ドラマ『アシガール』11話のネタバレあらすじと感想|ただひたすら貴方を守るために!

にこ

今回は、ドラマ『アシガール第11話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

唯(黒島結菜)を連れ、高山の本城を抜け出した若君(伊藤健太郎)。

 

しかしすぐに高山親子が追手を放ち、唯たちは追われる身に…。

 

そんな中、小平太(天野哲/はんにゃ)と成之(松下優也)が若君救出に向かいます!!!

それではさっそく、11話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

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『アシガール』11話のネタバレあらすじ

唯(黒島結菜)と高山の跡継ぎ・宗熊(加藤諒)との婚儀が行なわれることになった!

唯が花嫁衣裳を着るのを拒んでいると、辺りに白い煙が充満し、何も見えなくなってしまう。

これはもしかして、弟・尊(下田翔大)のけむり玉…!?

 

唯が若君・忠清(伊藤健太郎)の助けを待っていると、宗熊の呼ぶ声が!

唯はクマには悪いけど、触ってきたら殴ろうと身構えた。

だが唯の肩に手を置いたのは、ゴーグルをつけた忠清だった。

忠清は唯をおんぶすると、高山の本城を抜け出した。

 

城の外には門番がいたが、忠清は『霧のため、我々は出直すことにした』と若君の威厳で説き伏せる。

悪丸(MAX)も唯のためにわらじを持ってきてくれて、唯は大感動。

3人は堂々と門をくぐり、礼をして出ていった。

 

阿湖姫の願い

一方、羽木城では…。

阿湖姫(川栄李奈)が忠清の無事を祈り、待っていた。

 

熱心に祈る阿湖姫を見て、成之(松下優也)は『まさか、忠清殿が唯之助を助けに高山領に向かったのではありますまいな』と尋ねる。

すると、そのまさかのまさか、忠清は唯を助けに行ったというのだ。

 

『アホぉじゃ…』と目を丸くする成之の前で、阿湖姫はポロポロと涙を零す。

1度は覚悟して忠清を送り出したものの、不安でたまらなくなったのだ。

阿湖姫は、成之になんとか2人を助けてほしいと手をついて頭を下げる。

阿湖は、忠清が心から想う人と幸せになってほしいというのだ。

 

阿湖姫の忠清への強い想いを知った成之は2人を助けるため、城主・羽木忠高(石黒賢)たちに事情を話すことにした。

 

話を聞いた天野小平太(金田哲/はんにゃ)はすぐさま高山を攻めようとする。

でもそれでは、阿湖姫の兄のフリをした忠清の素性を明かすようなもの。

成之は今は小垣城に行き、高山の様子を探るべきだと提案する。

 

忠高の命令を受け、成之と小平太は2人で小垣城を目指すことになった。

 

追っ手を放つ親クマ!

一方、唯たちも小垣城を目指して山の中を歩いていた。

『救いにいったはずが、かえって難儀をかけることになった』と忠清は唯に謝る。

でもこんなの今の唯にはなんでもない。

唯はカツラを外し、着物の裾をまくると、先頭に立って歩き出した。

 

だがその翌日、唯が阿湖姫のふりをしていたことがばれ、高山宗鶴(村田雄浩)は大激怒。

さらにそれを忠清が助けにきたことを知った宗鶴は、忠清を捕まえるため山狩りを仕掛ける。

 

その頃、唯たちは山の中を川に沿って歩いていた。

2日間水だけで過ごした唯は、お腹がぺこぺこ。

またその辺に生えているキノコに手を伸ばす。

すると『腹を壊すぞ』と、忠清はキノコを電光石火のごとく遠くに投げ飛ばす。

それを見て、唯は初めて忠清と会った時のことを思い出す…。

 

こんな時でも忠清は、いつもと変わらず穏やかに笑っている。

不思議に思う唯に、忠清は幼い頃から父・忠高に『まず徒歩で戦う兵たちから食べさせよ。大将は何も食らわずとも笑っておれ』と教え込まれたことを明かす。

 

それを聞いた唯は、忠清を猛烈にギュッと抱きしめたい衝動に駆られる。

でも唯は阿湖姫のことを考え、ぐっと堪えた。

 

如古坊との再会!

