にこ
若君(伊藤健太郎)失踪に関わった疑いで、指名手配されてしまった唯(黒島結菜)…。
唯は次の満月の夜には、きっと若君が戻ってきてくれると信じて逃げますが、若君は高熱で倒れ、戻れなくなってしまいます。
はたして唯は無事、若君と再会することができるのでしょうか!?
それではさっそく、7話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。
『アシガール』7話は「待ってます、戦国で」のネタバレあらすじ
忠清(伊藤健太郎)が現代にタイムスリップしてから10日あまり。
唯(黒島結菜)は、忠清失踪に関与した疑いで指名手配され、逃亡生活を続けていました。
唯が忠清と初めてデートした時に訪れた場所で野宿していると、天野のご隠居・信茂(イッセイ尾形)が現れました。
その場所は、信茂にとっても忠清との想い出の場所。
信茂は忠清の後を追い、切腹しようとしました。
唯は慌てて刀を取り上げると、『若君は次の満月の夜に必ず帰ってきます!だから信じて待ちましょう』と説得しました。
信茂は唯を屋敷に連れて帰ると、『次の満月まで唯之助をかくまいたい』と信近(飯田基祐)と小平太(金田哲/はんにゃ)を説き伏せました。
唯は女装し(元々女のコだけど)、女中見習いの“ふく”として働くことになりました。
最悪な出会い
一方、松丸の阿湖姫(川栄李奈)は慣れない城で迷い、成之(松下優也)に遭遇します。
成之は阿湖姫を冷たい目でじろりと見ると『せっかく城に参ったのに許嫁が行方不明とは』と嫌味を言いました。
でも阿湖姫は『花を愛でたりしているので平気です』と手に持った花束を見て微笑みました。
すると成之は突然『この花は咲きません』とグシャッとその葉を掴みました。
その花は根腐れを起こしていたのです。
成之は、阿湖姫にこんなところにいないで早く親元に帰るよう促すと、去っていきました。
成之に対する疑念…
唯が野菜を洗っていると、信近に呼ばれました。
信近は『なぜあの日吉田城にいたのか?』と唯に尋ねました。
そこで唯は、成之と行動を共にする如古坊(本田大輔)と高山の武将・坂口(山本龍二)が話していたのを聞いてしまったと打ち明けました。
それを聞き、信近は『如古坊が成之に命じられた様子はなかったか?いつもと違う素振りはなかったか?』と訊きました。
唯は、成之が如古坊は屋敷にいないと嘘をついたこと、成之の背後から小刀が飛んできて殺されそうになったことを思い出しますが、『わかりません』と答えました。
成之のことを心から慕う忠清のことを想うと、不確かなことは言えなかったのです。
忠高 VS 成之
その頃、城主・羽木忠高(石黒賢)は、成之の元を訪れていました。
成之とこうして2人で会うのは、成之が寺から城に出てきた時以来のこと。
忠高は成之に城での暮らしぶりを尋ねると、『花を立てているそうだな』と声をかけました。
すると成之は、幼い頃に毒を盛られたため体が弱く、生け花以外は何もできないと答えました。
『荒事は好みでないので、早く若君に戻ってきてほしい』という成之。
忠高は『そうか』と言うと立ち去ろうとしました。
しかし成之の横を通り過ぎると、忠高は突然振り返り、成之の首筋に扇子を振り下ろしました!
