『メンズ校』9話ネタバレと感想│無限大の未来!桃井と藤木先輩の熱き友情にキュンっ

にこ

今回は、2020年12月2日放送『メンズ校』第9話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

9話では、藤木先輩(大橋和也)が島の美少女・鷹野エリカ(茅島みずき)に、ひと目惚れ!

 

片思いで何も手につかない藤木を見て、桃井(大西流星)はデートの計画を立てるが…!?

 

2人の友情?にも注目です(^O^)

それではさっそく、9話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ

『メンズ校』9話のネタバレあらすじ

離島にある名門進学校、私立栖鳳(せいほう)高校。

3年の藤木(大橋和也)は寮長として、毎日かわいい後輩たちのめんどうを見ている。

 

藤木の目標は東大に入ること。

東大に入れば、なんだってできる。

藤木の未来も安泰だ。

 

藤木は現在、東大B判定。

もう少しで未来に手が届く。

藤木は熱い思いで、日々勉学に勤しんでいた…、はずだった。しかし…。

 

ある朝、藤木は登校前にジョギングに出かける。

体力アップのためといえば聞こえはいいが、

実はそれは、島の美少女・鷹野エリカ(茅島みずき)の姿を見に行くため。

 

その日、藤木が海辺に行くと、鷹野が砂浜に木の枝で何かを描いていた。

その周りで、藤木はシャドーボクシングをしたり、飛び蹴りしたり。

でも鷹野は描くのに夢中でまったく気付いていない。

『ももてぃんの言うとおりだったね』

『急にジョギングを始めるなんて怪しすぎて』

『この島にトリプルA級の女子!』

そんな藤木の姿を、桃井(大西流星)たち6人が木の陰からこっそり覗いていた。

 

どうやら藤木は鷹野に恋をしてしまったらしい!

それを知り、牧(道枝駿佑)はなんだか心がざわざわするのだった。

 

恋する藤木

それからというもの、藤木は何をしていても鷹野のことばかり考えてしまう。

 

うっとりと、鷹野と同じポーズを取る藤木を見て、

『わかりやすすぎる…』と思う桃井と花井(長尾謙杜)

 

恋煩いで勉強も手につかない藤木を見て、

桃井は藤木のために何かしてあげたいと神木(高橋恭平)たちに協力を頼んだ。

 

このまま放っておいたら、藤木は本当に留年してしまうかもしれない。

来年も藤木が寮に残っているなんて、それは困る!

 

みんなは急に一致団結して作戦を練り始めた(ちなみにここは寮のお風呂)。

 

まずは誰が鷹野とコンタクトを取るかだが、

この中で1番女子に警戒心を抱かせないのは…

 

とそこに、牧がお風呂にやってきた。

みんなの視線が集まり、振り返る牧。

 

『…え?何?』

 

牧に協力を頼む桃井

そこで桃井は、お風呂上がりの牧に協力を求めた。

 

ああ見えて藤木は、苦労人。

みんなの世話に、自分の勉強。常に自分の能力以上のことを求められている。

牧曰く、永遠の中間管理職。

 

でも『不器用なんだよ』と桃井は、藤木の肩をもつ。

桃井が引きこもっていたとき、差し入れを持ってきてくれたり、声をかけてくれたり、気にかけてくれたのは藤木だけだった。

 

『お前の気持ちはわかったよ。それで何がしたいの?』

牧が尋ねると、

『藤木先輩にデートさせてあげたい!』という桃井。

 

でもそれはさすがに無理だろう。

牧が笑うと、桃井は近くのビラを取り、その陰からチラ見。

 

『そんな顔しても無理』

牧が断ると、桃井は壁の陰からひょっこり。

『だから無理だって』

 

しまいには牧の膝に手をのせて、捨てられた子犬のような瞳で上目遣い&ぱちぱち瞬き!

