にこ

出典 : 公式ホームページ
とつぜん委員長(伊原六花)が『もうどんぶりを作らないで』と言い出し、戸惑う吉田(小西詠斗)。
実は委員長は深刻な問題に直面していたのです…!
それではさっそく、3話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。
『どんぶり委員長』3話のネタバレあらすじ
近所に広島風お好み焼き店がオープンすることになった。
『お好み焼きかぁ…』
吉田(小西詠斗)が呟くと、『…美味しそう~』と言う声が。
見ると隣に委員長(伊原六花)が立っていた。
でも委員長の顔を見た吉田は、じりじりと後ずさり。
『なぜ逃げる』
『だってまた買い食いばらされたくなかったら、どんぶり作れって脅すんだろ!?』
吉田は『誰か助けて~!』と叫びながら全速力で逃げて行った。
広島風と関西風の違い
委員長は吉田に追いつくと、公園でブランコをこいだ。
『どんぶり作れって脅すなんて、ひどい言われようね』
『…その、ごめん』
吉田が謝ると、
『私だって食べるだけじゃなく、料理できるんだからね』と委員長は豪語した。
たとえば、この前家庭科で習ったチキンソテーとか、
お好み焼き。
『へえ~どっち?広島風?それとも関西風?』
『え~と、広島風?』
お好み焼きは、委員長が自分で作れる数少ない料理なのだ。
でも委員長のお母さんは、お好み焼きは庶民の食べ物だと言って、なかなか食べさせてくれなかった。
委員長の家は、父が外交官、母はバイオリニストなのだ。
だが広島風お好み焼きは自分で作らず、お店の人が焼く。
だから委員長が作っていたのは関西風。
広島風は具材を混ぜずに、小麦粉を水で溶いてのばした薄皮の上に
キャベツ、イカ天、豚バラなどをのせ、それをひっくり返して蒸す。
さらにそれを焼きそばの上にのせて、潰した卵の上にのせ、
ひっくり返してソースに青のりをかけたら出来上がり!
それを想像した委員長は、うるうるした瞳で『吉田くん、明日空いてる?』と言った。
『明日、一緒に…』
『…え?』
委員長はタタタタッと子供用の滑り台の上にのぼって腕を組むと、
『私のために広島風お好み焼きでどんぶりを作って、それを私が食べるっていうのはどう?』
と吉田を見下ろした。
委員長は、お好み焼きをご飯と一緒にかっ込みたいのだ!
焼きそばの代わりにご飯を使って、
薄皮はなしにして、フライパンに蓋をして蒸す!
『じゃあ、そういうことで。楽しみにしてるわね』
委員長は言いたいことだけ言うと行ってしまった。
お好み焼きでどんぶり
その後、吉田は大衆料理「ハッピー」の厨房を借りて、お好み焼き丼を試作した。
フライパンでキャベツ、もやし、イカ天、豚バラを蒸してご飯の上にのせ、
ソースとマヨネーズをたっぷりかけ、青ねぎをパラパラ~とのせれば、
ドドンドドン!
広島風お好み焼き風丼の完成だ!
実食!
『はたして美味いのかなぁ?』
吉田が疑問に思いながらも、路子(宮崎美子)と一緒に食べてみると、こいつはうまい!
蒸されたキャベツの甘みともやしのシャキシャキ。
そこに濃厚なソースとマヨネーズ、青ネギの刺激。
イカ天のパンチ力と鰹節の風味が相まって美味しい!
吉田は目を輝かせてどんぶりをかっ込むと、
これを店で出したら革命を起こせるんじゃないかと思った。
フランチャイズにして店を増やして、億万長者に…。
でも『それほどじゃぁないね』と路子。
…これを作ってあげたら、アイツ喜ぶだろうなぁ。
吉田の脳裏に委員長の姿が思い浮かんだ。
にっこりと微笑む吉田を見て、『なんか楽しいことあった?』と路子。
吉田は今はちゃんと学校にも行っているようだ。
委員長の悲劇
しかしその頃、委員長は深刻な状況に直面していた。
お風呂に入っていた委員長は、自分の二の腕がぷにょんとしていることに気づく。
恐る恐る体重計にのった委員長は、
『イヤ~~~~~~~~~~!!!』と叫んだ。
吉田を無視する委員長
翌日、吉田は『この前のどんぶりのことなんだけど…』と話しかけた。
でも委員長は無視して行ってしまう。
その翌日も、委員長は吉田を見ないふりして、スタスタスタ。
『…なんなんだよ』
吉田はわけがわからず、見送った。
そして翌々日、吉田は意を決して教室の席に座っている委員長に話しかけた。
すると委員長は『もう、私のためにどんぶりを作らないでくれる?』と言い出す。
『はぁ?なんだよ、いきなり!』
『とにかく、もういらないの。そもそも私、男くさい食べ物は嫌いだし!』
そう言うと委員長は教室を出て行ってしまった。
『…なんだよ、あの後おまえのために!』
委員長の後を追いかける吉田を見て、
和太鼓部の3人トリオは『どうした、どうした』と大盛り上がり。
