今回は、2020年4月8日放送『レンタルなんもしない人』第1話のネタバレあらすじと感想をまとめました。
https://twitter.com/tx_rentalsan/status/1247722576215830528?s=20
2018年6月、Twitter上に突如現れた『レンタルなんもしない人』。
今まで誰も思いつかなかったこのサービスは、瞬く間に拡散され、1年半でフォロワー数は25万人に!
“なんもしない”でそばにいるだけ。
初めて会うのに、その人の心に1番近い願いを叶えるような、不思議なお仕事。
1話では、『東京最後の一日に付き合ってほしい』という依頼に、NEWSの増田貴久さん演じるレンタルなんもしない人さんが応えます。
ゲストは、志田未来さんと田中幸太朗さん。
ショートストーリーは『一緒にクリームソーダを飲んでほしい』。
人気ロックバンド・怒髪天のボーカル、増子直純さんが依頼人を演じてらっしゃいます。
ではでは、『レンタルなんもしない人』1話のネタバレあらすじを紹介したいと思います。
https://twitter.com/tx_rentalsan/status/1245275584248213504?s=20
『レンタルなんもしない人』1話のネタバレあらすじ
ファミレスで、リーゼントのいかつい風の男性・岡野(増子直純)がクリームソーダを美味しそうに飲んでいる。
その向かいで、将太(増田貴久)もクリームソーダをすすっている。
すると岡野が『レンタルさん、クリームソーダに欠かせないものってなんだかわかりますか?』と目を輝かせて言った。
将太が『アイスですか?』と答えると、岡野は『氷です』と笑顔で言った。
クリームソーダに氷が入っていないとアイスは下に沈んでしまう。氷はただ冷やすためのものではなく、縁の下の力持ちなのだ。
岡野はクリームソーダをおかわりすると、『今まで飲めなかった20年ぶんのクリームソーダを飲もうと思って』と微笑んだ。
岡野は将太にも2杯目を勧めたが、将太はフライドポテトを頼んだ。
食後、岡野は将太に、ポチ袋に入ったお金を渡した。
岡野が『ほんとに交通費だけでいいんですか?』と言うと、将太は『そういうサービスなんで』と答えた。
岡野は『おかげで長年の夢が叶いました』とお礼を言うと『レンタルさんは夢とかあります?』と尋ねた。
するとレンタルさんは『ずっと、なんもしないことです』とあっけらかんと答えた。
『レンタルなんもしない人』というサービスをしています。1人で入りにくい店、ゲームの人数あわせ、花見の場所とりなど、ただ1人分の人間の存在だけが必要なシーンでご利用ください。
1万円と国分寺駅からの交通費と飲食代だけ(かかれば)もらいます。ごく簡単なうけこたえ以外なんもできかねます。— レンタルなんもしない人 (@morimotoshoji) September 16, 2019
一方その頃、大宮亜希(志田未来)は引っ越しの荷造りをしていた。
たくさんの雑誌をまとめ、壁にはられたゴミの日のポスターを見ると、壁に穴があいていた。
亜希は、画鋲であいてしまった穴を見ると、それをスマホで撮った。
その後、亜希は偶然、将太の書き込みに気づいた。
それは『一緒にクリームソーダを飲んでほしい』と頼まれたというツイートだった。
亜希は、クリームソーダの氷が、縁の下の力持ちの役目を果たしているという文章を読み、ふと自分と氷を重ね合わせた。
そこで、亜希は思いきってレンタルさんに『東京最後の1日につき合ってほしい』と依頼した。
亜希は地元に帰る前に、東京タワーで思い出を作ってから帰りたいと思ったのだ。
1人じゃ淋しいけど、友だちだと名残惜しい…。それで亜希は、将太にお願いすることにしたのだった。
亜希が待ち合わせ場所で待っていると、将太が『すいません。なんもしない人です』と現れた。
2人はさっそく東京タワーへ。
道中、亜希は『簡単な受け答えなら大丈夫なんですよね?』と将太に質問を始めた。
すると将太は、レンタルさんを始めてからまだ2ヶ月くらいで、依頼も2、3日に1回とか週1回だということがわかった。
亜希は次々と質問をしてしまい、ハッとして『すいません。根掘り葉掘り聞いちゃって』と謝った。
亜希はこの間まで雑誌の編集アシスタントをしていたのだ。
そう言うとまた亜希は『なんもしないのと何かするの境界線は?』と質問をした。
すると将太は、なんもしないは将太の主観的なもので、ケースバイケースだと言った。
東京タワーにつくと、亜希が2人ぶんの入場料2400円を払い、上にのぼった。
しかし外はあいにく真っ白なもやがかかり、何も見えなかった。
亜希はしかたなく、将太に許可を取り、もやのかかったビル群をバックに将太の写真を撮った。
でもそれは逆光で真っ暗だった。
次に亜希は、写真撮影コーナーで、ちっちゃい東京タワーを手に持ち、将太に写真を撮ってもらった。