成之はそれをいとも容易く、片手で受け止めます。
それを見て、忠高は『…なるほど』と呟くと、部屋を出ていきました。
捕らえられた吉乃
そして待ちに待った満月の日がやってきました。
唯が『っしゃー!』と気合いを入れていると、唯が“おふくろさま”と慕う吉乃(ともさかりえ)が城に捕らえられたという話を耳にしました。
唯はいてもたってもいられず、足軽姿に戻り、吉乃の元に駆けつけました。
唯が『おふくろさま!』と出ていくと、吉乃は『たわけ!せっかく逃げおおせていたものを、のこのこ出てきて』と唯を叱りとばしました。
でも、おふくろさまが捕らえられたというのに、黙って隠れていることなどできません。
唯は『ごめんなさい、ごめんなさい』と泣きながら謝りました。
それを見て、信近はじめ周りにいた者たちはもらい泣き。
吉乃はこの事件の大切な証人だからと、天野の屋敷で預かってくれることになりました。
しかし唯は牢に入れられ、明朝取り調べを受けることに…。
唯は今晩忠清が帰ってくるまでの辛抱だと、水の滴る寒い牢で、凍えながらその時を待ちました。
若君の好きなひと…
その頃、現代では…
忠清は病から回復し、日本史の教科書を読んでいました。
その中に、羽木や天野、一族の者たちの名前は誰ひとり出てきませんでした。
『でも、我々はみんなと同じように、食べて 戦って 笑って 嘆いて、確かに生きていた…』
忠清はそう、尊(下田翔大)に言いました。
尊は窓の外を見ると、門の外に女子高生が群がっていると言いました。
みな、忠清を見かけて家までついてきたのです。
でも忠清は『そうか』と驚きもしません。
尊は『若君様は、女の子に興味がないんですか?好みを言ってください!僕があの中から探しますから』と窓の外を覗き込みました。
すると忠清は『手足は棒切れのよう、目と口がよう動き…、肌は浅黒く“むじな”のような…』と、唯の写真を見つめながら話しました。
『わしは唯ほど好ましいおなごに会うたことがない』と微笑む忠清を見て、尊は『え〜〜〜!?』と叫びました。
別れの時
そして夜がきて、忠清が帰る時がやってきました。
唯の父・覚(古舘寛治)はれんこんのはさみ揚げを、母・美香子(中島ひろ子)は唯の好きなアーモンドチョコレートをお土産に持たせました。
尊は忠清にタイムマシンの起動スイッチである短刀を渡すと、燃料が少なくてあと2回しか使えないことを明かしました。
つまりそれは、忠清が戦国時代に戻ったらあと1回しか使えないということ。
唯がこちらに戻れば、もう2度と戦国時代には戻れなくなるのです。
すると覚は『だったら戻らないって言うな、あいつ』
美香子も『うん、言う。え?どうしよう!?』と言いました。
それを見た忠清は、唯は必ずこちらの世界に返しますと約束し、短刀を抜きました。
尊は消えてゆく忠清に向かって
『若君様!教科書に載ってないかもしれないけど、僕忘れないから!若君様たちが僕たちと同じように生きてたんだなって、覚えてるから!』
と叫びました。
忠清は微笑みながら、すぅ〜っと消えていきました。
倒れる唯
一方その頃、戦国時代では…
夜になっても忠清がこちらに戻ってきていないことを知り、『まさか本当に死んでしまったの?』と唯は不安になっていました。
そして唯は高熱でそのまま倒れてしまいました!