『…やめろぉ!』

 

結局、まんまと牧は桃井の戦術に引っかかり、鷹野と会って話をすることに。

 

しどろもどろな牧

『その…、鷹野に一目ぼれ…というか、好きになっちゃった人がいて、

先輩なんだけど、いい人で…』

 

『その人に会えって?』

鷹野に強い口調で言われ、

『その…、ちょっとつき合ってほしいっていうか、あの』と、牧はしどろもどろ。

 

『なんで?』

『…なんで?って、…応援したいから?』

『ふ~ん。いいの? その人のこと、私が好きになっちゃっても』

『それは…』

 

『いいよ、会う』

そう言うと、鷹野は自転車を漕いで行ってしまった。

 

その後ろ姿を見て、牧は中学時代の同級生・春島エリカ(桜田ひより)を思い出す。

 

「告られた。3組の高田」

 

「あ、ああ。そっか」

 

「そっかって、それだけ?」

 

 

そう呟くと、エリカは走って行ってしまった。

 

『…はぁ、もう~』

牧は夕焼けの海に取り残され、ため息をついた。

それもアオハル

翌朝、桃井はジョギングに行こうとしている藤木に声をかけた。

『また、あの子に会いに行くんですね…』

 

それを聞いた藤木は『なんで知ってるんや~~』と大慌て。

鷹野のことで頭がいっぱいで何も手につかないことを白状する。

 

『それって、ただ遠くから見てるだけだからじゃないですか?』

『そうかもしれんけど、あれ以上近づいたら不審者だし…』

 

『じゃあ、デートに誘いましょう!』

『え?』

『したくないんですか?デート』

 

でも今まで女の子とつき合ったことがない藤木は、デートと言われても何をしたらいいかわからない。

 

けれども、このままでは成績が落ちていくだけ。

玉砕覚悟でぶつかるのも正しいアオハルだという桃井。

 

『当たって…』

『砕けろぉ!!! …え?砕けろ前提!!?

 

桃井はガッツポーズを決める藤木から離れると、

その前にあの服じゃな…と渋い顔をするのだった。

 

鷹野に会う藤木

翌日、藤木は鷹野に会い、赤いガーベラの花を1輪手渡した。

 

それを遠くから見守る牧と桃井。

牧が複雑そうな顔をしていると、『案外うまくいっているようだな』と野上(西畑大吾)

 

『…!? なんでここに?』

『二酸化炭素…』

野上は深く息を吸うが、あれ?何も感じない。

距離の問題か?と鷹野に近づこうとする野上を、牧は必死で追い払った。

 

そこに藤木ががっくりとうなだれてやってきた。

みんながフラれたのかと思った瞬間、藤木はにんまりと顔を上げ、

『今度、一緒にお出かけでもって』

『え~~~~~~~!!?』

 

牧はなんだかショックを受ける。

 

デートの準備

デートを前に、桃井は牧と一緒に、砂浜にベンチを運んだ。

夕方になるとここは夕日がきれいだから、

鷹野と一緒に見れば、いいムードになると思ったのだ。

 

桃井は鷹野役で牧にもたれかかっているうちに、眠くなって寝てしまった。

 

その頃、藤木はデートに着ていく服を選び中。

といっても藤木が持っている服は、どれもイマイチなものばかり。

 

『俺と…!違うなぁ』

『俺と…!どうしよう』

『僕と、つき合ってください。必ず幸せにします。”東大”に受かって、そしていい家庭を築きましょう』

 

藤木は黄色のポロシャツに決めると、告白(もはやプロポーズ)の練習をした。

 

君じゃなきゃだめ

一方、野上は保健室のベッドに寝そべり、熱をはかっていた。

 

『熱はないみたいだけど…』

『いや、絶対、どこか…』

その瞬間、福原先生(福田麻由子)におでこに触れられ、野上はピロロン!

『いや、絶対…』

あごの下に触れられ、ピロロン!

 

『いや、絶対どっかおかしい』

『う~ん、なんでかなぁ。熱中症かな?水分摂ってみる?』

 

福原先生が立ち上がると、野上は先生の手を掴み、自分の方へ引っ張った。

『キャッ!』

 

驚く福原先生の吐く二酸化炭素を、深く吸い込む野上。

ピロロン!

 

どうやら野上は、福原先生の二酸化炭素じゃないと解毒できなくなってしまったようだ。

何かを大切に思うこと

その頃、牧は鷹野と会っていた。

一緒にラムネを飲みながら話す2人。

鷹野は、藤木のことを面白い人だと思ってくれたようだ。

 

子どもの頃、鷹野は、中のビー玉が欲しくてラムネの瓶をトンカチで割ったことがあった。

そしたらビー玉まで割れてしまって。

『そんなんばっかだよ、私。大切にしたいものほど、自分でぶっ壊しちゃう』

 

牧はラムネの瓶の飲み口を外すと、ビー玉を取り出した。

昔はどうかわからないが、今のラムネはこうして簡単に取り出すことができるのだ。

 

『でも、ぶっ壊したいほど何かを大切に思えるってすごいことだと思う』

『ありがとう』

 

鷹野の手の中で、ビー玉は透き通り、海の青を映しこんだ。

 

藤木が捨ててきたもの

一方、浮かれまくる藤木は、鬼河原先生(袴田吉彦)から『現実を見ろ、現実』と東大実践模試の結果を渡され、がく然とする。

結果はD判定。

 

その夜、藤木は東大の過去問を解こうとするが解けず、『なんのために今までやってきたんや』と嘆く。

”アオハルを捨てろ!”