亜希は将太にも東京タワーの置物を渡すが、将太はそれを台の上に置くと、棒立ちになった。
将太は『写真は大丈夫ですが、かかしが立っているくらいが限界』だという。
将太は、亜希が思う以上に本当に『なんもしない人』だった。
実は、亜希は上京初日にも東京タワーに来ていた。
その時は、これから東京で頑張るんだと期待に胸を膨らませていた。
だが、3年頑張って、4年経っても正社員にはなれず、契約を切られてしまった。
最後に亜希が編集部で挨拶をしたとき、みんなの反応は冷たいものだった。
上司(田中幸太朗)が『お疲れさまでした。正直、縁の下の力持ちとして活躍してくれた大宮さんが…』と言っている言葉が、亜希の脳裏に響いた。
結局同じチームだと思っていたのは、亜希だけだったのだ。
亜希はそう話すと、将太にもう1ヶ所つき合ってほしいと言った。
そこは、亜希が住んでいた近くの河川敷だった。
亜希は何かあったときや、何もない日もよくここに来ていたという。
東京に馴染めなかった亜希にとって、ここはホッとできる場所だったのだ。
亜希は河川敷に座ると『自分なりに頑張ったつもりだったけど、結局なんの爪痕も残せなくて』と呟くと、東京であったことを将太に話し始めた。
ある日のこと、亜希の企画が認められ、リサーチを進めたことがあった。
亜希は夜遅くまで頑張り、その企画は正式に進められることになった。
しかし担当は亜希ではなく、別の女性・まりあ(松川星)であった。
契約社員の亜希には企画を任せられないというのだ。
亜希の企画はそれっきり、1度も日の目を見ることなく、契約を切られてしまった。
亜希が話している間、将太は何も言葉を発さなかった。
亜希はそれが逆にありがたいと思った。
そこで亜希はさらに話を続けた。
亜希が友だちに『他の会社で頑張れば?』と言われ、迷っていたときのことだ。
実家の母から荷物が届き、中には野菜がたくさん入っていた。
亜希が『これ全部、東京にも売ってるし』と母に電話すると、母は『こっちの空気吸ってんだから違うわよ。そっちの奴より美味しい』と言った。
亜希は母から『大丈夫?お父さんも心配してるわよ』と言われ涙ぐんだ。
その時亜希は、やっぱり自分には地元の空気のほうが合うのかなと思った。
でも会社をやめたら、亜希のことを周りの人は『夢を叶えられなくて地元に逃げ帰った』『都落ちした』と思うだろう。
亜希はスマホを取り出すと、将太に『壁にあいた画鋲の穴』を見せた。
亜希は『私が残せた爪痕なんてこんなもので、結局東京で何も残せなかったなぁ』と寝転んだ。
亜希が『レンタルさんは何か爪痕残してやろうとか思ったことないですか?』と尋ねると、将太は『ないですね。毎日そんな悪いもんじゃないですから』と答え、寝転んだ。
それを聞き、亜希は今までの東京生活を次々と思い出した。
ここに来て写真を撮ったり、企画のアイディアを考えたり、みんなでいろんなプロテインを飲んだり、スポーツシューズの履き比べをしたり、雑誌のスタッフの名前の中に、自分の名前を見つけて嬉しくなったり…。
亜希の東京生活は、そんな悪いもんでもなかったのだ。
亜希は溢れる涙を必死で抑え込むと、『レンタルさん、私…』と将太を見た。
すると将太は気持ちよさそうに眠っていた。
その後、将太は1時間くらい寝ていた。
目が覚めた将太に、亜希は『あっちに戻っても忘れられないくらいの思い出ができた』と笑った。
亜希は将太にお礼を言うと、将太にポチ袋に入ったお金を渡した。
亜希の地元・栃木から東京までの片道は2千円ちょっと。
亜希は『そんな距離で都落ちなんて、おこがましいですよね』と言った。
それを聞いた将太は、東京タワーの入場料2人ぶんより安いことに気づいた。
亜希は将太と別れると、新幹線に乗り込んだ。
スマホに撮った将太の寝顔を見ながら、亜希は『ほんと、なんもしない人だったなぁ』と呟いた。
すると窓から、あの河川敷が見えた。
そこにはまだ、将太が座っていた。
それを見て、亜希は急いでカシャカシャ写真を撮った。
亜希は『あの後もなんもしてなかったんですね』と将太に写真を送った。
将太はそれを不思議そうに見ると、きょろきょろと辺りを見回した。
将太はスマホを取り出すと『その後もぼーっとしていたら電車から僕の姿が見えたらしく、写真が送られてきた。なんもしてない感出てる』と亜希の撮った写真を載せて投稿した。
一方、営業成績ナンバーワンの神林勇作(葉山奨之)は、松下幸之助やゲーテなどを愛読書に持論を展開していた。
石の上に3年という言葉も、神林にかかれば、3年を1ヶ月に短縮するつもりで仕事するという。
神林は編集部に行くと、まりあに『副編集長は?』と偉そうに尋ねた。
副編集長は今会議中だと聞くと、神林は亜希が座っていた席に寄っかかって待つことにした。
神林はふと『ここ、誰が座ってた?』とまりあに尋ねた。
まりあが『編集アシスタントの大宮さん』と答えると、神林は『そんな子いた?』と首を傾げた。