すると悪丸が近くに山寺を発見!

唯たちは久しぶりの食事にありつく。

親切な和尚様たちはひと晩泊まっていくよう勧めるが、忠清はそれを断る。

でもこの辺は慣れた者でも迷うような場所。

和尚様たちが引き止めていると、『放っておかれませ、和尚さま』と如古坊(本田大輔)が現れた。

成之に殺されたと思われていた如古坊は生きていたのだ!

 

如古坊は、忠清を匿ったのがバレたら和尚様に迷惑がかかると追い出そうとするが、忠清たちは和尚様の好意に甘え、ひと晩泊まることにした。

 

束の間の幸せ

その夜、唯は途中で目が覚め、外に出た。

すると空には一面、星が輝いていた。

そこに忠清も現れ、2人は一緒に星空を眺める。

 

唯が、高山まで助けに来てくれたことを感謝すると、忠清は『唯を助けてくれと自分を送り出してくれたのは阿湖姫だ』と告げる。

『唯を助けられるのは、唯のことを想う忠清様しかいない』

阿湖姫はそう言っていたというのだ。

 

 

それを聞いた唯は、高山の本城にいた時、ずっと思っていたことを告白する。

明日、死ぬかもしれない。

明日、宗熊と結婚させられるかもしれない。

何が起きるかわからない。

こんなことならもっと早く腹を決めてればよかった。

次に若君とそういうチャンスがあったら、絶対逃さんぞ

唯は一言話すたびに、一歩ずつ忠清に近づき、まっすぐに忠清の瞳を見つめた。

 

忠清はそんな唯がおかしくてたまらない。

『まるで敵陣に切り込む勢いじゃの』

 

唯が恥ずかしくなって去ろうとした瞬間、忠清はその手を引き止めた。

忠清は優しく後ろから唯を抱きしめると『笑うて悪かった…』と唯をこちら側に振り向かせた。

忠清が唯の髪を撫で、口づけをしようとした時、『おい!』と如古坊がやってきた。

なんと敵が近くまで来ているというのだ!

 

不安になる唯に、『このままでは死ねぬのであろう?』と忠清は言う。

死ねません!せっかく腹を決めたのに!

忠清は唯の頭を撫でると、如古坊の道案内で小垣城を目指すことにした。

 

久の変化

一方、羽木城では、成之が出発の前に、母・久(田中美里)の屋敷を訪れていた。

でも久は直接会ってはくれず、成之は自分が忠清のために向かうのが許せないのだと心を傷める…。

 

だが吉乃は『そんなことはありませぬ』とハッキリと否定する。

もし久が怒っているのなら、むしろ目の前に呼んで叱咤するだろう。

『どうかご武運を…』

成之は吉乃に送り出され、久のことを気にかけながらも出発した。

 

それを久は布団に横たわりながら聞いていた。

自分と会えば、きっと成之は迷ってしまうだろう。

久はもう、前の久ではない。

久は、阿湖姫の身代わりになったのが吉乃の子=唯だと知り、成之のせいでこんなことになって申し訳ないと頭を下げた。

 

成之への想い

その頃、唯たちは如古坊の案内で山の中を歩いていた。

竹筒で水を飲む如古坊を見て、酒を飲まされたことを思い出す唯。

『私はまだあんたを信じたわけじゃないからね』

唯が如古坊にきつい言葉をかけると、如古坊は『勝手にしろ。どうせ1度始末されかけたんじゃ』と呟く。

 

高山と縁を切れと言った如古坊は、成之に殺されそうになった。

でも成之を大切に想う気持ちは今でも変わりはない。

それで如古坊は国境の寺に行き、高山の様子を見張ることにしたのだ。

 

でも唯はまだ信じられない。

『若君を裏切るやつは許さないんだから』

忠清を想う唯と、成之を想う如古坊は同じ顔で睨み合った。

 

それを見た忠清は明るく笑う。

忠清はもう、如古坊を信じると決めたようだ。

水場を探しに行く如古坊に、忠清は脇差しを渡す。それを如古坊は普通に取ろうとしてためらう。

如古坊は忠清に頭を下げると、恭しく受け取った。

 

