『どんぶり委員長』1話ネタバレと感想│ドン!ぶりと出会ってしまった女子高生

にこ

今回は、2020年10月24日放送『どんぶり委員長』第1話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

ばたふ学園2年C組の学級委員長(伊原六花)は、お嬢様育ちでちょっと高飛車。

 

ある日、委員長はクラスの問題児・吉田(小西詠斗)の作った親子丼を食べて感動!

 

どんぶり飯のとりこになってしまうという、異色のラブコメグルメドラマです♪

原作は市川ヒロシさんの「どんぶり委員長」(双葉アクションコミックス)です。

それではさっそく、1話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ

『どんぶり委員長』1話のネタバレあらすじ

ばたふ学園2年C組の学級委員長(伊原六花)はお嬢様育ちで品行方正。

常に皆の規範であるべく振舞っている。

 

立ったまま、そばを流し込む立ち食い蕎麦なんてもってのほか!

学級委員長たるもの、みんなの手本でなければ…

そう思いながらも、委員長はダシの香りと男たちが蕎麦をすする姿に、ついついヨダレが。

 

「はしたない…」

慌てて委員長が口元を拭いていると、

立ち食い蕎麦からクラスメイトの吉田(小西詠斗)が出てきた。

 

『え?もしかして吉田くん、ここで朝食?高校生が朝から立ち食い蕎麦?』

 

『委員長も食うか?うめーぞ』

 

『は?食べるわけないでしょ?みっともない』

 

委員長にとって、男だらけの狭い店でズルズルと蕎麦をすするなんて言語道断。

 

でも委員長、食いたそうだけどなぁ。だって、ヨダレ拭いてたよな?

 

い、イヤ〜〜〜〜〜!!!

委員長の悲鳴がそこらじゅうにこだました。

 

家庭科の授業

そんな委員長が少々苦手な教科が体育と家庭科。

なんでもキチンとしなくては済まない委員長は、「少々」とか「適量」とか曖昧な表現が苦手なのだ。

 

委員長はレシピの「油」とは何油なのか、

量は大さじなのか小さじなのか、

料理を美味しく作るためにもレシピは正確にしておかないとと友だちに主張した。

 

そこで委員長は先生に質問しようとした。

でも先生は、授業をサボった吉田を探しに行っていた。

 

授業をサボるなんて不良め…

委員長は心の中で呟いた。

チキンソテーを作りなさい!

その頃、吉田は気持ちよさそうに屋上でお昼寝中。

吉田の居場所を突き止めた委員長はクーラーボックスを持って、屋上へ。

 

委員長が『どうして調理実習をサボったの?』と問い詰めると、

吉田は『必要ないかと思って』と答える。

 

『料理なんて教わらなくてもいいし』という吉田に、

委員長は『人生の選択肢を減らしてはいけないわ』とお説教。

『チキンソテーを作れる人生を選択しておけば、必ずあなたの将来のためになる』

 

そう言うと委員長はクーラーボックスに入ったチキンソテーの材料を渡そうとした。

 

すると吉田は無言で逃走!

委員長は『鶏肉…鶏肉!』と言いながらどこまでも追いかけた。

 

吉田の意外な一面

でも委員長は途中で吉田を見失ってしまい、

醤油のいい香りに誘われて大衆料理「ハッピー」へ。

 

『ここに不良が来ませんでしたか?