神林は『まあいいや』というと、ツイッターに投稿し始めた。
すると先ほど将太が送ったツイートが、神林の目に留まった。
神林は将太のツイートを読むと『なんだこいつは』と呟いた。
常に行動あるのみ、前のめりに生きている神林にとって、なんもしないという将太は、真逆の存在だった。
将太が真っ暗になった道を歩いていると、ホームレスの金田(古館寛治)が雑誌を渡してきた。
つい受け取ってしまった将太だったが、お金を払えと言われ返そうとする。
しかし金田は『資本主義社会で、ただのはずはない』という。
それを聞き、将太は雑誌を買ってしまった。
将太が家に帰ると、妻の沙紀(比嘉愛未)が赤ちゃんをあやしていた。
沙紀は、気配を消して入ってきた将太にびっくり。『心臓に悪いから、ただいまって言ってくださいね』と言った。
沙紀が『次の依頼は?』と聞くと、将太は『なんもない。しばらくお休みかも』と言い、ゴシゴシ茶碗を洗い始めた。
そんな将太に、沙紀は『気長に待ってれば来るよ』と言った。
すると突然、ピコンピコンと音が鳴り出し、2人は驚いてスマホを覗き込んだ。
さっきの河原でのツイートに『いいね!』がたくさんついたのだ。
それを栃木に着いた亜希も見て、『最後に爪痕残せたかも』と笑っていた。
そしてたくさんの『いいね!』と共に、将太の元にたくさんの依頼が寄せられ、将太と沙紀は驚いた。
将太はその中から『焼き肉食べ放題に行きたい』という女性の依頼を見つけ、引き受けることにした。
〜2話につづく〜
『レンタルなんもしない人』1話の感想
レンタルなんもしない人ってほんとに何もしないんだなって改めて思った#レンタルなんもしない人 #増田貴久 pic.twitter.com/uNTpDB112R
— る ぅ る (@7rumassru4) April 8, 2020
ドラマを見て、レンタルさんて、相手がしたいということを一緒にしているようで“自分は自分”というスタンスを崩さないところがいいのかなぁと思いました。
みんな『なんもしない人』だとわかっているから、ま、しょうがないなと思いますしね…。
レンタルさんのことは、ずっと前にドキュメントで見て知ってましたが、当時1歳くらいの子がいるのに会社をやめ、交通費しか貰わないサービスを始めたというのに驚きました。
なんて奥さん、すごいんだ!と。
私だったら、そんなサービス始めるって言われたら、『何考えてんの〜!』って怒鳴っちゃいそう。
今夜スタート!増田貴久主演「レンタルなんもしない人」不思議なサービスがドラマ化 #増田貴久#NEWS @tx_rentalsan https://t.co/bFp35IV0gu
— シネマトゥデイ (@cinematoday) April 8, 2020
でもこのサービスのおかげで、ずっと飲みたかったクリームソーダを堪能できたり、
東京出てきたものの何にもできず帰るのかと思ってたのが、そうじゃなかったと気づけたり、
日々のもやもやが解消される人がいるわけで。
ほんとうにレンタルなんもしない人役は増田貴久しか考えられないくらい増田貴久のレンタルなんもしない人で、テレビの前でドラマのレンタルさんと過ごす時間がすごくすごくいい時間だった#レンタルなんもしない人 pic.twitter.com/rfrjcBNzaP
— ねこ (@neeeekoneeeeko) April 8, 2020
なんもしないのが1番でありながら、私がもっとも苦手なことを職業とするレンタルさん。
全く面識のない人と会い、長い時間を共に過ごす。
それこそ、なんかしてると思いました。
レンタルなんもしない人こと
増田貴久、大天使様の寝顔です
お納めください pic.twitter.com/1tQUAQfjA9— ▽▽ u s h i k o ▽▽@自制中 (@t__00__m) April 8, 2020
でも、落ち込む亜希の横で寝てしまうレンタルさん!すごいと思いました。
あれはできないよ〜。
しかもそれを新幹線から写メるって奇跡じゃないですか〜!
亜希が、東京での最後の1日を明るく締めくくられてよかったです(*´ω`*)
私も東京に住んでみたことありますが、ホント今考えてもなんもなかったなと。
いろいろやってみたんですけどね、なんもなかったわけじゃないんですけどね、結局それは私には向かない、私には地元が合ってるんだとわかっただけでした。
だから、ほんと亜希と一緒だ〜。苦笑
2話では、会社に行くのが辛いので一緒に行ってほしいという依頼と、焼き肉食べ放題につき合ってほしいという依頼のようですね。
なかなかヘビーそうな依頼に、神林くんと金田さんがどう絡んでくるのか?
次回も楽しみです!
ではでは、ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
またの〜。
PS.増田くんがゴシゴシ力強くお茶碗を洗っていたのが印象的でした(=^・^=)