もなしだったらガックリだぞ〜。

 

そしてついに、白塗り野郎が白塗りメイクをしているシーンが。

顔が丸出しだったので、かなり顔立ちがはっきりと…。

やっぱり安藤政信さんなのかな?

 

医者に化けて現れて、いきなり注射をブスッと刺す白塗り野郎が怖すぎる!

それに大樹があんなに樋口を見て怯えるなんて、いったい何を吹き込んだんだ!

子どもにまでトラウマになるようなことをするなんて、酷すぎる…

 

次回はついに白塗り野郎の正体が明かされ、樋口の過去も明らかになるようです。

1話の冒頭で殺された刈谷さんの遺体も発見され、なぜ殺されたのか気になりますね…。

 

でも次回はおやすみだそうです。

早く続きが見たいですね〜!

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました(=^・^=)

またの〜。

 

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