授業はサボるし、買い食いはするし、

学級委員長の命令は無視するトリプルヤンキーなんです』

 

委員長が店主の飯田路子(宮崎美子)に訴えると、

『あんたって不良なの?』と路子。

するとカウンターの中から『なんだよ、かくまってくれるんじゃないのかよ』と不満げに吉田が姿を現した。

 

吉田が調理実習をサボって食材を無駄にしたことを知った路子は、

『食べものを粗末にするなって何度も言ってるけど!』と怒る。

 

吉田はしぶしぶ委員長からクーラーボックスを受け取ると、

エプロンをして調理を始めた。

 

『これでチキンソテーは腹いっぱいにならねぇなー』

そう言うと、吉田は違うものを作り始める。

 

実はこの店は、昔、吉田の母親が働いていた店だった。

でも吉田が小学生の頃、母親が入院。

吉田は毎日学校帰りにここに来て、晩ご飯を食べていた。

いわばここは、吉田の“食卓”なのだ。

 

その後、吉田の母親が亡くなり、

吉田は路子に『料理を教えてほしい』と頼んだ。

 

だから吉田には調理実習なんて必要ないのだ。

吉田は包丁裁きも鮮やかに、卵を片手で割ると手際よくかき混ぜる。

 

って、ちょっと待って!チキンソテーのレシピにそんなのない!

だって親子丼作るから

 

…丼!?

運命の1杯

丼という言葉を聞いた途端、委員長の様子が激変。

周りの目も気にせず、語り始める。

 

男たちが丼を猫背で抱え込み、

 大きく開けた口で一心不乱に、お米と渾然一体になったものを本能の赴くままにかきこむ料理。

 それが、ドン!ぶり!

 どんぶりご飯!!!』

 

委員長は親から厳しく躾けられた。

食事作法も徹底的に教え込まれた。

そんな委員長が激しく嫌悪するもの…。

それが、どんぶり。

 

ドン、ドンドンドン、ドドンがドン!

ザ・ジャパニーズジャンクフード ドンブリ!

お洒落なチキンソテーになるべく存在した鶏もも肉が、親子丼になるなんて…。

そんなの許せない!

今すぐチキンソテーを作りなさい!

 

だが時すでに遅く、親子丼が完成。

吉田は委員長の目の前で手を合わせると、キラキラと輝く親子丼をかきこみ始めた。

 

そんな吉田の食べっぷりを食い入るように見つめる委員長。

 

『ん?食べるか?』

 

吉田に言われて、委員長はハッとする。

 

『…た、食べない』

 

そう答えたものの、委員長はなんだか気になって夜も眠れなかった。

いったいこの気持ちはなんなのか?

 

これは恋!?

翌日、5限になってようやく吉田が登校してきた。

吉田は机の中に「放課後、家庭教室に来なさい。委員長」と書かれたルーズリーフを発見。

悪い予感に襲われる……。

 

そして放課後。

私、なんだか変なの。…頭から離れないの

誰もいない家庭科室で、委員長と吉田は向かい合う。

 

『あなたが…

あなたがどんぶりをかきこむ姿が!

 

『…は?』

 

『こんな気持ち初めて。

胸が締め付けられるように痛んで、ご飯も喉を通らないの!』

 

そう言うと委員長は胸ではなく、腹を抱える。

 

『これはきっと恋よ!』

グゥ〜〜〜。委員長のお腹が鳴り、『いや、空腹だろ』と吉田はツッコむ。

 

というわけで吉田くん、この私のために恋する親子丼、作ってくれる?

 

委員長は席に座って頬杖をつくと、偉そうに微笑んだ。

 

断る

吉田が呆れて帰ろうとすると、

委員長は吉田が買い食いしている写真や授業をサボっている写真を見せた。

 

『これ、先生に見せていいの?』

 

焦った吉田はその場に正座。『つ、作ります』

 

その姿を見て、委員長は満足そうに『オ〜ホッホッホッ』と高笑いした。

 

吉田のお料理教室

委員長はネットで予習し、親子丼の材料を準備していた。

吉田は『教えてやるから、次からは自分で作れよ』と言い、親子丼を作り始めた。

 

まず水に醤油と酒とみりんと砂糖、そこにだしの素を入れ、かき混ぜる。

 

そして鍋に入れて火にかける。

 

そこに、薄切りにした玉ねぎと一口大に切った鶏もも肉を入れて、弱火で煮込む。

 