『気になる~~』と持っていたバチをエアーで叩いた。
太ってしまった委員長
『何があったんだよ!』
『何もない!どんぶりなんて一生食べたくないだけ!』
吉田は屋上まで委員長を追いかけていくと、
『待てって』と委員長の腕をつかんだ。
すると、プニッ。
『…委員長、太った?』
それを聞き、わっと委員長は泣き出した。
明らかに、どんぶりの食いすぎである。
『うるさい、バカ!嫌い!』
ギュルルルルゥ~~
『委員長、腹減ってるのか?』
『うるさい、バカ、嫌い!』
ギュルルルルゥ~~~
『大嫌い!』
いきなり立ち上がった委員長は立ちくらみを起こして、倒れこむ。
吉田は委員長を抱きとめると、おんぶして家庭科室に向かった。
ヘルシーなどんぶり
『あのな~委員長。いくら太ったからっていきなり減量したら体に悪いぞ』
『女性に太ったとか言わない!』
『…ごめん』
『デリカシーなし!ナンバーワン吉田。私のこと、罠にはめて…信じらんない!』
と、酷い言いようの委員長だが、
そんな委員長のために吉田はヘルシーなどんぶりを作るという。
委員長がいつものように偉そうに見守る中、
吉田はチンゲン菜、にんじん、たけのこ、玉ねぎを切り始めた。
その間、委員長はストレッチをしながら吉田の周りを歩き回っている。
…でもヘルシーなどんぶりなんて無理に決まってる!
今までカロリー無視で作ってきたから美味しかったのに、
ヘルシーなどんぶり?
無理無理無理!
ミッション・丼・ポッシブルよ!
委員長は怪しい動きをしながら考えた。
すると吉田はフライパンに少量の油をしき、野菜を入れて中華スープの素で炒め始めた。
…油?ほらヘルシーじゃないじゃない!
醤油を少し入れたら、水をたっぷり入れて煮る。
…ん?煮る?
そして最後に水溶き片栗粉でとろみをつけて、ご飯の上にかければ、
野菜オンリーのスープあんかけ丼のできあがり!
そのお味は?
ひと口食べた委員長は感激!
…んわ~!空っぽのおなかにしみ渡る~!
野菜って優しくて素晴らしい。。
『しかもこれがカロリーゼロだなんて!』
『いや、ゼロだなんて言ってねぇ』
『嬉しい!』
『だから話聞いて?』
委員長が幸せそうに食べていると、吉田が横で何かを揚げ始めた。
『え?待って?せっかくローカロリーのどんぶりに、高カロリーの鶏のから揚げなんて入れたら』
委員長は慌てるが、それはなんと1個1キロカロリーのマッシュルームのから揚げだった。
ここに残しておいた熱々のあんをかければ、
…いやぁ~~~~
委員長はまた吉田の話も聞かずに、いただきますとどんぶりに飛びついた。
噛むと、きのこの旨みたっぷりのエキスが口の中に溢れだし、
それが餡とからんで、本当に鶏のから揚げを食べているみたい!
しかもこれがカロリーゼロだなんて!
『だから言ってない』
『かっこみ、行きます!』
委員長は目を光らせると、れんげでどんぶりをかっこみ始めた。
そしてすべて食べ終わった委員長は、幸せ~と満足げな笑みを浮かべた。
…私、やっぱりどんぶりが大好き!
《 やれやれ、なんとか元気になったみたいだな 》
吉田が安心して椅子に座ると、
『おかわり!』
委員長は可愛い顔でどんぶりを差し出した。
『委員長、太るぞ!』
それを聞き、委員長はどんぶりを抱え、いや~~~~~!!!と叫んだ。
~4話につづく~
ドラマどんぶり委員長
オフショット!📸
学生に戻った気分でした🐟 pic.twitter.com/Q0ACZahhGe— 小西詠斗 (@Eightkns) November 6, 2020
#伊原六花 #安藤ニコ 出演
BSテレ東「#どんぶり委員長 」
今夜0:00〜 第3話🤟🏽🍚🥢@BS7ch_donburi pic.twitter.com/ADgPfWuV5l— フォスター/フォスター・プラス (@foster_fplus) November 7, 2020
『どんぶり委員長』3話の感想
ふふふ、話を聞いてない委員長と吉田のやり取りが最高でしたね~!
ゼロカロリーだなんてひと言も言ってないのに、思いこむ委員長。
野菜あんかけはヘルシーかもしれないけど、その下の大量のご飯が問題ですぞ!
どんぶりの罠はそこにある!!!
でもやっぱり委員長は幸せそうに食べているほうがいいですね。
吉田が料理してる間に、いろいろ運動している委員長も面白かった。
伊原六花さん、面白いなぁ。笑
吉田との関係も、ほんのりラブ要素が入ってきていい感じ!
次回も楽しみですね~☆
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/
またの~。
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