みんなにそう言って、藤木は頑張ってきた。

 

『今まで俺、どれだけのものを捨ててきたんやろ…』

 

その時、藤木は初めて自分がなくしたものの大きさを知り、涙するのだった。

 

心を閉ざす藤木

デート当日、桃井と牧が藤木を迎えにいくと、藤木はドアも開けず『…行かない』と答える。

 

でも桃井は『必ず連れて行く』と、牧を先に行かせ、時間稼ぎをしてもらうことに。

 

『待ってますよ、彼女。デートするんでしょ?彼女と』

桃井はドアの向こうから呼びかけるが、

そんなことしても意味ない。フラれて恥かいて終わりや』と藤木は畳の上に寝っ転がり、いじいじ。

 

『そんなのわかんないじゃないですか』

わかってる、わかってんねん、自分の身のほどくらい

 

桃井は部屋の中に入ろうとするが、ドアの前に物が置かれていて開かない。

 

ああ、もう、どうでもよくなってきた。桃井、お前もこんな気持ちで引きこもってたんか

 

… ふざけんな!

あんたなんか本当は鬱陶しいし、

後輩とか先生に都合よく使われて、自分ではなんにもできないから、全部お膳立てしてやったのに!

 

あんた本当にだめな人だよ!

取り柄も人望も、服のセンスもない!!

でも、真剣でまっすぐな思いは誰にも負けてないだろ!!!

 

桃井は叫ぶと、必死にドアを開けようとした。

 

『おい、やめろって!』

藤木がドアを押さえると、

『確かに俺は引きこもりだったけど、…あの干し芋は美味しかったよ。

俺を気にかけてくれる人がいて嬉しかった。だから、

だからあんたには笑ってほしくてやってるのに、バカにすんな!!!』

 

それを聞き、藤木はドアの前のバリケードを外し、ドアノブを回して外に出た。

そこに『ぐるぐるぐるぐる!』と腕を振り回しながら、桃井が全速力で走ってきてドーン!

2人は部屋の中に倒れこんだ。

 

当たって砕けろ!

『なあ、桃井。散歩に行こっか』

 

そこでまず向かったのは岸田商店。

前に桃井にあげた干し芋は、岸田商店の裏メニューだったのだ。

 

『いいんですか?彼女に気持ち伝えなくて』

『だから言ったやろ?自分の身の程くらいわかってるって』

 

『東大は、身の程ですか?』

『・・・・・・・』

 

藤木が答えられずにうつむくと、桃井は突然藤木を引っ張り、壁ドン。

 

『先輩、受験の前にもしA判定取れなかったら、受けないんですか?東大』

『受けるよ、当たり前やろ』

『なんで?』

『それはもしかしたら受かるかもしれんし…』

当たって砕けろ前提ですか?

『・・・・・・・』

『じゃあ、ちゃんと当たって砕けてください!!!』

『…はい!』

 

告白の結果

その頃、牧は必死に話を繋いでいた。

そんな牧を見て、『あんたってすごくいい奴だね』と鷹野は言う。

さっきだって汗だくで走ってきたし、そんなふうに他人のためにできる人はそういない。

 

そこに『ちょっと待った~~~!!!』と藤木と桃井がやってきた。

 

ほっほっほっほっ

藤木はもも上げしながら走ってくると、鷹野の前に立った。

すかさず桃井が藤木のポロシャツの襟を直す。

 

『鷹野エリカさん!僕とつき合ってください!』

藤木は鷹野に手を差し出すが

『ごめんなさい、それは無理』とバッサリ。

 

『ちょっと急でしたよね?僕とつき合ってください』

『ごめんなさい』

『…お試し期間とかないですよね?』

『ないです』

 

『あ、そうですよね』

藤木は笑って答えると、フラフラと倒れそうになった。

 

『ごめんなさい、でもあなたの真剣な目、悪くないと思います』

そう言うと、鷹野はじっと牧の顔を見た。

牧はどうしたらいいのかわからず、目を泳がせた。

次のステージへ!