『と、ここまではいいか?』

吉田は、熱心にメモを取っている委員長に確認をする。

『ちょっと待って、まだ…』

『調理中は止まれない。ついてこい』

 

それから卵を2個割ってかき混ぜ、

溶いた卵を半分ほど回し入れ、蓋をして2分待つ。

 

2分後、卵が固まったら、残りの卵を入れてさらに1分煮込む。

こうするとより卵がふんわりするのだ。

 

そこで吉田はこの前の親子丼よりグレードアップさせるため、もう1個卵を取り出した。

 

耐熱容器に入れ、黄身が破裂しないように穴をあけて、電子レンジで40秒。

 

この間にご飯をどんぶりによそい、具をのせる。

最後にレンジで作った即席温泉卵をのせたら、

“即席おんたま乗せ親子丼”の出来上がり!

 

初めてのドン!ぶり体験

それを見た委員長は、ビジュアルの美しさに感動!

 

即席半熟卵の圧倒的な存在感といい、

その卵と一刻も早く混ざり合いたそうな鶏肉と玉ねぎたちといい、

…美味しそうすぎる!

 

委員長は思わず叫んでしまい、我に返って『いただきます』と手を合わせる。

 

これが委員長にとって初めてのどん・ぶり。

 

ひと口頬張った委員長はその美味しさに感激しながら、もう一口もう一口と食べ進める。

 

うめぇだろ。でも間違ってる。

どんぶりの正しい食べ方は、“かっ込む”だ!

 

『う、うん!』

委員長は髪の毛を耳にかけると、どんぶりを手に持ち、勢いよく親子丼をかっこみ始めた。

 

バックには和太鼓部の演奏が流れている。

ドドドドドドドドド、ドドンがドン!

 

 

どんぶりをかっ込むって、快・感!

『…なにそれ』

美味しいってこと

 

『ならよかった。じゃあそろそろ、真ん中の半熟卵を割ってみな?』

 

吉田に言われて、委員長はそっと半熟卵の黄身を箸で割る。

するとトロリと黄身が流れ出した。

 

『かっ込め〜〜!』

『ハイ!』

 

和太鼓の音の中、委員長は幸せそうな顔で親子丼をかっ込み続ける。

 

はぁ〜。どんぶりって…はしたない…。

けど、最・高〜!!!』

 

食べ終わった委員長は

『このことを誰かに話したら、…殺すわよ』と吉田に口止め。

 

吉田はコイツもいろいろ大変なんだなと思うのだった。

 

最後は、委員長と吉田がエンディングソングに乗って、ノリノリでダンス!

 

〜2話につづく〜

 

 

『どんぶり委員長』1話の感想

いやー、単純で面白かったです。

夜中なのに親子丼が食べたくなって困る〜。

 

しかも贅沢に卵3個を使った親子丼とか!

“おんたま”とか半熟卵とか、聞いただけで美味しいと思ってしまうのはなぜなんでしょう。

 

うちじゃ、娘ちゃんが鶏もも肉が苦手なため、鶏もも肉ずっと食べてません。

はぁ〜ひさしぶりに食べたいなー。

 

でもドラマを見ていて1番驚いたのは、最初に出てきた立ち食い蕎麦のおつゆの色…。

真っ黒じゃん!(@_@;)

 

このドラマの脚本を書いている俳優の池田鉄洋さんが、蕎麦屋の店長として出ているのも気になったけど、

つゆの色が衝撃すぎて、そちらのほうが気になってしまいました。

 

次回は、なんとどんぶりのハシゴ!?

すっかりどんぶりのとりこになってしまった委員長と、吉田くんの行く末が気になりますね。

 

吉田くんも不良という設定だけど、全然そういうふうに見えなくて、お料理する姿が自然でいいです。

今まで料理は全然したことなかったそうで、特訓されたようです。

卵を片手で割ってるだけで、尊敬しちゃいますね〜!

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの〜。

 

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