翌朝、唯は忠高たちの前に引き出されました。
忠高はグッタリした唯を見て、こんな小僧が高山のスパイのわけがないと帰らせようとしました。
そこに成之が現れ、唯が吉田城で忠清の寝所に忍び込むのを見た者がいると申し出ました。
信近は慌てて、『それは私が聞いた話と違う!この者は若君を襲う企みを聞き、若君を救うために吉田城に向かったのだ』と反論しました。
しかし成之は『おかしいですね。この者は今まで山に隠れていて昨日ここに連れてこられたはずなのに、いつその話を聞いたのか』と言い、
『いつ どこで だれがそのように企んだのか』と鋭い眼差しで信近を睨みつけました。
小平太は『それでは全てが明らかになっても構わぬのですね?』と唯に真実を聞こうとしました。
すると成之は声を大にして『この者は己の姿を偽り、忠清に近づこうことした。今すぐ着物を剥ぐように』と命じました。
帰ってきた若君
そこに『若君様が戻ってきました!』と知らせの者が走ってきて、忠清がゆっくりと入ってきました。
それを見て、忠高と小平太は喜び、信近はびっくり、成之は『…まさか…』と呟きました。
忠清は倒れている唯に気づき、
『たわけ!これはなんとしたことだ!わしは唯之助のおかげでこうして生きておられるのじゃ』
と言いました。
そして今まで、ひそかに別の場所で傷を癒やしていたと説明しました。
そこに、騒ぎを聞きつけ、信茂が『若君ィッ』と大喜びで走ってきて、
忠清は唯を抱き起こしました。
唯は朦朧とした顔で忠清を見つめると『やだ…髪ベタベタなのに…』と呟きました。
そんな唯を『すまぬ…許せ…』と抱きしめる若君。
それをさらに大喜びの信茂が抱きしめ、スリスリと頬ずりしました。
唯は夢うつつに、若君の腕の中にいるような、でも、じじいの腕の中にいるような気もする…と思いながら気を失いました。
尊からの手紙
唯が目を覚ますと、吉乃がいました。
ここは天野のお屋敷の離れ座敷。
忠清の計らいで、ここで静養することになったのです。
信近が、三之助と孫四郎も呼んでくれ、唯は大喜び。
唯は、昨夜、忠清の到着が遅かったのは、大雨で橋が流され迂回したからだと知ります。
その夜、唯は小平太から、忠清から預かった手紙を受け取りました。
忠清は命を狙われているため、しばらく会えないと小平太に言われ、唯はがっかりします。
手紙は尊からで、忠清が手術後に感染症にかかり、帰ることができなかったことが書かれていました。
さらに尊は、忠清が唯のベッドに制服姿で寝そべって漫画を読んでいる写真を同封してくれていました。
それを見た唯は思わず、
『ズルい!私もこんなん生で見たいよ〜!』
と叫びました。
手紙にはさらに、タイムマシンの燃料があと僅かで、詳しいことは若君様に聞いてくださいと書かれていました。
切ない嘘
気になった唯は、自分から忠清に会いに行こうと部屋の戸を開けました。
するとなんと庭先に忠清が立っていました!
忠清は唯に『おまえのおかげで命を取り留めることができた』と感謝すると、アーモンドチョコレートの入った紙包みを渡しました。
さっそくチョコレートを頬張る唯に、忠清はタイムマシンの短刀を返しました。
唯が『これってあと何回使えるんですか?』と尋ねると、
忠清は『“あと1度”と申したらどうする?』と唯をじっと見つめました。
唯は『それって行ったらここには帰ってこれないってことですよね?だったら家に帰るのは諦めます』と即答しました。
唯は“ここで生きていく”と笑顔でいうのです。
それを聞き、忠清は『それはあと2度使える』と嘘をつきました。
『家ではみな、おまえを案じておる。次の満月には必ず帰れ。そして…、戻ってまいれ』
唯は喜んで『はい!帰ってきます!っしゃー!』と気合いを入れました。
忠清は笑って帰っていきますが、その心は複雑でした。
唯は何も知らず、忠清に向かって無邪気に手を振りつづけるのでした。
〜8話につづく〜
ふく!