高山の作戦

だが山の上に出ると、遠くに高山軍と羽木軍がいるのが見えた。

ここからだと、高山が羽木軍を誘い込み、伏兵をもって挟みこもうとしているのがよくわかる。

 

唯は早く味方に知らせないとと走り出した。

でももう戦が始まるのは時間の問題だ。

忠清は唯を呼び止めると、自分が高山の捕虜となり、戦を止めると言う。

忠清が高山の陣にいれば、羽木軍も迂闊なことはしないだろう。

 

唯は反対するが、忠清の意志は固い。

このまま羽木軍が敵の策にはまり死んでいくのは、忠清にとって己の死よりも耐え難いことなのだ。

 

そこで唯は敵陣を走り抜け、羽木軍に知らせることにした。

『そんなことは許さん』という忠清を、でんでん丸で気絶させて!

 

倒れる忠清を抱き止めると、唯は一緒に倒れた。

『ごめんなさい、ごめんなさい、若君』

唯はギュッと忠清を抱きしめる。

 

唯は気を失っている忠清に『行ってきます』と声をかけると、険しい山道を下っていった。

もう2度と会えないかもしれない。

そう思いながら…。

 

高山軍に混じる唯

その後、唯は今までの足軽経験を活かし、高山軍の鎧と笠をゲット!

足軽になって高山軍に混じる。

そこで唯は、高山軍が大将の成之を呼び出し、来たところを鉄砲で撃って戦を終わらせようとしていることを知る。

 

向こう岸から成之がやってくるのを見た唯はいてもたってもいられず、駆け出した。

『こっちに来ちゃだめ〜!』

懸命に手を振り、走る唯を、高山の鉄砲隊が狙う。

唯は撃たれながらも、成之たちの元に走る。

 

だが、唯はとうとう撃たれ、浅瀬に倒れてしまった…!

 

〜 12話(最終回)につづく 〜

 

『アシガール』11話の感想

うわー、うわー、なんだこれ。

自分の命をかえりみず、成之を助けに走る唯に泣きそうになりました。

途中で、敵将の坂口を突き飛ばしてたり、随所にお笑いポイントが挟まれてるのに。

それすら唯らしくて泣けてくる。

 

敵陣を駆け抜けるなんて許さないと怒る若君を、でんでん丸で気絶させちゃう強引なところも、唯らしいなと思いました。

唯にとっての1番は、何よりもまず若君の命なんですよね。

そのためなら、もう2度と会えなくても頑張れるんですよね(:_;)

 

 

それに対し、若君様が若君オーラで高山の門番たちを説き伏せたり、

敵だった如古坊にも自然と敬わせてしまう辺り。

やっぱり若君は忠清以外考えられない、持って生まれた人なんだなぁと思いました。

 

でもなぜか若君が微笑んでるのがニヤけてるように見える時があって、それが残念というかなんというか(;^ω^)

けどそういう親しみやすさがあるところが、健太郎若君のいいところだなぁと思います。

ちゃーんと威厳が必要な時はキリっとしてるんだもん。

 

そして死んだかどうかわからなかった如古坊も生きてましたね〜!

あの言い方だと、成之が逃したわけじゃなく、自分で逃げたのかな…。

とにかく生きててくれてよかったです。

唯とも主人が大好きなもの同士、似てるんですね。

睨み合う2人を見て、『同じ顔してる!』と突っ込む悪丸がよかったです♪

 

それから成之のお母さんの久も、すっかり毒が抜けててびっくり!

これは吉乃マジックなの!?

真相はわからないけど、息子以外誰も信用していなかった久が、信じられる人ができて周りを見る余裕ができたのかなって思いました。

 

成之が無事に戻ったら、今度は本当の笑顔で話せそうな。

昔のことなんて忘れて話せそうな、そんな気がしました。

 

最終回前なのに、こうやって1人また1人、心の澱を溶かしていくんですね〜。うー、やられた〜。

 

最終回がすごく楽しみになってきました!

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの〜。

 

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