その後、藤木と桃井は堤防の上に寝そべり、空を見上げた。

 

『砕けたなぁ』

『砕けましたね』

 

『高望みやったんかなぁ』

高望みだろうとなんだろうと、当たって砕けた後は次を探せばいいんですよ』

 

『次?』

『次…』

 

すると藤木は急に笑い出し、『寮まで競争や!』と走り始めた。

『嫌です』と桃井。

『なんや、俺とアオハルしようぜ!』

 

桃井は微笑むと、堤防の上をゆっくり歩いて、もも上げ藤木先輩の後を追いかけた。

 

生きるって

その夜…。

 

《 …エリカ、真剣でまっすぐな思いは、たとえ傷ついても前を向いて歩く力になるのかもしれない。

でも、生きるって難しいよな 》

 

牧は机に座り、春島エリカと自分を繋ぐ小説を見つめ、心の中で話しかけた。

 

キキ~~~~~~~~~!

遠い日に聞いたブレーキ音が牧の頭の中で鳴り響いた。

 

無限大の未来

それからしばらくして…。

 

『おい、藤木、これは現実を見つめなおした結果か?』

鬼河原先生が藤木の進路希望調査用紙を持ってやってきた。

 

『いえ、違います。次の目標ができたんです』

藤木は、自分の殻に閉じこもる奴に寄り添えるような教育者を目指そうと心に決めていた。

 

そんな藤木を見て、鬼河原はフッと笑う。

『どんな自分になりたいか、決めるのはおまえだ。好きにしろ』

 

藤木の進路希望調査用紙には、

第一希望、東京大学文科二類経済学部

第二希望、武難国立大学教育学部

と書かれていた。

 

その後、藤木は桃井のところへ。

藤木が東大を諦めたわけではないと知ると、

『粉々になりますよ』と心配する桃井。

でももう、藤木は今までの藤木ではない。次のステージに進んだのだ。

 

『藤木先輩!何やってるんですか?帰りますよ!』

牧に声をかけられ、『…ん?』と藤木。

 

見ると、牧、野上、花井、神木、源田(藤原丈一郎)の5人がこちらを見ていた。

桃井がこくんと頷くと、

『おまえら、しょうがないな!俺と競争しようぜ!』

藤木は全速力で走り出した。

 

『違う違う!そっちじゃない!こっち!』

『そうか、こっちか。行くぞお前ら!』

 

 

その行く手には、青い海と空が無限大に広がって見えた。

 

~10話につづく~

 

 

https://twitter.com/m_namu8/status/1334163440718409735?s=19

『メンズ校』9話の感想

いや~、藤木先輩の恋、見事に砕け散ってしまいましたね。

鷹野さんの振りっぷりが凄かった。

でもあのくらい言わないと、藤木には通用しないかもしれない(;´∀`)

 

けど当たって砕けた藤木先輩は、次のステージへ!

東大に行けばなんとかなるという漠然とした未来じゃなく、先生になるという夢ができた。

それになんだか知らないけど、牧たちの仲間になった!

 

それにしても藤木先輩、走ってばっかだったな~。

しかも、本当に走っていなくなってしまうわけにいかないから、その場でもも上げばかり…。

そんなところも藤木先輩らしく、楽しかったです。

 

そして何より熱かったのは、ももてぃんでしたね~!

ももてぃんがドアの向こうから藤木先輩を説得するところがすごくよかった!

あと、牧を落とすためにあざと可愛いポーズをするところも。

大西アイドル流星の良さをいかんなく発揮してましたね。

いつも肩を前に出して、猫背でトボトボ歩く歩き方も、桃井のトレードマークだなぁと。

遠くから見ても、すぐにわかりますもんね。

 

あと凄かったのは、野上の二酸化炭素センサー。

フクちゃんに触られて、ピロロン!と回復する野上。

回復というより、ヒッとのけぞっていて面白かった。

もう、野上には他の女子は必要ないですね☆

 

そして、春島エリカちゃん!

実は亡くなっている…のか?

キキ~~というブレーキ音は、エリカが事故にあった音なんでしょうか?

だからいつもエリカは、牧の脳内でしか再生されないのかな~…。

 

最終章は、そんな牧とエリカにも迫っていくのでしょう。

鷹野エリカさんとの関係も気になりますね。

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの~。

 

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