この姿も可愛い!#アシガール pic.twitter.com/ukCOI66BD9
— 粉天 (@10ten1996) May 29, 2020
『アシガール』7話の感想
キタワァ*:.。. .。.:*・ ∩(´∀`∩) *:.。. .。.:*#アシガール pic.twitter.com/rebVFO0O0X
— chiru (@chiru_ken) May 29, 2020
若君がついに戦国時代にカムバック〜!唯を抱きしめてくれました。
でも唯はまた朦朧としていて、若君に抱きしめられたことを夢のように想う。
しかも“じい”にまで抱きしめられていると思う(^m^)
予測できない“じい”の言動に、いつもニヤけてしまう伊藤健太郎くんが可愛いですね〜。
役者としてはNGだろうけど、こういう素の部分が見られるのは嬉しいですよね♪
イッセイ尾形さんのアドリブ含め、ドラマをいっそう魅力的に見せてくれてるような気がします。
現実と空想の世界が地続きのような気がして。
でも、これってドラマでは戦国時代と現代、両方見てるからあんまり感じなかったけど、
1ヶ月戦国時代で、若君が帰ってくるのを信じて待つって、相当切ない状況ですよね。
その間にこれでもかと、成之は唯を陥れようとしてくるし。
兄上さまの加速する悪役ぶりがたまらない😆
生気のない目もたまらない笑阿湖姫とのピリついたプチバトルや葛藤を抱えた父上との関係。
今後の展開も楽しみです。#アシガール #成之 pic.twitter.com/KMgVAoW9rQ
— くろくま (@Pshirokumama) May 29, 2020
成之は忠高と会って、幼い頃に毒を盛られたことを告げ、それを仕掛けた張本人?である忠高の様子を伺いました。
それに対し、忠高は、成之が花を生ける以外のことは本当にできないのか試しました。
この腹の探り合いをきっかけに、成之はもう自分の野心を隠すのをやめたのでしょうか?
今までの落ち着いた雰囲気とはまるで違い、野心全開でみなの前で話していましたね!
そりゃ胸に矢をうけて、若君が生きて帰ってくるなんて思わないよな〜。
これから成之がどう動いていくのか、展開が気になります。
そして7話では、尊が叫ぶ叫ぶ。笑
まさにそれはお姉ちゃんを超えているよ、尊さん。
やっぱり姉弟。似てくるものなのかな?
さらに戦国時代では、おふくろさまと若君が『たわけ!』を連発。
叫び、たわけ!回になってました。
『たわけ!』って、昔の人が怒るときの常套句だったのかな?
それから現代からのお土産は、れんこんのはさみ揚げとアーモンドチョコレートでしたね♪
アーモンドチョコレートを見て、『種の入った甘味じゃな。わしも好物じゃ』という若君。
唯には2個しか包んでなかったから、あとは1人で食べるのかな…?
三之助は『そんな甘いものは体に毒じゃ』って怒ってたのに。
若君は甘党なんだなぁと思いました。
(´•̥ ω •̥` )
若君様の唯への微笑みから
背を向けた後の表情。こんな切ない嘘はないよ(´இ□இ`。)#アシガール #アシガール再放送 ありがとう♡#伊藤健太郎 pic.twitter.com/x5niIJf6dF
— aco (@aco_wildflower) May 29, 2020
最後の若君の嘘は辛かったですね〜(>.<)
というか、そもそもタイムマシンの燃料ってなんなんだろう?
また尊が新しいタイムマシン作ればいいんじゃないの?と思ってしまったのは私だけでしょうか……(^_^;)
もう手に入らないような特殊な燃料なのかな?
次回『アシガール』8話の見どころは?
【2人の #いやなのだ】
本日よる10時の「アシガール」は第8話『満月よ!もう少しだけ』🌕
警固役の唯に成之(#松下優也)の魔の手が…⁉若君の溢れ出る感情と優しい嘘に涙腺崩壊です。✡本日のイベント✡
わかぎみは まじうぜぇの呪文を おぼえた!#黒島結菜 #伊藤健太郎#時代劇専門チャンネル pic.twitter.com/ett5agA1K8— 時代劇専門チャンネル (@jidaigekich) August 7, 2019
唯は、若君の命を救ったとして、若君の警固役に任命されます!
これで若君とたくさん一緒にいられる〜と思う唯ですが、小平太にしごかれる日々…。
そんな中、また成之たちが怪しい動きを始め、唯はピンチに陥ります。
そして、満月の夜も近づいてきて、若君との関係にも変化が……。
タイムマシンはあと2回使えるから、現代に帰ってもまた戦国時代に戻ってこれると信じている唯ですが…
このまま何も知らず、現代に帰ってしまうのでしょうか!?
それでは、ここまで読んでくださりありがとうございました\(^o^)/
またの〜。